ジムに行かなくても本格的なトレーニングができるトレーニングベンチは、今人気のアイテムです。自宅で筋トレを行う際、トレーニングベンチがあると、数多くのトレーニングメニューを増やせます。
ですが、トレーニングベンチはシンプルなベンチから、角度が調整できるもの、折りたたみ可能なコンパクトなものまで、種類は様々です。
初めて買う方は、「一体どれを選んだらいいのかわからない」という方も多いと思います。
そこでこの記事では、トレーニングベンチの基本的な解説から選び方、メリットやデメリットについて解説します。
記事の後半では売れ筋のトレーニングベンチを紹介していますので、トレーニングベンチを検討している方はぜひ読んでみてください。
この記事を監修した専門家
ジムでの指導以外にもYouTubeやTwitter、ブログなどで日々トレーニングの情報を発信しています。
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著書「史上最高のストレッチ」新星出版社
目次
トレーニングベンチの種類
トレーニングベンチには様々な種類があります。
- フラットベンチ
- インクラインベンチ
- デクラインベンチ
- アジャスタブルベンチ
- フォールディングベンチ
- マルチベンチ
それぞれ用途やできることが異なるので、自分に合った物を選びましょう。
シンプルなフラットベンチ
フラットベンチはその名の通り、床に対し平行になったシンプルでオーソドックスなトレーニングベンチ。
強度や安定感抜群で、ダンベルプレス、ダンベルフライ 、ダンベルクランチといったダンベル系のトレーニングや、ラックと組み合わせることによりベンチプレス といったバーベル系のトレーニングにも対応できます。
角度調整はできませんが、シンプルな分価格が安く、耐荷重が高いものが多く安定感抜群なため、初心者にもおすすめ。
編集部
上半身を起こした体勢でトレーニングできるインクラインベンチ
インクラインベンチとは、角度の付いた背もたれのあるトレーニングベンチです。
フラットベンチとは異なり、状態を起こした状態でトレーニングが行えるので、大胸筋上部や三角筋前部といった上半身中心のトレーニングに効果的。
編集部
頭を低くしたメニューが行えるデクラインベンチ
デクラインベンチは、滑り止めに脚をひっかけて固定し、頭を体よりも低くした状態でトレーニングができるベンチです。
通常はその傾斜を利用して、腹筋台として腹筋や背筋を鍛える為に使用されますが、通常ではなかなか取れない独特な体勢でダンベルやバーベルを使ってトレーニングを行う事でより様々な部分にアプローチできます。
上半身が脚よりも高くなるインクラインとの違いですが、インクラインは大胸筋の上部や中部中心、デクラインは主に大胸筋の下部中心に鍛えられます。
編集部
角度調整で形状を変えられるアジャスタブルベンチ
アジャスタブルベンチは角度調整機能付きで、フラットにしたり、インクラインにしたりデクラインにしたりと、一台で何役もこなす使いやすいベンチです。
筋トレメニューを大幅に増やせることから、色々なメニューをこなして体全体を鍛えたいという方におすすめ。
編集部
折り畳めるフォールディングベンチ
フォールディングベンチは折り畳み式のベンチで、使い終わったらコンパクトなサイズにして収納できます。
一人暮らしの部屋や収納が少ない家でも設置しやすいことから人気のあるタイプで、現在家庭向けトレーニングベンチの多くは折り畳めるようになっています。
編集部
トレーニングベンチ+アタッチメント付きのマルチベンチ
マルチベンチは別名「多機能ベンチ」とも言い、通常のトレーニングベンチにさらに別のトレーニング用のアタッチメントが付いた最強のベンチです。
一見、店舗等に置いてあるようなプロ用マシンに見えますが、上半身・下半身問わず様々な方法で体を鍛えられるという意味では初心者にもおすすめの種類です。
編集部
野上 鉄夫
またその際には安全の為セーフティーバーは必ず設置するようにしましょう。パワーラック+アジャスタブルベンチの組み合わせが安全に最も多くのトレーニング種目に対応できますが、設置場所や予算的にもかなり上級者向けの組み合わせとなります。
初心者の方で長くトレーニングをしたい方は、ダンベル+角度調整のできるベンチ台の組み合わせがお勧めです。
トレーニングベンチの選び方
トレーニングベンチを選ぶときは、以下のポイントに注目して選びましょう。
- ベンチの形状
- 耐荷重量
- シートの高さ
- シートの幅
- 折りたたみ式
- キャスター・グリップ付き
目的に合わせてベンチの形状を決める
一番重要なのがトレーニングベンチの形状です。
先ほど解説しましたが、トレーニングベンチには様々な種類があり、できるメニューや鍛えられるポイントが異なります。
ベンチの種類 | おすすめの人 |
フラットベンチ | 一般的な筋トレやダイエット目的等、簡易的なメニュー中心の方 |
インクラインベンチ | 大胸筋上部や中部、その他様々な筋肉をしっかりと鍛えたい方 |
デクラインベンチ | 腹筋や脚、大胸筋下部中心に様々な筋肉を鍛えたい方 |
アジャスタブルベンチ | 様々なメニューを行って、体全体をバランスよくしっかりと鍛えたい方 |
フォールディングベンチ | ワンルーム等、限られたスペースでトレーニングしたい方 |
マルチベンチ | 設置スペースが十分にあり、本格的なトレーニングを行いたい方 |
ざっくりですがこのように選ぶといいでしょう。
編集部
体重+器具+メニューに耐えられる耐荷重量を選ぶ
トレーニングベンチにはどのくらいの重さに耐えられるかを表す「耐荷重」の数値がありますが、目安としては200kg以上のトレーニングベンチを選びましょう。
ベンチには自身の体重だけではなく、バーベルやダンベル等の器具の重さ、運動による負荷が加わるため、この耐荷重が高いほど安心してトレーニングできます。
もちろん身長や体重、性別によっても必要な耐荷重は変わってきますが、一般的に200kg以上あると安心です。
編集部
踏ん張りやすいシートの高さを選ぶ
地面からシートまでの高さは、一般的な体格の方なら40cm~42cm程度を目安に選ぶと使いやすいです。
40cm~42cmあればシートに腰掛けてもしっかりと足で地面を踏みしめられるため、安定したトレーニングが行えます。
編集部
体を預けやすいシートの幅を選ぶ
トレーニングベンチのシート幅は一般的に27cm程度、大柄な方は30cmほどあると安心です。
広いほど体を預けたときに安定しやすく、体を痛めることなく安全にトレーニングが行えます。
編集部
折りたたみ式かどうかで選ぶ
設置スペースに不安がある方は、フォールディングベンチ(折り畳み式)を選びましょう。
使わないときは小さくしたり、薄くしたりできて収納しやすくなります。
現在では組み立て不要で、簡単に広げたり畳んだりできるものも多数販売されています。
編集部
キャスター・グリップ付きかどうかで選ぶ
トレーニングベンチを移動させることが多い場合は、簡単に移動させられるキャスターやグリップ付きの物を選ぶと便利です。
製品によっては、折り畳んだ時に取っ手を持って移動させられるタイプもあります。
編集部
野上 鉄夫
幅が狭いと安定感に欠けますが、広すぎてしまうと特に胸の種目を行う場合に、背中の筋肉の動きをシートが制限してしまい、胸の筋肉の可動域を広く確保できないケースがあります。
またシート形状が角張っている物もこの傾向があります。シート幅の広いタイプのベンチ台はシートの角が丸まっている物を選ぶようにしたいところです。
専門家おすすめのトレーニングベンチ
専属プロトレーナー監修の安心してトレーニングが行えるベンチ
私がこのトレーニングペンチをお勧めする理由は、シートの幅と高さのバランスのよさです。
コメントにも書きましたが、トレーニングベンチのシートの幅は特に胸のトレーニングを行う場合には、やや狭い方が筋肉に効かせやすいものです。
またシートの高さが高いと足の踏ん張りも効かず、なかなか力が入りません。その点をこのトレーニングベンチは専属のプロトレーナーが上手く抑えている事が伺えます。
シートの角度調整のしやすさやデザイン性のよさ、そして収納性の良さもお勧めできるポイントです。全体的にとても使いやすくバランスの取れた商品だと思います。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 27cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | - |
トレーニングベンチのおすすめ人気ランキングと比較一覧表
トレーニングベンチのおすすめ人気ランキング13選
コンパクトなのに1台3役、自宅で本格的なトレーニングが可能!
アルインコ(ALINCO)のEX150A、3WAYアジャスタブルトレーニングベンチは、シートが7段階調整でき、フラット、インクライン、デクラインと1台で3役こなせるベンチです。
シート幅が43cmとかなり広く、男性も女性でもゆったりと体を預けてトレーニングが可能。
ヘッドレスト(クッション)付きで、トレーニングの合間の小休憩もできます。
折りたたむことで、かなりコンパクトになるので、自宅に設置スペースのない方でも本格的なトレーニングができるおすすめのベンチです。
難点としては耐荷重が120kgとやや低いので、体格のいい方はもう少し耐荷重の高い製品を選んだ方が安全かもしれません。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 120kg |
シートの高さ | 41cm |
シートの幅 | 43cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ヘッドレスト・レッグパッド付 |
安価でシンプル、安心して使える日本製ベンチ
WASAI(ワサイ)のMK600Aは、フラットとインクラインベンチになる日本製トレーニングベンチ。
シンプルですが、その分価格も安く、しかもこの価格でコンパクトに折りたたむこともできるコスパの良いモデルとなっています。
気になる点としては耐荷重180kgと平均よりもやや低い点と、シートの高さが45cmとやや高めな点です。
とはいえ、耐荷重に関しては問題となるほどではなく、一般的な体格であれば十分です。
小柄な方はシートの高さにだけ注意しましょう。
タイプ | フラット+インクライン |
---|---|
耐荷重 | 180kg |
シートの高さ | 45cm |
シートの幅 | 27cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ー |
ダイエットやフィットネスに最適なライトユーザー向けベンチ
東急スポーツオアシスのSU-100 は、シートの幅は余裕を持った30.5cm、シートの高さや負荷も3段階で設定可能、そしてその独特の形状で色々な態勢でのトレーニングが可能なベンチです。
トレーニングベンチとして使うのはもちろん、ハンドルとゴムチューブ付きなので上半身や胸筋もしっかりと鍛えられます。
さらに折りたたみも可能です。
ただし耐荷重が100kgしかなく、大柄の方の使用や、重い器具を使った本格的なトレーニングを行うのにはやや不向き。
フィットネスとトレーニングの中間くらい、運動不足解消やダイエット目的のフィットネスなど、ライトなメニューを中心に行いたい方向けです。
タイプ | マルチベンチ |
---|---|
耐荷重 | 100kg |
シートの高さ | 47cm(最大) |
シートの幅 | 30.5cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ハンドル付き |
耐荷重300kgで、様々なトレーニングが可能な本格的ベンチ
YouTen(ユーテン)のマルチシットアップベンチは、ハンドル、レッグクッション、角度調整が可能で、調整次第でどんなメニューもこなせる万能ベンチです。
耐荷重は300kgと非常に高く、骨組みもしっかりとしているので、体格の良い方でもドラゴンフラッグ等の強めのトレーニングを安心して行えます。
折りたたむとかなり薄くなるので、ベッドの下などに収納することも可能。
レザー調シートで高級感もあり、使いやすいわりに非常に安価と、欠点らしい欠点の無いバランスの良いベンチです。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
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耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 47.5cm |
シートの幅 | 27cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ー |
安価でシンプル、それでいて頑丈な初心者向けトレーニングベンチ
リーディングエッジのLE-FFB2は、見た目通り、非常にシンプルなフラットベンチです。
できることが多いと、逆に使い方やトレーニングに迷ってしまうこともあるので、初心者はこのフラットベンチから試してみるのもおすすめです。
シンプルとはいえ、耐荷重は300kg、厚みのあるクッションで体格の良い方のハードなトレーニングにも耐える頑丈さ。
折りたたむとかなり小さくなるので、ワンルームでも邪魔にならずいつでもトレーニングが可能。
シンプルすぎる以外の欠点がない優秀なトレーニングベンチです。
タイプ | フラットベンチ |
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耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 27cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ー |
高さ調整が可能な老若男女問わず使いやすいトレーニングベンチ
YouTen(ユーテン)のフラットベンチは、一見普通のフラットタイプですが、高さが細かく、しかも左右で変えられる特徴を持ったベンチです。
体格や性別に合わせて高さを変えることはもちろん、左右で高さを変えることでインクライン、デクラインベンチとしても使えます。
性能の良いフラットベンチを探している方におすすめ。
シート幅が26cmと、若干小さめですが、よほど体格のいい方でない限り特に問題になるサイズではないでしょう。
半分に折りたためるタイプで、畳むと厚くなるので隙間に収納するのは難しいですが、スペースが小さくなり部屋の隅に置きやすいサイズになります。
タイプ | フラットベンチ |
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耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 38.5cm~46.5cm |
シートの幅 | 26cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | 高さ調整可能 |
ベンチプレス付きで折りたたみ可能な高性能フラットベンチ
BODY DESIGN(ボディデザイン)のハイパープレスベンチは、耐荷重300kg、ベンチプレス付きでまるで業務用のような高性能なフラットベンチです。
フラットベンチではありますが、角度調整が可能で、インクラインやデクラインとしても使用可能。
しかも折りたたみもでき、高さはさほど変わりませんが、幅がかなり薄くなるので、部屋の隅などに置きやすくなります。
耐荷重が高く頑丈な作りで、ベンチプレスセットな上に折りたたみが可能と、性能が非常に高い分、やや高価ですので予算と相談して検討してみてください。
タイプ | フラットベンチ |
---|---|
耐荷重 | 200kg |
シートの高さ | 45cm |
シートの幅 | 25cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ベンチプレス付き |
耐荷重500kg!プロのトレーニングにもおすすめなベンチ!
BARWING(バーウィング)の4WAYアジャスタブルベンチは、耐荷重は驚異の500kg、シート幅は余裕を持った29cmと、プロのアスリートのトレーニングにも最適な高性能トレーニングベンチです。
フラット、インクライン、デクラインとして使え、これ1台で多くのメニューをこなすことができます。
折りたたみも可能で、しかも折りたたむと取っ手付きの少し大きめのバッグほどになるので、持ち運びも簡単。
比較的高さがあるので、高身長の方におすすめです。
小柄な方や女性にとっては使いにくい高さで、耐荷重もかなりオーバースペックなので、別のモデルの方が良いでしょう。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
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耐荷重 | 500kg |
シートの高さ | 47.5cm |
シートの幅 | 29cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ローラー・持ち手つき |
安価で平均以上の性能を持った欠点の無いトレーニングベンチ
GOGOJUMPのトレーニングベンチは、耐荷重は高めの227kg、シート幅は余裕のある32cm、さらに折りたたみ可能で価格も安く、欠点らしい欠点の無いベンチです。
細かい角度調整も可能で、フラット、インクライン、デクラインベンチとしても使えます。
折りたたむとかなり薄くなるので、ベッドの下や、家具の隙間などに収納可能。
シートの高さが42cmと、やや高めな点を除けば年齢性別、体格を問わず、どんな方にもおすすめのトレーニングベンチです。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 227kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 32cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ー |
しっかりとした作りで、安心してトレーニングが行えるベンチ
リーディングエッジのLE-B80 マルチポジションベンチは、耐荷重300kg、シート幅27cmでフラット、インクライン、デクラインとして使えるベンチです。
背面6段階、座面3段階の調整ができ、折りたたみも可能。
プロトレーナーの監修に基づく構造設計で、フラット運動時に背もたれのしなりを防ぐ三点フレーム構造で、ハードなトレーニングでも集中できます。
多機能というよりは「シンプルな構造のベンチをしっかりと作っている」タイプなので、ハードなトレーニング用に信頼できるベンチを探している方におすすめです。
しっかりとした構造になっている分、価格はやや高めなのでライトユーザーには不向きです。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 27cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | - |
あらゆる点で使いやすい、高性能アジャスタブルベンチ
BARWING(バーウィング)BW-DC04 トレーニングベンチは、耐荷重300kg、8×4段階調整可能でフラット、インクライン、デクラインとして使える万能ベンチです。
足を置く場所のバーが短いタイプなので、どんな体格の方でも足の置き場所に困らず、しっかりと床を踏みしめてトレーニングが可能。
折りたたむとかなり薄くなるので、ベッドの下などの収納可能で、移動の際はローラー付きなので女性でも楽々運べます。
突出した機能はありませんが、どんな用途にも使えて、しっかりと作られた安心してトレーニングに集中できる万能ベンチです。
42cmと、若干高さがありますが、性別年齢を問わずどんな方にもおすすめ。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 26cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | ローラー付き |
公式競技対応、平均的な性能の使いやすいアジャスタブルベンチ
FLYBIRDのトレーニングベンチは、耐荷重270kg、シート幅32cm、シートの高さ42cmと全体的な性能の高いトレーニングベンチです。
背もたれは6段階、座面は3段階調整可能で、フラット、インクライン、デクラインとして使用可能。
他のメーカーの同性能ベンチに比べてやや価格は高めですが、その分シートに高級感があり、ベンチ自体の作りもしっかりとしている点を考えればむしろ安いと言えます。
折りたたみも可能なので自宅でしっかりとした本格的なメニューを行いたい方なら男性女性、年齢や体格問わずおすすめできるトレーニングベンチです。
タイプ | フラット+インクラインベンチ |
---|---|
耐荷重 | 270kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 32cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | レッグカール付き |
多段階調整可能&余裕のある作りで本格トレーニング可能なベンチ
FLYBIRDのトレーニングベンチ 3WAY可変式は、耐荷重300kg、シートの幅33cm、シートの高さ42cmとかなり余裕をもって作られたベンチです。
角度調整も背面6段階、座面4段階、フットレスト3段階調整可能で、フラット・インクライン・デクラインベンチとして使用可能。
角度調整の豊富さや性能を考えるとかなり価格も抑えられていて、ほとんどの人がこれを買っておけば不満を感じることはないでしょう。
折り畳みも可能で、折りたたんだあとはストラップで楽々移動させられるので、女性でも取り扱いがしやすいモデルです。
タイプ | アジャスタブルベンチ |
---|---|
耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
シートの幅 | 33cm |
折り畳み | 可能 |
その他機能 | 取っ手付き |
トレーニングベンチの使い方
トレーニングベンチが自宅にあると、豊富なメニューで様々な体勢や角度から体を鍛えられます。
ここでは、トレーニングベンチでできること、代表的なトレーニング方法のやり方をいくつか紹介します。
ダンベルプレス
トレーニングベンチであお向けになり、両手にダンベルを持って上下運動を行うのがダンベルプレスです。床に直接寝転んでしまうと腕や肩の可動域が狭くなってしまいますが、トレーニングベンチの上であれば可動域を広くとれるので、より効率的にトレーニングができます。
大胸筋、三角筋、上腕三頭筋と胸周りのあらゆる筋肉を鍛えられ、上半身全体をしっかりと強化可能です。
編集部
高重量を扱う方は、手首を痛めないようにリストラップを使用しましょう。リストラップのおすすめ商品を以下の記事でまとめているので、参考にしてください。
関連記事:トレーニー必見!リストラップおすすめ15選|手首の保護やトレーニングの安定性アップに
シングルアームロウ(ワンハンドローイング)
トレーニングベンチに片手と片膝をつき、もう片方の手でダンベルを持って行うトレーニングです。
広背筋、僧帽筋、三角筋、菱形筋、大円筋と、上半身の広範囲にある筋肉をまんべんなく鍛えられます。
編集部
ダンベルカール(コンセントレーションカール)
アームカールはトレーニングベンチに腰掛け、片手にダンベルを持ち、肘を固定して上下運動を行うトレーニングです。
主に上腕二頭筋を鍛えて肩幅を広く見せる効果があり、男性らしい体作りが可能です。
編集部
このように、トレーニングベンチがあると様々な体勢や方法で筋肉を鍛えられます。
もちろん今回紹介した方法以外にもたくさんのトレーニングメニューが実践できるので、興味のある方は専門のサイトやブログを参考にしてください。
野上 鉄夫
トレーニングベンチのメリット・デメリット
トレーニングベンチのメリットとデメリットを解説します。
トレーニングベンチのメリット
- 自宅でトレーニングができる
- 普段負荷をかけにくい部位も鍛えられる
- トレーニングへのスイッチが入りやすい
- 角度を変えて様々な筋肉に負荷をかけれる
トレーニングベンチを導入する一番のメリットは、自宅で様々なトレーニングメニューが行える点です。
体一つでトレーニングをしようとすると、できるメニューはかなり限られます。
全身の筋肉をバランスよく鍛えたい場合、トレーニングベンチがあるのと無いのとでは効率と効果に大きな差が出ます。
トレーニングベンチの代わりに椅子やソファといった家具を使う方法もありますが、強度やバランスを考えると本格的なメニューは難しいでしょう。
頑丈なトレーニングベンチがあれば、本格的で効果的な筋トレが行えます。
また、心理的なメリットもあり、自宅にトレーニングベンチがあると「筋トレをするぞ!」というスイッチが入りやすく、モチベーション維持にも役立ちます。
編集部
トレーニングベンチのデメリット
トレーニングベンチのデメリットは「スペースが必要・場所を取る」ことです。
大人一人の体重を支えるトレーニングベンチは基本的にしっかりとした作りの物が多く、それなりの重さと大きさがあります。
収納しやすい折り畳みタイプもありますが、結局使うときには広げなくてはいけないので、いずれにしても場所の確保は必要になります。
買う前に一度自宅のスペースと相談し、邪魔になりにくいサイズや形状の物を買うといいでしょう。
編集部
野上 鉄夫
逆に安価で気軽な物ほどトレーニングの継続率を維持する事が困難になるケースが多いのも事実です。ホームトレーニングの器具は予算とモチベーションを上手く見極めて選ぶ事が大切です。
アンケート調査:自宅用トレーニングベンチの選び方について(2023年)
Picky’sでは自宅用トレーニングベンチの選び方に関するアンケート調査を行いました。
質問①:トレーニングベンチを使う頻度はどれくらいですか?
質問②:トレーニングベンチを選ぶ上でのポイントを教えて下さい。
質問③:購入した、または購入予定のトレーニングベンチのタイプを教えてください。
調査方法:インターネット上でのアンケート調査を行い、回答をポイント集計。 調査対象:20代から70代までの男女 有効回答数:206名 調査機関:自社調査 調査期間:2023/3/3~2023/3/10 ※Web媒体にて本アンケートを引用される場合、出典を明記した上で、本記事へのリンクをお願いいたします。
トレーニングベンチの関連商品
トレーニングベンチの関連商品を紹介します。
スマートウォッチ
心拍数や消費カロリーを計測したり、トレーニング中に気づきにくいメールや着信を知らせてくれるスマートウォッチはトレーニングのパートナーとして最適です。
マッサージガン
筋肉にいつもより強い負荷をかけると、筋肉痛になったり、疲労が蓄積してパフォーマンスが落ちたり、日常生活に支障をきたします。
トレーニングが終わったら、お風呂にゆっかり浸かり、お風呂上りはマッサージガンでしっかりと筋肉のケアを行いましょう。
Picky’s編集部では、しっかりと筋肉に働きかける強力なマッサージガンを多数紹介していますので、以下の記事も是非読んでみてください。
ワイヤレスイヤホン
ストイックにトレーニングに集中するのも良いのですが、イヤホンで音楽を聴きながら楽しくトレーニングを行えば、より長続きするでしょう。
その際は、トレーニングの邪魔をしない便利なワイヤレスイヤホンがおすすめです。
トレーニングベンチのよくある質問
最後にトレーニングベンチでよくある質問についてQ&Aで解説します。
トレーニングベンチの捨て方は?
引っ越しや買い替えで不要になったトレーニングベンチの捨て方ですが、基本的に粗大ごみとして出します。
出す際は、各自治体のルールに従ってください。
もし、あまり使わず綺麗な状態のままなら、リサイクルショップやヤフーオークション、メルカリに出品するという方法もあります。
捨てるくらいなら必要な方に譲るという選択肢も良いのではないでしょうか。
ただ大型なので、運んだり、梱包や発送がかなり大変で、送る際の送料もかなり高くなるので、どの方法が良いかはよく考えて決めましょう。
トレーニングベンチは自作できるの?
ブログやSNSを見ると、トレーニングベンチを自分で作成したという方も多いようです。
確かに簡単なフラットベンチ程度であれば構造もシンプルで、少しDIYの知識があれば手作りも可能でしょう。
ただ、レントリーでは自作のトレーニングベンチはおすすめしません。
トレーニングベンチは自分の体重を預け、ダンベル等で強い負荷をかけるアイテムですので、万が一使用中に破損した場合、大けがにつながる可能性もあります。
専門知識と専門技術を持ったメーカーが作った、信頼できるベンチを購入するのがおすすめです。
トレーニングベンチは安くてしっかりしたものも多いので、時間をかけて自作しても大した節約になりません。
自分に合ったトレーニングベンチがあれば、自宅でしっかりと体を鍛えられる!
トレーニングベンチが一台あれば、自宅でフィットネスジムのような本格的なトレーニングを行うことができます。
- 本格的に筋肉をつけるためのトレーニングをしたい方
- 運動不足解消に体をバランスよく鍛えたい方
- ダイエットやボディラインを綺麗にしたい方
- 安全にトレーニングしたい方
このような方におすすめのアイテムです。
いきなり本格的なトレーニングベンチの導入に抵抗がある方は、まずは安価で手軽に買えるフラットベンチから始めてみてはいかがでしょうか。
Picky’s編集部ではトレーニングベンチの他にも様々なトレーニング器具、フィットネス器具を紹介しています。
健康や美容に関心のある方は以下の記事も参考に、色々なグッズを試してみてください。
関連記事:エアロバイク・スピンバイクおすすめ18選!効果的なダイエット方法も紹介
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