健康維持をしたい人やダイエット中の人からも人気のオートミール。最近はSNSやYouTube動画で見かけることも多く、栄養価が高くて美味しく食べられると話題沸騰中です。スーパーでも手軽に購入できるため、日常の食事に取り入れる人が増えています。
しかし、オートミールはロールドオーツやクイックオーツなどさまざまな種類が販売されており、初めて買う人はどれを選べばいいのか悩んでしまうことも。また、基本的な食べ方やおすすめレシピなどの情報も気になるところです。
そこで今回は、オートミールの選び方やおすすめの食べ方など、初心者に耳寄りな情報を徹底解説。記事の後半では最新の売れ筋商品15選をランキング形式で紹介しています。オートミールに興味がある人はもちろん、既にオートミールを食べている人もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を監修した専門家
目次
オートミールの魅力とは?ダイエットや筋トレにおすすめ?
オートミールとは、オーツ麦を脱穀して食べやすく調理加工をした食品のこと。日本ではまだまだ馴染みが少ないものの、海外ではとてもポピュラーで古くから朝食メニューの定番として親しまれています。
オートミールの魅力として真っ先に挙げられるのが、ヘルシーで栄養価が高いこと。一食分の量をご飯と比較するとカロリーが半分以下で、糖質も3分の1程度に抑えられます。しかし脂質は白米よりも高いため、食べる量や食べ方には気をつけましょう。
また、食物繊維を筆頭に、ビタミンB群やビタミンE・タンパク質・鉄分などの栄養素が盛りだくさん。同じ量のオートミールと白米で比べると、食物繊維の量は白米の18倍ほどあり、少量でも満腹感を得られます。低カロリー・低糖質でありながらタンパク質やビタミンB群を中心にとれるので、筋トレをしながら体づくりをしている人にもぴったり。子供の離乳食にもおすすめですよ。
参考サイト:「オートミール」|食養相談室 健康コラム|日本クリニック株式会社
参考サイト:オートミール | 旭松食品
オートミールの選び方
ここからは、オートミールの選び方を解説します。初めて購入する人でもわかりやすいよう、選ぶときに注目したいポイントを種類・素材・保存方法・コスパの4点にまとめてみました。一つずつ紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。
好みの味や調理方法で種類を選ぶ
一口にオートミールといってもさまざまな種類があり、それぞれに味や食感、調理方法が異なります。市販のオートミールにはロールドオーツ・スティールカットオーツ・クイックオーツ・インスタントオーツの4種類。それぞれの特徴を簡単に解説しますので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
米化がしやすく初心者におすすめな「ロールドオーツ」
オーツ麦を蒸してプレスした「ロールドオーツ」は、オートミールのもっともスタンダードなタイプです。粒が大きめで程よい硬さがあり、食感を楽しめるのがポイント。お米のような状態にして食べる米化に適しているので、初心者に向いています。
日本で販売されているオートミールの多くはロールドオーツなので、好みの味や食感のものを選びやすいメリットも。また、値段が比較的安いので、毎日食べ続けたい人におすすめです。
お粥にもおすすめ!栄養素が豊富な「スティールカットオーツ」
「スティールカットオーツ」は、もみ殻を取り除いたオーツ麦を細かく砕いたオートミールです。4種類の中ではもっとも栄養価が高く、健康志向の人にぴったり。独特のプチプチとした食感がやみつきになる人も多く、しっかりとした歯応えを好む人におすすめです。長時間調理してお粥にして食べるのも◎。
ただし、スティールカットオーツは未加熱で販売されているので、調理する際に加熱処理が必須。調理時間も30分ほどかかるため、時間がない人には向きません。また、日本のスーパーやドラッグストアでは手に入りづらく、購入ハードルの高さがデメリットといえます。
スープにピッタリ!調理時間が短く生でも食べられる「クイックオーツ」
ロールドオーツのオートミールをさらに細かく砕いたものが「クイックオーツ」です。粒が細かいぶん調理時間が短いので、手軽に食べたい人にうってつけ。熱湯をかけてふやかすだけでも食べられるほか、シリアルのように生でも食べられます。
しかし、オートミールは食べやすさに比例して食感がやわらかくなるため、歯応えは少なめ。もったりした食感が苦手な人もいるでしょう。ハンバーグやお好み焼きなどの料理に混ぜたり製菓材料に使ったりと、アレンジして使うのもおすすめです。
関連記事:【手軽で美味しい】洋風インスタントスープおすすめ30選!野菜や春雨入りもご紹介
ヨーグルトやデザートに◎離乳食にもなる「インスタントオーツ」
「インスタントオーツ」はすぐに食べられるようロールドオーツを一度調理してから乾燥させたもの。調理するのが面倒な人や、時間がないときの食事にぴったりです。味が付いている商品が多くて食べやすいのが特徴。消化のよさや調理のしやすさから、赤ちゃんの離乳食にも適しています。
粒が細かく水に溶けやすい性質のインスタントオーツは、お粥が好きな人にもってこいですが、歯応えが欲しい人には向きません。ヨーグルトに混ぜてクリーミーに食べたり、汁物に入れて粘り気を楽しむといった食べ方がおすすめです。
素材や安全性をチェック
オートミールは海外の製品も多いので、素材の品質が気になる人もいると思います。国内製造の商品でも、原材料は海外から輸入しているケースがほとんど。安心して食べるためには素材の安全性もチェックしておきましょう。
農薬や添加物が気になる人は「オーガニック・無添加」を選ぶ
農薬や化学肥料を使わないオートミールを食べたい人は、有機栽培のオーツ麦のみで作られたオーガニックのものがおすすめです。原材料に有機オーツ麦を使用しているものやオーガニックと表示されているものを選びましょう。
ちなみに日本では、2001年より農林水産省認証の第三者機関によって「有機JASマーク」に認定されたものにしか「有機」や「オーガニック」の表示が認められておりません。オーガニックのオートミールを選ぶ際は、有機JASマークの有無も併せて確認することをおすすめします。
また、保存料・着色料・香料などの添加物の使用が気になる人は、原材料の表記欄に「オーツ麦(えん麦)」とだけ書かれているものがおすすめです。「無添加」と書かれていても、添加物が含まれているものもあるため、何が無添加なのかチェックしてください。オートミールはオーツ麦を蒸して乾燥させたものなので、添加物はあまり使われませんが、インスタントオーツなどの味付けされたタイプはチェックしておくと安心です。
厚生労働省の食品衛生法に基づき、日本では摂取しても安全な範囲内の農薬や添加物が使用されているもののみ販売が認められています。日本で販売されているオートミールは基本的に安全なので、オーガニックや無添加にこだわりたい人でなければさほど気にする必要はありません。
離乳食に使うときは「乳児用規格適用食品」が安心
オートミールを赤ちゃんの離乳食に使う場合は、安心して使えるものを選びたいですよね。一部の商品には、厚生労働省の規格で放射性物質の基準を満たす「乳児用規格適用食品」の表示がされているものがあります。
放射性物質の基準のみに適合する規格なので、必ずしも赤ちゃんにあげるのに理想的な商品というわけではありませんが、選ぶ際の参考程度にチェックしてみてください。
参考サイト:乳児用規格適用食品とは何か | 母子栄養協会
保存方法を考慮して容器のタイプを選ぶ
オートミールは一度に大量に食べるものではないので、開封後の保存方法にも注目してみましょう。日常的に食べたい人は、できるだけ保存しやすいものを選ぶと便利です。
保存容器に移し替える人はビニール袋入りでOK
開封後にボトルや缶などの保存容器に移し替える予定の人は、どんなパッケージでもOK。ビニール袋に入った簡易包装タイプで構いません。海外産の安価なオートミールは、1kg近い大容量がチャックなしの袋に入っている場合があるので、あらかじめ専用容器を準備しておくことをおすすめします。
容器ごと保存するならチャック付きや缶入りがおすすめ
オートミールが入っていた容器のまま保存したい人には、乾燥を防げるチャック付きや缶入りがおすすめです。食べたい量だけを取り出しやすく、容器を移し替える手間を省けてラクに取り扱えます。食べる頻度が少ない人には、チャック付きの小分けパックが保存しやすくて便利ですよ。
継続して食べるならコスパのよさも重要
オートミールを日常的に食事に取り入れるなら、価格帯も見逃せません。結局は値段が決め手になる人も多いと思います。無理なく食べ続けるためには、コスパのよさも重要なポイントです。
市販の商品は約1kgで1,000円程度のものが多いので、オートミール1gあたり1円を相場の目安にするとよいでしょう。オーガニックの商品はコストが高いため、経済的に余裕がある人におすすめです。
また、当然ながら小分けパックよりも大容量タイプの方がお得です。オートミールの消費量が多い海外産の商品は内容量が多く、日本製に比べて安く買える場合があります。好みの味や食感のものを見つけたら、大容量で購入してお得に食べ続けたいですね。
オフィスなどに持ち歩くなら個別包装タイプが便利
オフィスでの昼食や外出先でオートミールを食べたい人には、1食分ずつ個別包装されたタイプがぴったり。
袋入りに比べると個別包装は割高ですが、計量の手間がかからないため、手軽さを重視する人にもおすすめです。
赤石美波
専門家おすすめのオートミール
この記事を監修した赤石美波さんおすすめのオートミールを紹介します。
粒が大きい!オートミールに慣れてきた方におすすめ
アリサンの有機オートミールは、一つ一つの粒が大きく噛みごたえもあります。味や香りがよいのも特徴で、オートミール特有の飼料を連想するような風味もほとんどありません。ザクザクとした食感を楽しむなら、グラノーラやクッキーがおすすめ。粒が大きめでほかのオートミールよりも戻すのに時間がかかるので、ふやかして食べるときは注意してください。オートミール含め輸入品の穀物は残留農薬のリスクが高いため、アリサンの有機オートミールのように、なるべくオーガニックのものを選ぶのが安心です。
タイプ | ローストオーツ |
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内容量 | 1kg×3袋 |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
容器の種類 | ビニール袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック |
市販オートミールおすすめ人気ランキング比較一覧表
市販オートミールおすすめ人気ランキング15選
有機JAS認定の品質と美味しさを両立。米化におすすめの一品
化学肥料や化学農薬を使わず、有機栽培のオーツ麦100%で作られたロールドオーツタイプのオートミールです。有機JAS認証もクリアしており、素材の安全性に対するこだわりが好印象。添加物も不使用で、健康のためにオートミール生活を始めたい人にも適しています。
販売から2年たらずで30万袋以上を販売したという人気の理由は、オートミールの要ともいえる味と食感にアリ。粒が大きくて食べ応えがあり、煮込んでもしっかり粒感が残っています。ECサイトのレビューでも、米化におすすめとの声が圧倒的に多く見受けられました。
素材の品質と食べやすさのどちらも妥協したくない人は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 800g |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | アメリカ・フィンランド・オーストラリア |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック・無添加 |
やわらか食感で赤ちゃんの離乳食や介護食にうってつけ
食品添加物を一切使用せず、選りすぐりのオーツ麦を国内の工場で加工したオートミールです。食物繊維やビタミンB1などの大切な栄養素が豊富に含まれていて、栄養補助目的でオートミールを取り入れたい人にもってこい。介護食としても愛用されています。
さまざまな料理にアレンジしやすいインスタントタイプでそのままでも食べられますが、加熱するとかなりやわらかめな食感に。乳児用規格適用食品でもあるため、赤ちゃんの離乳食にもぴったりでしょう。オートミール本来のほのかな甘みがあり、味付けなしで美味しく食べられますよ。
340gの小分けパックも使いやすく、数回に分けて食べたい人におすすめです。またスーパーでもよく見かけるので市販で買いやすいのも嬉しいポイント。
タイプ | インスタントオーツ |
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内容量 | 340g×4袋 |
原材料 | オーツ麦 |
原産国 | アメリカ・フィンランド・オーストラリアなど |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 無添加・乳児用規格適用食品 |
オートミールトップメーカーの定番品。初めて買う人におすすめ
「オートミールは種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからない」という人は、ぜひ本商品をチェックしてみてください。アメリカのNO.1オートミールメーカー「クエーカー」のなかでも、もっともスタンダードなロールドオーツです。
誕生より140年以上も親しまれてきた繊細な味わいとなめらかな食感が魅力で、日本人でも食べやすく加工されています。噛めば噛むほどオーツ麦本来の香りを楽しめるのもポイント。雑味が少なく、みそ汁やインスタントスープに入れて食べるのもおすすめです。
ドラッグストアやコストコでも販売していて買い求めやすいので、毎日オートミールを食べたい人にいかがでしょうか。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 1.2kg |
原材料 | 全粒オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア |
容器の種類 | ボトル入り |
特徴 | - |
時間がないときに嬉しいインスタントタイプ。お茶漬けにぴったり
オーストラリア産の全粒オーツ麦を原料とし、無添加で仕上げた「ケロッグ」のオートミール。発酵性食物繊維として注目度の高いベータグルカンのほか、鉄分やビタミンB1が豊富に含まれています。白米と比べて糖質を60%近くカットできるため、ゆる糖質を目指す人におすすめです。
食べたいときにすぐに食べられるインスタントオーツな点もポイント。もっちりやわらかいタイプなので粒感を求める人には不向きですが、おかゆにして食べたい人に適しています。インスタントスープやお茶漬けの素との相性もよく、時間がないときの食事に重宝するでしょう。
有名シリアルメーカーのスタンダード商品なので、気軽に手に取ってみてくださいね。
タイプ | インスタントオーツ |
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内容量 | 990g |
原材料 | 全粒オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 無添加 |
食物繊維やタンパク質などの栄養素が豊富な無添加食品
海外の厳選したオーツ麦に余計な味付けを加えず、完全無添加で仕上げたオートミール。100gあたりレタス5個分の食物繊維のほか、鉄分やカルシウム、タンパク質などの栄養素がたっぷり含まれています。化学肥料や農薬も不使用なので、健康志向の人にもぴったりです。
ロールドオーツをさらに砕いたクイックオーツタイプで、時短調理ができるのもメリット。加熱して食べるのがおすすめですが、時間がないときにはシリアル代わりに非加熱でも食べられます。口コミではヨーグルトに混ぜて食べているとの声が多数見かけられました。
値段も手頃でコスパもよいため、毎日無理なく食べ続けられるものをお探しの人にいかがでしょうか。
タイプ | クイックオーツ |
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内容量 | 900g |
原材料 | オーツ麦 |
原産国 | アメリカ・オーストラリア・カナダ |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 無添加 |
大手メーカーの国内工場で製造。食べやすい食感がポイント
オーストラリア産のオーツ麦を使用した、日清シスコの「おいしいオートミール」です。食べやすい食感にこだわって作られており、一般的なロールドオーツとクイックオーツの間ほどの粒感が特徴。歯応えも残しつつ食べやすさも求めたい人に向いています。
7種のビタミンや食物繊維などの栄養素もたっぷり含まれており、糖質もひかえめ。料理のアレンジもしやすく、リゾット・お好み焼き・ホットケーキのようなボリューム感のあるレシピとの相性が◎です。
なお、本商品は日本トップクラスの食品メーカー・日清グループの商品で、国内の工場で製造されています。有名メーカー品から選びたい人はぜひチェックしてみましょう。
タイプ | - |
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内容量 | 1kg |
原材料 | オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | - |
オーガニック&無添加でコスパよし。使いやすいパッケージも魅力
有機JAS認証で品質にこだわって作られたオーガニックのオートミールです。化学肥料や農薬を使わずさらに添加物も使っていないため、食の安全にこだわりたい人にぴったり。オーガニック・無添加が1袋辺り1,000円以下で購入できるので、コスパも良好です。
加工方法はロールドオーツよりもさらに細かいクイックオーツタイプ。水を入れてレンジで1~2分温めるだけで食べられるほか、非加熱でそのまま食べてもOKです。粒が薄くて歯応えが少ないので、パンやお菓子の材料にもうってつけでしょう。
また、残量を確認しやすいパッケージにチャックが付いているのも好印象。使い勝手のよさもおすすめポイントといえます。
タイプ | クイックオーツ |
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内容量 | 800g×3 |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア・アメリカ・フランス |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック・コーシャ認定・無添加 |
ご飯代わりに食べたい人におすすめの配合。おにぎりも握れる
ケロッグの「オートミールごはん」は、ダイエットや食事制限でご飯の代わりにオートミールを食べたい人向けに作られた商品です。ご飯化に理想とされる黄金比を意識して配合されており、白米に比べて糖質を60%カット。全粒オーツ麦を無添加で使用しています。
ご飯のような粒感のヒミツは、特徴が異なる2種類のロールドオーツをミックスしているから。粒が大きくしっかりしていて噛み応えもあり、炊きたてご飯のイメージで食べられます。ふりかけや納豆ご飯との相性もよく、おにぎりにも最適です。
300gずつ小分けされたチャック付き袋入りなので、少量ずつ食べたい人にもぜひどうぞ。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 300g×6袋 |
原材料 | 全粒オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 無添加 |
プチプチ感が食べやすく米化におすすめ。パッケージもおしゃれ
ドライフルーツや穀類を中心に世界選りすぐりの有機素材を扱う国内メーカー「ナチュラルキッチン」のオートミールです。有機JASにも認定されているアメリカ産の有機オーツ麦を原料としており、オーガニックにこだわりたい人に向いています。
加熱処理を加えて乾燥させた一般的なロールドオーツタイプで、ぷちっとした食感が特徴。オートミールのドロドロ感が苦手な人にぴったりです。口コミでも、米化しても粒感が残って美味しいとの意見が多数見受けられました。
また、使いやすい300gの小分けパックも嬉しいポイント。シンプル&ナチュラルなパッケージもおしゃれなので、携帯用に持ち歩きたい人にもおすすめです。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 300g×3袋 |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック |
1~2分で調理できるクイックオーツタイプ。程よい歯応えが魅力
アメリカのオートミールメーカー「クエーカー」より販売されている商品です。蒸したオーツ麦を薄めに圧延したクイックオーツタイプで、ほどよい歯応えが特徴的。ロールドオーツは固く、インスタントオーツではやわらかすぎるという人にちょうどよい食感でしょう。
また、コンロやレンジで1~2分程度で調理できるため、時間がないときの食事にうってつけ。ネット通販のレビューでは、水や牛乳をかけてレンチンするとおかゆのように食べられると好評です。
オートミールのトップメーカー製でコスパもよいので、有名ブランドで値段が安い商品を選びたい人にいかがでしょうか。
タイプ | クイックオーツ |
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内容量 | 2.26kg×2袋 |
原材料 | 全粒オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
容器の種類 | ビニール袋(チャックなし) |
特徴 | - |
大容量&リーズナブルでたくさん食べたい人にぴったり
家族みんなでオートミールを食べたい人や、ダイエット目的で米と置き換えたい人は、ぜひ本商品をチェックしてみましょう。6kgで2,000円台とリーズナブルに購入でき、予算をあまり気にせずにたくさん食べられます。
甘味料不使用の甘みがない製法なので、料理にアレンジしやすいのもポイント。粒に厚みがあって歯応えが残りやすく、チャーハンやリゾットなどのお米料理におすすめです。ザクザク食感が好きな人は、牛乳や豆乳をかけてフレークとして食べるのも◎。
なお、製造・販売元の国内では、使用した原料の産地を1ヵ月単位でHPにて公表しています。素材の品質管理がしっかりされているのも好印象ですね。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 1kg×6袋 |
原材料 | |
原産国 | オーストラリア |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | - |
アメリカ生まれ日本育ちのオーガニックメーカー品。コスパも良好
アメリカで誕生し、埼玉県に拠点を移してオーガニック・ベジタリアン食品の輸入販売を手掛ける「アリサン」のオートミールです。アメリカ産の有機オーツ麦を使用し、 粒感を残して大きめにローラーでプレスされているのが特徴。食べごたえがあり、朝食としてオートミールを取り入れたい人に向いています。
また、有機JAS認定を受けているのもポイント。30年も前から化学肥料や農薬不使用にこだわり続けており、ネット通販の口コミでもブランドや品質に対しての高評価が見受けられました。
たっぷり3kgが入ってリーズナブルなので、コスパのよさで選びたい人にもおすすめです。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 1kg×3袋 |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
容器の種類 | ビニール袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック |
乳児用規格適用のインスタントタイプだから離乳食にぴったり
有機栽培のオーツ麦を北海道の有機JAS認定工場で加工した、日食の「オーガニックピュアオートミール」。加工の工程でも香料や着色料などの添加物を使用しておらず、完全無添加・オーガニックで作られています。
時間がないときに嬉しいインスタントタイプで、クセがなくアレンジしやすいのも魅力的。乳児用規格適用食品に認定されており、水を加えてレンジにかけるだけでおかゆが作れるので、赤ちゃんの離乳食にも適しています。
オートミールのなかではやわらかめに加工されているので、ハンバーグのつなぎやパンケーキの材料として使いたい人に特におすすめですよ。
タイプ | インスタントオーツ |
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内容量 | 330g×4袋 |
原材料 | 有機オーツ麦 |
原産国 | 日本 |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 有機JAS・オーガニック・無添加・乳児用規格適用食品 |
有機全粒オーツ麦100%。クセがなく初心者でも食べやすい
アメリカオレゴン州を拠点とし、栄養価が高い全粒穀物・ホールグレインの販売実績が米国NO.1とされる「ボブズレッドミル」のオートミールです。有機JASやアメリカ農務省によるオーガニック認証制度USDAを取得。有機全粒オーツ麦100%で作られており、海外製品は安全性が不安……という人におすすめです。
初心者でも食べやすいロールドオーツタイプで、クセのない味と粒が大きめなのが特徴。ECサイトのレビューでは、粒がしっかりしていて美味しいとの声がたくさん寄せられています。米化もしやすいので、お米の代用にオートミールを取り入れてみたい人にいかがでしょうか。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 907g |
原材料 | 有機全粒オーツ麦 |
原産国 | アメリカ |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | オーガニック・ハイファイバー |
しっかり粒感でご飯代わりに食べたい人◎市販で買いやすいのもGood
蒸したオーツ麦をプレスし、1粒1粒がしっかりした厚めのフレーク状に加工したロールドタイプのオートミールです。食品添加物を一切加えず、麦本来の香りや味わいを楽しめるのが特徴。水溶性と不溶性の2種類の食物繊維を筆頭に、豊富な栄養素が含まれています。
主食として食べられるようクセのない味に仕上げられており、シリアルやお好み焼きなどアレンジは無限大。国内の工場で特殊焙煎しているため、ほんのり香ばしさも感じられて食欲が増しますよ。
ご飯代わりに毎日食べたい人からさまざまなアレンジ料理を楽しみたい人まで、使う人を選ばない万能な一品です。ネットだけでなく市販で買いやすいのも◎。
タイプ | ロールドオーツ |
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内容量 | 340g×4袋 |
原材料 | オーツ麦 |
原産国 | アメリカ・フィンランド・カナダなど |
容器の種類 | チャック付き袋 |
特徴 | 無添加 |
オートミールのおすすめ人気メーカー
スーパーで手軽に購入できる「日本ケロッグ(ケロッグ)」
ケロッグは1906年にアメリカで誕生した穀類加工食品メーカー。日本では米国ケロッグ社の日本法人として1962年に「日本ケロッグ」が設立。コーンフレークのトップメーカーとして数十年に渡り愛され続けています。
ケロッグのオートミールは、ロールドオーツとインスタントオーツのほか、プロテインタイプの3種類をラインナップ。なかでも米化に最適な配合で作られた「粒感しっかりオートミールごはん」が人気です。スーパーやドラッグストアで販売されていることが多いので、気軽に手に取ってみてくださいね。
関連記事:朝食や子供のおやつに◎おすすめのコーンフレーク10選!人気のオーガニックタイプも
オートミール初心者におすすめの「クエーカー」
「クエーカー」は、オートミールを日常的に食べるアメリカでNO.1の販売実績を誇るブランド。日本では横浜市の食品卸売メーカーである「豊産業」が販売代理店となっています。
オートミールのトップブランドだけあって、ラインナップの充実ぶりは見事なもの。他ブランドではなかなか見かけないスティールカットオーツも取り扱っています。日本人でも食べやすく加工されたクセのない味の商品が多いので、オートミール初心者にもおすすめですよ。
日本初のシリアルを作った「日本食品製造(日食)」
日食のブランドでお馴染みの「日本食品製造」は、創業100年を誇る北海道のシリアルメーカー。日本で初めてコーンフレークやオートミールを作ったメーカーとして知られており、北海道の自然を活かした安全・安心な食品を食卓に届けています。
日食のオートミールは種類が豊富なことに加え、パッケージサイズが充実しているのも魅力です。大・中・小の3サイズを展開しており、なかでも340g前後の小分けパックは少しずつ食べたい人にぴったり。乳児用規格適用食品も扱っているので離乳食にもおすすめですよ。
赤石美波
オートミールの美味しい食べ方
オートミールは種類によって調理方法が異なるため、適切な食べ方を知っておくことが重要です。基本的な食べ方は商品パッケージに記載されている調理法を参考にし、好みでアレンジを加えてみましょう。
ただし、オートミールを食べるときは以下の2点に注意してください。
- 1食あたり30~40gを目安とする
- 加熱処理の有無を確認し、未加熱のものは火を通してから食べる
オートミールには水に溶けない性質を持つ不溶性食物繊維が多く含まれているため、食べすぎると便秘や消化不良の原因になる場合があります。一度にたくさん食べるのは避け、1食あたり30~40g程度に抑えるのが理想です。
また、スティールカットオーツ以外のタイプは必ず加熱処理がされているか確認しましょう。有名メーカー品や国内製造のオートミールは心配ありませんが、稀に海外製で未加熱の商品があるので注意が必要です。
オートミールの基本的な食べ方は?
オートミールのもっともポピュラーな食べ方は、水を加えて加熱処理をしてお粥にする方法です。オートミールを朝食として日常的に食べる海外では、牛乳や豆乳で煮た「ポリッジ」と呼ばれるお粥が好まれています。
基本的なお粥の作り方は以下の通りです。加熱時間や水の量は好みで調整してくださいね。
- 耐熱容器にオートミール30~40gを入れ、浸るぐらいの水や牛乳を加えます。
- 軽く混ぜたあと、ラップをかけずに500~600Wのレンジで温めます。
- ロールドオーツの場合は2~3分、クイックオーツやインスタントオーツは1~2分程度温めて完成です。
ご飯の代わりに米化して食べたい人には、インスタント食品を使った手軽なアレンジもおすすめです。鮭フレークやふりかけ、顆粒だしと合わせてお茶漬けにしたり、スープの素と一緒に加熱してリゾット風にしたりと、いろいろ試してお気に入りの食べ方を見つけましょう。
編集部
赤石美波
オートミールを使った簡単レシピ
オートミールは料理やお菓子にアレンジがしやすく、ネットにもたくさんのレシピが掲載されています。ここでは誰でも簡単に作れるレシピを紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
オーバーナイトオーツ
オートミールの美味しい食べ方として話題になっているオーバーナイトオーツ。牛乳やヨーグルトに長時間浸けるだけの簡単な作り方で、寝る前に仕込んでおけば朝食にぴったりです。冷たいデザート感覚で食べられるので、食欲がない夏場の朝にぜひどうぞ!
- 好みのオートミール・・・30~40g
- 牛乳・・・60~80ml(オートミールの2倍程度がおすすめ)
- 好みのトッピングや甘味料・・・適量
- お好きな容器にオートミールと牛乳を入れ、フタまたはラップをかけます。
- 冷蔵庫で一晩寝かせます(目安は約8時間程度)。
- 翌朝冷蔵庫から取り出し、そのままでは食べにくい人は砂糖・オリゴ糖・はちみつ・メープルシロップなどの甘みを加えてかき混ぜます。
- 好みのフルーツやナッツ類をトッピングして完成です。
編集部
おすすめのはちみつはこちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:【違いがわかる!】はちみつおすすめ15選|スーパーで買える国産品も紹介
オートミールおにぎり
ダイエット中でもお腹いっぱい食べたい人や糖質制限でお米を控えている人には、オートミールのおにぎりがおすすめです。お米のような食感で食べ応えがあり、腹持ちがよいので間食を減らせます。好みの具材で自由にアレンジを楽しんでみてくださいね。
- オートミール・・・30g
- 水・・・60ml
- 白だし・・・小さじ1
- 好みの具材・・・適量
- 耐熱容器にオートミール・水・白だしを入れ、レンジで加熱します。
- 温め終わったら粗熱を取り、ラップに広げて具材を入れて握ります。
- お好みで塩をまぶしたり海苔を巻いたりして味を調整してください。
編集部
赤石美波
参考サイト:オートミールおにぎり Recipe – Kellogg’s Japan
オートミールの関連商品
手軽にアレンジ料理が作れる「スープの素」
オートミールを手軽に美味しく食べるなら、スープの素がとっても便利!カップにオートミールとスープの素、水を入れてレンジでチンするだけでリゾットやお茶漬け風に食べられます。クイックオーツやインスタントオーツであれば、お湯を注ぐだけで食べられるのでさらにお手軽です。
オートミールを粉状にする「ミキサー」
オートミール愛好家のなかでは、ミキサーにかけて粉砕して食べるテクニックも人気です。ガレットやクレープを作るのにちょうどよく、から揚げの衣や薄力粉の代わりにお菓子に入れるなど、幅広く活用できます。ミキサーの代わりにフードプロセッサーやブレンダーでもOKです。
関連記事:【2021年】最新から人気の定番まで フードプロセッサー おすすめ 15選 | 選び方を徹底解説!
オートミールのストックに便利な「保存容器」
オートミールを別容器に保存しておくなら、おしゃれで密閉性の高い保存容器がおすすめです。冷蔵庫のポケットに入るスリムタイプやワンタッチ開閉など、便利なアイテムがたくさん販売されているのでチェックしてみましょう。
米びつもオートミールの保存に使えますよ。
オートミールのよくある質問
オートミールの米化とはなんですか?
オートミールを3食置き換えても大丈夫ですか?
妊娠中でもオートミールは食べられますか?
おすすめオートミールまとめ
今回は、オートミールの選び方やおすすめ商品の人気ランキングを中心にお届けしました。最後に、選び方のポイントとなるオートミールの種類についてもう一度おさらいしてみましょう。
- ロールドオーツ・・・ご飯の代わりに食べやすい粒の大きさと食感で、初心者におすすめ
- スティールカットオーツ・・・調理の手間はかかるが栄養価は最高。健康志向の人に
- クイックオーツ・・・調理時間が短く手軽に食べられる。アレンジもしやすい
- インスタントオーツ・・・調理の手間を省きたい人に。お粥や離乳食におすすめ
近年のスーパーフードや健康ブームにより、オートミールも多くのメーカーからさまざまな種類が販売されるようになりました。一度食べてみて合わなくとも別の商品なら美味しく食べられる場合があるので、この記事を参考にぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。
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記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。