【100均商品も】エマージェンシーシートおすすめ20選!普段使いや効果もご紹介!

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エマージェンシーシート

普段はポケットサイズなのに、万一の時に体を温め、命を救ってくれるエマージェンシーシート(サバイバルシート)。緊急時だけと思いきや、実は普段使いもバリバリできちゃいます。

ダイソーなど100均でも手に入りますが、性能の違いはどのくらいあるのでしょうか?

そこで今回は、様々な遭難現場や災害を取材してきたライター「ちかこ」が、エマージェンシーシートの選び方と使い方、おすすめランキングを紹介します。

普段使いできる場面の紹介やエマージェンシーシートの効果も解説していますので、ぜひご覧下さい。

この記事を書いた専門家

元・報道記者&1児の母
ライターネーム ちかこ
2013〜2017年 報道記者/2017年 登録販売者(医薬品販売の専門資格)試験合格
テレビ局の元・報道記者。山岳遭難事件(滑落・噴火・雪崩・道迷い)や、地震・台風・大雨・洪水・土砂崩れ・土石流・地盤沈下・大雪・原発事故などの災害を取材。2019年から育児中。

エマージェンシーシート(サバイバルシート)とは?用途と効果を解説

エマージェンシーシート

エマージェンシーシート(サバイバルシート)とは、ごく薄い素材で作られたシートのこと。毛布や膝掛けがない状況(キャンプ時、遭難時、災害時)で体に巻き、体温を保つのに使います。防風・防寒・防水ができます。

エマージェンシーシートは別名がたくさんあり、アルミシート、アルミブランケット、保温シート、防寒シート、サバイバルシート、レスキューシート、エマージェンシーブランケット、ヒートシートなどとも呼ばれます。

いろいろ使えて緊急時にも役立つ!エマージェンシーシートのメリット

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エマージェンシーシートは風や水を通さない素材で作られているため、緊急時に雨風から身を守り、体温を保てます。あらかじめ備えておけば、万が一、寒い環境に放り出された場合でも、危険な状態に陥る可能性を減らせるでしょう。

畳むとポケットティッシュくらいの小ささになるため、持ち運びやすいのも魅力。重さは一般サイズで50~90g程度しかありません。簡易テントや日除け、マットの代用など使い道も多く、また安く手に入るため、防災用に備えておきやすいのもメリットです。

通気性が悪く耐久度が低いのはデメリット

不満がない人

エマージェンシーシートは緊急時に体温を維持するのが目的のため、風を通しません。普段使いを考えている場合は、熱や湿気がこもりやすいことに注意しましょう。

安く購入できる反面、耐久性が低く使い捨ての製品が多いのもデメリットの1つです。耐久面が不安な場合は生地の厚い製品を選ぶか、必要な数より多めに備えておくのがおすすめです。

エマージェンシーシートが無いとどうなる?

低体温症

雨風などで冷えて体温が35度以下になると「低体温症」となり、震えたりヨロけたり眠くなったりします。さらに体温が下がり震えが止まってしまうと心肺停止につながります。

低体温症になったらすぐに医療機関に搬送しなければなりませんが、災害時やアウトドアではこれが難しくなります。

雨や風が主な原因のため、季節に関係なく危険があります。過去には、真夏でも発症から2時間で亡くなったケースがあります。

栄養不足・水分不足・疲労が重なるとさらに発症しやすいため、災害時や避難中は注意が必要です。
(参考:避難所での低体温症対策|山岳医療救助機構

ちかこ

エマージェンシーシートはあってもジャマにならないので、絶対に防災セットやアウトドアセットに入れて欲しい一品です。可能なら1人1枚を。私も登山中は常に持ち歩いていました。

エマージェンシーシートの選び方

  • アウトドア用なら、多用途で使える製品がおすすめ
  • 登山用なら【リバーシブル】がおすすめ
  • 防災用なら【静音タイプ】がおすすめ

アウトドア用なら、多用途で使える製品がおすすめ

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体に巻いて防寒できるのはもちろんのこと、

  • 寝袋(シュラフ)にもなる
  • タープ(日除け・雨避け)やグランドシートにもなる
  • 簡易テントにもなる

と、いろいろな用途で使えるエマージェンシーシートがあります。ただしシートは薄いため、単体で寝袋やテントとして使うには不十分。

例えば通常の寝袋(シュラフ)の上に、寝袋状のエマージェンシーシートをかぶせて保温するなど、補助的な道具と考えましょう(その際、シートの内側が結露するので、寝袋は防水のものを使いましょう)。

多用途で使える製品は耐久性があって繰り返し再利用できるぶん、重く大きくなります。登山に持っていく方は注意。また、価格も上がります。

1.寝袋にもなるエマージェンシーシート

寝袋タイプは筒状になっているため、体から足先までをすっぽり覆って保温できます。緊急時に避難先や外で寝なければならない場合もそのまま使えるため便利です。

冬キャンプにもおすすめ。キャンプで使用する場合は、そのまま寝ると地面と接しているところから冷えるので、下に敷くマットも持って行きましょう。

2.タープやグランドシートにもなるエマージェンシーシート

エマージェンシーシートには、ただ羽織るだけでなく、タープやグランドシートとして使えるようになっている製品もあります。紐やフックを引っ掛けられるグロメットがついているため、荷物が濡れないようにくるんでおいたり、雨除けや日除け、目隠しにも使えるでしょう。

さまざまなことに使えるため、緊急時にも役立つ可能性が高いのも魅力。アウトドアやキャンプに行かない人でも1つ持っておくのがおすすめです。

3.簡易テントにもなるエマージェンシーシート

緊急時に簡易テントとして使える製品もあります。固定用のペグは別途用意が必要ですが、軽量かつコンパクトに折りたたんでおけるため、携帯する場合も収納しておく場合も邪魔になりません。

簡易テントになる大きさで、寝袋やグランドシートの代わりとしても使えるため、緊急時の備えとして持っておくと安心できるでしょう。

登山用なら「リバーシブル」がおすすめ

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表が金色、裏が銀色といったように、裏表で色が異なる【リバーシブルタイプ】。軽量で、季節を問わず使えて、おまけに目立つので、登山する方におすすめです。

ただし、金銀タイプかつ静音の製品はほとんど無いので注意。

冬は金色面を外側に

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太陽光を集めて熱を吸収します。冬は金色を外側にするのがおすすめ。内側では、銀色面が体温を反射することで体を温めます。

また、金色は目立つため、遭難した時に発見されやすくなります。

夏は銀色面を外側に

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熱を反射させます。炎天下の直射日光を和らげてくれるため、夏は銀色を外側にするのがおすすめ。

◆登山中は、トイレ使用時にエマージェンシーシートが目隠しに使えます。簡単に持ち運べる携帯トイレはこちら↓

関連記事:消臭・抗菌作用も!非常用トイレおすすめ20選|衛生的に使えるのは?自作の作り方も紹介

防災用なら「静音タイプ」がおすすめ

アウトドアよりも防災用として備えるなら、使用時にカサカサ音がしない(しにくい)静音タイプがおすすめ。

なぜなら、災害時にエマージェンシーシートが必要なくらい寒い時は、避難所などで不特定多数の人と一緒に居ることが大半だからです。

広げる時にワシャワシャ音がしたり、寝る時に使って寝返りを打つたびガサガサ音が鳴ったりと、シートの音がうるさい場合、周りの人に気を遣って使いづらくなってしまいます。自分自身もうるさくて眠れなくなる恐れがあります。

◆防災目的の場合、必要品が入ったセットがあれば、発災後すぐ避難できます。まずはセットになっているものを買って、そこにさらに自分が必要とする物を足していくと楽に備えられます。エマージェンシーシートがすでに入っているセットもあります。↓

関連記事:プロが教える防災セット おすすめ28選!災害時に本当に必要なものを徹底解説!

耐久性やコスパ、コンパクトになるかどうかも要チェック

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エマージェンシーシートを選ぶ際に、耐久性を重視するのもおすすめです。耐久性が高ければ、擦れたり引っ掛けたりした場合に破れる可能性を減らせるほか、長期間にわたって使用できます

コンパクトに折りたためる製品であれば、持ち運びや防災用に置いておく際にも邪魔になりません。また、コスパの良い製品であれば使い捨て用のシートとしても使用できるため、用途に合わせて収納性やコスパにも注目して選びましょう。

100均のエマージェンシーシートの性能

100円均一

ダイソーやセリアなど、100円ショップでもエマージェンシーシートを購入できます。シャカシャカ音が大きく、耐久性が低いなどのデメリットはあるものの、保温性能は十分でしっかり体を温めてくれます

100円で購入できるためコスパに優れているのがメリットの1つ。一度広げるとたたむのが大変で繰り返し使うのには向かないものの、使い捨て用に必要な分だけ購入しておけば緊急時に役に立つでしょう。

エマージェンシーシートの人気おすすめ比較一覧表

商品最安価格こんな人におすすめサイズ収納サイズ厚さ重さ
Eco Ride World アルミブランケット¥1,880 楽天市場AmazonYahoo!子供用に探している人、小さめのサイズを探している人、日中に使う予定の人105×180cm27×19×3cm-150g銀、オレンジ
BOUEKI 防寒・防風アルミシート¥165 楽天市場AmazonYahoo!シートの劣化が心配な人、まとまった枚数がほしい人2130×1370mm約95×130×12mm0.0125mm51g
SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ1人用¥4,164 楽天市場AmazonYahoo!品質重視の人、荷物が多い人91×213cm6.5×9cm-108g銀、オレンジ
Road clover マルチアルミシート 3個楽天市場¥1,590 AmazonYahoo!エマージェンシーシートと防災に関する知識の両方がほしい人213×137cm10.5×8cm-80g
静音アルミブランケット¥218 楽天市場AmazonYahoo!コスパ重視130×0.003×210cm10.5×2×13.5cmシルバー
エマージェンシーシート 5個セット¥1,600 楽天市場AmazonYahoo!大きいサイズが複数個欲しい240×160cm50gシルバー
PEACEUP 静音エマージェンシーアルミ寝袋 4個¥1,650 楽天市場AmazonYahoo!寝袋タイプで静音の商品がほしい人、繰り返し使用できるシートでゴミや出費を減らしたい人0.93×2.1m-26μm128gオレンジ、銀
Eco Ride World ストア サバイバルシート 静音タイプ¥849 楽天市場AmazonYahoo!避難所での利用/防寒・暑さ対策の両方に使いたい人210×130cm14×8cm--オレンジ/シルバー
サバイバルシート 2枚セット¥2,799 楽天市場AmazonYahoo!アウトドアや防災210×90cm10.5×7cm117gオレンジ/グリーン
[LA・PITA(ラピタ)] ハイブリッドレスキューシート¥440 楽天市場AmazonYahoo!信頼できるメーカー製品が欲しい213×137cm9×13×1.5cm表記なし63g金/銀
[Eco Ride World] サバイバルシート sabage_126-02(3個入)楽天市場¥1,280 AmazonYahoo!静音を大量購入したい210×130cm10.5×8cm表記なし80g
LA・PITA レスキュー寝ぶくろ¥594 楽天市場AmazonYahoo!寝袋タイプで銀色の商品がほしい人、寝袋タイプを安く購入したい人1000×2000mm140×90×28mm--
ビヴィ 非常用簡易寝袋¥2,980 楽天市場AmazonYahoo!冬のアウトドア活動が好きな人、ホイッスル付きがほしい人213×91cm12×8×4cm-130gオレンジ、銀
エマージェンシー簡易シェルター¥780 楽天市場AmazonYahoo!キャンプに使いたい(設営時)奥行240×幅100×高さ90cm表記なし表記なし165g
SOL(エスオーエル)エマージェンシーブランケット(1人用)楽天市場¥700 AmazonYahoo!シート選びに失敗したくない213×142㎝20×11×1.5cm表記なし82g銀/オレンジorブルー
[エピオス(Epios)] 静音アルミブランケット(5枚入)楽天市場¥1,361 AmazonYahoo!静音で安いのが欲しい210×130cm10×13×2cm(1個)0.03mm50g銀(金銀タイプも有)
[Eco Ride World] サバイバルシート 金銀 sabage-129-03(5個入)楽天市場¥1,249 AmazonYahoo!大きめのリバーシブルが欲しい210×160cm11.5x7.4x1.6cm表記なし1枚50g金/銀
[LA・PITA(ラピタ)] 圧縮あったかブランケット¥2,200 楽天市場AmazonYahoo!防災用・アルミは嫌140×100cm25×19×2cm(圧縮時)表記なし280gネイビー
[KATSUNOKI国際] 防災寝袋 サバイバルシート(2枚組)¥2,480 楽天市場AmazonYahoo!暖かさ重視200x91x2.6cm(袋状)手のひらサイズ表記なし2枚+収納袋で238g銀/オレンジ
BORN DIGGERS(ボーンディガーズ) アウトドアブランケット¥4,336 楽天市場AmazonYahoo!レジャー用に探している人、落ち着いた色味の商品がほしい人210×130cm19.5×15.3×2.4cm-65gグリーン、銀

エマージェンシーシートの人気おすすめランキング20選

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位10点のおすすめ商品を厳選・比較しました。

有名メーカーのエマージェンシーシートをチェック

LOGOS(ロゴス)

大阪に本社があるアウトドアメーカー。金色のシートのほか、珍しい黒色のシートも取り扱っています。黒は金や銀よりも太陽光を集め、熱くなります。

金色シートは似たようなスペックの製品が他メーカーで安く手に入るのであえて選ばなくてもいいと思います。一方、より暖かくなるシートが欲しい方は、ロゴスの黒色シートを選ぶのがおすすめです。

mont-bell(モンベル)

モンベル エマージェンシーシート

出典:montbell.jp

モンベルは、日本国内最大手のアウトドアメーカー。オンラインショップでエマージェンシーシートを扱っています。

マウンテンリサーチ

アウトドアで使えるオシャレアイテムを揃えるマウンテンリサーチですが、筆者が調べたところエマージェンシーシートは見つかりませんでした(2024年8月現在)。

エマージェンシーシートを普段使いできる場面と効果

エマージェンシーシートは普段使いできます。筆者おすすめの使い方は以下の3パターンです。

  1. 飲食物のテイクアウト
  2. スポーツ観戦・テーマパーク
  3. 釣り・焚き火

1. 飲食物のテイクアウト

出典:amazon.co.jp

温かい食べ物をテイクアウトする時や、フードデリバリー(ウーバーイーツや出前館)などで配達する時にも使えます。保温しながら食べ物を固定する緩衝材にもなり、一石二鳥です。

一般の方は、シートを1枚カバンに忍ばせておけばOK。テイクアウトした時の紙袋などにクシャっと入れて使いましょう。

デリバリーする方は配達用バッグにセットしておくのもいいですね。

2. スポーツ観戦・テーマパーク

アウェイの遠征など、なるべく荷物を減らしたいもの。膝掛けや厚手の服の代わりにエマージェンシーシートを持っていけば、軽くて小さいので荷物になりません!ポケットティッシュを持っていく感覚で防寒できます。

また、ディズニーランドなどのテーマパークで、アトラクションやショーを待つのにも使えます。エマージェンシーシートはキラキラと目立つので、トイレに立った仲間にも発見してもらいやすくなります。

3. 釣り・焚き火

釣りで使うのもオススメ。獲物を待っている間暖かく過ごせて、おまけに軽いですよ。クリップや洗濯バサミなどシートを固定するものを持っていけば、両手が使えます。

また、熱を反射するので、焚き火の時にリフレクター代わりにもできます。

注意
エマージェンシーシートは引火しやすいので、火事に十分注意してください。

その他

・寝る時に掛け布団の上にシートをかぶせ、就寝時の保温に
・冷たい飲み物の上にシートをかぶせて、温度上昇防止に

メリット まとめ
  • シートの外側の冷気や水を遮断(防風・防水)
  • シートの内側で、体温を逃がさず反射し温める
  • たたむと小さくなり、持ち運びやすい
  • シートそのものは発熱せず電源不要
  • テイクアウトやレジャーで普段使いできる

エマージェンシーシートの使い方と効果を高めるグッズ

基本の使い方

出典:amazon.co.jp

シートを広げ、銀色の面を内側にして体に巻きつけるだけ。シートと体をピタッとくっつけるとより暖かくなります。

より保温するコツは、シートの隅を持ってシート同士を密着させて体温を逃がさないように包み、ジッとしていることです。

洗濯バサミ2個と一緒に保管するのがオススメ

シートと洗濯バサミを一緒にしておくと、シートを体に巻きつける時に首元で固定でき、便利です。

また、畳む時にも洗濯バサミが活躍します。

一度広げてしまうと、元通りのコンパクトな姿に戻りにくいのがエマージェンシーシート。ここで、洗濯バサミ2個を使うたたみ方を紹介します。

畳む前には、水分・汚れ・ホコリを落として乾燥させましょう。水分などがあると、次使う時にアルミが剥がれてしまうことも。

状態が良ければ繰り返し使えますが、破れたり変質したシートは新品と交換してください。

毛布と併用で効果アップ

寝袋や毛布・ブランケットの代わりに体温を保持するのがエマージェンシーシートですが、 組み合わせれば効果倍増です。

毛布や寝袋などの外側にエマージェンシーシートを巻くと、より冷風を防ぐことができます。覚えておくと、急な冷え込みの時に安心です。 その際、エマージェンシーシートの結露に注意(結露について、次の章で解説します)。

日除け・雨避けにもなる

シートの銀色面は直射日光を反射します。冷たいドリンクや保冷バックの上に、銀色面を外側にしたエマージェンシーシートをかぶせておけば、内側のアイテムの温度が上がるのを抑えられます。

また、急な雨の時にアイテムの上にシートをかぶせれば濡れるのを防げます。

スマホやカメラなど、直射日光や水を避けたいものをシートの下に置いておくのもGood。

注意
日光を集める金色を外側にしないよう気をつけましょう。

車の中に1枚置いておけば安心

ポケットティッシュくらいの大きさなので、車のグローブボックス(助手席の前の小物入れ)に入れておきましょう。車の故障や、突然の立ち往生の際の保温に役立ちます。車中泊する時は、エマージェンシーシートの結露に注意(結露について、この下で解説します)。

注意
エンジンや暖房をつけっぱなしにして寝ると、一酸化炭素中毒で死亡することも。エンジンを使わず暖を取る方法が必要です。

関連記事:段差解消!車中泊マットおすすめ15選|車種別サイズ表・秋冬に使える断熱モデルも

エマージェンシーシートは結露に注意!

防風・防寒・防水をしてくれるエマージェンシーシート。逆に言えば、通気性も透湿性(=水滴になる前の蒸気水分を外に逃がす性質)もゼロ。なので、体が温まって汗をかいた時、シートの中に水滴がたまってしまいます。汗で体が冷えたらせっかくの保温効果が台無し。

結露対策として、体に直接シートを巻くのは避けましょう。ブランケット・タオル・新聞などの濡れても構わない物の上から巻けば、内部の濡れを軽減できます。結露しないのは無理なので、「何に吸わせるか」を考えましょう。

また、防水の寝袋の外側に巻けば、水分が寝袋とシートの間にたまります。

シート内に結露があったら、自分が汗をかき水分を出している証拠です。水分補給を忘れず行なって下さい。

エマージェンシーシート よくある質問

飛行機のエマージェンシーシートとは別物?

別物です。飛行機でいうエマージェンシーシートとは、非常口に隣接した席(シート)のことを指し、ペラペラしたアルミのブランケットとは異なります。

エマージェンシーシートはどこで買える?

ホームセンターやアウトドアショップ、ダイソーなどの100均でも買えます。しかし、おすすめはネット通販(Amazon・楽天など)。エマージェンシーシートは1人1枚必要なので、ネットの方が簡単に一式買えますよ。

使用上の注意点は?

  • 燃えやすいので、火に近づけない
  • 感電の危険があるので、電源に触らない
  • 軽いので、強風で飛ばされる
  • 通気性が無いので、口や鼻を出して使う
  • 濡れたり高温で使ったりすると、シワ・折り目からアルミが剥がれることがある

エマージェンシーシートの人気売れ筋ランキングもチェック

こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているエマージェンシーシートのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!

エマージェンシーシートの関連商品

寝袋用マット

エマージェンシーシートは冷風はガードしてくれますが、地面からじわじわ感じる冷えはシャットアウトしてくれません。長時間座る場合や横になりたい場合は、マットを敷くのがおすすめです。

ランタンスタンド

冷える夜。エマージェンシーシートの他に、照明があると安心です。

ライスクッカー

屋外で美味しいご飯が炊けるアイテム。キャンプ飯の必需品です!

アウトドアテーブル

ご飯を美味しく食べるにはテーブルから!流行はローテーブルです。

救急セット

持ち運べる救急箱とも言えるファーストエイドキット。アウトドアのお供には、虫の毒を吸うポイズンリムーバーなど、サバイバル用品が入ったキットを選びましょう。

関連記事:持ち歩き用の救急セットおすすめ20選|100均で代用できる中身も紹介!【防災&アウトドアも】

懐中電灯

アウトドアでも防災でも役立つアイテム。セットに1つは入れておきたいですね。

非常食

災害時に食べるイメージが強いですが、実は登山メシやキャンプにもおすすめなんです。野外でカンタンにおいしく食べられます。

関連記事:コスパ最強の非常食おすすめ31選!セットや献立例も紹介【スーパーで買える物も】

カセットコンロ

食事をちょっとおいしく食べるため、カセットコンロがあると便利です。アウトドアでも非常時でも活躍!

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ソーラーチャージャー

太陽光を利用してスマホなどの充電ができます。

ポータブル電源

あらかじめ充電しておけば、ポータブル電源から給電できます。キャンプにも防災にもおすすめ。

エマージェンシーシート まとめ

エマージェンシーシート

この記事では、エマージェンシーシートについてお伝えしました。

エマージェンシーシートのポイント
  • 携帯しやすく、簡単に防風・防寒・防水できる
  • テイクアウトやレジャーでも普段使い可能
  • シートのすぐ内側が結露するので注意

ダイソーなどの100均でも手に入るお手軽さと、ポケットティッシュサイズのコンパクトさで、命を救えるエマージェンシーシート。持たない理由はありません。

登山リュックに、アウトドアグッズに、レジャーのお供に、車の中に、防災セットに。いつものカバンにも。サッと忍ばせて快適時間を過ごしましょう。

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