出典:Amazon.co.jp
自宅でも本格カフェのような、美味しくて香りの高いコーヒーを楽しめる「コーヒー焙煎機」。数分で焙煎ができ、2,000円ほどで購入できる製品もあるため、「焙煎したてのコーヒーの味が忘れられない」という方に人気です。
しかしコーヒー焙煎機には「手動式」「電動式」「自動式」などタイプがさまざま。電気で加熱するタイプ、ガスコンロで加熱するタイプなど、熱源方式も製品により異なります。また加熱方法も「直火式」や「熱風式」「半熱風式」など細かく分かれるため、どれを選んだらいいか難しいですよね。
この記事では、コーヒー焙煎機のタイプや機能の違いによる選び方と、人気おすすめ商品15選をご紹介!人気の「カルディ」や「ハリオ」の製品もご紹介します。コーヒー焙煎機選びに悩んでいるなら、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を監修した専門家
目次
コーヒー焙煎機の選び方
コーヒー焙煎機を購入する際は以下のポイントをチェックしましょう。
- 「手動式」「電動式」「自動式」などの焙煎方式
- 「ガス式」「電気式」などの熱源タイプ
- 「直火」「熱風」「半熱風」などの加熱方式
- 煙抑制機能や、お手入れのしやすさなど便利機能
最適なコーヒー焙煎機は使用するシチュエーションや、一度に処理する量などで人により異なります。直火式や電気式などタイプを考慮し、最適な製品を選んでくださいね。
焙煎方式で選ぶ
焙煎方式には「手動式」と「電動式」があります。用途やこだわりなどに合わせ、好みのタイプを選びましょう。
安価で手軽に焙煎を始められる「手動式」
自分の感覚で焙煎具合を細かく調整したい方には「手動式」の製品がおすすめ。手動式には、火の上で焙煎機を振ってローストするハンディタイプと、ドラム型の入れ物をハンドルで回すだけのドラムタイプがあります。
ハンディタイプの価格は2,000円~25,000円ほどと安価なため、導入しやすいタイプです。フライパンの上部がすぼんだような形をしたタイプと金ザルに取っ手がついたタイプがあります。仕組みがシンプルで手入れも簡単ですが、焼きムラができやすいため安定して焙煎するには慣れが必要です。
ドラムタイプの価格は5,000円~1万円ほどです。ハンディタイプより均等に熱を通しやすく、ハンドルを回すだけなので楽に焙煎できます。
手動式は焙煎できる量が200g~600gほどとコンパクトなタイプが多く、1~3人分ほどの少人数での使用におすすめです。
自分好みに調節しやすく手間も省ける「電動式」
電動式は、豆が入ったドラム部分が自動で回転するタイプです。手を動かす手間がなく、ムラのない安定した味と自家焙煎の雰囲気を楽しめます。価格も1万円~3万円ほどのため、導入しやすいタイプです。
容量500g以上の大きめの製品も多く、5~6人分ほどでも一度に仕上げられます。煎りたての香ばしいコーヒーを飲みたいけれど、手間は少ない方がいいという方には電動式がおすすめです。
スイッチ一つですべてできる「自動式」
自動式は、時間や温度を設定すれば自動で焙煎を行ってくれるタイプです。焙煎具合をずっと見ておく必要はないので、手間が少なく済みます。
量や時間を正確に測って使用するため、焙煎の失敗が少なく毎日安定した味のコーヒーが楽しめますよ。また1㎏ほどの豆を一気に焙煎できるタイプもあるため、大家族で数日分を一度に作っておきたい方にもぴったりですね。
編集部
熱源タイプで選ぶ
熱源タイプには「ガス式(直火式)」と「電気式」があります。それぞれの特徴を知り、あなたにとって焙煎しやすいタイプを選びましょう。
火力調整ができる「ガス式」
自分の目でコーヒー豆の状態をチェックしながら、自分好みに焼き具合を調整したい方は「ガス式(直火式)」の製品がおすすめ。
ガス式タイプは、キッチンのコンロやカセットコンロなどで焙煎を行うタイプです。ハンディタイプならキャンプ時の焚火やバーナーでも焙煎できますよ。
ただし火加減を間違えると、ムラが出たり加熱しすぎたりとミスをしやすいため慣れが必要なタイプでもあります。
自家焙煎の雰囲気を楽しんだりこだわってコーヒーを入れたい方は、ぜひ挑戦したい熱源タイプです。
アフロの焙煎屋・いっちー
ムラなく安定した焙煎ができる「電気式」
自宅のキッチンがIHコンロの方や、手間をかけずに安定した焙煎をしたい方には「電気式」の焙煎機がおすすめです。ガス式に比べて急激な温度上昇が無いため、焼きムラや焦げなどのリスクが少ないタイプです。
また電気式は焙煎方式が「電動式」や「自動式」に搭載されていることが多いため、ずっと豆の状況を見ておく必要もありません。「煙が少ない機能を搭載」「コンセントで給電できる」など使い勝手がいいため、焙煎作業や片付けの手間をかけたくない方にぴったりですよ。
アフロの焙煎屋・いっちー
加熱方式は「直火」「熱風」「半熱風」の3種類
加熱方式には「直火」「熱風」「半熱風」の3種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。酸味やコクなど淹れるコーヒーの味のタイプにも関わるため、加熱方式はしっかり選びましょう。
加熱方式 | 特徴 | 味の特徴 |
直火式 |
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熱風式 |
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半熱風式 |
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「直火式」はアルミや陶器・金ザルの容器や、ステンレス製の網目状のドラムなどを使い、直火で加熱する方式。手動式に多く、香ばしくてコクや苦み、ボディの強い仕上がりにしやすいタイプですよ。コーヒー豆の個性が引き出された、輪郭のくっきりした味わいを好む方におすすめです。
「熱風式」はコーヒー豆を火に触れさせず、熱風を送り込んで焙煎する方式。失敗が少なく、豆の加熱具合も調整しやすい方式です。苦みと酸味のバランスがとれ、焙煎のコゲ臭が少なくて、すっきりとしたクリアな味わいになります。
「半熱風式」は業務用の大型機に多いタイプで、直火式と熱風式を合わせたようなタイプです。価格は20~30万円ほどと高価。コーヒー豆への熱の伝わり方が複合的なので、「直火式」「熱風式」の良いところ取りの味わいとなり、バランスのとれた味に仕上がります。大量のコーヒー豆を一度に焙煎することが多い方におすすめです。
1日1杯コーヒーを飲むなら、焙煎量は200gが目安
焙煎機を選ぶ際は、一度に処理する豆の量に合わせ「容量」を選びましょう。
1人分のコーヒーを1杯淹れるのに必要な豆の量は10g~15gです。1日に1杯毎日コーヒーを飲む方なら、最大焙煎容量が200g程度あれば1度に2週間ぶんほどの豆が焙煎できます。
3~4人ほどのご家族で楽しむなら700g~1Lほどの容量を選ぶといいですね。一度に使用する豆の量と焙煎機の容量が合っていないと、焙煎ムラの原因になります。上手に焙煎するにはコーヒー豆が転がるための隙間が必要なので、小さすぎない容量の製品を選んでくださいね。
編集部
その他の便利な機能もチェック
性能の高いタイプには、煙を抑える機能やお手入れ機能など、便利な機能を搭載した製品があります。使用するシチュエーションに合わせて、焙煎以外の機能にも着目して選んでみましょう。
煙を押さえる「スモークフィルター(クリーナー)」
室内で焙煎をする際に、煙や臭いが気になる方は「スモークフィルター(クリーナー)機能」が搭載されているかをチェックしましょう。スモークフィルター(クリーナー)は煙を本体に搭載したフィルターに通すことで、排煙を抑える機能です。
コーヒー焙煎機は高温で豆をローストするため、意外と多くの煙が出ます。また焙煎する豆の量が増えればそれだけ煙の量も増えることに。
大型の焙煎機で多量のコーヒー豆を焙煎する方は特に、「スモークフィルター(クリーナー)」機能が搭載されている製品がおすすめです。
アフロの焙煎屋・いっちー
ゴミ掃除が楽になる「チャフコレクター(チャフトレー)」
焙煎機を使用すると、「チャフ」というコーヒー豆の薄皮のカスが出ます。焙煎量が増えればそれだけチャフも多く出るため、焙煎機周りが散らかるので掃除が大変です。
焙煎後のお掃除などお手入れのしやすさにこだわるなら、チャフを集めてくれる「チャフトレー」が搭載された製品がおすすめですよ。また蓋付きなどチャフが飛び散りにくい構造の製品を選ぶと、後片付けが楽になりますね。
本格的に焙煎するなら小型の業務用モデルもおすすめ
自宅でもプロのような仕上がりにこだわりたい方は、小型業務用モデルもおすすめです。温度計や温度センサーなど搭載される機能も多く、本格的な仕上がりを目指せます。
小型の電子レンジほどのスペースで設置できて、一度に600g~1kgほどの豆が焙煎できるため、ご家族の2週間ぶんほどの豆を楽に仕上げられますよ。
価格も20万円弱から購入できるため、コーヒーの豆や焙煎にとことんこだわる方なら、ぜひ使ってみたいタイプです。
アフロの焙煎屋・いっちー
生活に焙煎を取り入れて楽しみたい、という方には手間のかからない電動式。
マニアックに焙煎の奥深さを追求したい方なら、「ガス式」の「直火」か「半熱風」の焙煎機を選ぶと良いでしょう。
安いVS 高い!コーヒー焙煎機の比較
家庭用のコーヒー焙煎機は価格が安いタイプでは2,000円ほど、高い製品は30万円ほどです。値段の違いは主にスペックや大きさによるもので、値段が高いから良い、安いから悪いわけではありません。
複雑な操作なしに手軽に焙煎を楽しみたい方は、高価な製品を購入してもオーバースペックで損をしてしまうことも。用途や使用シチュエーションに合わせて、ご自分に最適な価格の製品を選んでくださいね。
安いコーヒー焙煎機の特徴(2,000円~3万円のモデル)
- 手動式なら「コーヒー豆を入れて直火に掛けるだけ」など使い方が簡単
- 電動式なら温度調整やタイマー搭載で焙煎具合も調整しやすい
- 焙煎容量は60g~800gほどと家庭用として使いやすい
値段が安いコーヒー焙煎機は、「豆を入れて火にかけるだけ」「温度を調整するだけ」など操作が簡単なタイプが多いのが特徴。サイズもレードルほど~炊飯器ほどと、持ち運びや設置しやすい製品が多いですよ。ご自分の目や感覚で焙煎具合を調整したい、こだわり派の方にもぴったりです。
- できるだけコンパクトで持ち運びに便利なタイプが欲しい方
- キャンプやアウトドアなど屋外でも焙煎したてのコーヒーを楽しみたい方
- 後片付けの手間が少ない製品が欲しい方
高いコーヒー焙煎機の特徴(3万円~30万円のモデル)
- 「電気式」「熱風式」など焙煎調整がしやすいタイプが多い
- 温度調整機能やタイマー、煙抑制機能やチャフコレクターなど多くの機能を搭載
- 高価なタイプなら冷却機能も搭載し、全自動で焙煎が行える
高価なコーヒー焙煎機は、温度やタイマーなどを細かく調整できるタイプが多いのが特徴。冷却機能も搭載し、コーヒー豆の投入から完成まで全て全自動でできるタイプもありますよ。
また小型業務用タイプなら、一度に1㎏以上のコーヒー豆を焙煎できるなど、カフェなど小型店舗で使いたい方にもおすすめです。
- 細かい調整ができ、手間をかけずに焙煎を済ませたい方
- 一度に多くの量を焙煎したい方
- 煙が少ないタイプやチャフコレクターなど機能性の高い製品が欲しい方
アフロの焙煎屋・いっちー
まずは、ご自身がどんなスタイルの焙煎をやりたいのかによって焙煎機の方式を選び、その後に予算に合わせて購入するものを選ぶと良いと思います。
コーヒー焙煎機のおすすめ人気メーカー
細かい調整で好みの焙煎がしやすい「カルディ」
カルディは、家庭でも使える小型業務用タイプのコーヒー焙煎機が多く、大人数や数日分など、多くの量を一度に焙煎できる製品が揃っています。
- プロ仕様のような機械的なデザインで、インテリアのようにおしゃれに置いておける
- 温度センサー・温度計搭載で、好みの焙煎具合に仕上げやすい
- サンプラーやチャフコレクターなど付属品も豊富
カルディのコーヒー焙煎機には、温度や焙煎具合を調整しやすい、プロでも納得の製品が揃っています。焙煎量が400~600gほどと容量もほどよく、カフェやレストランなど店舗での使用も可能です。
本格派の上級者に人気の「フジローヤル」
プロ仕様の本格的なコーヒーマシンや焙煎機を製造・販売するフジローヤル。半熱風式の本格的な焙煎機能と、高精度の温度センサー・排煙調整機能により、どんな焙煎具合にも細かく調整ができます。
- デザイン性の高い本格的なロースターで見栄えが良く、カフェなど店舗で使いやすい
- 200g~1㎏ほどのコーヒー豆を一度に焙煎できる
- 温度調整や排煙調整に優れ、コーヒー豆の個性を最大限に引き出せる
加熱のし過ぎを防ぐ「ハイカット機能」などを搭載し、量の多いコーヒー豆でもこだわりの焙煎をしたい方におすすめです。ただし価格は50万円以上と高価なため、上級者におすすめのメーカーです。
アフロの焙煎屋・いっちー
フジローヤルでは焙煎講習セミナーも開催されていますので、興味のある方はホームページをチェックしてみてください。
レトロなデザインでインテリアとしても◎な「ハリオ」
キッチン用品や医療機器を製造・販売する、日本の耐熱ガラスメーカー「ハリオ」。耐熱ガラス製のコーヒー焙煎機やサイフォンコーヒーマシンなど、ローテクなコーヒー関連用品も多くリリースするメーカーです。
- 耐熱ガラス製のコーヒー焙煎機のためコーヒー豆の状態が確認しやすい
- 構造がシンプルなためお手入れがしやすい
- アルコールランプを使用するため、コンロが不要
ハリオのコーヒー焙煎機は、インテリアとしても使用できそうなレトロでおしゃれなデザインが人気です。最大焙煎量は50gとコンパクトタイプのため、1人~2人で使用する方におすすめ。透明な耐熱ガラス製のため中が見やすく、焙煎機初心者の方でも失敗しにくいタイプですよ。
専門家おすすめのコーヒー焙煎機
この記事を監修したアフロの焙煎屋・いっちーのおすすめコーヒー焙煎機をご紹介します。
手動式焙煎機の決定版!価格も安くなった今が手に入れるチャンス。
以前よりファンが多かったアウベルクラフトのコーヒー焙煎機。
ガスコンロの上に設置して焙煎しますが、下に設置された鉄網で遠赤外線効果があることと、火からドラムまでの距離が遠いことで、いわゆる「遠火の強火」の焙煎ができます。
これは、ムラなく強い火力で焙煎ができるということ。コーヒー豆の個性を引き出し、パンチのある風味に仕上げることができます。
メーカーの対応も評判が良く、熱で消耗した網など、交換パーツを購入することもできます。その為、長く愛用することができますので、まさに一生物の愛機になります。
最近ではAmazonでも発売が開始され、手を出しやすいお値段にもなり、おすすめです。
焙煎方式 | 手動式 |
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熱源 | ガスコンロ |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大250g |
その他機能 | - |
コーヒー焙煎機おすすめ人気ランキング比較一覧表
コーヒー焙煎機おすすめ人気ランキング15選
業務用のようなデザインがかっこいい、カルディの家庭用焙煎機
プロ仕様のような機械的なデザインがかっこいい、KALDIの直火式コーヒー焙煎機です。温度センサーと温度計を搭載。庫内の温度を細かくチェックしながら焙煎できるため、好みの具合に仕上げられます。直火式のため、コクのある輪郭のはっきりした味を好む方におすすめです。
直火式のドラムは、本体サイドについたハンドルを回すので操作も簡単です。カセットコンロやキッチンコンロに乗せて使用するため、一般的なご家庭でも使いやすいですよ。本体にはホッパー(投入口)・サンプラー・チャフコレクターを付属。焙煎中の豆の状態のチェックや、後片付けのしやすさなど、本格的で使いやすい製品が欲しい方におすすめです。
焙煎方式 | 手動式 |
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熱源 | ガス式 |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大250g |
その他機能 | ホッパー、サンプラー、チャフ受け、温度計付属 |
インテリアにもなるオシャレな手回しタイプのコーヒー焙煎機
レトロでおしゃれなデザインで、インテリアとしても使えそうなハリオの日本製コーヒーロースター「RCR-50」です。アルコールランプの直火でゆっくりと焙煎が可能。本体は透明なガラス製のため中が見やすく、焙煎機初心者の方でも「豆を焦がす」などの失敗がありません。ハリオは国内の有名耐熱ガラスメーカーのため、熱による破損などの心配もありませんよ。
構造がシンプルなためお手入れも簡単。アルコールランプを使用するため、自宅のコンロがIHヒーターの方でも安心ですね。一度に最大で50gの焙煎が可能なため、1~2人ほどの少人数での使用にぴったりです。
焙煎方式 | 手動式 |
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熱源 | ガス式(アルコールランプ) |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大50g |
その他機能 | アルコールランプ付属 |
カフェやレストランでも使用できる小型業務用コーヒー焙煎機
機械的でおしゃれなデザインと、高い機能性を兼ね備えたカルディの半熱風式コーヒー焙煎機です。コンロの火を使った高温度の半熱風式のため、酸味とコクのバランスがとれた、上品な味わいの焙煎ができますよ。
本体の前後には、加熱ドラムを自動で回転させるベアリングを搭載。また高性能温度センサーも内蔵しているため、内部温度に合わせて回転を調整してくれます。焙煎具合を見守る必要もなく、いつでも安定した美味しいコーヒーが楽しめますね。焙煎は一度に600gまでできるため、レストランやカフェなど店舗での使用にも最適ですよ。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | ガス式 |
加熱方式 | 半熱風式 |
焙煎容量 | 最大600g |
その他機能 | 高性能温度センサー、ベアリング |
自動回転機能付き!コンパクトで手軽に使える電動式ロースター
コンロにセットするだけで手軽に使えるcamping moonの小型コーヒー焙煎機「CR-01」です。本体をコンロにセットして、スイッチを押すだけの簡単操作。本体側面にはモーターを搭載しているため、揺すったり回したりといった面倒な操作がありません。
本体にはスタンドとともにコーヒー豆を出すトレーも付属。投入口はワンタッチで開閉できるため、豆の投入から焙煎、冷却までスムーズに行えますよ。1度に焙煎できる量は250gのため、2~3人のご家族での使用にぴったりです。できるだけ手間が少なく済む、小型の電動式コーヒー焙煎機が欲しい方におすすめです。
焙煎方式 | 電動式 |
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熱源 | ガス式 |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大250g |
その他機能 | トレー、スタンド付属 |
自動もマニュアルもできる高機能コーヒー焙煎機
オーブントースターのようなデザインと使いやすさで人気の、Behmor(ビモアー)社のコーヒー焙煎機「1600AB plus」です。本体右側にはオーブンレンジのようなコントロールパネルを搭載。忙しい時は「自動モード」、じっくりこだわりたい時は「マニュアルモード」と焙煎モードを切り替えて使用できます。
直火式ながら、コンセントに電源を繋いで使用できるため、コンロ以外の場所でも便利に使えますね。本体には焙煎の煙を抑えるアフターバーナーを搭載。室内で焙煎する際の煙やニオイが気になる方にぴったりです。庫内冷却機能も搭載しているため、すべて全自動で行えるコンパクトな製品が欲しい方におすすめです。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大400g |
その他機能 | アフターバーナー |
1℃ごとに温度設定できるから、好みの焙煎具合に調整しやすい
豆をセットし、タイマーと温度をセットするだけで手軽に焙煎ができる、ジェネシスの焙煎機「Gene Cafe CBR-101A」です。独自の最先端技術による3D回転方式を採用。コーヒー豆がさまざまな角度に回転するため、焙煎ムラが出ませんよ。
温度は60℃~250℃まで1℃ごとに設定が可能。タイマーも6秒~30分間まで6秒ごとに設定できるため、好みの焙煎具合を楽に実現できます。日ごと気分によって「深煎り」や「中煎り」などさまざまな焙煎を楽しめるのも嬉しいですね。ドラムは取り外せて洗浄可能。チャフコレクターも付いているため、お手入れのしやすい自動式が欲しい方におすすめです。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | 間接熱風式 |
焙煎容量 | 最大250g |
その他機能 | 温度調整機能、タイマー機能、チャフコレクター |
セラミック陶器製だから、遠赤外線で中までしっかり焙煎できる
遠赤外線の力でコーヒー豆をふっくら焙煎する、Nuvo Ecoのセラミック製ハンディ焙煎機です。本体上部の投入口からコーヒー豆を入れ、さっと直火に掛けて気軽に焙煎が楽しめます。焙煎した豆は取っ手の部分からさっとスピーディーに取り出せて使いやすいタイプです。
一度に焙煎できる量は最大で70gなので、数人分のコーヒーを入れるのにぴったりですね。重量は320gとスマホほどの重量。サイズもお玉ほどの大きさのため持ち運びにも便利ですよ。キャンプやアウトドアで、焙煎したてのコーヒーを楽しみたい方にもおすすめです。
焙煎方式 | 手動式 |
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熱源 | ガス式 |
加熱方式 | - |
焙煎容量 | 最大70g |
その他機能 | セラミック製 |
温度調整機能搭載で好みの焙煎がしやすい家庭用コーヒー焙煎機
ホットプレートのようなシンプルな構造で使いやすい、Snowtarosの電気式コーヒー豆焙煎機です。本体の直径は30cmとコンパクトながら、焙煎容量は500gと焙煎容量が多いタイプ。人数の多いご家族での使用はもちろん、カフェやレストランなど店舗での使用もおすすめです。
加熱は電気式のため、ダイヤルにより100℃~240℃まで無段階で温度調整が可能。バスケットの底部には自動で回転する撹拌棒が搭載されているため、豆を投入すればあとは全て自動で焙煎を行ってくれます。蓋が付属しているため、飛び散りの心配もありません。400gを超える多くの量のコーヒー豆を、自動式で手軽に焙煎したい方におすすめです。
焙煎方式 | 電動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | ‐ |
焙煎容量 | 最大500g |
その他機能 | 温度調整機能、フタ、撹拌バー |
キャンプやアウトドアで使いやすい、軽量&ハンディタイプ
シンプルなデザインと構造だからこそ手軽に使いやすい、ラッキーコーヒーマシンの「手あみロースター」です。直火にかけながら、本体を手で振りつつ簡単に焙煎が楽しめるタイプの焙煎機です。直接熱をあてるためコーヒー豆を焦がしやすく、最初は戸惑いますが、慣れればとてもスピーディーに焙煎できます。
網状の本体のため豆の状態も把握しやすく、火加減によるミスも防ぎやすいですよ。本体重量は330gほどと軽量なため持ち運びにも便利。焚火でも焙煎ができるため、アウトドアやキャンプでの使用にもぴったりですね。感覚的に焙煎具合の調整がしやすいタイプのため、「自分だけの味」にこだわる方におすすめです。
焙煎方式 | 手動式 |
---|---|
熱源 | ガス式 |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大200g |
その他機能 | ホッパー、サンプラー、チャフ受け、温度計付属 |
0℃~240℃まで調整可能!浅煎りから深煎りまで思いのまま
コーヒー豆の焙煎だけでなく、ポップコーンや豆類の炙りなど調理器具としても使えるYZHDQのコーヒー焙煎機です。0℃~240℃の間で無段階の温度調整ができるため、「浅煎り」から「深煎り」まで好みの焙煎加減に調整しやすいタイプです。
ホットプレートのようなシンプルなデザインのため、操作も簡単。1.6秒で1回転する自動攪拌レバーを搭載しているため、コーヒー豆をかき混ぜる手間も省けますよ。焙煎容量は最大で800gまで投入可能。自宅での使用はもちろん、カフェなどの店舗でも活躍します。手軽に多くの量のコーヒー豆を焙煎したい方におすすめです。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | ‐ |
焙煎容量 | 最大800g |
その他機能 | フタ、撹拌棒付属 |
焙煎の深さから冷却まで全て全自動でできる個人用焙煎機
エスプレッソマシンのようなおしゃれなデザインで、リビングなどでも使いやすいライソンのホームロースター「KLRT-001B」です。コーヒー豆を投入すればあとはボタン一つで全て完了してくれる全自動タイプ。冷却機能まで自動で行ってくれるので、焙煎し終わったコーヒー豆を冷やす手間さえありません。
焙煎カスをためるチャフコレクターを搭載。豆と焙煎カスを自動で分けてくれるため、お手入れも簡単に済みますよ。焙煎具合も「中煎り」「深煎り」の2段階で選択が可能。気分によってコーヒーの味を変えたい方にぴったりですね。焙煎容量は60gのため、毎日コーヒー1杯ごとにコーヒー豆をローストしたい方におすすめです。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | 熱風式 |
焙煎容量 | 最大60g |
その他機能 | チャフコレクター、冷却機能 |
家庭用にも業務用にも使いやすい800gの大容量タイプ
1800Wのハイパワーで効率的に焙煎する、HCのコーヒー焙煎機です。最大で800gのコーヒー豆を焙煎できる大容量ながら、直径30cmほどのコンパクトタイプ。電気式のため設置場所を選びません。多くのコーヒー豆を一度に焙煎したいものの、設置スペースがあまりとれない方におすすめです。
焙煎温度は0℃~240℃まで10℃ごとに調整可能。酸味の強いタイプから、コクと苦みの強いタイプまで好みのコーヒーの味に調整しやすいですよ。本体には撹拌レバーが搭載されているため、自分でかき混ぜる必要もなくお手軽です。コーヒー豆だけでなく、ピーナッツやポップコーンの焙煎などの調理器具としても使用できますよ。
焙煎方式 | 自動式 |
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熱源 | 電気式 |
加熱方式 | ‐ |
焙煎容量 | 最大800g |
その他機能 | フタ、撹拌レバー |
冷却機能&タイマー搭載だから、全てお任せでコーヒー焙煎が可能
ほとんどのパーツが分解できてお手入れがしやすい、SOUYIのコーヒー豆焙煎機「SY-121」。焙煎カスをキャッチするチャフトレーも搭載しているので、後片付けや洗浄も楽に行えますよ。焙煎機能に加え冷却機能も搭載。焙煎が終わった豆を取り出して冷却する手間が無く、手軽に本格コーヒーが楽しめます。
電気タイプの熱風方式のため、電源があればキッチンやリビングなど、どんな場所でも焙煎が楽しめますよ。1分ごとに調整できるタイマー機能を搭載しているので、焙煎スピードに慣れれば放っておいても焙煎を完了できますね。焙煎容量は最大で100gと3~4人ほどのご家族での使用におすすめです。
焙煎方式 | 電動式 |
---|---|
熱源 | 電気式 |
加熱方式 | 熱風式 |
焙煎容量 | 最大100g |
その他機能 | チャフコレクター、冷却機能 |
キャンプやアウトドアに最適な、軽量&高耐久コーヒー豆焙煎器
耐久性の高いステンレス製のハンディタイプで、キャンプやアウトドアでの使用にぴったりです。ハンディタイプのため、コンロだけでなく焚火や炭火で焙煎できます。重量は240gとスマホほどの重量のため持ち運びにも便利です。自宅はもちろん、屋外で使用したい方におすすめの製品です。
焙煎容量は最大60gと2~3人ほどの使用にちょうどいいサイズ。コーヒーを淹れるたびに豆を焙煎して楽しみたい方にも最適ですよ。コーヒー豆を入れて火にかけるだけの簡単操作のため、手軽に焙煎を楽しめる製品が欲しい方におすすめです。
焙煎方式 | 手動式 |
---|---|
熱源 | ガス式 |
加熱方式 | - |
焙煎容量 | 最大60g |
その他機能 | 計量スプーン付属 |
コーヒー豆の状態が確認しやすい小型業務用コーヒー焙煎機
カセットコンロにセットして、スイッチオンするだけで簡単に使えるKakacooの小型業務用コーヒー焙煎機です。コンロにセットしてスイッチを入れれば自動で回転する電動式。本体ドラムには耐久性と耐熱性が高い石英ガラスを使用しているため、豆の状態がチェックしやすく、焙煎しすぎなどのミスも防ぎやすいですよ。
本体側面には高精度の温度計も搭載。コーヒー豆の状態と温度を同時に確認しながら焙煎できるため、浅煎りから深煎りまで、好みの焙煎具合に調整が可能です。コンパクトに見えても、焙煎容量は最大400g。20人分ほどの焙煎が一度にできるため、喫茶店や洋食店など小型の店舗での使用もおすすめです。
焙煎方式 | 自動式 |
---|---|
熱源 | ガス式 |
加熱方式 | 直火式 |
焙煎容量 | 最大400g |
その他機能 | 石英ガラスドラム |
コーヒー焙煎機の使い方
コーヒー焙煎機と聞くと、「豆を焦がす・好みの具合にならない」など扱いが難しそう、なんて思いませんか?ところがやってみると意外に簡単にできるんですよ。
ただし手動式や直火式の製品は、慣れないうちは確かに失敗しやすいもの。そこで焙煎を上手に行うためのポイントをご紹介しますね。
手動式・直火式コーヒー焙煎機の使い方
- 手動式・直火式コーヒー焙煎機の使い方
- STEP.1必要な道具を準備手動式・電動式に関わらず、直火タイプのコーヒー焙煎機を使用する場合は以下の道具を準備しましょう。
- コーヒー焙煎機
- 生のコーヒー豆
- 軍手
- うちわ
- 冷却用のザル
- STEP.2本体に生豆を入れ「蒸らす」手動式の焙煎機に生豆を淹れたら、まずは弱火のコンロから10cm以上本体を放して低温で温めます。豆全体を均一に蒸らすことで、焙煎ムラなどの失敗を防ぎます。その際、豆の温度が均一になるよう常に焙煎機を振り続けておきましょう。火傷を防ぐため、軍手をつけて行ってください。
- STEP.3本体を火に近づけ徐々に焙煎を進める豆全体がふっくらして白っぽくなったら、5cmほどコンロの火に本体を近づけます。いきなり強火に近づけると表面だけが焦げてしまうので、焦らずじっくり焙煎しましょう。
- STEP.4焙煎具合を調整「パチパチ」とはぜるような音がしてきたら本格的な焙煎の始まりです。1度「パチパチ」が始まって落ち着いたところで終了すれば「浅煎り~中煎り」。酸味を残した味わいを好む方におすすめです。2度めの「パチパチ」が始まったら「深煎り」です。焦がさないよう、コンロの火との距離を保ちつつ、好みの具合までローストしましょう。
- STEP.5ザルに移して冷却焙煎が終わったらコーヒー豆をざるに移し、素早く冷却しましょう。すぐに冷やさなければ焙煎が進んでしまいます。電源が近くにあれば、ドライヤーの冷風を使用して一気に冷やすのも有効ですよ。
- STEP.6チャフをより分けて完了コーヒーを焙煎すると「チャフ」と呼ばれる焙煎カスが出ます。挽くときに混ざると雑味の原因になるため、丁寧に取り除きましょう。
アフロの焙煎屋・いっちー
冷却後には欠点豆のピッキングしても良いでしょう。色素の薄い豆があったら、未成熟豆です。稀にですが石などが混入している場合もありますので、それらを取り除きます。
コーヒー焙煎機の関連商品
コーヒーの味を決める「コーヒー生豆」
コーヒー焙煎機を購入する際は、一緒に「コーヒー生豆」も購入しましょう。お住いの地域に生豆を売るお店があれば購入できますが、カフェやコーヒー豆専門店でも生豆の販売はなかなかしていません。
ご近所で手に入らない場合はAmazon・楽天などの通販サイトでの購入がおすすめです。
コーヒー豆の産地は「ブラジル」「コロンビア」「グアテマラ」などが有名。「コロンビア」は甘さと重量感、「ブラジル」はバランスの良い苦みと酸味、「グアテマラ」はフレッシュな酸味と甘さ、など味わいもさまざまです。まずは数種類の豆をお試しセットにしている製品で、好みの味を探してみてはいかがでしょうか?
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手動でも電動でも使える「コーヒーミル」
コーヒー焙煎機を購入するなら、併せて「コーヒーミル」も購入しましょう。コーヒーメーカーにコーヒーミルが搭載されている場合もあります。しかしハンドドリップやサイフォン・コーヒーマシン等で淹れるなら必須のアイテムですね。
コーヒーミルには手動式や電動式などさまざまな種類があります。また挽き方にも「臼歯式」や「カッター式」などがあり、味わいも異なります。粒の大きさを調整できるタイプなら、細かく挽くエスプレッソなども楽しめますね。コーヒーの味にこだわるなら、コーヒーミルにもこだわってみましょう。
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焙煎したコーヒー豆をさらに美味しく「コーヒーメーカー」
手軽に本格コーヒーを楽しみたい方は、「コーヒーメーカー」もチェックしましょう。上手にコーヒーが焙煎できても、挽き方や淹れ方を失敗すれば台無しです。一般的なコーヒーメーカーは、ペーパーフィルターと挽いた豆をセットし、スイッチをオンにするだけの簡単操作でコーヒーが淹れられます。
挽き方から淹れ方まで細かく設定できて、好みのコーヒーの味に仕上げられますよ。ハンドドリップにこだわるのでなければ、コーヒーメーカーの機能性にこだわってみるのもコーヒーの楽しみ方のひとつですね。
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コーヒー焙煎機のよくある質問
中古のコーヒー焙煎機を購入しても大丈夫?
コーヒー焙煎機はどこで買うと一番安いですか?
コーヒー焙煎機は自作できますか?
コーヒー焙煎機はレンタルでの利用もできますか?
おすすめコーヒー焙煎機まとめ
この記事では「コーヒー焙煎機」のタイプや機能性、メーカーによる選び方を。また、おすすめアイテムを解説しました。
- コーヒー焙煎機のタイプは「手動式」「電動式」「自動式」から用途に合わせて選びましょう
- コンロを使うなら「ガス式」、コンセントから電源供給してリビング等で使うなら「電気式」を
- コクや苦みを好むなら「直火式」、酸味と苦みのバランスを求めるなら「熱風式」がおすすめ
- 使いやすさを重視するなら「スモークフィルター(クリーナー)」や「チャフコレクター」など便利機能をチェック
最適なコーヒー焙煎機は「どんなシチュエーションで焙煎するか」や「一度に焙煎する量」などで人により異なります。この記事を参考に、あなたにぴったりのコーヒー焙煎機を見つけてくださいね。
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