【家庭でできる】住宅の浸水対策グッズおすすめ18選!ガレージや車の対策も解説(2024年)

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災害大国の日本では、毎年各地で水害の被害が多発しているので「浸水対策」が必要不可欠です。大雨により下水道や川が氾濫しても、住宅やガレージに汚水の流れ込みを防ぎ被害を最小限に抑えられると国や自治体も住宅の浸水対策を推奨しています。

2020年7~9月に発生したゲリラ豪雨の件数は約7万4,000件。2021年は約6万3,000件以上発生しました。毎年多くのゲリラ豪雨が発生しているため「今まで浸水したことのない我が家は大丈夫」はもう通用しません。

参考:ゲリラ豪雨の発生回数は昨年比1.2倍。ウェザーニューズが県別予想|Impress Watch

とはいえ「浸水対策とは?何から始めたらいいの?」「水をせき止めることが家庭・個人レベルで出来るのか不安」「水害対策グッズはどれがいいの?」と、疑問ですよね。

この記事では、住宅で使える浸水対策グッズとそのおすすめランキング、さらに効果的なグッズの使い方をご紹介!車やガレージの浸水対策や、最も被害件数が多い床下浸水の対策方法も解説しています。

この記事を監修した専門家

実践的防災アドバイザー
永山政広
減災研究室ラボラトリー・フィードバック代表/総務省消防庁市町村災害対応支援アドバイザー/日本自然災害学会・日本火災学会会員
元消防士として豊富な災害活動経験がバックボーン。「現場に学ぶ」をモットーに、現在も、災害現場に赴いて調査研究活動を実施。研究成果を市民生活に還元することを目指し、報道番組での解説をはじめ、ドラマの監修、執筆、講演会など、多方面に活動を展開しています。機材を背負い、荒れた災害現場を何十キロでも歩ける健脚が自慢。

※「専門家のおすすめ浸水対策グッズ」以外の商品の選定には関与しておりません。

住宅用の浸水対策グッズ7種類を紹介

住宅用の浸水対策グッズ7種類を紹介

ここでは、住宅の浸水対策に役立つグッズを7種ご紹介します。それぞれにメリット・デメリットがあるため、どれか1つだけを用意するのではなく、複数のグッズを組み合わせて使うのがおすすめです。

  1. 防水テープ:玄関やサッシ周り、通気口などの隙間の止水向け
  2. 水嚢(すいのう):排水口や玄関の止水向け
  3. 土嚢(どのう):玄関やガレージなど屋外での止水向け
  4. 吸水土嚢:土嚢が大量に必要な人におすすめ
  5. 大型水嚢:ガレージや店舗のシャッターなど幅広く止水できる
  6. 止水板:玄関や平坦な場所の止水向け
  7. 防水シート:出入口や窓の止水向け

以下、1つずつ解説します。

浸水対策グッズ1:間を手軽に止水できる「防水テープ」

浸水対策グッズ①:防水テープ

出典:amazon.co.jp

防水テープは、玄関やサッシの周りや通気口など、ちょっとした隙間を手軽に止水できます。また防水シートを貼る・止水板を固定するなど、幅広い使い方が可能。一家に1つは欲しいアイテムです。

特に床下換気口を塞いで床下浸水を防ぐためには必須です。詳しい使い方は「住宅の床下・床上浸水対策の手順と方法」で解説しています。

テープにはガムテープや養生テープなどいろいろな種類がありますが、必ず「防水」と書かれているものを選びましょう。価格帯は10mあたり200〜3,000円ほどと、性能によって差があります。

メリット デメリット
・軽くて扱いやすい
・小さな隙間を塞ぎやすい
・収納しやすい
・剥がす時にノリが残ることがある
・再利用できない

浸水対策グッズ2:「水嚢(すいのう)」は排水口の止水に

浸水対策グッズ③:「水嚢(すいのう)」は自宅で用意可能

出典:amazon.co.jp

水嚢は、ビニール袋に水を入れたもの。ビニール袋があれば自宅で用意できる手軽さが魅力です。排水口止水のマストアイテム。防水シートと組み合わせれば玄関などの止水に使えます。

メリット デメリット
・自宅で用意できる
・後片付けが楽
・排水口の止水に使える
・耐久性がない
・数が必要
・断水時は作れない

浸水対策グッズ3:玄関や屋外なら「土嚢(どのう)」が便利

浸水対策グッズ④:「土嚢(どのう)」は無料で手に入ることも

浸水対策グッズとして、最もポピュラーな土嚢。ポリエチレンなどで編まれた専用の袋に土を入れ、その重みで止水します。積み重ねたり、防水シートや止水板と組み合わせるとより効果的です。

中から土が出てきて周りが汚れる可能性もあるので、玄関やガレージのシャッター、床下換気口など、屋外の止水向き。1袋は20kgほどで、5袋で1m幅の止水ができます。止水できる高さは1段で10〜15cmほど。

土嚢袋は1枚30〜90円ほど。土を別で買うと高額になるので、自宅の庭や畑などで土が手に入る方におすすめです。一般的な土嚢袋の耐久性は3ヶ月ほどですが、劣化防止対策が施された袋は3年ほど屋外で保管できます。自治体によっては無料配布している所もあるので、購入前にチェックしてみましょう。

メリット デメリット
・土があれば安価に用意できる
・無料配布している自治体もある
・何度か使える
・重い
・準備に時間がかかる
・設置に人手がいる
・周囲が汚れる
・保管に場所を取る

浸水対策グッズ4:大量に土嚢が必要なら「吸水土嚢」

浸水対策グッズ⑤:大量に土嚢が必要なら「吸水土嚢」

出典:amazon.co.jp

水に浸すと数分で大きく重くなる「吸水土嚢」。袋の中に吸水ポリマーが入っており、オムツのように一気に水を蓄え、こぼしません。土が不要なので自宅に土がなくてもOK。止水できる高さは10〜20cmほどで、積み重ね方で変わります。防水シートや止水板と組み合わせて使うとより効果的。価格は1袋300〜1,500円と、性能やサイズで差があります。

普段は軽くて薄いので、コンパクトに収納したい方におすすめ。特に、浸水対策を施す箇所が多く大量に土嚢が必要な方に向いています。

メリット デメリット
・収納しやすい
・屋内にも屋外にも使いやすい
・再利用できる製品もある
・吸水後の運搬が重い
・数が必要
・断水時は作れない

浸水対策グッズ5:「大型水嚢」はガレージにおすすめ

浸水対策グッズ⑥:「大型水嚢」はガレージにおすすめ

出典:amazon.co.jp

土嚢の何十個分〜何百個分を1台で代用できる、大型水嚢。高性能のタイプなら36cmまで止水できます。ガレージや店舗のシャッターなど、幅広い部分を一気に対策したい方におすすめ。価格は3,000円〜50万円と、性能や大きさで異なります。

普段は巻いてコンパクトに収納でき、後片付けも水を出すだけでカンタン。再利用もできます。耐久性に優れた製品なら、10年以上保管可能です。

メリット デメリット
・土嚢をたくさん用意しなくていい
・収納しやすい
・後片付けが楽
・再利用できる
・給水後の移動は難しい
・大型は高額
・大型は給水に時間がかかる

浸水対策グッズ6:玄関や平坦な場所の止水向け

浸水対策グッズ⑦:「止水板」は止水力No.1

出典:amazon.co.jp

止水板はL字の形状をしており、何枚か繋げて使用します。浸水した水の重みで板が固定される仕組み。地面にぺったり貼り付いて止水するので、平坦な場所への設置が適しています。他のグッズに比べて止水力が高く、高性能のタイプなら50cmまで止水可能。地下室があるなど、高い止水力を求める方におすすめです。

1枚あたり2〜7kg。土嚢に比べて軽いので移動させやすく、少人数でも素早い設置が可能。組み立てに工具や特殊技術は必要なく、誰でも設置できます。価格は1枚6,000円〜5万円と、サイズや止水力によってピンキリ。使用しないときは折りたたんだり重ねたりして収納できます。

メリット デメリット
・止水力が高い
・土嚢・水嚢より準備が簡単
・やや収納しやすい
・再利用できる
・他のグッズより高価
・凸凹面に設置しづらい

永山政広

様々な浸水対策グッズがありますが、残念ながら「これさえあれば」という万能タイプは期待できません。どこで、どう使えば効果があるのかを確認したうえで選ぶとともに、事前に使い方をマスターしておくのも重要です。
さらに保管場所も工夫が必要です。特に複数のグッズを組み合わせる場合、分散して保管しておくと探すのに手間取ることもしばしば。セットで置いておくと作業に移りやすくなります。

浸水対策グッズ7:出入口や窓の止水ができる「防水シート」

浸水対策グッズ②:防水シート

出典:amazon.co.jp

防水シートは、水を通さないシートのこと。出入り口や窓の止水に使えます。災害対策用に作られたシートと、一般的に「ビニールシート」「ブルーシート」と呼ばれる多用途のシートの2種類があります。室外機や高価な家電を包んで水から守れるため、枚数があればあるほど便利なアイテム。畳んでコンパクトに収納できる上、乾かせば繰り返し使えるのが魅力です。

上記画像のような災害対策用のシートは強い水圧に耐えられる仕組みで、シートとテープだけで止水できます。価格は140×100cmで5,000円前後。

多用途のシートは単体だと強い水圧に耐えられませんが、土嚢や水嚢などの重しと組み合わせると効果的に止水できます。価格は1.8m四方で400〜600円ほどと、災害対策用よりも安価です。

メリット デメリット
・畳んで収納しやすい
・多用途シートはキャンプや園芸にも使える
・繰り返し使える
・災害対策用シートは種類が少ない
・テープや土嚢など他のアイテムも必要

浸水対策グッズ選びは、止水できる高さをチェック

より効果的な対策をするために、自宅の周りで想定されている浸水リスクやその他の被害の可能性を把握しましょう。「ハザードマップ」で確認できます。

ハザードマップで災害が起きた時の自宅周辺のリスクを確認

ハザードマップには「土砂災害」や「火山」など災害ごとに種類がありますが、浸水対策をする上で参照すべきハザードマップは「洪水」「内水」「高潮」「津波」「ため池」などをチェックしましょう。(※自治体によってハザードマップが指す名前や種類が異なります。)

上記画像は、江戸川区が公開している洪水・高潮などの水害ハザードマップの一例です。浸水しやすい地域ほど色が濃くなっています。

ハザードマップとは?
災害が起こった時のリスクがわかりやすく色分けされている地図のこと。過去の災害被害を元に自治体が作っています。

どれくらい浸水する可能性があるかもチェック

自宅や車庫・事業所がある場所は、何メートルくらい浸水する可能性があるのか?ハザードマップを見て確認しましょう。

ハザードマップは、自治体のHPの他、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」に自分の住所を入力しても確認できます。災害発生時はアクセスしづらくなるため、平時に確認し印刷しておくのがおすすめです。

参考:ハザードマップポータルサイト|国土交通省

編集部

多くの「浸水ハザードマップ」は河川の水があふれる外水氾濫と、排水しきれない雨がたまる内水氾濫の両方を表しています。しかし、まれにどちらか片方だけの場合もあります。ハザードマップを見るときは「これは何のリスクを示しているか?」をきちんと確認しましょう。

止水できる高さや範囲で選ぶ

グッズごとの止水できる高さは?No.1は「止水板」

出典:amazon.co.jp

先ほどの章で紹介した「住宅用の浸水対策グッズ7種類」から、グッズごとの止水できるおおよその高さを一覧表にしました。製品により性能に差があるので、あくまで参考程度として下さい。

浸水対策グッズ 止水できる高さ
防水テープ 貼る範囲による
防水シート 製品による
水嚢 1段で6~7cm
土嚢 1段で10c~15cm
吸水土嚢 積んで10~20cm
大型土嚢 最大で36cm
止水板 最大で50cm

永山政広

自宅周辺の浸水リスクを把握しておくことが重要です。リスクの度合いによって対策が変わってくるからです。
ただし、リスクが低いからと安心して何も準備をしないのも問題があります。近年の異常気象により、予想外の浸水が発生することも考えられます。「もしかしたら」の発想で準備を進めましょう。

専門家のおすすめ浸水対策グッズ

この記事を監修した永山政広さんがおすすめする浸水対策グッズを1つご紹介します!

【防水テープ】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。

ここからは、浸水対策グッズごとの人気おすすめランキングを紹介します。まずは、床下浸水を防ぐのに必須の「防水テープ」です。

商品最安価格サイズ展開材質
[グローバルアーク] 浸水対策 防水テープ ウォータープロテクトテープ WPT(幅15cm×10m)楽天市場¥2,600 AmazonYahoo!幅7.5cm×10m、幅15cm×10mポリ塩化ビニル
[3M] 浸水対策 防水テープ 防水気密テープ50 片面(幅5cm×20m)楽天市場¥1,075 AmazonYahoo!幅5cm×20m、幅7cm×20mポリエチレンクロス
[コニシ] 浸水対策 ボンド 気密防水テープ 片面粘着 VF420A(幅50mm×20m)楽天市場¥1,201 AmazonYahoo!幅50mm×20m、幅75mm×20mポリエチレンクロス、アクリル樹脂

【防水テープ】浸水対策グッズおすすめランキング3選

【止水板】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

設置や移動が簡単な上、止水力も高い止水板。コンパクトに収納でき、再利用もできます。

商品最安価格止水の高さサイズ重さ使い方
[日大工業] 浸水対策 止水板 備えあれ板 (3枚セット)楽天市場¥18,400 AmazonYahoo!表記なし幅70×高さ50×奥行40cm/厚さ3mm1枚で2.3kg板同士を一部重ねて、付属のクリップで固定(工具不要)
[ノアック] 浸水対策 止水パネル ボックスウォール BoxWall BW52(2枚セット)¥96,000 楽天市場AmazonYahoo!50cm98×68×53cm1つ6.2kg板同士を一部重ねて、付属のクランプで固定(工具不要)
[Denilco] 浸水対策 止水パネル ストップタップ Stop Tap DZ50楽天市場¥16,860 AmazonYahoo!表記なし幅70.5×高さ52.8×奥行68cm1枚3.8kg板同士の接続部分を繋ぐ

【止水板】浸水対策グッズおすすめランキング3選

【防水シート】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

水を通さない防水シートは再利用可能な上、たためて収納できて何かと便利。土嚢や水嚢と組み合わせると効果的です。

商品最安価格サイズ展開重さ耐久年数材質
[くればぁ] 浸水対策 防水シート(140cm×1m)楽天市場¥5,390 AmazonYahoo!(高さは140cm固定)幅は1mから50mまでの14種類1mあたり120g5年
[ユタカメイク] 浸水対策 防水シート ODグリーンシート #3000(1.8×1.8m)楽天市場¥537 AmazonYahoo!(単位はm)1.8x1.8、1.8x2.7、2.7x3.6、3.6x5.4、5.4x5.4、5.5x7.2、7.2x9.0、10x101.8x1.8:500g、1.8x2.7:800g、2.7x3.6:1500g、3.6x5.4:3kg、5.4x5.4:?、5.5x7.2:6kg、7.2x9.0:10kg、10x10:15.5kg1年ポリエチレン
[アイリスオーヤマ] 浸水対策 防水シート ブルーシート #3000 B30-1818(1.8×1.8m)楽天市場¥1,033 AmazonYahoo!1.8x1.8〜10x10mまで18種類1.8x1.8:450g、10x10:15kg1年ポリエチレン、PPテープ

【防水シート】浸水対策グッズおすすめランキング3選

【土嚢袋】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

土が手に入る環境なら、安価にたくさん用意できる土嚢。防水シートや止水板と組み合わせると効果的です。

商品最安価格サイズ展開材質
[熱田資材] 浸水対策 パワー土のう袋 10枚入 PE-401(48×62cm)¥592 楽天市場AmazonYahoo!48×62cmポリエチレン
[アイネット] 浸水対策 土のう袋 ハイグレード 50枚入 DB50(48×62cm)楽天市場¥2,361 AmazonYahoo!48×62cmポリエステル
[オオチワークス] 浸水対策 ブラック土のう 200枚入(48×62cm)楽天市場¥11,365 AmazonYahoo!48×62cmUV剤配合ポリエチレン

【土嚢袋】浸水対策グッズおすすめランキング3選

【吸水土嚢】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

コンパクトに収納でき、いざ使う時は大きく膨張する吸水土嚢。防水シートや止水板と組み合わせると効果的です。

商品最安価格使用前のサイズ/重さ吸水後のサイズ/重さ止水の高さ使える水使い方捨て方使用期限材質
[アイリスオーヤマ] 浸水対策 吸水土嚢 緊急簡易土のう スタンダードタイプ(10枚)楽天市場¥4,080 AmazonYahoo!スタンダードタイプ:57×48cm/110g ロングタイプ:140gスタンダード:55×40×7cm/16kg ロング:75×20×10cm/18kgスタンダード:3段重ね時で20cm ロング:2段重ね時で15cm淡水20Lの水に沈めて5分天日干しして燃えるゴミへ(再利用不可)なしポリエチレン、吸水ポリマー
[日水化学工業] 浸水対策 吸水性土のう アクアブロック ND10(30枚)¥27,915 楽天市場AmazonYahoo!42×30cm/200g?/8kg表記なし真水溜まった水に浸けて3分/屋外で陰干しすると再利用が可能乾燥後に燃えるゴミへ4〜5年天然麻繊維、高吸水性ポリマー
[トンボ工業] 浸水対策 吸水性土のう スーパーダッシュバッグ DBW-02 (10袋)楽天市場¥12,974 AmazonYahoo!400x360x15mm/270g400x360x15/20kg表記なし中性の水(酸性・アルカリ性はNG)水中に沈めて2分天日干しして燃えるゴミへ(再利用不可)4年不織布、吸水性ポリマー

【吸水土嚢】浸水対策グッズおすすめランキング3選

【大型水嚢】浸水対策グッズおすすめランキング3選の比較一覧表

幅広い範囲を一気に対策できる大型水嚢。コンパクトに収納でき、再利用もできます。

商品最安価格サイズ/重さ/容量止水の高さ
[平城商事] 浸水対策 大型水嚢 イージーダム(高さ20×25×180cm)楽天市場確認中 AmazonYahoo!(高さ×幅×長さ)10×20×180cm、10×20×365cm/1.3kg/58L、20×25×180cm/0.9kg/72L、20×25×365cm/1.6kg/144L、35×57×180cm、35×57×365cm、35×57×725cm表記なし
[タカミヤ] 浸水対策 大型水嚢 タイガーダム XTD50¥474,100 楽天市場AmazonYahoo!乾燥時:長さ16.46m×幅75cm/27kg 注水時:長さ16.46m×幅55cm×高さ48cm/2727kg/2700L36cm
[グリーンテック] 浸水対策 大型水嚢 スタンドタイプの水のう袋(5枚入)¥3,828 楽天市場AmazonYahoo!完成時:幅33×奥行22×高さ30cm/0.8kg/25L15〜20cm

【大型水嚢】浸水対策グッズおすすめランキング3選

まず最初にやるべき浸水対策の手順と方法

住宅の床下・床上浸水対策の手順と方法

この章では国土交通省のパンフレットの情報をもとに、家庭で個人が出来る浸水対策の手順と方法を紹介します。

参考:家庭で役立つ防災|国土交通省

  1. 土嚢は、何もない時に準備
  2. 自治体や国からの正確な「情報」を仕入れる
  3. 雨の前に「雨水ます」と、建物の不良箇所を確認
  4. 床下浸水対策は「基礎の換気口」を塞ぐ
  5. ガレージや店舗など、地面と同じ高さにある入り口は早めに浸水対策を
  6. 床上浸水対策は「出入り口」「排水口」を塞ぐ
  7. 貴重品や家財を、高い所に移す
  8. リスクが去ったら、早めに片付ける

中でも盲点になりがちなのは、住宅の床下浸水対策!比較的被害が大きくなる床上浸水に気を取られ、床下浸水対策がおろそかになります。床下浸水も忘れずに対策しましょう。

全ての浸水対策は、警戒レベル2までに作業して下さい。警戒レベル3以降の作業は諦め、速やかな避難を優先して下さい。

また、ここで紹介する浸水対策は簡易なものです。初期の浸水被害を軽減することはできても、完全に浸水を防ぐ方法ではありません。津波や大規模な洪水の被害は防げません。

土嚢は、何もない時に準備

土嚢は、何もない時から準備

浸水対策に土嚢を使う予定の人は、平時に土嚢を作っておきましょう。数と人手が必要なので、雨が降ってきてから土嚢を準備するのは不可能です。

土嚢は1袋20kgが目安で、間口1mあたり5袋ほどが必要です。2段積むなら10袋あると良いですね。1段で10〜15cmの高さの止水ができますが、あまり積むと崩れるので最大3段までにしましょう。「玄関1.5mと掃き出し窓3mと床下換気口5ヶ所」など設置箇所の数と幅の長さを洗い出し、止水したい高さを考えて必要個数を準備・保管して下さい。

土嚢を無料配布・貸与をしている自治体もあります。配布まで時間がかかることがあるので、平時に連絡して入手しましょう。世帯ごとに個数制限がある場合もあります。

自治体や国からの正確な「情報」を仕入れる

自治体や国からの正確な「情報」を仕入れる

大雨が降りそうだと耳にしたら、自治体や国の省庁など信頼できる情報源から正確な情報を仕入れましょう。テレビ・ラジオ・新聞は、「〇〇によりますと…」と情報源を明示して報道するのでそこに着目して下さい。1番のおすすめはラジオの「コミュニティFM」や自治体のHPなど、自分の住所の近くで発信されるメディアからの情報収集です。以下はおすすめの情報入手手段の一例です。

テレビ 自治体メール
ラジオ 雨雲レーダー
新聞 気象庁の防災情報
防災無線 国土交通省「川の防災情報」

Twitterやブログでは、自治体や省庁が発信しているもの以外の情報は鵜呑みにしないようにしましょう。発信者が何者かわからない場合、事実と異なる情報が発信されることがあります。

雨の前に「雨水ます」と、建物の不良箇所を確認

雨の前に「雨水ます」と、建物の不良箇所を確認

大雨の予報が出たら、雨が降る前にやることがあります。優先してやってほしいのは、「雨水ます」の掃除と点検。ゴミなどで雨水ますが塞がれると、自宅の敷地や近くの道路が冠水する可能性が高くなります。雨水ますの蓋を開けて落ち葉やゴミなどを撤去し、排水路を確保しましょう。

次に建物の安全確認をし、必要があれば修理します。点検ポイントは主に以下の5つ。

雨どい 破損がないか
落ち葉・土砂が詰まってないか
瓦・トタン ヒビ・割れ・ズレ・はがれがないか
外壁 亀裂がないか
ガラスにヒビはないか
窓枠はガタついていないか
雨戸 ガタつき・ゆるみがないか
浄化槽 フタが閉まっているか

永山政広

ゲリラ豪雨のときは、1つの雨水ますが詰まっただけで敷地全体が冠水してしまうこともあります。点検のポイントは、雨が降る前に行うことです。雨水の流れができてしまってからでは、ゴミなどを除去するのが困難になるからです。
すべての対策に共通するのは、余裕のあるうちに完了しておくことです。

床下浸水対策は「基礎の換気口」を塞ぐ

「基礎の換気口」を塞ぎ、床下浸水を防ぐ

ハザードマップで色がついていない人も、色が薄い人も、雨が降る前に対策すべき場所が床下。床下浸水とは、建物の基礎部分に水が入ってしまうこと。床下浸水は水位の上昇がわずかでも発生するため、最も身近な水害と言えます。2019年に発生した令和元年東日本台風では床下浸水が5万件超あり、床上浸水の27,509件と倍近い被害件数となりました。
参考:国土交通省プレスリリース

床下浸水すると復旧するため業者に頼んだ場合20万~100万円くらい掛かるのに、保険適用とならない場合がほとんど。床上浸水に比べて軽視されがちですが、しっかり対策しましょう。

床下浸水対策の方法は、家の基礎が「布基礎」か「ベタ基礎」かで変わります。自宅の基礎がどちらか下記を見てチェックして、対策して下さい。

「基礎」とは?
全ての建物にあり、建物を支えています。ほとんどの木造住宅は、コンクリートで出来た基礎が地面のすぐ上にあります。基礎の中には防湿のための空間があり、基礎の外壁に開いた換気口によって基礎内の空気が入れ替わるようになっています。この換気口から水が入る現象が「床下浸水」。ただし、常に換気口を塞いでいると基礎の中に湿気が溜まって家が腐るので、浸水リスクが過ぎたら塞ぐのを止めましょう。

布基礎である古めの住宅は、四角い換気口を塞ぐ

古めの住宅(布基礎)は、四角い換気口を塞ぐ

1995年ぐらいまでに建てられた住宅は、換気口が4m程度の間隔で設置されている基礎が主流となっています。換気口の形は長方形が一般的ですが、丸型もあります。

対策の方法は、この換気口から水が入らないよう、土嚢類や、防水テープ+ベニヤ板などで塞ぐこと。

上記画像ように換気口が点在している基礎は「布基礎」と呼ばれます。後述するベタ基礎と比べて低い水位でも床下浸水してしまうので、より一層の警戒が必要です。

上記のように、床下換気口の浸水対策専用グッズもあります。浸水リスクが高い方は検討してみましょう。

ベタ基礎である新しめの住宅は、家の外周にテープを貼る

新しめの住宅(ベタ基礎)は、家の外周にテープを貼る

出典:amazon.co.jp

1995年以降に建てられた住宅は、コンクリートで出来た基礎部分と床の間に2cmほどの空間があり、それが家の外周をぐるっと一周して換気をしているタイプが主流です。住宅によっては空間にパッキンがついていることもあります。

対策の方法は、通気口を防水テープで完全に覆うことです。テープは外周分の長さが必要です。

注意
テープは濡れた面に貼ると粘着力が下がるので、雨が降る前に作業を完了させましょう。

このように換気口が全方向にある基礎は「ベタ基礎」と呼ばれます。ベタ基礎は布基礎よりも換気口の位置が高いので床下浸水リスクは低いですが、いざ浸水してしまうと簡単には水が抜けず、大掛かりな復旧作業が必要になります。

床下浸水対策グッズまとめ
  • 布基礎:土嚢類・防水テープ・板など
  • ベタ基礎:防水テープ

換気口の他に、基礎には電気系統のための穴が開いていることがあります。わかる場合は防水テープなどで塞ぎましょう。不安な場合は自宅の設計図を確認したり、家を建てた建築業者に確認してみると安心です。また、基礎にヒビ・クラックがある場合はそこから染み込むこともあるので、防水テープなどで塞いで対策して下さい。

編集部

工法によっては、基礎の中に空間がないグランドスラブ工法などによる建物もあります。その場合は換気口も存在しません。

ガレージや店舗など、地面と同じ高さにある入り口は早めに浸水対策を

ガレージや店舗など、地面と同じ高さにある入り口は早めに浸水対策を

一般的な住居には基礎部分があるためすぐには床上浸水しませんが、ガレージや店舗のように、道路と入り口が同じ高さにある場合は低い水位でもすぐに水が入って来るので早めに浸水対策が必要です。周辺の道路が冠水する前に作業を完了させましょう。

シャッター・自動ドアには、土嚢・吸水土嚢・大型水嚢と防水シートの組み合わせや、止水板が効果的です。

シャッターには専用の防水シートや、シャッター下部に止水機能が付いている「止水シャッター」という製品もあります。自動ドアには専用の止水シートで工事が必要な「止めピタ」という製品もありますので、興味がある方は検索してみて下さい。

自家用車を立体駐車場に避難させる

自家用車を立体駐車場に避難させる

自家用車やバイクを屋外に平置きしている人や、ガレージの浸水対策が難しい方は、自家用車を有料の立体駐車場に移しましょう。店舗併設の無料の駐車場や、高台に置きたい場合は、事前に土地の所有者に許可を得て下さい。大雨が降ると公共交通機関が麻痺して駐車場から自宅に帰れなくなるので、雨がひどくなる前に移動を完了させ、自宅に戻ることが大切です。

移動させられない時は、カースロープを使って前方を高くしたり、前方をジャッキアップしたりしてエンジン部分だけでも守るという方法があります。しかし、これは最終手段。強風で転落する危険もあるので、留意しましょう。

また、マフラーに新聞紙やビニール袋などを詰めて塞ぐと浸水対策になりますが、これも応急処置。完全に浸水を防ぐことはできないようです。

室外機の浸水対策をする

室外機の浸水対策をする

エアコンの室外機を地面に置いている方は、雨がひどくなる前に対策しましょう。室外機は、下や真横が水没すると壊れます。

対策の方法は「ブロックなどで一時的に高くする」「防水シートで包んで防水テープで密封する」「土嚢で室外機を包んでおく」などがあります包んでいる間はエアコンは使えないので、注意して下さい。

エアコンの中には、専用の室外機カバーが別売りで存在する製品もあります。

地面と同じ高さの浸水対策グッズまとめ
  • シャッターや自動ドア:土嚢類+防水シート、止水板
  • 自家用車:カースロープ、ジャッキ
  • 室外機:ブロック、防水シート+防水テープ、土嚢、室外機カバー

永山政広

屋外灯などの電気設備が低い位置にある場合、そこまで水位が上昇してしまうと漏電が発生し、家全体の電気トラブルにつながることがあります。防水措置を行うほか、コンセントで接続されているものなら、あらかじめ抜いておくといいでしょう。分電盤で系統が確認できる場合は、その回路だけ切っておくことも被害を少なくするのに役立ちます。

床上浸水対策は「出入り口」「排水口」を塞ぐ

床上浸水対策は「出入り口」「排水口」を塞ぐ

大雨も止まず、「水が入ってくるかも」と感じたら、床上浸水の対策をしましょう。対策が必要な場所は「出入り口」と「排水口」の2点です。

床上浸水するとほぼフルリノベーションが必要となり、復旧に1500万円くらい掛かることがあります。

出入り口を、土嚢や止水板などで塞ぐ

出入り口を、土嚢や止水板などで塞ぐ

「出入り口」とは、玄関・勝手口や、人が出入りできる窓である掃き出し窓など水が入ってきそうな場所のこと。地面に近い位置から、以下のように対策します。

  • 玄関の前に土嚢類を隙間なく積む
  • 出入り口を、止水板代わりとして机など長い板で塞ぎ、土嚢類で固定
  • 土入りプランターや水入りポリタンクなどの重い物を防水シートで巻き玄関に置く

土嚢の積み方

土嚢・吸水土嚢の積み方

引用:江戸川区

土嚢や吸水土嚢を積む時は、隙間を無くすのが重要です。以下に、効果的に土嚢類を設置するコツをまとめました。

  1. 浸水対策をする場所に、防水シートを敷く
  2. 土嚢の縛り口を家側の内側に向け、上流側から並べていく
  3. 土嚢を1段並べたら足で踏み固め、隙間が無いよう密着させる
  4. 2段目より上は、レンガのように直下の段と互い違いに積む。最大3段まで
  5. 積み終えたら、防水シートで道路側に向かって外側から家側の内側へ包む
  6. 他の土嚢や石などの重しで防水シートを固定する

防水シートは、レジャーシートやゴミ袋でも代用できます。

永山政広

出入り口の浸水対策を行う場合、避難するときのことを頭に入れておきましょう。土嚢などが邪魔をしてドアが開かなくなることもあるからです。
床上浸水の可能性が高い場合は、浸水対策をしたうえで早めに安全な場所に避難しておくことをおすすめします。もし急激な増水等が発生したときは、浸水対策を諦め、身の安全を優先するという頭の切り替えも重要です。

排水口を水嚢で塞ぎ、逆流を防ぐ

下水につながる排水口を水嚢で塞ぎ、逆流を防ぐ

排水口を塞ぐ対策も忘れずに行いましょう。周囲の水位が急激に増えると下水が逆流し、排水口から下水が噴き出ます。せっかく外からの浸水を防いでも排水口から床上浸水することもあります。

塞ぐべき排水口の一例は以下の通り。基本的に水回りにあるので、自宅で水嚢を作って塞ぐのが手軽でおすすめです。

  • トイレ
  • 台所・シンク
  • 洗面所
  • 風呂場・浴槽の中と外
  • 洗濯機の排水ホースの先
注意
トイレを塞いでしまうと、その後、用が足せなくなります。自宅に非常用の簡易トイレや携帯トイレをストックしておき、浸水対策時に使いましょう。

関連記事:消臭・抗菌作用も!非常用トイレおすすめ20選|衛生的に使えるのは?自作の作り方も紹介

床下収納を塞ぐ

床下収納を塞ぐ

床下が浸水してしまった場合、床下収納のフタが開いて水が入ってきてしまうことがあります。床下収納のフタの上に重い物や水嚢・土嚢などを置き、フタが開かないように対策しましょう。

床上浸水対策グッズまとめ
  • 出入り口:土嚢類、止水板、防水シート
  • 排水口:水嚢
  • 床下収納:水嚢や土嚢など

貴重品や家財を、高い所に移す

貴重品や家財を、高い所に移す

どんなに対策しても、周囲の水位が増えすぎると浸水を防げなくなります。その時は少しでも被害を少なくできるように、貴重品や高価な家財を2階や棚の上などの高い場所に避難させましょう。重い家電や畳などは、テーブルの上に上げるだけでも違いますよ。

以下は、避難させるべき物品の一例です。

  • 重要書類(免許・健康保険証・通帳・権利証・母子手帳など)
  • 現金
  • パソコン・テレビなど高価な家電
  • 数日分の衣類

リスクが去ったら、早めに片付ける

リスクが去ったら、早めに片付ける

台風が過ぎ去る・線状降水帯が過ぎ去るなど、リスクが去ったことを確認できたら、浸水対策した箇所を早めに片付けましょう。

  • 排水口を塞いだ水嚢などを撤去
  • 出入り口や床下収納を塞いだ土嚢などを撤去
  • 室外機の包みを撤去
  • 自家用車のジャッキアップなどを解除
  • 床下換気口を塞いだテープなどを撤去

特に、基礎の床下換気口のテープを剥がさないまま放置すると、基礎の中の空気が滞留して家が腐るおそれがあります。忘れずに換気口を確保しましょう。

【応急処置用】家庭にあるもので出来る浸水対策

家庭にあるもので出来る浸水対策

浸水対策グッズの購入が間に合わなかった場合、家にある物を使って浸水を軽減できることがあります。いざという時の応急処置として覚えておくと役に立つかもしれません。

ビニール袋と段ボールで「強度がある簡易水嚢」

  1. 40リットル容量前後のゴミ袋を二重にし、中に約20kgの水を入れる
  2. ①で出来た簡易水嚢をいくつか段ボール箱に入れる
  3. ②をいくつか作り、隙間なく並べて連結させる

①の袋だけでも簡易水嚢として使えますが、段ボールに入れることで水嚢同士を重ねることができ、より強度が増します。

机で「簡易止水板」

机など長い板で出入り口を塞ぎ、それを土嚢や水嚢で固定すると「簡易止水板」になります。

レジャーシートで重しを包み「簡易土嚢」

「土を入れたプランター」や、「水を入れたポリタンク」など、一定の重さがあるものにレジャーシートを巻いて連結すると、簡易土嚢として使えます。玄関の止水などに役立ちます。

浸水対策以外に必要なアイテム

避難する時に必要なもの

浸水対策も大切ですが、それより大切なのは避難して命を守ること。すぐに避難できるよう、必要なものをまとめた非常用持ち出し袋や防災リュックを用意しておきましょう。詳しい中身は以下の記事をご覧下さい。

関連記事:【プロが教える】防災リュック単品おすすめ13選|中身リストと作り方も解説【2022】

関連記事:【2022年最新版】プロが教える防災セット おすすめ20選!災害時に本当に必要なものを徹底解説!

自宅滞在・自宅避難に必要なもの

自宅滞在(自宅避難)に必要なもの

想像を超える速さで周囲が浸水してしまうと避難もできず、自宅の2階などで難を逃れないといけないこともあります。難が去るまで、もしくは救助が来るまで自宅で凌ぐためのアイテムをまとめました。

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暴風対策に「養生テープ」

台風などで強風が吹くと、飛来物で窓ガラスが割れることがあります。養生テープを窓ガラスに米印状に貼れば、貼らない時と比べて強度が上がりますよ。養生テープは簡単に剥がせるテープなので、ノリの跡も残りません。

シール剥がし液・接着剤剥がし液

防水テープのおかげで浸水は防げたけど、テープの粘着剤が残ってしまった…そんな時は、剥がし液を使いましょう。「シール剥がし」は下地を傷つけにくいので、外壁の塗装面などにも使用しやすいのが魅力。一方、「接着剤剥がし」は強力なので、頑固な粘着剤におすすめです。

浸水対策まとめ

浸水対策まとめ

この記事では、水の侵入を防ぐ方法についてお伝えしました。

浸水対策のポイント
  • 浸水対策グッズは複数を組み合わせて使うと効果的
  • ハザードマップで浸水リスクを把握しておく
  • 警戒レベル2までに対策し、3以降は避難を優先
  • 床下浸水対策は「基礎の換気口」を塞ぐ
  • 床上浸水対策は「出入り口」「排水口」を塞ぐ

大雨のたびにニュースで「観測史上初となる」と耳にしますよね。「今までここは大丈夫だったから、今回も大丈夫」という希望的観測は、今後通用しなくなります。浸水は最も身近な災害で誰にでも起こりうる災害です。

しかし大雨は、地震と違って事前に予測や対策ができます。いたずらに恐れるのではなく、浸水対策や避難に必要なものをしっかり準備して、自分や家族の命・財産を守りましょう。