ボート漕ぎの動作を行うことで、全身の筋肉へ負荷をかけられるローイングマシン。最近では徐々にスポーツジムで導入されることも増えてきたフィットネスマシンですが、家庭用のマシンも販売されています。
ローイングマシンで行う筋トレの動きとしては単調ですが、製品の種類は油圧式やマグネット式などさまざまです。価格も決して安いわけではないので、しっかり特徴を把握し、自分に適した製品を選びたいですよね。
本記事では、ローイングマシンの選び方からおすすめ製品、使い方まで解説していきます。おすすめのローイングマシンでは、大手ECサイトのランキング上位に位置する売れ筋製品をピックアップしているので、人気のモデルから購入したい方はぜひ参考にしてみてください。
この記事を監修した専門家
目次
そもそもローイングマシンとは?メリットや効果も解説
ローイングマシンとは、ボートやカヌーを漕ぐ要領でハンドルを手前に引き、全身を動かすフィットネスマシンです。別名ローアーやエルゴメーターとも呼ばれており、ローイングはボート漕ぎ運動を意味します。
ローイングマシンを利用することには、下記のようなメリット・効果があります。
- たくさんの筋肉を鍛えられる
- カロリー消費が多い
- 関節への負担が少ない
ボートを漕ぐように、全身を使った引く動作を繰り返すことで、腕だけでなく体幹・足・お腹・背中など幅広い筋力アップを期待できるのがメリットです。また、瞬発力・持久力・心肺機能を向上させ、スポーツマンにも非常に有効なマシンと言えます。
ローイングマシンは、カロリー消費が多いのもポイント。全身を使って運動を行うため、他の有酸素運動よりもカロリー消費が多いです。
加えて、関節への負担も軽減されるよう設計されています。代表的な有酸素運動としては、ウォーキング・ジョギング・ランニングが挙げられますが、膝や足首など関節への負担が大きくなるのが懸念点。一方、ローイングマシンは体重による関節への負担が小さいため、ケガのリスク低減も見込めますよ。ローイングマシン本体は大きいので、場所を取ってしまうのがデメリットではありますが、効率的で効果的なトレーニングが可能です。
林健太
海外では使ったことのないアスリートはいないと言われるほどのマシンですので、体力や筋力アップだけでなく、疲れにくい体を作るにも最適なマシンです。
ローイングマシンには4つの種類がある
ローイングマシンは大きく分けると、下記4種類が存在します。
- 油圧式
- 磁気抵抗式
- 空気抵抗式
- 水抵抗式
選ぶ方式により、向いている人は変わってくるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
手動のダイヤルで簡単かつ細かく負荷調節できる「油圧式」
手動のダイヤルで細かく負荷を調節しながらトレーニングを行えるのが、油圧式です。自身のレベルに応じて負荷を変更できるため、普段トレーニングしない方や女性にもおすすめできます。
また、油圧式のローイングマシンは、値段がリーズナブルであるのも嬉しいポイントです。細かく負荷調節を行える点と安価な点から、初心者の方にぴったりと言えます。
優れた静音性でトレーニングに集中できる「磁気抵抗式(マグネット式)」
静かな動作音でトレーニングを行えるのが、磁気抵抗式(マグネット式)です。優れた静音性で筋トレやダイエットに集中できるだけでなく、マンションでの利用にも適しています。また、滑らかな動作であるのも特徴的で、ストレスなくトレーニングを実践可能です。
家庭用としても利用できる磁気抵抗式ですが、サイズは油圧式より大きめに設計されています。必ず製品のサイズをチェックし、設置スペースを確保しておきましょう。
本格仕様でアスリート向けの「空気抵抗式(フライホール式)」
プロのアスリートも活用するタイプが、空気抵抗式(フライホール式)です。大柄な男性が使っても耐久性に問題のない本格仕様のタイプとなっています。ダイエット目的ではなく、ローイングマシンでしっかり筋肉を付けたい方におすすめです。
本格仕様である分、価格は高価な傾向にあります。加えて、サイズや動作音も大きく、集合住宅には不向きなタイプです。
ボートのオールを漕ぐ感覚に近い「水抵抗式(水圧式)」
タンク内に溜め込まれた水の水圧を利用し、ボートのオールを漕ぐ感覚と近い状態でトレーニングを行えるのが、水抵抗式(水圧式)です。全身の筋トレに適しているのはもちろん、自宅でボートのトレーニングを実践したい方に最適なタイプと言えます。
一方、空気抵抗式と同様にサイズ・動作音が大きいので、利用環境を考慮して購入を検討しましょう。
ローイングマシンの選び方
ローイングマシンを購入する際は、負荷方式以外にも下記ポイントをチェックしましょう。
- 負荷調節機能の搭載有無
- 折りたたみタイプであるか
- モニターの搭載有無
- 滑り止めが付いているか
- アプリ連携機能の搭載有無
順番に詳細を解説していきます。
負荷調節機能があると自分のレベルに合わせて強度を変更可能
自分のレベルに応じてトレーニング強度を変更したい方は、負荷調節機能を搭載したローイングマシンを選びましょう。
設定可能な負荷レベルとしては、10段階や20段階など製品によって異なります。細かく負荷を調節できれば、高負荷のトレーニングを行いたい男性や、低負荷でダイエットしたい女性など、共同で利用する時にもベストです。
また、安価な製品の場合、特に男性では十分な負荷をかけられず、満足のいくトレーニングができないケースもあります。高負荷で本格的なトレーニングを行いたい方は、マグネット式やフライホール式など価格の高い製品がおすすめです。
折りたたみタイプなら狭い部屋でも保管しやすい
常にローイングマシンを設置しておくと邪魔になるご家庭は、コンパクトに収納できる折りたたみ式の製品がおすすめです。比較的サイズの小さい油圧式のローイングマシンであっても、1.5m前後の長さがあるため、広い設置スペースを要します。
毎日ローイングマシンを使用せず、トレーニング時のみ設置したい方は、折りたたみ式の製品をチェックしましょう。
林健太
モニター付きならモチベーションを維持しやすい
高価なローイングマシンを購入しても、筋トレやダイエットのモチベーションを維持できるか不安な方は、モニター付きの製品をチェックしましょう。製品によって異なりますが、トレーニングしつつ下記のような情報をモニターで確認できます。
- 運動時間
- 消費カロリー
- ボートの運動距離
運動時間や消費カロリーを可視化できれば、トレーニングを実践している実感が湧きやすく、モチベーションアップに繋げられます。リアルタイムで運動情報をチェックし、飽きの来にくい筋トレ・ダイエットを行いましょう。
滑り止め・固定ストラップ付きなら安定性が高い
体を前後に動かし、激しい運動を行うローイングマシンでは、安定性の高さも重要なポイントです。安定性が考慮されているかは、下記をチェックしましょう。
- 地面との接触面に滑り止めが付いているか
- 固定ストラップが付いているか
滑り止めはローイングマシンを固定させる役割以外に、床を傷つけないメリットもあります。本体のズレ・床の傷を気にせず、トレーニングに集中可能です。
また、足を置くフットプレートに、固定ストラップが付いているかも確認しておきたいポイント。ローイングマシンでは足の踏ん張りをきかせ、前後に体を動かしますが、足をしっかり固定できていないと安定しません。滑り止めと固定ストラップ付きの製品で、全身を効果的に鍛えましょう。
アプリ連携機能があると運動記録をデータで残せる
ローイングマシンの運動記録をデータとして残したい方には、アプリ連携機能を搭載した製品が最適です。専用アプリをスマホへインストールし、Bluetoothで接続を行えば、運動時間・運動距離・消費カロリーなどを記録してくれます。
また、トレーニングプランを用意し、効果的に運動を行える製品も。データ管理することで、トレーニングの達成感を味わえ、継続の励みになりますよ。
安いVS高い!ローイングマシンの比較
ローイングマシンの価格帯は、非常に幅広いのが特徴です。ここでは、安い製品と高い製品の違いを比較していきます。
安いローイングマシンの特徴(10,000~20,000円代)
- ダイエット目的でローイングマシンを利用したい人
- 簡易的なハンドルでも問題ない人
- 調節できる負荷レベルが細かくなくても問題ない人
- 力の弱い女性や高齢者
10,000~20,000円台のローイングマシンは、油圧式の製品が多いです。負荷を細かく設定できる製品もありますが、体にかかる負荷としては小さめ。弱めの負荷で筋肉を付けず、シェイプアップしたい方におすすめです。
また、安いローイングマシンは、ハンドルが簡易的であることも多いです。例えば、高価なローイングマシンの場合、ハンドルがワイヤーで繋がっているため、可動域が広いです。
一方、安価なローイングマシンの場合、ハンドルはワイヤーではなくフレームで繋がっているため、可動域に制限があります。
トレーニングの効率性としては、高価な製品より劣るので、ご注意ください。
高いローイングマシンの特徴(50,000円以上)
- 高負荷でトレーニングしたい人
- 全身を満遍なくトレーニングしたい人
- 音を気にせずに済む一軒家・集合住宅にお住まいの人
- スポーツに活かしたい人
50,000円以上のローイングマシンは負荷が高く、加えてハンドルと本体がワイヤーで繋がっているため、全身の効果的なトレーニングに最適です。主にマグネット式・フライホール式・水圧式の負荷方式が採用されていますが、その中でもマグネット式は比較的安価。本格的にトレーニングしつつも、出費を抑えたい方はマグネット式の製品を検討してみてください。
また、本体の稼働音が大きいため、一軒家もしくは防音性の高い集合住宅など、周囲の環境にも必ず配慮しましょう。
林健太
一度使ってから検討したいという人は、クロスフィットジムなどへ行くと、本格的なローイングマシンが体験できます。
専門家おすすめのローイングマシン
この記事を監修した林健太さんおすすめのローイングマシンをご紹介します。
アスリートも使用する世界基準の本格マシン
ローイングマシンと言えばこれ!と言われるくらいメジャーマシンで、様々なプロチームや大会が導入しています。モニターにはカロリーだけでなく、スピードやペース、距離が表示されるので様々な目標設定が可能です。
海外ではスタンダードなマシンですが、日本での普及はまだまだなので、トレーニングの最先端を取り入れたい人にはおすすめ。
天井高のある家であれば立てて保管も可能。そうでなくても2つに分解できるので意外に場所は取りません。
サイズ | 幅61 x 長さ244 x 高さ36cm |
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重量 | 約25.9kg |
負荷方式 | フライホール式 |
負荷調節機能 | ー |
折りたたみ機能 | ー |
モニター搭載 | ○ |
ローイングマシンおすすめ人気ランキングの比較一覧表
ローイングマシンのおすすめ人気ランキング13選
アプリ連動で結果が見える!運動習慣をつけたい人に
負荷を細かく調節できるため、健康促進から筋トレまでレベルに合わせて使えるローイングマシンです。無料のアプリと連携ができ、データの記録が可能。プロのパーソナルトレーナーが指導する、本格的なプログラムも収録しています。毎日の運動習慣をつけたい人は、試してみる価値ありです。
サドルには厚手のクッション材を使用し、長時間でも快適な座り心地を実現。滑り止めハンドルにより、汗をかいてもしっかり握れます。ペダルは回転するため、動作に合わせて足首の角度を調節できますよ。
サイズ | 1654×528×652mm |
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重量 | 22kg |
負荷方式 | マグネット式 |
負荷調節機能 | 16段階 |
折りたたみ機能 | ◯ |
モニター搭載 | ◯ |
木製のフレーム素材でおしゃれさも感じるローイングマシン
スチールやアルミ材質の製品が多い中、木製のフレームを利用しているのが、Real Relaxのローイングマシンです。黄色でプリントされたロゴも木製フレームと相性が良く、美しいデザインで部屋に馴染みます。
本製品は水圧式の負荷方法で、独自の流体力学テクノロジーを採用。滑らかで自然な操作感覚により、トレーニングに一層注力できます。
また、本体を保護するカバーも付属。長期間利用しない場合でも、ホコリが被ることを防げますよ。
サイズ | 幅50 x 長さ210 x 高さ58cm |
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重量 | 約30kg |
負荷方式 | 水圧式 |
負荷調節機能 | ー |
折りたたみ機能 | ○(縦置き) |
モニター搭載 | ○ |
人間工学に基づいた設計でボディとのフィット感が高い
人間工学に基づいた設計を採用し、ストレスを感じずトレーニングを行えるのが、Kamelunの「17-HCJ-B」です。クッション性の高いシートを利用しており、ボディとのフィット感も良好。
また、本体には頑丈なスチールの素材を採用しています。比較的安いローイングマシンですが、長く愛用可能です。
その他、多機能デジタルメーター・滑り止めスタンド・バンド付きペダル・12段階の負荷調節機能など、効果的にトレーニングを行える機能はある程度網羅されています。コスパの優れたローイングマシンを探している方に、イチオシです。
サイズ | 幅48 x 長さ125 x 高さ30cm |
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重量 | ー |
負荷方式 | ー |
負荷調節機能 | 12段階 |
折りたたみ機能 | ○ |
モニター搭載 | ○ |
負荷調節が簡単で、いつでも手軽にトレーニングができる
お求めやすい価格のシンプル設計ながら、負荷調節は12段階と機能性も充分。手動のダイヤルで簡単に調節ができ、手軽にトレーニングを行えます。軽めの有酸素運動からプロ向けのトレーニングまで、さまざまな使い方ができますよ。
ローイング回数や消費カロリーが、モニターにわかりやすく表示されるのもポイント。トレーニングの状況が見えるため、モチベーションアップにもつながります。折りたたみができるので、コンパクトに収納したい人にぴったりです。
サイズ | 幅30×奥行125cm |
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重量 | - |
負荷方式 | 油圧式 |
負荷調節機能 | 12段階 |
折りたたみ機能 | ◯ |
モニター搭載 | ◯ |
腹筋や下半身の強化にもおすすめのマルチジム
1台で全身を鍛えたい人に試してほしい、アルインコのマルチジム。ボート漕ぎのトレーニングはもちろん、腹筋まで鍛えられるのが特徴です。使い方を変えると、太ももや背中のトレーニングも行えます。
ロックピンを抜くだけで、強度が3段階に調節できるレッグパッドを搭載。レベルに合わせた強度で、無理なくトレーニングを行えます。一般的なローイングマシンに比べて奥行が短く、省スペースで置けるのもうれしいですね。使わないときは分解でき、コンパクトに収納できます。
サイズ | 幅87×奥行65.5×高さ47cm |
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重量 | 10kg |
負荷方式 | - |
負荷調節機能 | 3段階 |
折りたたみ機能 | ◯ |
モニター搭載 | - |
周囲を気にせず使える静音設計。集合住宅にお住まいの人に
座り心地のよいサドルや滑り止め付きのグリップなど、使いやすさにこだわった1台です。付属のモニターには、時間や距離、消費カロリーなどを正確に表示。16段階の負荷調節もできるため、目的に合わせて使えます。
静音性に優れたマグネット式なので、時間帯を気にせず使えるのも魅力のひとつ。スムーズな滑りで、快適にトレーニングを行えます。集合住宅にお住まいの人や、夜間にトレーニングをしたい人は、候補に入れてみてください。
サイズ | 幅56.5×奥行182×高さ68.5cm |
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重量 | 24.5kg |
負荷方式 | マグネット式 |
負荷調節機能 | 16段階 |
折りたたみ機能 | - |
モニター搭載 | ◯ |
静音性に優れたローイングマシン。口コミも「静か」と高評価
優れた静音性を持ち、マンションやアパートでも利用できるのが、ダイコーの「DK-7115」です。実際に製品を使用した方の口コミレビューでは、「音はほとんどしない」や「夜中に使用しても問題ない」と、静音性に関して非常に高評価となっています。
本体にはキャスターが付いており、トレーニングしない時は楽々移動可能。折りたたむことも可能なので、収納性に長けた製品と言えます。
また、要所に赤のカラーを取り入れているのも、おしゃれなポイントです。機能性だけでなく、細かなデザイン性も妥協がない製品ですよ。
サイズ | 幅50 x 長さ196 x 高さ76cm |
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重量 | 24kg |
負荷方式 | マグネット式 |
負荷調節機能 | 8段階 |
折りたたみ機能 | ○ |
モニター搭載 | ○ |
東証一部上場メーカーのローイングマシンで安心
ローイングマシンは海外メーカーが手掛ける製品も多いですが、日本メーカーにこだわりたい方もおられるのではないでしょうか?「FA2000A」を販売するアルインコは、創業80年を超える東証一部上場メーカーであり、世界基準の監査をクリアした工場で製品を製造しています。
メーターでは、時間・消費カロリー・回数の表示に加え、オートスタートとオートパワーオフ機能を搭載。電源ONにするのを忘れ、運動データを測定できていなかったということもありません。
サイズに関しては、横に伸びるハンドルを含めても、比較的小さい設計です。部屋の省スペースにて、高品質かつ安いローイングマシンで鍛えたい方におすすめです。
サイズ | 幅76 x 長さ142 x 高さ56cm |
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重量 | 18.5kg |
負荷方式 | 油圧式 |
負荷調節機能 | 12段階 |
折りたたみ機能 | ー |
モニター搭載 | ○ |
本格的にボートを漕ぐ練習ができる、水圧式のローイングマシン
より本格的にボートを漕ぐ練習をしたい人は、こちらのローイングマシンをチェック。大型のタンクを備えた水圧式で、全身をしっかり使ったトレーニングが行えます。身長は195cm、体重は182kgまで対応しているため、幅広い人が使えますよ。
Bluetooth接続ができ、KINOMAPアプリとの連動も可能。タブレットやスマホからデータを確認して、効率よくトレーニングを行えます。スライドレールとローイングマシン本体には、3年間の製品保証付きです。
サイズ | 210×56×51cm |
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重量 | 29.94kg |
負荷方式 | 水圧式 |
負荷調節機能 | - |
折りたたみ機能 | - |
モニター搭載 | - |
座った状態・立った状態の2種類のトレーニングを実践できる
座った状態で行うローイングに加え、立った状態でもトレーニングを行えるが、サニーヘルス&フィットネスの「SF-RW5622」です。大型のフットプレートを踏みながら、ハンドルを上げるアップライトロウやアームカールなどを実践可能。ローイングとは異なったトレーニングで、腕や肩など上半身を鍛えられます。
ハンドルバーには、クッション性のあるノンスリップグリップを採用。握りやすい設計により、誤ってハンドルを離しにくく、ケガの防止にも繋がります。
さらに、床との接触面には、ガタツキ防止のアジャスターを搭載。安定性のあるローイングマシンで、安全にトレーニングできますよ。
サイズ | 幅53 x 長さ183 x 高さ47cm |
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重量 | 29.12kg |
負荷方式 | マグネット式 |
負荷調節機能 | 8段階 |
折りたたみ機能 | ○ |
モニター搭載 | ○ |
デバイスホルダー内蔵で楽しくトレーニングできる
テレビを視聴しながら、ローイングマシンで気軽にトレーニングしたい方もおられるのではないでしょうか?しかし、スペースを取るマシンのため、テレビのない一室にしか設置できないご家庭もあるはず。
そのような方におすすめなのが、サニーヘルス&フィットネスの「SF-RW5801」です。ドリンクホルダーに加え、デバイスホルダーも内蔵されており、スマホやタブレットを設置可能。動画を見ながら、自分のペースでトレーニングを行えます。
負荷レベルを16段階と細かく調節できるのも、本製品の大きなメリットです。テンションノブで簡単に負荷を変更でき、利用者に適したレベルでワークアウトに取り組めますよ。
サイズ | 58.4 x 195.6 x 57.2cm |
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重量 | 22.4kg |
負荷方式 | マグネット式 |
負荷調節機能 | 16段階 |
折りたたみ機能 | ○ |
モニター搭載 | ○ |
さまざまな足のサイズに対応できるフットストラップ付き
調節可能なフットストラップ付きで、さまざまな足のサイズに対応できるのが、サニーヘルス&フィットネスの「SF-RW5639」です。フットペダルにはテクスチャー加工を施し、足に力を入れても滑りにくい設計に。高い安定性で足を固定できるため、効果的なトレーニングを集中して行えます。
足元に搭載されたデジタルモニターでは、時間・消費カロリー・ストローク数・トータルストローク数を確認可能です。10,000円台中盤と安価なモデルながら、多彩なメニューを搭載したデジタルモニターにより、トレーニングのやる気向上に繋がります。
ローイングマシン初心者で、安さ重視の方におすすめできる製品ですよ。
サイズ | 幅73 x 長さ133 x 高さ30cm |
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重量 | 16.2kg |
負荷方式 | 油圧式 |
負荷調節機能 | 12段階 |
折りたたみ機能 | ー |
モニター搭載 | ○ |
世界各国でトレーニングに採用される最強のローイングマシン
実績を最優先したい方におすすめなのが、Concept2の「D/PM5」です。「Concept2を使ったことがないボート選手は世界に存在しない」と言われるほど、普及している製品。
フライホイールはノイズを最小限に抑えるよう設計。特殊設計のファンにより作られる空気抵抗は、実際に水の抵抗を受けているかのように感じられます。
高価なローイングマシンですが、パフォーマンスモニターや快適性を追求したシート・レール・ハンドルなど、機能は非常に充実。また、組み立ても8つのネジを前足に取り付けるだけで良く、簡単に設置可能です。
大きいというデメリットはありますが、設置できるスペースがある方や快適性を求めている方に適しています。
サイズ | 幅61 x 長さ244 x 高さ36cm |
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重量 | 約25.9kg |
負荷方式 | フライホール式 |
負荷調節機能 | ー |
折りたたみ機能 | ー |
モニター搭載 | ○ |
ローイングマシンの使い方
ローイングマシンは闇雲に漕ぐのではなく、正しい使用方法で効果的に筋肉を鍛え上げることが重要です。正しい使い方・フォームでトレーニングを行うことは、腰痛やケガの防止などにも繋がります。
シートに座り、フットストラップを装着した後に意識したいのがフォームです。膝は内側・外側を向かないよう真っ直ぐにし、背筋は伸ばして姿勢を正します。そして、足を伸ばして腕を引いていきますが、上半身・下半身の動きの順番としては、下記の通りです。
- まず足の力だけで後方に下がり、下半身の力を使う
- 足を伸ばし切る前に、上半身を軽く後ろに倒す
- 最後に腕を引く
よくある失敗例としては、最初に上半身を倒し、その後足を伸ばして腕を引くパターンです。先に上半身を倒してしまうと、腕で漕ぐ意識が強くなり、下半身を効果的に鍛えられません。フットプレートを押したパワーを指先まで伝えていくような感覚で全身を効率よく鍛えましょう。
また、高負荷・長時間によるオーバーワークとならないことも、注意点として挙げられます。オーバーワークはケガを引き起こすだけでなく、効率的なボディメイクやダイエットも期待できません。自身の体のレベルに合わせ、トレーニング時間や負荷を決めるようにしましょう。
林健太
曖昧なフォームでダラダラ行うよりも、正しいフォームで時間や消費カロリーの目標を決め、集中して行う方がダイエットやボディメイクには効果的です。
ローイングマシンの消費カロリー目安
おすすめ第4位でご紹介しましたJohnson Health Techは、66kgの男性を対象に、ローイングマシンの消費カロリー測定を行いました。20段階中、レベル10の負荷で10分使用したところ、121kcalを消費。
なお、オリンパス健康保険組合のデータによると、60kgの人が10分間運動を行った際の消費カロリーとしては、下記の通りです。
運動 | 消費カロリー |
ウォーキング | 33kcal |
ジョギング | 66kcal |
ハイキング | 72kcal |
サイクリング | 88kcal |
ランニングマシンやフィットネスバイクより、ローイングマシンでトレーニングを行ったほうが、消費カロリーは多いとわかります。もちろん、上記運動より体にかかる負荷や疲労度は大きいため、一概にローイングマシンがダイエットにおすすめとは言えません。自分に適した方法で、ダイエットは行うようにしましょう。
林健太
ローイングマシンの関連商品
次に、ローイングマシンのおすすめ関連商品をご紹介します。購入を検討している方は、関連商品も一緒にチェックしてみてください。
滑り止め・床の傷付け防止に役立つ「エクササイズマット」
脚部分に滑り止めが付いていないローイングマシンを検討している方は、エクササイズマットの購入を推奨します。激しい運動であってもローイングマシンは動が動きにくく、より効果的にトレーニング可能です。
また、重量のあるローイングマシンをフロアに設置しても、傷が付かず安心できます。
疲労回復を促進する「フォームローラー」
ローイングマシンによる全身運動の疲労回復に繋げられるアイテムが、フォームローラーです。フォームローラーでは、毛細血管を刺激することで血行を良くし、老廃物を押し流して疲労回復を行います。
加えて、フォームローラーはストレッチにも効果的。ローイングマシンで激しい運動を行う前に、フォームローラーで入念にストレッチを行っておけば、ケガのリスクも軽減できますよ。
トレーニング・ダイエットの効果をより実感できる「体組成計」
体重だけでなく、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルなども計測し、ローイングマシンの効果を実感しながら継続したい方におすすめなのが、体組成計です。アプリ連携が可能な製品であれば、トレーニング効果の推移をスマホから確認できます。
体組成計は1,000~2,000円台の製品もあり、非常に経済的なので、ぜひチェックしておきたい関連アイテムの1つです。
心拍数を計測して効果的なダイエットに繋げられる「スマートウォッチ」
心拍数を意識したダイエットを行えるのが、スマートウォッチです。ローイングマシンの中には、モニターに心拍数を表示するモデルもありますが、種類はごくわずか。
脂肪を燃焼しやすい運動強度は、心拍数から知ることができます。スマートウォッチで心拍数を計測できれば、より効果的なダイエットを行えますよ。
ローイングマシンのよくある質問
トレーニング時はシューズを履いたほうが良いですか?
ローイングマシンの販売店はありますか?
スポーツ店や家電量販店で売られていない場合は、通販サイトをチェックするようにしましょう。
身長が小さくても効果的に利用できますか?
事前に、商品ページ内に適応身長の表記がないか、確認しておきましょう。
チューブタイプの製品に効果はありますか?
1,000円前後で購入できるので、出費を抑えてローイングで鍛えたい方は、チューブタイプを検討しましょう。
おすすめローイングマシンまとめ
ローイングマシンは全身を鍛えられ、消費カロリーも大きいフィットネスマシンです。全体的な価格としては少々高く、設置スペースも占有するといったデメリットも存在しますが、相応のメリットがあるマシンと言えます。
- 安さを重視したい人は油圧式がおすすめ
- 本格的にトレーニングしたい人はマグネット式・フライホール式・水圧式がおすすめ
- 負荷調整機能があると、利用者のレベルに応じてトレーニング可能
- サイズが大きいので、部屋が小さいご家庭は折りたたみ機能を要チェック
ローイングマシンを活用し、理想の体へ近付けましょう。
記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。