出典:amazon.co.jp
野菜や果物の皮むきなど、まな板を使わない調理に便利なペティナイフ。ちょっとした調理に使うサブ包丁として便利で、あまり料理をしない方であればメイン包丁としても最適です。
ペティナイフは素材による切れ味の違いや刃渡りの長さによる使い勝手の違いがあり、どの製品を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。この記事ではペティナイフの選び方やおすすめ人気ランキング20選を紹介します。初めてペティナイフを購入する方や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事を監修した専門家
2017年から料理教室スタジオソラを主宰。
生産者の想い・価値を創造するフードクリエイターとして活動中。
食や料理の魅力を伝えられる人「健美食スタイリスト」の養成にも力を入れている。
目次
ペティナイフとはサイズが小さめの包丁
ペティナイフとは、包丁の刃部分(刃渡り)が8~15cm程度の小さな洋包丁のこと。日本の家庭でよく使われる三徳包丁に比べて刃の幅が狭く、刃の先端が尖っているのが特徴です。小さなカッティングシートやテーブルの上でも調理しやすいため、狭い台所にはもちろん、キャンプにも向いています。
ペティナイフはサイズが小さいため、使用後の洗いも簡単で収納も場所をとりません。三徳包丁に比べて重量が軽くグリップも細いため、手が小さな方でも握りやすく疲れを感じにくいのが利点です。
おがたなおこ
ペティナイフは、女性の小ぶりな手のひらにちょうどいい大きさです。細くて軽いので、細かな作業もしやすく、疲れにくい包丁です。
ペティナイフは果物のカットや野菜の皮むきにおすすめ
ペティナイフは、皮むきや飾り切りといった細かな調理に向いています。にんじんやトマトなどの柔らかい野菜はもちろん、薄い肉や魚であればペティナイフだけで調理できます。少量の調理であれば、メイン包丁として利用しても問題ありません。
一方、ペティナイフはキャベツやスイカなどの大きな食材、または牛肉ブロックやカボチャのような硬い食材の調理には向いていません。いろいろな食材を使って調理をする方は三徳包丁や牛刀をメインの包丁として利用し、皮むき用のサブ包丁や果物ナイフとしてペティナイフを使うと便利です。
おがたなおこ
ペティナイフはホントに便利な包丁で、私は日常使いにしています。例えば、カマンベールチーズやバケットの切り分けや、イワシやアジの三枚おろしにも重宝しています。
メイン使用にぴったりの三徳包丁や牛刀は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ペティナイフの選び方
ペティナイフは以下の4つのポイントをチェックして、自分に合った製品を選んでください。
- 刃渡りの長さ
- 刃やグリップの素材
- 刃の形状
- 刃の付け方
ペティナイフの選び方をさらに詳しく解説します。
用途に合わせて刃渡りの長さを選ぶ
ペティナイフは、刃渡りの長さによって使い勝手や使用感に違いがあります。よく調理する食材や切り方に合わせて、ペティナイフの刃渡りを選びましょう。
刃渡り15cmならメインの包丁として使える
刃渡り12~15cm程度の長いペティナイフは、三徳包丁のようにメイン包丁として利用できます。大きな食材を調理しない一人暮らしの方や夫婦だけの家庭におすすめです。また、手の大きな方は刃渡りが小さいと使いにくいため、刃渡りが長いペティナイフ選びましょう。
果物のカットや皮むき用なら刃渡り8cmがおすすめ
刃渡り8~10cm程度の短いペティナイフは、皮むき用や果物のカットに向いています。メインの包丁としては小さいため、2本目以降のサブ包丁におすすめです。また、折り畳みできるペティナイフやサヤ付きの製品なら引き出しの中に収納できます。持ち運びも楽なので、キャンプなどアウトドアで使いたい場合にも便利ですよ。
使い勝手に合った刃の素材を選ぶ
刃の素材により、お手入れのしやすさや切れ味が違います。使い勝手に合った刃の素材を選びましょう。
錆びにくくお手入れが簡単な「ステンレス」
家庭用ペティナイフにはステンレス素材がよく使用されています。使い勝手に優れているため、どのペティナイフにしようか迷っている方はステンレス製のペティナイフを選びましょう。
ステンレスは錆びにくいため、お手入れが簡単に済むのがメリットです。刃も欠けづらく、簡易包丁研ぎ器が使えます。ステンレスは鋼よりも切れ味が劣りますが、家庭料理で使う程度であれば特に困ることはありません。
おがたなおこ
グリップまで一体化のオールステンレスならより衛生的ですね。
切れ味を重視するなら「鋼」
ステンレスよりも硬さのある鋼は、プロの料理人も愛用するほどの切れ味の良さが魅力です。切れ味の良いペティナイフは食材の繊維を綺麗に切断できるため、口当たりが良くなる、栄養や鮮度が保たれるなどのメリットがあります。
鋼のペティナイフのデメリットとして、定期的にお手入れをしないと刀身がすぐに錆びてしまいます。使用後に水分が残ったまま収納すると錆びるため、布巾で水分を拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させましょう。日々のお手入れが手間にならないのであれば、切れ味の良い鋼のペティナイフがおすすめです。
高級感ある「ダマスカス鋼」なら料理が楽しくなる
ナイフの刀身部分に独特な木目状の模様がある金属を「ダマスカス鋼」といいます。複数の金属を重ねて製造されているため、通常の鋼製ペティナイフよりも強度が強く、折れにくいという特徴があります。見た目も美しく高級感があるため、毎日の料理が楽しくなりますね。
食材に金属臭が残らない「セラミック」
セラミック製のペティナイフは切った後の食材に金属臭が残らないため、果物や生野菜、刺し身といった生食用の食材を切るのに向いています。金属製の刃のように錆びないため、食洗機に入れて洗える点も嬉しいですね。
セラミック製のペティナイフは、衝撃に弱いことがデメリットです。刃がまな板に当たった衝撃で刃こぼれしたり、硬い食材を切る際に刀身が折れることがあります。メイン包丁としては少し使いづらいため、ちょっとした調理に使うサブ包丁や果物ナイフとして持っておくのがおすすめです。
関連記事:【衛生的で使いやすい】まな板おすすめランキング30選!プロ愛用の人気商品も
食材に合った刃の形状を選ぶ
ペティナイフの刃は直刃と波刃の2タイプがあります。よく調理する食材に合わせて刃の形状を選びましょう。
オールマイティに使える「直刃」
直刃のペティナイフは食材を細かく刻んだり、皮むきや切れ目を入れたりなどオールマイティに使えます。どんな食材にも使える小さい包丁が欲しい方は、直刃の製品を選びましょう。
パンやトマトなど柔らかい食材を切りやすい「波刃」
刃がギザギザ状になっている波刃は、ノコギリのように押し引きしながら使用します。パンやケーキなどの柔らかい食材、またはトマトの皮のような表面だけが硬い食材の切断に向いています。波刃は切断できる食材が限られているため、食材ごとに包丁を使い分けたい方におすすめです。
切り方に合わせて片刃・両刃を選ぶ
ペティナイフの刃付けは、片刃と両刃の2タイプがあります。切り方に合わせて刃の付け方を選びましょう。
「片刃」なら身離れしやすく皮むきに最適
片刃は野菜や果物の皮むき、キュウリなど長細い野菜の輪切りに向いています。片刃のペティナイフは切り離しに優れているため、皮や輪切りにした後の食材が刀身に張り付きません。また、片刃は魚をさばく出刃包丁に施されている刃付け方法で、刺身をさばく際にななめに刃を入れる切り方に向いています。
ただし、片刃は垂直に食材を切ると刃が付いていない方向へ曲がってしまうため、大きな食材の垂直切りには向いていません。また、片刃のペティナイフな右手用なので、左手で調理する方は両刃タイプを選びましょう。
堅い食材でも切りやすい「両刃」
家庭用の三徳包丁などに施されている両刃は、垂直方向への切断に優れています。包丁に慣れていなくても扱いやすいので、調理に慣れていない方におすすめです。刀身に穴が空いているタイプなら、皮むきや輪切りの際に身離れが良いため調理がスムーズに進みます。
肉や魚のカットなら、少しの力でも切断できるキッチンバサミもおすすめです。キッチンバサミのおすすめ製品は以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
関連記事:【肉や魚のカットに】キッチンバサミおすすめ21選|100均との違いや分解洗い・食洗機対応も
握りやすさ・お手入れのしやすさでグリップ素材を選ぶ
ペティナイフのグリップは、木材や樹脂で加工されているタイプや金属製があります。素材により握りやすさやお手入れのしやすさが違うため、グリップの素材にも注目してみましょう。
木製・樹脂製グリップなら滑りにくい
木製や樹脂製グリップは金属製に比べて手にフィットしやすく、長時間の調理でも疲れにくい特徴があります。金属グリップに比べて滑りにくく、手が濡れていても作業しやすいです。
木材や樹脂は水分を拭き取らないまま収納するとカビが発生するため、使用後はしっかりと乾燥させ保管してください。
カビが発生しにくい金属グリップ
刀身からグリップまでが一体となっている金属製のペティナイフは、カビが発生しにくく清潔を保つことができます。金属グリップは表面が滑りやすいため、凹凸加工が施されているタイプを選びましょう。
おがたなおこ
刃先が切れるだけじゃなく、グリップを握った感触や安全性、衛生面も考えて、自分好みのペティナイフを選ぶといいですね。
安いVS高い!ペティナイフの比較
ペティナイフは2,000円程度のお手軽に使えるモデルから、5,000円以上の高級モデルまで幅広い価格帯の製品が販売されています。安いモデルと高いモデルを比較し、それぞれの特徴を解説します。
安いペティナイフの特徴(2,000円のモデル)
2,000円程度の安いペティナイフは、ステンレス製でお手入れが簡単な製品です。少量の食材調理に向いており、一人暮らしであればペティナイフだけで自炊ができます。また、メインの包丁とは別に、小回りが利く小さな包丁が欲しい方にも最適です。
- お手入れが簡単なペティナイフが欲しい方
- 少量の調理をする一人暮らしの方
- 小回りが利くサブ包丁や果物ナイフが欲しい方
高いペティナイフの特徴(5,000円以上のモデル)
5,000円以上のペティナイフは毎日自炊する方や趣味として料理を楽しみたい方におすすめ。5,000円以上の価格帯は、切れ味の良い鋼製や職人がこだわって製造した品質の高いペティナイフです。力を入れなくても食材に刃が入るため、効率的に調理作業ができます。
- 毎日自炊する方
- 趣味として調理器具にこだわりたい方
- 効率良く調理したい方
おがたなおこ
ペティナイフを初めて使う方なら、手ごろな価格のものがいいでしょう。
今使っているものの他に、もう1本サブ包丁があってもいいなぁ、と思っている方でしたら、思い切って一生使えるものをおススメします。
専門家おすすめのペティナイフ
この記事を監修した、フードクリエイターのおがたなおこさんおすすめのペティナイフをご紹介します。
【女性の手のひらにぴったり】名刀藤次郎・オールステンレスのペティナイフ
料理を教える仕事をして、はじめて買ったペティナイフが藤次郎でした。理由は、魚さばき名人が使っていたから。実際に触ってみて、使ってみて、めちゃめちゃ使いやすさを感じて即買いしました!
刃の素材 | 鋼製 |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | 225mm |
刃渡り | 120mm |
刃の形状 | 両刃 |
その他の特徴 | 日本製 |
ペティナイフおすすめ人気ランキング比較一覧表
ペティナイフおすすめ人気ランキング20選
ペティナイフのおすすめ人気ランキング20選をご紹介します。
手軽に使えて錆びにくい鋼素材のペティナイフ
藤次郎ブランドの低価格帯モデル。モリブデンバナジウム鋼という錆びにくい鋼素材を使用しています。お手入れが簡単な鋼素材のペティナイフが欲しい方に最適です。モリブデンバナジウム鋼はステンレスよりも硬いため、優れた切れ味で調理が楽しくなりますね。
樹脂素材のハンドルは全6色あり、キッチンや他の調理器具に合ったカラーを選べます。こちらの製品は月1~2回の包丁研ぎが推奨されているため、包丁研ぎ器とセットでの購入をおすすめします。
刃の素材 | モリブデンバナジウム鋼 |
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グリップの素材 | エラストマー樹脂(ノバロン銀系無機抗菌剤配合) |
全長 | 23cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
衛生的に使えるオールステンレスのペティナイフ
ドイツに本拠地を置くメーカー、Zwilling(ツヴィリング)のペティナイフです。刃物製造の名産地である岐阜県関市で製造されています。ハンドルの中央に重心がくるよう設計されており、適度に重量があるため、手首に無理な負担が掛からずに調理できる点がメリットです。
刀身の先端を鋭く仕上げているため野菜の芯をくり抜いたり、飾り切りなどの細かい調理にも向いています。刃渡りが13cmあるため、メイン包丁としても活躍する製品です。
刃の素材 | 特殊ステンレス鋼(N60ステンレス) |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | - |
刃渡り | 13cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
毎日の料理が楽しくなるかわいいペティナイフ
刀身とハンドル部分にネコのイラストが描かれているかわいいペティナイフです。同メーカーでは同じデザインの三徳包丁やパン切り用ナイフなどもラインナップしているので、すべて集めてコレクションしたくなりますね。調理の様子をSNSへ投稿したくなるデザインです。
オールステンレスなのでお手入れも簡単にできます。梱包はかわいい化粧箱付きなので、自分用にはもちろん、プレゼントとしても喜ばれるペティナイフです。
刃の素材 | モリブデンステンレス鋼 |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | 約21.8cm |
刃渡り | 約11.5cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
刺身がきれいに切れる片刃タイプのペティナイフ
キッチン用品を販売しているメーカー、PAUDIN(パウディン)の片刃ペティナイフ。魚の調理に特化したペティナイフなので、よく魚をさばく方や刺身のブロックをよく購入する方におすすめです。身の断面がきれいに仕上がるため、口当たりの良い魚料理ができ上がります。
刃の素材はクロムを多く配合したステンレス素材を採用。従来のステンレス素材に比べて硬度が増しており、耐久性も改善しています。長く愛用できるペティナイフです。
刃の素材 | ステンレス |
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グリップの素材 | ガラス繊維 |
全長 | 25cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・片刃 |
その他の特徴 | 右手用 |
柔らかい食材でもサクサク切れる波刃タイプ
スイスのメーカー「VICTORINOX」の波刃ペティナイフです。熟したトマトやパン、ケーキといった柔らかい食材をつぶさずに切断できます。柔らかい食材専用のサブ包丁として重宝するペティナイフです。
この製品だけでほとんどの調理をしている方もいるほど、切れ味が優れています。波刃は果物や野菜の皮むきには向いていませんが、ノコギリのように引きながら切断する切り方が定着している方は使いやすい製人です。1,000円程度で購入できるコスパの良さも魅力ですね。
刃の素材 | ステンレス |
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グリップの素材 | ポリプロピレン |
全長 | - |
刃渡り | 10cm |
刃の形状 | 波刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
ブルーの刀身が美しいチタンコーティングタイプ
刃物メーカー「スミカマ」のペティナイフです。刀身はブルーのチタンコーティングが施されており、美しいデザインが魅力的です。チタンは金属臭がなく、錆びないためお手入れも簡単。刃が摩耗しにくいため、購入後は包丁研ぎを使用しなくても長期間利用できます。
重量は40gと非常に軽い製品です。柔らかい食材の切断や皮むきに向いていますが硬めの食材は切りにくいため、サブ包丁として利用したい方におすすめです。
刃の素材 | ステンレス(チタンコーティング) |
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グリップの素材 | ポリプロピレン |
全長 | 24cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
ダマスカス模様が美しいプロ向けペティナイフ
日本の包丁ブランド「ISSIKI」のペティナイフです。67層の金属素材を積層した美しいダマスカス模様は、見ているだけでもテンションが上がるデザイン。調理器具のデザインにこだわりたい方におすすめなペティナイフです。
刀身の芯材にはVG10という硬度の高いステンレス素材を使用しています。耐摩耗性に優れた素材なので、最小限のお手入れで問題ありません。贈り物にも最適なギフトボックス入りなので、料理好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
刃の素材 | ステンレス鋼 |
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グリップの素材 | ガラス繊維 |
全長 | 23cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | ダマスカス鋼 |
有名ブランドのペティナイフが低価格で使える!
有名ブランド「藤治郎」の流通向けモデルである藤寅作のペティナイフです。藤寅作は藤治郎と同じ性能でありながら、低価格で販売されています。有名ブランドのペティナイフを安い値段で使いたい方におすすめです。
藤寅作ペティナイフのデメリットとして、メンテナンスを依頼する際に販売店を通す必要があり、メンテナンスを受けるまで時間がかかります。ただし市販の包丁研ぎ器を使用すれば切れ味を維持できるため、メンテナンスの依頼をしないのであれば問題ありません。
刃の素材 | ステンレス |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | 22.5cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
生野菜や果物の切り口が変色しにくいセラミック製
京セラのセラミック製ペティナイフです。生野菜や果物を刻んでも切り口が変色しにくく、食材に金属臭が残りません。サラダなど生食用の料理に向いています。刃付けは職人が手作業で行っており、金属製の包丁と同じような切れ味で調理できます。
食器洗い乾燥機はもちろん、漂白剤にも対応しているため使用後のお手入れが簡単。漂白剤につけ置きしても刃が劣化しないため、衛生面が気になる方も安心ですね。無料研ぎ直し券が付属している点もうれしいポイントです。
刃の素材 | セラミック |
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グリップの素材 | ポリプロピレン |
全長 | 21.1cm |
刃渡り | 9.5cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | サヤ付き |
手軽に使えるダマスカス模様の低価格なペティナイフ
ダマスカス包丁に定評のあるメーカー、恵比寿刃の低価格帯モデルです。型取りを海外で行い、刃付けを一流の職人が手掛けることで大幅なコストカットを実現。プロの料理人も愛用するペティナイフを家庭でも手軽に使用できます。刀身には最高品質の「VG-10」を採用しており、最高レベルの強度と切れ味を体感できる製品です。
ハンドル部分には高級感のある天然ホワイトオークを使用。ミリ単位で調整された設計で、長時間の調理でも疲れを感じません。1年間のメンテナンス付きなので、購入した後のお手入れも安心ですね。
刃の素材 | 合金鋼, 高炭素ステンレス鋼 |
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グリップの素材 | 天然ホワイトオーク |
全長 | 22cm |
刃渡り | 13cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | ダマスカス鋼 |
海外でも人気の高いプロ仕様のペティナイフ
藤次郎シリーズのスタンダードモデル。こちらのF品番は海外や刃物専門店に卸されており、業務用としても愛される切れ味の良さが魅力です。さまざまな食材を調理する方に向いています。
ハンドル素材には軽量な黒積層強化木を使用しています。長時間の調理作業でも手や腕に疲れを感じません。非常に硬い刀身を使用しているため、メンテナンスは簡易包丁研ぎではなく砥石を推奨しています。お手入れに手間が掛かりますが、確かな切れ味が魅力の製品です。
刃の素材 | コバルト合金鋼,13クロームステンレス |
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グリップの素材 | 黒積層強化木 |
全長 | 24cm |
刃渡り | 13.5cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
金属臭が気にならないセラミック製ペティナイフ
セラミック(陶器製)のペティナイフです。鋼やステンレスに匹敵する高硬度で、長い期間使用しても切れ味が落ちません。何度も刃を研ぐ手間が省けるため、最小限のお手入れで大丈夫です。
金属特有の臭いが付着しないため、刺身や生野菜を調理しても食材本来の美味しさを楽しめます。刃先が丸くなっており、刃こぼれしにくく安全性の高さも嬉しいポイント。細かな飾り切りには向いていませんが、皮むきや刻みといった普段使いであれば快適に調理できます。
刃の素材 | セラミック |
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グリップの素材 | 樹脂 |
全長 | 20cm |
刃渡り | 11cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | サヤ付き |
メイン包丁としても最適なダマスカス模様のペティナイフ
関孫六シリーズの最高級モデルです。メイン包丁としても利用できる刃渡り15cmの製品なので、一人暮らし用の品質の良い包丁が欲しい方におすすめ。ダマスカス模様が施されていますが、刃の素材はステンレス複合材なので錆に強く簡単にお手入れできます。
鋼素材に比べて切れ味はやや劣りますが、市販の包丁研ぎで手軽にメンテナンスできることが嬉しいですね。初めてダマスカス模様のナイフを使ってみたい方にも最適な製品です。
刃の素材 | ステンレス複合材(特殊ステンレス刃物鋼,ステンレススチール) |
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グリップの素材 | 積層強化木 |
全長 | 26cm |
刃渡り | 15cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | ダマスカス模様 |
食洗機に対応!サビに強いステンレス三層鋼
関孫六シリーズのミドルスペックタイプです。刃先の厚みを薄くすることにより、切り込みしやすいよう工夫されています。3段階研削加工が施されており、抜群の切れ味を実現。60gと重量が軽いため硬い食材には向いていませんが、肉や魚なら簡単にスライスできます。
刀身は錆びに強い三層鋼を採用しています。食器洗い機にも対応しており、調理後の洗浄も簡単。ちょっとした調理ならこの製品1本で完了する使い勝手の良いペティナイフです。
刃の素材 | ステンレス |
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グリップの素材 | ナイロン |
全長 | 23cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
流線型のハンドルが美しいデザインに優れたモデル
ハンドルは特徴のある流線型をしており、軽く握っても思い通りの包丁捌きができるペティナイフです。重心バランスにこだわった設計になっており、切断する際は刀身に重みが掛かり、少ない力でも刃が入ります。切れ味の良いペティナイフを求めている方でも、満足のいく製品です。
重厚感のあるブラックカラーと滑らかな流線形は、毎日の料理が楽しくなるカッコいいデザインですね。刀身とハンドルとの継ぎ目がないため、汚れにくく清潔に使用できます。
刃の素材 | モリブデンバナジウム鋼 |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | 23.5cm |
刃渡り | 12.5cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
メイン包丁としても使える刃渡りの長いペティナイフ
刃物ブランド「燕三条」のペティナイフです。メイン包丁としても使える刃渡りの長さが特徴で、あまり料理をしない方であればこの製品1本で炊事が完結します。初めて一人暮らしをする方や自炊にチャレンジする方のファーストナイフとしておすすめです。
重量は57gと非常に軽いため、皮むきやささがけといったまな板を使わない作業も楽に行えます。市販の包丁研ぎ器(シャープナー)で簡単に研げるため、購入後のケアも簡単です。
刃の素材 | モリブデンバナジウムステンレス鋼(心材)・13クロームステンレス鋼(側材) |
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グリップの素材 | ポリプロピレン |
全長 | 26cm |
刃渡り | 14cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
長く愛され続けるベストセラーペティナイフ
1973年以降、累計1,200万本を売り上げたベストセラー製品です。クセのないデザイン・切れ味で誰でも使いやすいため、多くの人に選ばれています。あまり料理をしない方から調理器具にこだわりたい方まで、幅広いニーズに対応するペティナイフです。
樹脂製のハンドル部分は3点留めでブレードに固定されており、長期間の使用でもネジが緩む心配がありません。あらゆる手のサイズに対応したストレートハンドルは料理の初心者でも疲れを感じません。
刃の素材 | 特殊ステンレス鋼 |
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グリップの素材 | POM樹脂 |
全長 | - |
刃渡り | 13cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
オールマイティに使える低価格なペティナイフ
ビクトリノックスのオールマイティに使えるペティナイフです。「切る・むく・刻む」といった幅広い使い方ができ、大きな三徳包丁を出すことが面倒な場面で活躍します。食器洗い機や乾燥機にも対応しています。サイズが小さいため、収納スペースが狭いキッチンでも安心ですね。
刃の付け方は両刃なので、左利きの方でも問題なく使用できます。1,000円程度の低価格なモデルなので耐久性はやや劣りますが、包丁研ぎ器を使用すれば切れ味が回復するため、長く使えるペティナイフです。
刃の素材 | ステンレススチール |
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グリップの素材 | ポリプロピレン |
全長 | 21.4cm |
刃渡り | 10cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | 食器洗い乾燥機対応 |
飾り切りや切れ目を入れやすいペティナイフ
Zwillingが販売する低価格モデルのペティナイフです。刀身の先が鋭く尖っており、飾り切りやゴボウのささがき、切れ目を入れるなどの細かい調理に向いています。流線型のハンドルは長時間の調理でも手や腕が疲れにくい設計です。
刀身の幅は約2.6cmと細いため、リンゴやジャガイモなどの皮むきがスピーディーに行えます。2,000円程度のお手軽な価格なので、ペティナイフを初めて使う方にもおすすめです。
刃の素材 | ステンレス |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | - |
刃渡り | 13cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | - |
食器洗浄機や食器乾燥器に対応したモデル
関孫六シリーズの低価格帯モデル。錆びにくいハイカーボンステンレス刃物鋼を使用しており、刀身・グリップ一体型なので食器洗浄機や食器乾燥機に入れても大丈夫です。熱湯消毒もできるため、清潔な状態でペティナイフを使いたい方におすすめです。
貝印独自の流線型ハンドル構造は、手の大きさを問わず握りやすいよう工夫されています。滑り止めとして細かな凹凸加工が施されており、ハンドルを握った際のしっかりとしたホールド感が魅力です。
刃の素材 | ハイカーボンステンレス刃物鋼 |
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グリップの素材 | ステンレス |
全長 | 23cm |
刃渡り | 12cm |
刃の形状 | 直刃・両刃 |
その他の特徴 | 食洗機対応 |
ペティナイフのおすすめ人気メーカー
ペティナイフは、調理器具メーカーや包丁専門メーカーからさまざまな製品が販売されています。ペティナイフのおすすめ人気メーカーとそれぞれの特徴について解説します。
強度の高いステンレス刃が魅力「貝印」
貝印は「刃物の三大都市」として知られる岐阜県関市で生まれた刃物メーカーです。強度の高さに定評があり、ニーズに合わせて幅広い価格帯の製品をラインナップしています。特に関孫六(せきまごろく)シリーズの包丁が有名で「よく曲がらず、よく切れる」を信念とした伝統技術を濃縮したペティナイフです。
プロも愛用!経年劣化に強い「藤次郎」
刃物ブランド「藤次郎(とうじろう)」は切れ味が長持ちする包丁として、プロの料理人にも愛用されています。切れ味が落ちても、市販の包丁研ぎを使えば簡単に元の切れ味に戻るため、長持ちするペティナイフが欲しい方におすすめです。
美しい模様で料理が楽しくなる「恵比寿刃」
刃物製造の名産地である大阪府堺市で製造された「恵比寿刃」は美しいダマスカス鋼が魅力です。1万円する高価なモデルもありますが、デザインや切れ味は納得のいく逸品ばかりです。恵比寿刃は1年間の無料メンテナンス付きなので、万が一、刃が欠けてしまってもプロの包丁職人によるメンテナンスを受けられます。
スイスの伝統的な刃物メーカー「ビクトリノックス」
ビクトリノックスはサバイバル用のナイフ製造をはじめ、家庭用のキッチン用品まで幅広いジャンルの製品製造を行っています。ビクトリノックスのペティナイフはカラーバリエーションに富んだシリーズや波刃タイプなどさまざまな用途に合った製品が魅力です。
おがたなおこ
メーカーごとに個性があって、迷ってしまいますね。どれも熟練の技術を感じられるものばかり。私はやっぱりメイドインジャパンかな。
ペティナイフの関連商品
ペティナイフと一緒に使うと便利な関連商品をご紹介します。
切れ味を回復する「刃物研ぎ器」
簡易的な刃物研ぎ器は、ペティナイフをセットして前後に引くだけで簡単に切れ味が回復します。金物店などで専門家に包丁研ぎを依頼する方法もありますが、刃物研ぎ器を使えば簡単にお手入れできるので便利です。さらに切れ味を良くしたいなら、砥石を使ってメンテナンスをしてみましょう。
おすすめの包丁研ぎ器はこちらの記事でも紹介しています。
便利な機能が満載「多機能まな板」
すりおろし機能や食洗機にも対応した多機能まな板なら、効率良く調理が進みます。最近は省スペースでも使える正方形サイズのまな板も販売されており、ワンルームのような調理スペースの少ないキッチンでも、ストレスなく料理できます。
キッチンのスペースが狭いなら、作業台になるガスコンロカバーが便利です。ガスコンロカバーのおすすめ商品は、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
関連記事:【作業台になる】ガスコンロカバーおすすめ9選|おしゃれなデザインや2口の薄型も
関連記事:【コスパ比較】まな板シートおすすめ11選|使い捨てロールタイプ、シートタイプも
省スペースでも包丁を収納できる「マグネット式包丁スタンド」
一般的なキッチンは、シンク下の棚の中にペティナイフ等の包丁を収納する場合がほとんど。しかし棚の中は通気性が悪いため錆びる原因になり、あまりおすすめできません。マグネット式包丁スタンドなら壁に貼り付けられ、使用後でもしっかりと乾燥できます。省スペースに何本も収納できるため、包丁の本数が増えても安心です。
関連記事:【横置きが人気】包丁スタンドおすすめ20選|スリムな壁掛けやマグネットタイプも
ペティナイフのよくある質問
ペティナイフのお手入れ方法を教えてください。
刃こぼれしたペティナイフは修理できますか?
ペティナイフの持ち方・握り方を教えてください。
おすすめペティナイフまとめ
ペティナイフの選び方とおすすめ人気ランキングを解説しました。ペティナイフは以下のポイントを確認して、製品を選んでください。
- 刃渡り12~15cmならメイン包丁としても使える
- 包丁を使い分けなら刃渡り8~10cmがおすすめ
- 普段使い用ならお手入れが簡単なステンレス製やセラミック製
- 本格的な料理をするなら鋼製がおすすめ
自宅でおいしい料理を作るには、調理器具へのこだわりも大切です。小回りの利くペティナイフで、快適に料理を作ってみましょう。
記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。