後悔しない雨水タンクの選び方&おすすめ20選!おしゃれな製品のデメリットも

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雨水タンクアイキャッチ

庭の水やりや洗車に使って水道代を節約したり、災害時・断水時に使えて便利な雨水タンク。公共料金の値上がりが続き、また大きな災害に対する不安を感じている方も多く、雨水タンクが注目されています。

しかし、雨水タンクは大きな製品のため思い立ったら手軽に導入、とはいかないでしょう。買うにしても、100L以下のタンクから1000Lを超える容量の製品まであり、「そもそもどの大きさを買えばいいのか」で悩んでいる方も多いはず。

そこで今回は雨水タンクの選び方や、現在売れている雨水タンクを容量別にランキング形式で紹介しています。雨水タンクの導入を検討している方、選び方が分からない方は、ぜひ参考にして下さい。

雨水タンクのメリットは、節水や緊急時の生活用水として使える点

雨水タンクのメリットは節水したり、緊急時の生活用水として使える点

雨水タンク(うすいタンク)を設置する主なメリットは、「節水」と「防災」です。雨水タンクは、雨が降った際に家の雨樋(雨どい)に流れる水を集水器で集め、溜めておけるタンク。雨水を確保しておくと、いろいろな用途で活用できます。

雨水タンクで溜めた水の使い道
  • 家庭菜園・ガーデニング・畑の水やり
  • 洗車
  • 災害時・緊急時にトイレを流したり、消火用の水として
  • 濾過(ろか)すれば飲み水にもできる

無料で溜められる雨水タンクの水を水やりや洗車に使えば、水道代の節約になります。エコに関心がある方にもおすすめ。

また、大きな災害が発生して水道が止まってしまった際も、雨水タンクに溜めた水があれば最低限の生活用水が確保できます。

編集部

現在では、各メーカーから小型で価格の安い家庭用雨水タンクも多数販売されています。また、一般家庭のベランダや庭に設置しても違和感のない、スリムでおしゃれなタンクも多いです

雨水タンクのデメリットは、設置スペースが必要な点と用途が限られる点

雨水タンクのデメリットは設置スペースが必要な点と用途が限られる点

雨水タンクは便利ですが、人や家庭によってはデメリットの方が大きくなる場合もあります。

雨水タンクのデメリット
  • 溜めた水はそのままでは用途が限られる
  • 溜めた水に発生する藻・ボウフラ対策に、定期的な掃除やメンテナンスが必要
  • 自宅にタンクの置き場所と雨どいが必要
  • 賃貸では設置が難しい
  • 雨を集める集水器や、飲料水にするための濾過装置を買う必要がある

雨水を集めた水は決して衛生的ではないため、そのままでは飲料水には使えず、用途は限定されます。また、溜めた水は定期的に使って循環させないと、溜めた水が腐る・臭いが発生する・虫が発生するといった異常が発生するため、メンテナンスも必要です。

そもそも、雨水タンクを設置できる場所に雨どいが無い家や、勝手に雨どいを加工できない賃貸では設置ができません。

さらに雨水タンクは大容量になるほど大量の水が使えて便利なものの、大きくなればなるほど広い設置スペースが必要です。設置スペースのほか、用途によっては、水を活用するための電動ポンプや飲料水にするための濾過装置も必要になります。

編集部

いざというときに便利な雨水タンクですが、何も考えず買ってしまい、持て余して後悔するケースも多々あるようです

雨水タンクの選び方

雨水タンクを買う際にチェックすべきポイントをまとめました。

  • 用途に合ったタンクの容量を選ぶ
  • 付属品や機能をチェック
  • 好みや設置場所の雰囲気に合わせて素材やデザインを選ぶ
  • 自治体から補助金・助成金が出るかどうかチェック

後悔しないためにも、用途に合ったタンクの容量を確実に選ぶ

用途に合ったタンクの容量を選ぶ

雨水タンクは、使い道や人数に合ったタンクの容量を選びましょう。大容量になればなるほどたくさん水が溜められて便利ですが、大きくなればなるほど置き場所やメンテナンスが大変になります。

雨水タンクの容量を選ぶ際のポイント
  • 使う人数や用途に応じた容量を選ぶ
  • 可能であれば、若干大きめのタンクを選ぶと後悔しない
  • 雨の少ない地域では、少し大きめを選ぶと枯渇しにくい

「用途に応じた適切な容量を選ぶ」のが大前提ですが、頻繁に雨水タンクの水を使う方や雨の少ない地域の場合、少しだけ大きめのタンクがおすすめです。

編集部

実際ガーデニング用に雨水タンクを買った方で、常に水が不足してしまうため雨水タンクを追加購入した方もいます

小さな庭のガーデニング・家庭菜園の水やりなら、80L~100L前後で十分

ちょっとした家庭菜園や植木の水やり程度であれば、80~100L程度の容量があれば十分でしょう。1~2人の家庭であれば、災害時の生活用水としても最低限の水を確保しておけます。1日程度の断水なら十分対応できるはずです。

また100L前後の雨水タンクは、コンパクトで値段も安く設置場所や設置費用のハードルが低めで、一般家庭に導入しやすい点も大きなメリット。

一方で100L前後は容量が小さいため、広い範囲に水を撒いたり、数日間雨が降らないとタンク内の水が枯渇しやすいです。災害時などもしものときに備えるなら、普段から一度にタンク内の水を使いきらず、常に水を貯めておくようにしましょう。

編集部

水を多めに使いたい方や、雨の少ない地域の方は150Lかもう少し大きめの容量を買うといいでしょう

広面積の水やりや、災害時の生活用水にはスタンダードな200L~300L

2~3人家族が住む家であれば、一般的なサイズの200~300L前後がおすすめです。価格や大きさも手頃で、容量にも比較的余裕があります。満水であれば、水やりや洗車にたっぷり使えて、さらに災害時もある程度安心できる量の生活用水を確保できるでしょう。

デメリットはそれなりの大きさと重量があるため、狭いスペースには設置しにくいかもしれません。種類は豊富なので、スリムな薄型で場所を取らないタイプなど設置環境に合う雨水タンクを選ぶようにしましょう。

本格的に災害に備えるなら、大容量の300L~500L

大きな庭の水やりや人数の多い家庭の防災用水として使う場合は、300L以上の容量があると安心です。一般家庭であれば、よほどのことがない限り枯渇することはないでしょう。しばらく雨が降らない場合や、数日間の断水にも耐えられるはず。

デメリットは200~300Lタイプと同様に大きいため、設置スペースに困る場合があります。また、水を使いきれずに常に余らせた状態にすると、内部の水が循環されないため衛生的によくありません。300Lクラスの雨水タンクを買う場合「設置場所」「用途」「メンテナンスできるかどうか」を事前にしっかりと確認しましょう。

500L以上は、事業所や学校といった大人数用

500~1000L以上の雨水タンクになると、完全に事業用・業務用です。

事業所や会社で、防災用水を確保しておきたい場合や、農地用として大量の雨水を確保したい場合に適しています。ただし、一般家庭でも完全自給自足・半自給自足生活で常に大量の水を確保しておく必要のある家庭にはおすすめです。

デメリットは、広い設置場所と大量の水の使い道が必要な点です。一般家庭では設置にも使う道にも困り、完全に持て余します。使い道が明確でない限り、選ばないようにしましょう。

付属品や機能をチェック

雨水タンクには、水を集めるための集水器やゴミを排出するドレンなど、さまざまな付属品や機能が付いています。買った後に部品の買い足しや不満が出ないよう、あらかじめチェックしておきましょう。

雨どいから水を集める集水器が付いているか、取り付けできるかどうか

雨どいから水を集める集水器が付いているかどうか

集水器とは、雨どいから雨水タンク内へ水を引き込むための部品です。ほとんどの雨水タンクで標準付帯していますが、製品によっては付属していない場合があります。

また、集水器が自宅の雨どいの形状に適合するかどうかもチェックしておきましょう。例えば、雨どいには主に「丸ドイ(丸トイ/丸樋い)」と、「角ドイ(角トイ/角樋い)」があります。

  • 丸ドイ・角ドイ両方に対応可能な製品
  • どちらかにしか対応していない製品
  • 対応しているがサイズが限られる製品
  • 対応しているが雨どいの加工や別売りのパーツが必要になる製品

上記のようなパターンが考えられます。集水器の有無、また集水器の設置方法は必ずチェックしておきましょう。

ゴミ除去フィルターが付いているかどうかチェック

ゴミ除去フィルターが付いているかどうかチェック

雨水タンクを選ぶ際は、集水器や水受け部分にゴミ除去用のフィルターが付いた製品がおすすめです。

雨水タンクは雨どいに流れる水を集めるため、フィルターが無いと、雨水と一緒にゴミや汚れ、虫の死骸も流れ込んでしまいます。フィルター付きの製品であれば、大きなゴミを取り除いてある程度綺麗な水だけを集められます。

編集部

砂や小さなゴミは除去できませんが、大きなごみを取り除くだけでも水が腐ったり、汚れたりしにくく、またメンテナンスの手間も減ります

タンク下部から砂やゴミを輩出できるドレンがあると便利

タンク下部から砂やゴミを輩出できるドレンがあると便利

ドレンとは、雨水タンク下部に取り付けられている排水用の「蛇口」です。ドレンがあると、少量水を使いたいときに便利で、さらに雨水タンク内に溜まった砂やゴミを排出できるため、掃除やお手入れも楽になります。

編集部

ほとんどの雨水タンクには装備されていますが、一部ドレンが無い製品もあるため必ず確認しておきましょう

オーバーフロー対策があるかどうかチェック

オーバーフロー時の対策があるかどうかチェック

オーバーフローとは、「タンク内が満水になった際に水が溢れてしまうこと」です。

オーバーフロー対策のある雨水タンクなら、満水になっても別口から再度雨どいに水を戻せる仕組みになっているため、長時間・長期間雨が降っても雨水タンクから水が溢れません。

編集部

逆にオーバーフロー対策の無い雨水タンクの場合、タンク満水後にそのまま水が溢れて一面水浸しになってしまいます

好みや設置場所の雰囲気に合わせて、素材やデザインを選ぶ

雨水タンクを導入するうえで重要なのは容量や機能ですが、同じくらいデザインも重要です。雨水タンクは基本屋外に設置するケースが多く、しかも大きくて存在感があるため毎日必ず目にします。また、人に見られる機会も多いでしょう。

そのため、できるだけデザイン性の高い、庭や家のエクステリアとして映える製品がおすすめです。現在雨水タンクはデザインや素材が豊富で、家庭用も多くの素材や種類を選べます。

安価で種類豊富なプラスチック(ポリエチレン)製

安価で種類豊富なプラスチック(ポリエチレン)製

雨水タンクに使われている素材で、一番多いのがプラスチック製(ポリエチレン製)です。プラスチック製は価格が安く種類も豊富で、軽量で持ち運びしやすく設置も容易。製品にもよりますが寿命も比較的長く、よほど過酷な環境に置かない限り10年以上は使用できます。

デメリットは、強い紫外線と傷に弱い点です。例えば夏の強い日差しが長時間当たる場所に置くと、劣化が早まります。また、経年劣化で傷がつくと、どんどん見た目も悪くなっていきます。

多少デメリットはあるものの、メリットの方が多い素材です。基本的にプラスチック製はどんな家庭にもおすすめできます。

編集部

加工もしやすい素材のため、ホームセンターで部品を買ってきて、自分の使いやすいようオリジナル加工をする方もいます

温かみのある、おしゃれで優しい雰囲気の木製

温かみのある、おしゃれで優しい雰囲気の木製

天然の木材で作られた、いわゆる「樽」です。柔らかく温かみがあり、非常におしゃれ。花や木の手入れがされた、こだわりの庭に設置するのに最適です。

傷や汚れが付きやすいものの、磨いたり塗装し直せば綺麗な状態に戻せる点も大きなメリット。プラスチック製ほどではありませんが、加工もしやすいため、手作りの部品を追加してオリジナル雨水タンクにしてもいいでしょう。

デメリットは、手入れがやや大変な点です。定期的にカビが発生していないかどうかや、腐敗していないかどうか、水漏れが起きていないかどうかのチェックが必要です。特にタンク内の水が少ない状態が続くと、木が乾燥して収縮し水漏れしやすくなります。水が極端に少なくなったら、水道水を追加して水漏れを防ぎましょう。

編集部

デザイン性重視で、さらにメンテナンスに手をかけられるDIYが好きな方に適しています

衛生的で耐久性のあるステンレス製

金属のステンレス素材を使用した雨水タンクは、遮光性と密閉性が高く、衛生的で耐久性の高い素材です。日差しを遮るため、水質変化や藻が発生しにくく、虫やゴミも入りにくい作りになっています。経年劣化もしにくく見た目も清潔感があり雨水タンクとして非常に優れています。

デメリットは、10万円以上と高価な製品が多く、種類もあまり多くないため手軽に導入したい家庭にはやや不向きです。また、加工も難しく、あとから部品や機能の追加もできません。

ステンレス製は、手軽な「防災用品」としてではなく「家の防災設備」として、本格的に雨水タンクを設置したい方におすすめです。

編集部

耐久性もあり、メンテナンスや管理の手間が少ない点を考えるとコスパは良いのですが、買うのに思い切りが必要かもしれません

雰囲気抜群でデザイン性に優れた陶器製

雰囲気抜群でデザイン性に優れた陶器製

陶器性の雨水タンクは、他の素材にはない独特の存在感やデザインが楽しめる素材です。デザイン性重視で、使い勝手や機能にある程度妥協できる方に適しています。

メリットはおしゃれな点で、木や花といった自然の多い庭におすすめ。しかし、普通のベランダや現代風の庭に置くと逆に違和感が出てしまうため、置く場所には注意が必要です。

デメリットは「蓋が無い製品が多い」「重量がある」「割れる」と、全体的に取り扱いが大変な点です。使いやすさを重視するなら他の素材が良いでしょう。

編集部

唯一無二の雰囲気は素敵ですが、デメリットが多くおすすめしにくい素材です

【200L以上】災害への備えに最適な、大容量雨水タンクおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。

大人数のいる家庭や事業所の防災用として、またやや広めの家庭菜園用や畑に使う農業用水として便利な、大型雨水タンクのおすすめランキングです。一般家庭でも導入可能ですが、置くスペースや土台の強さは確認しておきましょう。

商品最安価格容量サイズ重量集水器ドレンフィルターオーバーフロー対策素材
[ハーコスター227L] 雨水タンク 英国製輸入品確認中 楽天市場AmazonYahoo!227L高さ126cm×横幅60cmプラスチック
ウィリアム240HL 雨水タンク 架台付確認中 楽天市場AmazonYahoo!240L高さ109cm×横幅70cm15.5kgポリエチレン
[コダマ樹脂] ホームダム250L(グレー)雨水貯留タンク ホームダム確認中 楽天市場AmazonYahoo!250L高さ117cm×横幅75cmポリエチレン
[タカショー] レインボウル ダークグレー 雨水タンク 貯水 水やり 断水 非常用水 蛇口・取水器セット¥67,320 楽天市場AmazonYahoo!210L高さ111.5×横幅58cm9kgポリエチレン
[舞姫天水] ステンレス製雨水タンク確認中 楽天市場AmazonYahoo!215L高さ57cm×横幅57cmステンレス
[タカショー] 雨水タンク グラニットラウンド230 取水器・蛇口セット¥49,401 楽天市場AmazonYahoo!230L高さ104cm×横幅59cm8kgプラスチック
ウイスキー樽雨水タンク 新・樽王250L¥98,000 楽天市場AmazonYahoo!250L高さ93cm×横幅73cm60kg木製(栗)
[タカショー] エコガーデンシリーズ 雨水タンク ノーブル 蛇口+取水器付きセット¥92,950 楽天市場AmazonYahoo!275L高さ104cm×横幅78.524.5kgポリエチレン
[GARANTIA] 雨水タンク アンティークアンフォラ 250L サンド¥63,963 楽天市場AmazonYahoo!250L高さ108cm×横幅79cm15kgポリエチレン
[四国化成] 雨水タンク「レインキーパーP1型(容量500L・埋込式)」¥184,140 楽天市場AmazonYahoo!500L高さ200cm×横幅125cm46kg超高分子量ポリエチレン/アルミ

【200L以上】災害への備えに最適な、大容量雨水タンクおすすめ人気ランキング10選

【200L以下】ガーデニングや家庭菜園に最適な、雨水タンクおすすめ人気ランキング比較一覧表

小さな庭や家庭菜園の水やり用や、週末の洗車に便利な200L以下の雨水タンクおすすめランキングです。一般家庭でも導入しやすい価格とサイズ、重量の製品が多いため、まずは200L以下のサイズから導入してみてはいかがでしょうか。

商品最安価格容量サイズ重量集水器ドレンフィルターオーバーフロー対策素材
まる140 雨水タンク 雨水貯留タンク¥27,500 楽天市場AmazonYahoo!140L(実質100L)高さ99cm×横幅60cmポリエチレン
[RainJourney(レインジャーニー)] 雨水タンク 115リットル 家庭用¥13,860 楽天市場AmazonYahoo!115L高さ67cm×横幅66cm5.8kgポリエチレン
[RainHarvest(レインハーベスト)] 雨水タンク 家庭用 防災 トイレ 水 防災グッズ 貯水タンク 断水 150リットル¥39,600 楽天市場AmazonYahoo!150L高さ120cm×横幅60cm13kgポリエチレン
[コダマ樹脂] 雨水タンク ホームダム110L 日本製¥10,500 楽天市場AmazonYahoo!110L高さ60.5cm×横幅65cmポリエチレン
[タキロン] アメマルシェ120L 雨水タンク 雨水貯留タンク 雨音くん¥51,480 楽天市場AmazonYahoo!120L高さ96cm×横幅58.5cm16kgポリエチレン
[タキロン] 雨水貯留タンク 雨音くんミニ 架台なし 80リットル¥13,810 楽天市場AmazonYahoo!80L高さ46.3cm×88.9cm5kgポリエチレン
[Panasonic(パナソニック)] レインセラー 200L セット 取出します+戻します セット! 雨水タンク確認中 楽天市場AmazonYahoo!200L高さ110cm×横幅89cm24kgポリエチレン
[Strata] G37328 雨水タンク UVカット 英国社製貯水タンク ブラック 容量100L確認中 楽天市場AmazonYahoo!100L高さ124cm×横幅32cm2.7kgポリエチレン
[tecc-wttank100] 100L 雨水タンク確認中 楽天市場AmazonYahoo!100L高さ78cm×横幅40cmポリエチレン
レインバンク 壁設置型 150リットル ステンレス製雨水タンク(雨水貯留槽)確認中 楽天市場AmazonYahoo!150L高さ107cm×横幅65cm17kgステンレス

【200L以下】ガーデニングや家庭菜園に最適な、雨水タンクおすすめ人気ランキング10選

雨水タンクの購入前に!設置できる環境かどうかチェックする

設置できる環境があるかどうかチェックする

一番重要な点が、「雨水タンクを設置できる環境かどうか」です。買ってから設置場所がないことに気づいたり、溜めた水を活用できないとなれば、雨水タンクはただの粗大ゴミになってしまいます。

  • 置けるスペースや数百キロにもなるタンクを支えられる土台があるかどうか
  • 雨どいの有無や切断加工できるかどうか
  • 溜めた水をきちんと活用できるかどうか

設置するためのスペースや雨どいがないのは論外ですが、他にも気を付けるべき点は多いです。例えば賃貸の場合、雨どいを切断したり、加工して取り付けるタイプの集水器が付いた雨水タンクは設置できません。また、地面ではなくベランダや土台の上に設置する場合、満水で数百キロの重さになる雨水タンクを支えられるかどうかのチェックも必要です。

そのほかにも、溜めた水を活用できるかどうかも事前にしっかりとシミュレーションしておきましょう。普段は使わず、万が一の防災用として購入する方もいますが、溜めた水を長期間そのままにしておくと水が腐ったり、虫や臭いが発生してしまいます。雨水タンクの水を定期的に使わない場合は、必ず水の入れ替えや清掃、殺菌消毒やボウフラ対策を行ってください。

編集部

雨どい加工が必要ない製品でも、水が溢れたり汚れ・虫発生の懸念があるため、賃貸のマンションやアパートに設置したい場合は他の住民や管理者の理解を得る必要があります

自治体から補助金・助成金が出るケースも多いためあらかじめ確認しておく

自治体から補助金・助成金が出るケースも多いためあらかじめ確認しておく

自分が住んでいる地域から雨水タンク設置費用の補助金が出るかどうかチェックしましょう。雨水タンクの購入や設置に対し、補助金を出している自治体は多いです。補助金が出る自治体であれば、申請しない手はありません。

ただし、補助金の利用に関しては「事前申請」が必要な自治体も多いため、必ず雨水タンク購入前に確認しておきましょう。住んでいる自治体が雨水タンクに補助金を出してくれるかどうかは、スマホやパソコンで検索すればすぐに出てきます。

なお、補助金は「都道府県」ではなく「区市町村単位」で実施されています。そのため、検索する際は「東京都 雨水タンク 補助金」ではなく、「町田市 雨水タンク 補助金」と区や市町村で検索してください。

補助金の一例:東京都足立区の場合

例として、東京都足立区では雨水タンク設置に以下の条件で補助金が出ます。条件や補助金の内容は大幅に省略していますので、実際に申請される方は各自治体のウェブサイトを確認してください。

補助金の条件
  • 雨水タンク購入者が足立区内に住んでいる
  • 令和〇年〇月〇日以降に購入した雨水タンクを設置する
  • 同一年度内に、本補助金を申請していない
  • 住民税の滞納がない
  • 建築物の雨どいに接続し雨水を貯水する容器である
  • 雨水の活用を目的として設置するものである
  • 未使用の既製品である
  • 上記の要件をすべて満たす方
補助金の内容・金額
  • 補助対象経費の1/3(上限15,000円・1,000円未満切り捨て)
  • 雨水タンク本体の購入費および付属部品雨どい・接続器具・架台)の購入費
  • 設置工事費

一見条件が多く複雑そうですが、基本的に当たり前のことしか書いていません。

ただし、設置条件や金額は自治体ごとにバラバラです。中には事前申請といった複雑な条件を課している自治体もあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

雨水タンクの関連商品

雨水タンクと一緒に買い揃えておくと便利な、関連商品を紹介します。

雨水タンクの水を吸い上げて散水できる電動加圧ポンプ

雨水タンクの水を有効活用するなら、水をくみ上げられる電動ポンプがあると便利です。雨水タンクに溜まった水は、そのままでは有効活用できません。ドレンからちょろちょろ水を出し、ジョウロに水を入れて撒く程度なら問題ありませんが、移し替えたりホースで散水するには水圧が足りません。

電動ポンプがあれば、水を一気にくみ上げて撒いたり別の容器に移せます。ただし小さな雨水タンクの場合、そもそもタンク内に電動ポンプ本体が入らないケースもあるため、電動ポンプを購入する際は雨水タンクとポンプサイズを確認しておきましょう。

雨水を綺麗な飲料水に変える浄水器・ろ過装置

災害に備えて雨水タンクを設置した場合、セットでろ過装置も用意しておきましょう。雨水タンクに溜まった水は雑菌やゴミなどの不純物が混じっているため、そのままでは飲料水や調理用の水として使えません。ですが、ろ過装置を通せば雨水タンクの水も飲料水として利用できます。

災害時に何よりも重要なのは飲み水です。防災目的で雨水タンクを導入した方は、溜めた水を最大限活かせるようろ過装置も買っておきましょう。

【よくある質問】雨水タンクは自作できるのか?

DIYが得意な方であれば完全自作も可能です。実際にブログや動画ではカインズホームやコーナンでごみ箱や農業用タンクを買ってきて加工し、雨水タンクの代用品を製作している方も大勢います。

ただ、加工は面倒で知識も時間も必要で、失敗のリスクもあります。小さい容量であれば雨水タンクは安価な物も多いため、基本的には市販品を買うほうが失敗もなく、手軽でおすすめです。

節水や防災用に水を確保するなら雨水タンクがおすすめ!

雨水タンクは、日常や緊急時の生活用水として使うために雨水を溜めておくためのタンクです。雨水を溜めておけば、庭の花や草木に毎日水やりをしたり、災害時に不足しがちな水を普段から確保しておけます。

  • 庭の花や草木に毎日水やりをしたい
  • 週末に車や家の外壁を洗いたい
  • 節水や防災意識の高い方・自給自足生活をしている方

雨水タンクは上記の方におすすめです。活用できる家庭であれば、水道代の節約と防災の備えが一度にできます。家庭用のコンパクトで手軽な製品もたくさん出ているため、ぜひ一度検討してみてください。

Picky’sでは、雨水タンクの他にも節約や防災に便利なグッズを数多く紹介しています。興味のある方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

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