【おしゃれ&臭わない!】コンポストおすすめ23選|自作方法も紹介

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コンポストおすすめ

出典:amazon.co.jp

コンポストは、家庭から出る生ゴミを減らせるだけでなく、堆肥にリサイクルできる一石二鳥のアイテムです。低予算でも始められることやエコに使えることから、生活に取り入れる人が急増中。各メーカーから、さまざまな種類のモデルが販売されています。

しかし、コンポストは用途や設置場所によって適応する種類が変わるため、間違った商品を買ってしまうと失敗してしまうことも。特に初心者の人は、基礎知識を身につけてからの購入がおすすめです。

そこでこの記事では、コンポストの選び方や種類別の特徴を徹底解説!記事の後半では、最新の売れ筋商品をランキング形式でご紹介します。生ゴミを削減したい人や、環境にやさしい取り組みに興味のある人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

コンポストとは?

コンポストとは?

コンポスト(compost)は日本語に直訳すると「堆肥」という意味で、生ゴミや落ち葉、雑草などの有機物を分解・発酵させて作った肥料のことです。同時に、日本ではゴミを投入して肥料を作る容器のことも含めてコンポストと呼びます

樹木から落ちた葉がやがて土に還るように、土の中の微生物の働きによって有機物が堆肥化するのはごく自然なこと。コンポストは、古くから農業に取り入れられていたようです。

近年になって、地球環境にやさしいエコな肥料作りやSDGsの一つとして注目の的に。専用の容器や発酵促進剤を使用して、家庭でコンポストに取り組む人が増えているのです。

コンポストを導入するメリット

コンポストを導入するメリット

コンポストにはさまざまなメリットがありますが、もっとも大きいのは家庭での生ゴミを減らせることでしょう。野菜くずや魚・肉の欠片など、調理に生ゴミはつきもの。生ゴミの80%が水分なので、ずっしりと重く、時間が経てば臭いや腐敗は避けられません。

コンポストを使えば、生ゴミを出しに行く手間が省けると同時に、ゴミ袋の消費を減らすことが可能です。加えて、生ゴミの臭いがなくなるのでキッチンが快適に。時短と節約ができ、環境面も向上するなど良いこと尽くめです。

また、出来上がった堆肥を有機肥料としてガーデニングや家庭菜園に活用できることも魅力の一つ。天然素材で作った肥料なので、化学物質を使用しない植物を育てられ、肥料の購入費もカットできます。

このほかにも、コンポストには魅力的なメリットがいっぱいあります。

コンポストの主なメリット
  • 生ゴミを80%程度削減でき、ゴミ出しの回数が減る
  • キッチンで生ゴミの嫌な臭いがなくなる
  • 良質の堆肥を作って家庭菜園に活用できる
  • ゴミ焼却時の温室効果ガスの排出を減らす環境保護活動ができる
  • 土いじりや植物に触れることでストレス解消ができる

コンポストの種類

一口にコンポストといっても、機能や使い方はさまざま。また、種類によって室内・屋外のどちらに設置するのが向いているのかも変わります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合うコンポストを選びましょう。

<タイプ別一覧表>

タイプ 料金 室内の使用 必要スペース
密閉型バケツタイプ 2,000〜1万円
バッグ型 約3,000円
設置型(土中式) 5,000〜1万円
電動生ゴミ処理機 2〜10万円
回転式 1.5〜3万円
ダンボール型 0〜1,500円
ミミズコンポスト 2〜3万円

密閉型バケツタイプ|ベランダで気軽に使えて、虫もわかない!

密閉型バケツタイプ|ベランダで気軽に使えて、虫もわかない!

ベランダに設置して手軽に使用したい人には、密閉型バケツタイプがおすすめです。生ゴミを密閉して空気が触れないようにする嫌気性発酵で、時々底に溜まった発酵液を取り出す必要はありますが、かき混ぜなくて済むのでとってもラクチン。閉することで外気を遮断するため、短時間で発酵できます

フタをぴったり閉めている間は臭いが漏れにくく、虫が発生しにくいのですが、フタを開けた時に独特の生ゴミ臭がすることも。臭いが気にならない人であれば、室内に置くことも可能です。

バッグ型(LFCコンポスト)|少量で扱いかんたん!初心者向け

バッグ型(LFCコンポスト)|少量で扱いかんたん!初心者向け

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LFCコンポストとも呼ばれるバッグ型は、専用のバッグに生ゴミと発酵促進剤を入れて使用します。トート型や円筒型などが一般的で、デザイン性の高いモデルが多いため、おしゃれに飾りながら使えるのがポイント。商品によっては室内でも利用できます。

バッグは不織布やリサイクル素材で作られており、通気性が良く、生ゴミの腐敗やカビを防ぎやすいことも◎。使い終わったら畳んで普通ゴミに出せるなど、メリットは盛りだくさんです。

しかし、時々バッグを開けて中身をかき混ぜる必要があるため、やや手間がかかるデメリットも。また、発酵に2ヶ月程度かかるため、短期間でコンポストを楽しみたい人には不向きでしょう。

設置型(土中式)|家の畑にスペースがある人向け

設置型(土中式)|家の畑にスペースがある人向け

庭や畑に空きスペースがある人には、設置型も選択肢の一つです。土中式と呼ばれることからもわかるように、地面に穴を掘った上に底なしタイプのコンポストを設置して使用します。土中の微生物の力で堆肥を作るため、処理剤が不要で、生ゴミをこまめにかき混ぜる手間もかかりません。

また、100L以上の大容量タイプが多いことも特徴。落ち葉や刈った芝生を大量に投入できるため、庭のお掃除にも役立ちます。ただし、処理する量が多いぶん堆肥が完成するまで3ヶ月近くかかる点は留意しておきましょう。

電動生ゴミ処理機|手間がかからない!室内置き向き

電動生ゴミ処理機|手間がかからない!室内置き向き

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できるだけ清潔かつ迅速に生ゴミを処理したい人は電動生ゴミ処理機がベストです。生ゴミを数時間乾燥してパリパリに仕上げ、臭いや水分をカットしてくれます。

乾燥した生ゴミは、そのまま放置しても腐敗したりハエが湧いたりすることもなく、非常に衛生的。ゴミ出しが圧倒的に楽になるほか、乾燥したゴミは肥料として使用できます。

時間をかけて生ゴミを発酵させる方法と違い、電動式は数時間で処理できるのが何よりの魅力。確実性を求める人にも最適です。

ただし、本体価格が2~3万円台から10万円程度と高額で、さらに電気代もかかるので、ランニングコストは高め。できるだけお金をかけずにコンポストを楽しみたい人には、あまりおすすめできません。

関連記事:【家庭用】人気の生ゴミ処理機おすすめ10選!デメリットや後悔しない選び方を解説

回転式|発酵が早く、堆肥がすぐできる

回転式|発酵が早く、堆肥がすぐできる

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屋外で使用するなら、回転式のコンポストもおすすめです。生ゴミを投入した本体が360°に回転するため、非常に効率よく攪拌でき、発酵が早く進みます。通常は攪拌させるためにシャベルで生ゴミをかき混ぜる必要がありますが、回転式なら手を汚すことなくラクチンです。

回転式は基本的に大型の商品が多く、たくさんの生ゴミや枯れ葉を処分できるのも良いところ。反面、場所を取るため、庭やベランダのスペースに余裕がある人に向いています。

ダンボール型|コスパ重視、自作したい人向け

ダンボール型|コスパ重視、自作したい人向け

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購入費やランニングコストを抑えてコンポストを始めたい人には、ダンボールで手作りするのもおすすめです。余ったダンボールを活用してもいいし、自作が面倒な人向けにスターターキットも販売されています。

ダンボール型のコンポストは通気性が良く、生ゴミの水分を逃して発酵しやすい環境を作れるのがメリットです。ベランダで管理しやすく、思い立ったらすぐに始められる手軽さも魅力ですが、放置すると水分過多になるため毎日かき混ぜなくてはいけません。また、紙製品なので、耐久性が低い短所もあります。

ミミズコンポスト|臭いが出ず、質の高い肥料ができる

ミミズコンポスト|臭いが出ず、質の高い肥料ができる

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ミミズコンポストは、専用の容器に生ゴミと生きたミミズを一緒に入れる方法です。ミミズが枯れ葉や雑草を食べて排泄したフンには土の品質をアップする性質があるので、生ゴミを食べさせて良質の堆肥を作ります。

生ゴミを発酵させずに堆肥化するため発酵中の独特の臭いがなく、また、ミミズが徘徊するので攪拌の必要もありません。管理がとても楽ですが、雨に濡れない屋内で使用するのは必須。ミミズが苦手な人は言うまでもなく、部屋で生きたミミズを飼うことに抵抗がある人には不向きです。

コンポストの選び方

ここまでコンポストの種類について紹介してきましたが、ここからは具体的な選び方について解説いたします。コンポストを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを、順番に見ていきましょう。

室内に置くなら、おしゃれなデザインで臭いの気にならないものを

室内に置くなら、おしゃれなデザインで臭いの気にならないものを

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まずはじめに、コンポストの設置場所を考えましょう。コンポストを室内で使うのか、屋外に設置するのかによって、選ぶ種類が変わります。

室内に置くなら、おしゃれなデザインでインテリアに馴染みやすいものがおすすめ。また、臭いが少なく衛生的に使えるものを選ばなくてはいけません

具体的には、電動生ゴミ処理機が理想的。密閉型バケツタイプでも、臭いが漏れにくいモデルなら室内に置いてもよいでしょう。

畑や庭の広さに合ったサイズ・処理容量を選ぶ

畑や庭の広さに合ったサイズ・処理容量を選ぶ

コンポストを畑や庭で使うのであれば、設置スペースに合わせて選んでください。特に設置型(土中式)のコンポストは畑に埋めて使用することから、事前に設置スペースの確保が必要です。

同じく屋外で使用する回転式のコンポストも、サイズが大きめの商品が多めです。いざ購入したら置き場所がない!なんてことを防ぐためにも、事前に設置する場所を決めておきましょう。

なお、コンポストで作成した堆肥をどこで使うのか、どれぐらいの容量が必要なのか考慮して選ぶことも大切です。プランターに少し使う程度なら大容量タイプを買っても持て余しますし、反対に広い畑に使用するのであれば、一度にたくさん作れるコンポストが必要です。

参考までに、3人家族以上なら容量15L以上のコンポストが適しています。もしくは、3〜4人家族の1日の平均生ゴミ排出量は約1kgなので、1回あたり1kg以上の生ゴミを処理できるモデルを目安にするとよいでしょう。

また、屋外に設置する場合は、堆肥の使用用途に適した処理容量のものを選ぶようにしましょう。3畳以上の畑があるなら50L以上のものを選ぶのがおすすめです。たくさんの堆肥が欲しい時は、複数台購入して時期をずらして作成する方法もあります。

価格で選ぶ|手間がかからない=少し高い!

価格で選ぶ|手間がかからない=少し高い!

いろいろな種類の商品があっても、最終的には購入予算が決め手になる人も多いのではないでしょうか。特に初めてコンポストにチャレンジする人は、できるだけ低予算で始めたい人もいるでしょう。

購入費用を抑えたいなら、自作のダンボールタイプや約1,000〜3,000円の手軽なバッグ型がおすすめです。ただし、ダンボールタイプは毎日、バッグタイプも時々かき混ぜる必要があり、やや手間がかかります。

面倒なのが苦手な人には回転式や電動生ゴミ処理機が向いていますが、手間がかからないぶん価格は約2〜10万円と高めです。値段で選ぶか、労力のかからない物を選ぶか、じっくり検討しましょう。

【室内向け】コンポスト人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格タイプサイズ処理容量処理方法
リブウェル(Livewell) ボカシコンポスト楽天市場¥2,780 AmazonYahoo!密閉型バケツタイプ29×29×41cm(幅×奥行×高さ)19L微生物処理方式
島産業 パリパリキュー PPC-11楽天市場¥19,980 AmazonYahoo!電動生ゴミ処理機23×27×27cm(幅×奥行×高さ)1回あたり最大1kg温風乾燥式
島産業 パリパリキューブライトアルファ PCL-33-BWR楽天市場¥19,500 AmazonYahoo!電動生ゴミ処理機21.5×21.5×28.3cm(幅×奥行×高さ)最大約700g温風乾燥式
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD楽天市場¥87,000 AmazonYahoo!電動生ゴミ処理機23.8×36.5×55cm(幅×奥行×高さ)1回あたり約2kg / 1日あたり約8kg温風乾燥式
サンコープラスチック EMワーカー 15L楽天市場¥2,500 AmazonYahoo!密閉型バケツタイプ31.4×31.4×34.4cm(幅×奥行×高さ)約15L微生物処理方式
伝然 家庭用生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)楽天市場¥106,000 AmazonYahoo!電動生ゴミ処理機38.5×43×58cm(幅×奥行×高さ)1日あたり1~1.5kgハイブリッド方式
エコ・クリーン ル・カエル SKS-110楽天市場¥10,780 AmazonYahoo!密閉型バケツタイプ32.6×32.6×39cm(幅×奥行×高さ)1回あたり約400g微生物処理方式

【室内向け】コンポストおすすめ人気ランキング7選

【屋外向け】おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格タイプサイズ処理容量処理方法
アイリスオーヤマ エココンポスト IC-100楽天市場¥5,280 AmazonYahoo!設置型56×56×63cm(幅×奥行×高さ)95L微生物処理方式
MATIMARU コンポスト楽天市場¥2,780 AmazonYahoo!バッグ型35×35×60cm(幅×奥行×高さ)97L微生物処理方式
アイリスオーヤマ 生ゴミ発酵器 EM-18楽天市場¥2,980 AmazonYahoo!密閉型バケツタイプ37×36×49cm(幅×奥行×高さ)18L微生物処理方式
WORTH GARDEN 堆肥コンポスター楽天市場¥13,000 AmazonYahoo!設置型60×60×100cm(幅×奥行×高さ)250L微生物処理方式
パネフリ工業 かんたんコンポストBAG楽天市場¥2,443 AmazonYahoo!バッグ型-1サイクル(14日)で約7kg微生物処理方式
ONESTEP コンポスター 回転式 mao-KTKP160-1楽天市場確認中 AmazonYahoo!回転式66×60×93.5cm(幅×奥行×高さ)160L微生物処理方式
Andall(アンダル)コンポスト容器¥2,080 楽天市場AmazonYahoo!筒型直径約35 × 縦60 cm約57L微生物処理方式
ローカルフードサイクリング LFCコンポストバッグ¥18,000 楽天市場AmazonYahoo!バッグ型幅30cm(台形:上部は50cm)×奥行20cm×高さ48cm1日300gの生ゴミを1.5〜2ヶ月間投入可能微生物処理方式
キラキラハイム 堆肥コンポスト¥7,380 楽天市場AmazonYahoo!設置型W60.7×H82.5×D60.5cm300L微生物処理方式
Compost Converter コンポスト¥20,900 楽天市場AmazonYahoo!設置型幅80cm奥行80cm高さ100cm330L微生物処理方式
Zeaiisiy コンポストバッグ楽天市場確認中 AmazonYahoo!バッグ式直径45×高さ80cm125L微生物処理方式
アイリスオーヤマ エココンポスト IC-160¥8,520 楽天市場AmazonYahoo!設置型幅65×奥行き65×高さ88.5cm-微生物処理方式
NN.ORANIE コンポスト 2点セット楽天市場確認中 AmazonYahoo!折りたたみ式直径約35cm × 高さ約60cm60L微生物処理方式
LifeRed シングル回転式 コンポスト楽天市場¥6,480 AmazonYahoo!回転式-70L微生物処理方式
Hitburu コンポスト楽天市場¥1,587 AmazonYahoo!折りたたみ式約33 × 33 × 35cm30L微生物処理方式
プルーマガーデン 信楽焼のコンポスト どんぐりS¥39,200 楽天市場AmazonYahoo!設置型340×H440cm33L微生物処理方式

【屋外向け】おすすめ人気ランキング16選

かんたんDIY!ダンボールコンポストの自作方法

かんたんDIY!ダンボールコンポストの自作方法

低予算でコンポストを始めたい方や、お試しでコンポストに挑戦してみたい方は、ダンボールコンポストを作ってみませんか?

材料費を抑えて簡単に作れる方法をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください!

ダンボールコンポストの材料
  • 本体用のダンボール・・・みかん箱程度の大きさのもの
  • 二重底用ダンボール・・・本体の底辺に合わせてカットする
  • すのこなど風通しのよい網目状の台
  • コンポスト基材・・・市販のもの
  • シャベル
  • 防虫ネットやバスタオル、大きめの布など
  • ダンボールコンポストの作り方
  • STEP.1
    底をガムテープで止める
    ダンボールの底やガムテープで止めます。通気性が低下しないよう、ガムテープの使用は最小限に抑えます。
  • STEP.2
    隙間を塞ぐ
    虫が侵入しないようガムテープで隙間を塞ぎます。取っ手がついている場合は同様に塞いで下さい。
  • STEP.3
    二重底にする
    ダンボールの底に二重底用のダンボールを敷きます。
  • STEP.4
    基材を入れる
    ダンボールの6割程度までコンポスト基材を入れ、網目状の台の上に乗せて完成です。
  • STEP.5
    生ごみを入れる
    使う時は基材の中心に穴を掘って生ゴミ(1日あたり500g程度まで)を投入し、上から基材をかけて隠します。 最後に防虫ネットをかぶせておきましょう。
  • STEP.6
    翌日以降の使い方
    翌日以降使う時は、生ゴミを入れる前にシャベルで基材をかき混ぜてから投入します。 
  • STEP.7
    熟成させる
    最初に生ゴミを入れてから3ヶ月後を目安に投入をやめ、熟成させます。熟成期間中は 1週間に1度、1~2Lの水を加えて混ぜ合わせましょう。
  • STEP.8
    完成
    夏場は1ヶ月、冬は1~2ヶ月熟成させ、生ゴミの形が見えなくなったら完成です。

コンポストで出来上がった堆肥の使い方

コンポストで出来上がった堆肥の使い方

手作りの堆肥が出来上がったら、早速ガーデニングや家庭菜園に使ってみましょう。畑や庭で使用する場合とプランターに使用する場合で使い方が少し異なるので、注意してください。

畑や庭に使用する場合

畝と畝の間に溝を掘り、そこに堆肥を投入して土と混ぜ合わせ、土をかぶせます。大根などの根もの野菜の場合は、野菜と野菜の間に堆肥を深く入れるとより効果的です。

プランターに使用する場合

そのままでは堆肥の濃度が濃すぎるので、堆肥1:土4の割合で混ぜ合わせます。そのまま1ヶ月程度寝かせて、土と堆肥を馴染ませてから花や植物を植えましょう。

編集部

堆肥の濃度が濃すぎると「肥料負け」が生じてしまうので、与えすぎに注意してくださいね。

失敗しない!コンポストを上手く使うポイント

失敗しない!コンポストを上手く使うポイント

せっかくコンポストにチャレンジするなら、良質の堆肥を作りたいですよね。コンポストの成功率がアップするコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.野菜の切れ端などはなるべく小さく切っておく

生ゴミが大きすぎると上手く発酵が進まず、そのまま残ってしまいます。野菜の切れ端などはあらかじめ小さくカットしておくのがポイント。発酵の時間を短縮できます。

2.水分量が少ない状態でコンポストに入れよう

コンポストに生ゴミを投入する際は、可能な限り水分量を減らしましょう。水分が多いと発酵が遅くなるだけでなく、カビや腐敗の原因となります。手で生ゴミの水気を切ったり、常温で少しの間放置したりして、水分を取り除いてから使用してください。

3.一度に大量の生ゴミを入れないように気をつける

一度に投入する生ゴミの量があまりにも多いと、コンポストが上手く機能しません。それぞれの商品ごとに一回で投入できる生ゴミの目安が定められているので、必ず確認しましょう。大容量タイプの商品だからといって生ゴミをポンポン放り投げるのはNGですよ。

コンポストの関連商品

分解発酵を早めるのに必須の堆肥促進剤

微生物を活用するタイプのコンポストには、堆肥を発酵させるための分解促進剤が欠かせません。商品とセットになっている場合もありますが、毎日使っているとすぐになくなってしまうため、予備をストックしておくと安心です。

より発光性を高められる米ぬか

コンポストには、堆肥促進剤の代わりに米ぬかを使って発酵させる方法もあります。また、促進剤と合わせて使うことにより、さらに発酵しやすい環境づくりも可能です。米ぬかは自分で精米する人なら簡単に用意できますが、入手するのが難しい人は市販品を購入しましょう。

防虫対策に欠かせないコンポスト用生ゴミ防臭剤

コンポストの発酵中は、どうしても害虫やウジ虫、コバエなどが湧きやすくなります。そんな時は、専用の防臭剤を使って虫の発生をガードしましょう。農薬不使用で人にやさしい成分で作られているため、安心して使用できますよ。

コンポストのよくある質問

コンポストに入れてはいけないものは何ですか?

コンポストに入れていいものは生ゴミや枯れ葉なので、それ以外のものは入れない方が無難です。また、生ゴミの中でもコンポストに向かないものがあるため、注意しましょう。

具体的には、果実の種・魚や肉の骨・タケノコやトウモロコシなどの皮類・塩分が多いもの・腐った生ゴミなどは避けてください。

コンポストを置くことで、虫はわかないですか?ゴキブリなど増えるのが怖いです。

市販のコンポストは虫が湧きにくい設計になっていますが、フタの開け閉めの際に虫が寄ってくることがあります。特にベランダで使用する場合は虫が湧きやすいため、気になる人は防虫ネットや専用の防臭剤を使用すると安心です。

コンポストの中が臭ってきたらどうすればいいですか?

密閉式のコンポストは酸っぱいような独特の臭いがしますが、基本的に正しい使い方をしていれば悪臭がすることはありません。

臭ってくる時は、生ゴミの入れすぎや水分過多が原因ですので、促進剤やピートモスなどの土壌改良材を加えてかき混ぜることで緩和できるでしょう。

コンポストはカビないですか?

カビが発生することもありますが、白カビなら分解が成功しているサインなので気にすることはありません。

黒カビが発生している場合は水分が多すぎる可能性があるため、促進剤を加えてください。

補助金や助成金を使ってコンポストを購入できますか?

お住まいの自治体によっては補助金や助成金を交付している場合があります。地域によって違いがあるので、自治体のホームページや電話で確認してみましょう。

また生ゴミ処理機のメーカー・島産業が独自で公表する「全国の自治体助成金検索ページ」でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

参考サイト:島産業株式会社「全国の自治体助成金検索ページ

コンポストおすすめまとめ

この記事では、コンポストの種類や選び方、おすすめ商品15選を中心にお届けしました。今回のポイントをまとめると以下の通りです。

この記事のポイント
  • 室内で使うか、屋外に設置するかで選ぶ種類が変わる
  • 室内で使用するならおしゃれで臭いを抑えられる商品を選ぶ
  • 屋外用のコンポストを購入するなら設置スペースを事前に確保する
  • 低予算の商品は手間がかかり、高いモデルほどラクに使える

なお、今回はコンポストに絞ってご紹介しましたが、別記事で生ゴミ処理機全般を詳しく扱っています。この記事では取り上げていない粉砕式の生ゴミ処理機についても解説しているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。