自宅で本格!コーヒー焙煎機おすすめ15選|焙煎方式による違いも解説

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自宅で本格!コーヒー焙煎機おすすめ15選|焙煎方式による違いも解説

出典:Amazon.co.jp

自宅でも本格カフェのような、美味しくて香りの高いコーヒーを楽しめる「コーヒー焙煎機」。数分で焙煎ができ、2,000円ほどで購入できる製品もあるため、「焙煎したてのコーヒーの味が忘れられない」という方に人気です。

しかしコーヒー焙煎機には「手動式」「電動式」「自動式」などタイプがさまざま。電気で加熱するタイプ、ガスコンロで加熱するタイプなど、熱源方式も製品により異なります。また加熱方法も「直火式」や「熱風式」「半熱風式」など細かく分かれるため、どれを選んだらいいか難しいですよね。

この記事では、コーヒー焙煎機のタイプや機能の違いによる選び方と、人気おすすめ商品15選をご紹介!人気の「カルディ」や「ハリオ」の製品もご紹介します。コーヒー焙煎機選びに悩んでいるなら、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事を監修した専門家

コーヒー焙煎士・コーヒーショップ運営者・ブロガー
アフロの焙煎屋・いっちー
焙煎士歴12年、都内でコーヒーショップ4店舗を運営。
バックパッカーとして世界一周を経験。旅の途中、コーヒーの生産国に魅せられコーヒーに関わる仕事を志す。結果、コーヒー沼にハマって今に至ります。
ブログ、YouTubeにてコーヒー焙煎、カフェ開業・コーヒーの副業ノウハウを発信中。

コーヒー焙煎機の選び方

コーヒー焙煎機の選び方

コーヒー焙煎機を購入する際は以下のポイントをチェックしましょう。

  • 「手動式」「電動式」「自動式」などの焙煎方式
  • 「ガス式」「電気式」などの熱源タイプ
  • 「直火」「熱風」「半熱風」などの加熱方式
  • 煙抑制機能や、お手入れのしやすさなど便利機能

最適なコーヒー焙煎機は使用するシチュエーションや、一度に処理する量などで人により異なります。直火式や電気式などタイプを考慮し、最適な製品を選んでくださいね。

焙煎方式で選ぶ

焙煎方式で選ぶ

焙煎方式には「手動式」と「電動式」があります。用途やこだわりなどに合わせ、好みのタイプを選びましょう。

安価で手軽に焙煎を始められる「手動式」

安価で手軽に焙煎を始められる「手動式」

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自分の感覚で焙煎具合を細かく調整したい方には「手動式」の製品がおすすめ。手動式には、火の上で焙煎機を振ってローストするハンディタイプと、ドラム型の入れ物をハンドルで回すだけのドラムタイプがあります。

ハンディタイプの価格は2,000円~25,000円ほどと安価なため、導入しやすいタイプです。フライパンの上部がすぼんだような形をしたタイプと金ザルに取っ手がついたタイプがあります。仕組みがシンプルで手入れも簡単ですが、焼きムラができやすいため安定して焙煎するには慣れが必要です。

安価で手軽に焙煎を始められる「手動式」

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ドラムタイプの価格は5,000円~1万円ほどです。ハンディタイプより均等に熱を通しやすく、ハンドルを回すだけなので楽に焙煎できます。

手動式は焙煎できる量が200g~600gほどとコンパクトなタイプが多く、1~3人分ほどの少人数での使用におすすめです。

自分好みに調節しやすく手間も省ける「電動式」

自分好みに調節しやすく手間も省ける「電動式」

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電動式は、豆が入ったドラム部分が自動で回転するタイプです。手を動かす手間がなく、ムラのない安定した味と自家焙煎の雰囲気を楽しめます。価格も1万円~3万円ほどのため、導入しやすいタイプです。

容量500g以上の大きめの製品も多く、5~6人分ほどでも一度に仕上げられます。煎りたての香ばしいコーヒーを飲みたいけれど、手間は少ない方がいいという方には電動式がおすすめです。

スイッチ一つですべてできる「自動式」

スイッチ一つですべてできる「自動式」

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自動式は、時間や温度を設定すれば自動で焙煎を行ってくれるタイプです。焙煎具合をずっと見ておく必要はないので、手間が少なく済みます。

量や時間を正確に測って使用するため、焙煎の失敗が少なく毎日安定した味のコーヒーが楽しめますよ。また1㎏ほどの豆を一気に焙煎できるタイプもあるため、大家族で数日分を一度に作っておきたい方にもぴったりですね。

編集部

ただし自動式は機能性が高いぶん、価格が3万円から、サイズの大きいものでは30万円ほどと高価です。導入する際は予算や手間の量などをじっくり検討して選びましょう。

熱源タイプで選ぶ

熱源タイプには「ガス式(直火式)」と「電気式」があります。それぞれの特徴を知り、あなたにとって焙煎しやすいタイプを選びましょう。

火力調整ができる「ガス式」

火力調整ができる「ガス式」

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自分の目でコーヒー豆の状態をチェックしながら、自分好みに焼き具合を調整したい方は「ガス式(直火式)」の製品がおすすめ。

ガス式タイプは、キッチンのコンロやカセットコンロなどで焙煎を行うタイプです。ハンディタイプならキャンプ時の焚火やバーナーでも焙煎できますよ。

ただし火加減を間違えると、ムラが出たり加熱しすぎたりとミスをしやすいため慣れが必要なタイプでもあります。

自家焙煎の雰囲気を楽しんだりこだわってコーヒーを入れたい方は、ぜひ挑戦したい熱源タイプです。

アフロの焙煎屋・いっちー

強い火力で焙煎できるため、コーヒー豆の個性を引き出してパンチの効いた風味に仕上げることができます。

ムラなく安定した焙煎ができる「電気式」

ムラなく安定した焙煎ができる「電気式」

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自宅のキッチンがIHコンロの方や、手間をかけずに安定した焙煎をしたい方には「電気式」の焙煎機がおすすめです。ガス式に比べて急激な温度上昇が無いため、焼きムラや焦げなどのリスクが少ないタイプです。

また電気式は焙煎方式が「電動式」や「自動式」に搭載されていることが多いため、ずっと豆の状況を見ておく必要もありません。「煙が少ない機能を搭載」「コンセントで給電できる」など使い勝手がいいため、焙煎作業や片付けの手間をかけたくない方にぴったりですよ。

アフロの焙煎屋・いっちー

マイルドで飲みやすい味わいに仕上げることができます。

加熱方式は「直火」「熱風」「半熱風」の3種類

加熱方式は「直火」「熱風」「半熱風」の3種類

加熱方式には「直火」「熱風」「半熱風」の3種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。酸味やコクなど淹れるコーヒーの味のタイプにも関わるため、加熱方式はしっかり選びましょう。

加熱方式 特徴 味の特徴
直火式
  • 直火による焙煎
  • 手動式に多い
  • 香りがしっかり
  • コクや苦みが出やすい
  • ボディが強め
  • 酸味は少なめ
熱風式
  • 高温の熱風で焙煎
  • 電気式に多い
  • 優しい苦み
  • すっきりした酸味
  • マイルドな口当たり
  • 焙煎ムラが少ない
半熱風式
  • 直火と熱風で焙煎
  • 業務用に多い
  • すっきりした苦みと酸味
  • 香りが高い
  • クドさのないクリアなコク
  • バランスの良い風味

「直火式」はアルミや陶器・金ザルの容器や、ステンレス製の網目状のドラムなどを使い、直火で加熱する方式。手動式に多く、香ばしくてコクや苦み、ボディの強い仕上がりにしやすいタイプですよ。コーヒー豆の個性が引き出された、輪郭のくっきりした味わいを好む方におすすめです。

「熱風式」はコーヒー豆を火に触れさせず、熱風を送り込んで焙煎する方式。失敗が少なく、豆の加熱具合も調整しやすい方式です。苦みと酸味のバランスがとれ、焙煎のコゲ臭が少なくて、すっきりとしたクリアな味わいになります。

「半熱風式」は業務用の大型機に多いタイプで、直火式と熱風式を合わせたようなタイプです。価格は20~30万円ほどと高価。コーヒー豆への熱の伝わり方が複合的なので、「直火式」「熱風式」の良いところ取りの味わいとなり、バランスのとれた味に仕上がります。大量のコーヒー豆を一度に焙煎することが多い方におすすめです。

1日1杯コーヒーを飲むなら、焙煎量は200gが目安

1日1杯コーヒーを飲むなら、焙煎量は200gが目安

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焙煎機を選ぶ際は、一度に処理する豆の量に合わせ「容量」を選びましょう。

1人分のコーヒーを1杯淹れるのに必要な豆の量は10g~15gです。1日に1杯毎日コーヒーを飲む方なら、最大焙煎容量が200g程度あれば1度に2週間ぶんほどの豆が焙煎できます。

3~4人ほどのご家族で楽しむなら700g~1Lほどの容量を選ぶといいですね。一度に使用する豆の量と焙煎機の容量が合っていないと、焙煎ムラの原因になります。上手に焙煎するにはコーヒー豆が転がるための隙間が必要なので、小さすぎない容量の製品を選んでくださいね。

編集部

本体容量1Lほどの製品で最大焙煎容量が500g~600gほどです。容量をチェックする際は、本体容量と最大焙煎容量を間違えないようにしましょう。

その他の便利な機能もチェック

性能の高いタイプには、煙を抑える機能やお手入れ機能など、便利な機能を搭載した製品があります。使用するシチュエーションに合わせて、焙煎以外の機能にも着目して選んでみましょう。

煙を押さえる「スモークフィルター(クリーナー)」

煙を押さえる「スモークフィルター(クリーナー)」

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室内で焙煎をする際に、煙や臭いが気になる方は「スモークフィルター(クリーナー)機能」が搭載されているかをチェックしましょう。スモークフィルター(クリーナー)は煙を本体に搭載したフィルターに通すことで、排煙を抑える機能です。

コーヒー焙煎機は高温で豆をローストするため、意外と多くの煙が出ます。また焙煎する豆の量が増えればそれだけ煙の量も増えることに。

大型の焙煎機で多量のコーヒー豆を焙煎する方は特に、「スモークフィルター(クリーナー)」機能が搭載されている製品がおすすめです。

アフロの焙煎屋・いっちー

特に500g以上焙煎する場合には注意が必要です。台所の換気扇だけでは排煙しきれず、火災報知器が鳴ってしまう可能性もあります。

ゴミ掃除が楽になる「チャフコレクター(チャフトレー)」

ゴミ掃除が楽になる「チャフコレクター(チャフトレー)」

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焙煎機を使用すると、「チャフ」というコーヒー豆の薄皮のカスが出ます。焙煎量が増えればそれだけチャフも多く出るため、焙煎機周りが散らかるので掃除が大変です。

焙煎後のお掃除などお手入れのしやすさにこだわるなら、チャフを集めてくれる「チャフトレー」が搭載された製品がおすすめですよ。また蓋付きなどチャフが飛び散りにくい構造の製品を選ぶと、後片付けが楽になりますね。

本格的に焙煎するなら小型の業務用モデルもおすすめ

本格的に焙煎するなら小型の業務用モデルもおすすめ

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自宅でもプロのような仕上がりにこだわりたい方は、小型業務用モデルもおすすめです。温度計や温度センサーなど搭載される機能も多く、本格的な仕上がりを目指せます。

小型の電子レンジほどのスペースで設置できて、一度に600g~1kgほどの豆が焙煎できるため、ご家族の2週間ぶんほどの豆を楽に仕上げられますよ。

価格も20万円弱から購入できるため、コーヒーの豆や焙煎にとことんこだわる方なら、ぜひ使ってみたいタイプです。

アフロの焙煎屋・いっちー

焙煎を試してみたい、という方にはまずはコストのかからない手動式。
生活に焙煎を取り入れて楽しみたい、という方には手間のかからない電動式。
マニアックに焙煎の奥深さを追求したい方なら、「ガス式」の「直火」か「半熱風」の焙煎機を選ぶと良いでしょう。

安いVS 高い!コーヒー焙煎機の比較

家庭用のコーヒー焙煎機は価格が安いタイプでは2,000円ほど、高い製品は30万円ほどです。値段の違いは主にスペックや大きさによるもので、値段が高いから良い、安いから悪いわけではありません。

複雑な操作なしに手軽に焙煎を楽しみたい方は、高価な製品を購入してもオーバースペックで損をしてしまうことも。用途や使用シチュエーションに合わせて、ご自分に最適な価格の製品を選んでくださいね。

安いコーヒー焙煎機の特徴(2,000円~3万円のモデル)

  • 手動式なら「コーヒー豆を入れて直火に掛けるだけ」など使い方が簡単
  • 電動式なら温度調整やタイマー搭載で焙煎具合も調整しやすい
  • 焙煎容量は60g~800gほどと家庭用として使いやすい

値段が安いコーヒー焙煎機は、「豆を入れて火にかけるだけ」「温度を調整するだけ」など操作が簡単なタイプが多いのが特徴。サイズもレードルほど~炊飯器ほどと、持ち運びや設置しやすい製品が多いですよ。ご自分の目や感覚で焙煎具合を調整したい、こだわり派の方にもぴったりです。

こんな人におすすめ
  • できるだけコンパクトで持ち運びに便利なタイプが欲しい方
  • キャンプやアウトドアなど屋外でも焙煎したてのコーヒーを楽しみたい方
  • 後片付けの手間が少ない製品が欲しい方

高いコーヒー焙煎機の特徴(3万円~30万円のモデル)

  • 「電気式」「熱風式」など焙煎調整がしやすいタイプが多い
  • 温度調整機能やタイマー、煙抑制機能やチャフコレクターなど多くの機能を搭載
  • 高価なタイプなら冷却機能も搭載し、全自動で焙煎が行える

高価なコーヒー焙煎機は、温度やタイマーなどを細かく調整できるタイプが多いのが特徴。冷却機能も搭載し、コーヒー豆の投入から完成まで全て全自動でできるタイプもありますよ。

また小型業務用タイプなら、一度に1㎏以上のコーヒー豆を焙煎できるなど、カフェなど小型店舗で使いたい方にもおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 細かい調整ができ、手間をかけずに焙煎を済ませたい方
  • 一度に多くの量を焙煎したい方
  • 煙が少ないタイプやチャフコレクターなど機能性の高い製品が欲しい方

アフロの焙煎屋・いっちー

最近では様々な家庭用コーヒー焙煎機が発売されており、どちらの方式の焙煎機も価格帯やサイズは様々。

まずは、ご自身がどんなスタイルの焙煎をやりたいのかによって焙煎機の方式を選び、その後に予算に合わせて購入するものを選ぶと良いと思います。

コーヒー焙煎機のおすすめ人気メーカー

細かい調整で好みの焙煎がしやすい「カルディ」

カルディは、家庭でも使える小型業務用タイプのコーヒー焙煎機が多く、大人数や数日分など、多くの量を一度に焙煎できる製品が揃っています。

カルディの特徴
  • プロ仕様のような機械的なデザインで、インテリアのようにおしゃれに置いておける
  • 温度センサー・温度計搭載で、好みの焙煎具合に仕上げやすい
  • サンプラーやチャフコレクターなど付属品も豊富

カルディのコーヒー焙煎機には、温度や焙煎具合を調整しやすい、プロでも納得の製品が揃っています。焙煎量が400~600gほどと容量もほどよく、カフェやレストランなど店舗での使用も可能です。

本格派の上級者に人気の「フジローヤル」

プロ仕様の本格的なコーヒーマシンや焙煎機を製造・販売するフジローヤル。半熱風式の本格的な焙煎機能と、高精度の温度センサー・排煙調整機能により、どんな焙煎具合にも細かく調整ができます。

フジローヤルの特徴
  • デザイン性の高い本格的なロースターで見栄えが良く、カフェなど店舗で使いやすい
  • 200g~1㎏ほどのコーヒー豆を一度に焙煎できる
  • 温度調整や排煙調整に優れ、コーヒー豆の個性を最大限に引き出せる

加熱のし過ぎを防ぐ「ハイカット機能」などを搭載し、量の多いコーヒー豆でもこだわりの焙煎をしたい方におすすめです。ただし価格は50万円以上と高価なため、上級者におすすめのメーカーです。

アフロの焙煎屋・いっちー

みなさん憧れのフジローヤルですが、200gタイプの超小型焙煎機(ディスカバリー)もあって、一般家庭での購入も増えております。価格が高いことがネックですが、とにかくデザインと性能が良いです。また煙もあまり出ないために、マンションなどでも使用することができます。金色の躯体がインテリアとしても映えます。
フジローヤルでは焙煎講習セミナーも開催されていますので、興味のある方はホームページをチェックしてみてください。

レトロなデザインでインテリアとしても◎な「ハリオ」

キッチン用品や医療機器を製造・販売する、日本の耐熱ガラスメーカー「ハリオ」。耐熱ガラス製のコーヒー焙煎機やサイフォンコーヒーマシンなど、ローテクなコーヒー関連用品も多くリリースするメーカーです。

ハリオの特徴
  • 耐熱ガラス製のコーヒー焙煎機のためコーヒー豆の状態が確認しやすい
  • 構造がシンプルなためお手入れがしやすい
  • アルコールランプを使用するため、コンロが不要

ハリオのコーヒー焙煎機は、インテリアとしても使用できそうなレトロでおしゃれなデザインが人気です。最大焙煎量は50gとコンパクトタイプのため、1人~2人で使用する方におすすめ。透明な耐熱ガラス製のため中が見やすく、焙煎機初心者の方でも失敗しにくいタイプですよ。

専門家おすすめのコーヒー焙煎機

この記事を監修したアフロの焙煎屋・いっちーのおすすめコーヒー焙煎機をご紹介します。

コーヒー焙煎機おすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。※ランキングは監修対象外です。
商品最安価格焙煎方式熱源加熱方式焙煎容量その他機能
Kakacoo コーヒー焙煎機 小型業務用楽天市場¥30,999 AmazonYahoo!自動式ガス式直火式最大400g石英ガラスドラム
発明工房 コーヒー豆焙煎器 煎り上手楽天市場¥7,436 AmazonYahoo!手動式ガス式-最大60g計量スプーン付属
SOUYI コーヒー豆焙煎機 SY-121楽天市場確認中 AmazonYahoo!電動式電気式熱風式最大100gチャフコレクター、冷却機能
HC コーヒー 焙煎機 電動 自動攪拌 ホームロースター楽天市場¥12,541 AmazonYahoo!自動式電気式最大800gフタ、撹拌レバー
LITHON ホームロースター KLRT-001B¥24,865 楽天市場AmazonYahoo!自動式電気式熱風式最大60gチャフコレクター、冷却機能
YZHDQ コーヒー焙煎機 コーヒーロースター楽天市場¥9,780 AmazonYahoo!自動式電気式最大800gフタ、撹拌棒付属
ラッキーコーヒーマシン 手あみロースター 22cm楽天市場¥2,449 AmazonYahoo!手動式ガス式直火式最大200gホッパー、サンプラー、チャフ受け、温度計付属
xinqing 電気式コーヒー豆焙煎機楽天市場¥10,111 AmazonYahoo!自動式電気式直火式最大800g温度調整機能、フタ、撹拌棒付属
Nuvo Eco セラミック ハンディコーヒー焙煎機楽天市場¥3,636 AmazonYahoo!手動式ガス式-最大70gセラミック製
ジェネシス コーヒー焙煎機ロースター Gene Cafe CBR-101A楽天市場¥80,500 AmazonYahoo!自動式電気式間接熱風式最大250g温度調整機能、タイマー機能、チャフコレクター
Behomor2000AB plus JP ビモアー 直火式電動コーヒーロースター 日本仕様楽天市場AmazonYahoo!自動式電気式直火式最大400gアフターバーナー
camping moon 小型コーヒー焙煎機 クラシック型 CR-01楽天市場¥8,580 AmazonYahoo!電動式ガス式直火式最大250gトレー、スタンド付属
KALDI(カルディ) 半熱風式 焙煎機楽天市場¥212,900 AmazonYahoo!自動式ガス式半熱風式最大600g高性能温度センサー、ベアリング
ハリオ コーヒーロースター・レトロ RCR-50楽天市場¥27,200 AmazonYahoo!手動式ガス式(アルコールランプ)直火式最大50gアルコールランプ付属
KALDI ロースター/焙煎機 (電動フールセット)楽天市場¥57,500 AmazonYahoo!手動式ガス式直火式最大250gホッパー、サンプラー、チャフ受け、温度計付属

コーヒー焙煎機おすすめ人気ランキング15選

コーヒー焙煎機の使い方

コーヒー焙煎機と聞くと、「豆を焦がす・好みの具合にならない」など扱いが難しそう、なんて思いませんか?ところがやってみると意外に簡単にできるんですよ。

ただし手動式や直火式の製品は、慣れないうちは確かに失敗しやすいもの。そこで焙煎を上手に行うためのポイントをご紹介しますね。

手動式・直火式コーヒー焙煎機の使い方

手動式・直火式コーヒー焙煎機の使い方

  • 手動式・直火式コーヒー焙煎機の使い方
  • STEP.1
    必要な道具を準備
    手動式・電動式に関わらず、直火タイプのコーヒー焙煎機を使用する場合は以下の道具を準備しましょう。

    • コーヒー焙煎機
    • 生のコーヒー豆
    • 軍手
    • うちわ
    • 冷却用のザル
  • STEP.2
    本体に生豆を入れ「蒸らす」
    手動式の焙煎機に生豆を淹れたら、まずは弱火のコンロから10cm以上本体を放して低温で温めます。豆全体を均一に蒸らすことで、焙煎ムラなどの失敗を防ぎます。その際、豆の温度が均一になるよう常に焙煎機を振り続けておきましょう。火傷を防ぐため、軍手をつけて行ってください。
  • STEP.3
    本体を火に近づけ徐々に焙煎を進める
    豆全体がふっくらして白っぽくなったら、5cmほどコンロの火に本体を近づけます。いきなり強火に近づけると表面だけが焦げてしまうので、焦らずじっくり焙煎しましょう。
  • STEP.4
    焙煎具合を調整
    「パチパチ」とはぜるような音がしてきたら本格的な焙煎の始まりです。1度「パチパチ」が始まって落ち着いたところで終了すれば「浅煎り~中煎り」。酸味を残した味わいを好む方におすすめです。2度めの「パチパチ」が始まったら「深煎り」です。焦がさないよう、コンロの火との距離を保ちつつ、好みの具合までローストしましょう。
  • STEP.5
    ザルに移して冷却
    焙煎が終わったらコーヒー豆をざるに移し、素早く冷却しましょう。すぐに冷やさなければ焙煎が進んでしまいます。電源が近くにあれば、ドライヤーの冷風を使用して一気に冷やすのも有効ですよ。
  • STEP.6
    チャフをより分けて完了
    コーヒーを焙煎すると「チャフ」と呼ばれる焙煎カスが出ます。挽くときに混ざると雑味の原因になるため、丁寧に取り除きましょう。

アフロの焙煎屋・いっちー

焙煎時間は10〜12分程度を目安にすると良いです。短か過ぎてもムラの原因になりますし、長過ぎると良い風味が失われます。
冷却後には欠点豆のピッキングしても良いでしょう。色素の薄い豆があったら、未成熟豆です。稀にですが石などが混入している場合もありますので、それらを取り除きます。

コーヒー焙煎機の関連商品

コーヒーの味を決める「コーヒー生豆」

コーヒー焙煎機を購入する際は、一緒に「コーヒー生豆」も購入しましょう。お住いの地域に生豆を売るお店があれば購入できますが、カフェやコーヒー豆専門店でも生豆の販売はなかなかしていません。

ご近所で手に入らない場合はAmazon・楽天などの通販サイトでの購入がおすすめです。

コーヒー豆の産地は「ブラジル」「コロンビア」「グアテマラ」などが有名。「コロンビア」は甘さと重量感、「ブラジル」はバランスの良い苦みと酸味、「グアテマラ」はフレッシュな酸味と甘さ、など味わいもさまざまです。まずは数種類の豆をお試しセットにしている製品で、好みの味を探してみてはいかがでしょうか?

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手動でも電動でも使える「コーヒーミル」

コーヒー焙煎機を購入するなら、併せて「コーヒーミル」も購入しましょう。コーヒーメーカーにコーヒーミルが搭載されている場合もあります。しかしハンドドリップやサイフォン・コーヒーマシン等で淹れるなら必須のアイテムですね。

コーヒーミルには手動式や電動式などさまざまな種類があります。また挽き方にも「臼歯式」や「カッター式」などがあり、味わいも異なります。粒の大きさを調整できるタイプなら、細かく挽くエスプレッソなども楽しめますね。コーヒーの味にこだわるなら、コーヒーミルにもこだわってみましょう。

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焙煎したコーヒー豆をさらに美味しく「コーヒーメーカー」

手軽に本格コーヒーを楽しみたい方は、「コーヒーメーカー」もチェックしましょう。上手にコーヒーが焙煎できても、挽き方や淹れ方を失敗すれば台無しです。一般的なコーヒーメーカーは、ペーパーフィルターと挽いた豆をセットし、スイッチをオンにするだけの簡単操作でコーヒーが淹れられます。

挽き方から淹れ方まで細かく設定できて、好みのコーヒーの味に仕上げられますよ。ハンドドリップにこだわるのでなければ、コーヒーメーカーの機能性にこだわってみるのもコーヒーの楽しみ方のひとつですね。

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コーヒー焙煎機のよくある質問

中古のコーヒー焙煎機を購入しても大丈夫?

コーヒー焙煎機の中古での購入はおすすめできません。電気式のコーヒー焙煎機は高温になるヒーターや、精密なモーターを使用する機器なので、前の使用者の使い方や頻度では不具合が出やすい製品です。手動式でも落下や直火で破損があることも。また新古品でも、保証期間が半年~1年と短いので、メーカー保証が切れているケースもよくあります。コーヒー焙煎機の中古での購入は、修理や買い替えで結局高くついてしまうことが多いので、新品での購入がおすすめですよ。

コーヒー焙煎機はどこで買うと一番安いですか?

コーヒー焙煎機を安く購入するならAmazon・楽天など通販サイトがおすすめです。家電量販店やホームセンター、キャンプ用品店でもコーヒー焙煎機を販売する店舗はありますが、品揃えが少なく、価格もほぼ定価です。Amazon・楽天なら同じ製品でも店舗を見比べて安い製品を探せますし、セールもあるため、お得に購入できますよ。貯めたポイントを使ってお得に購入もできるため、安く購入したい方はAmazon・楽天での検討をおすすめします。

コーヒー焙煎機は自作できますか?

金ザルタイプのシンプルな構造のコーヒー焙煎機なら自作できるかもしれません。しかし手動式のコーヒー焙煎機は2,000円以内で購入できるため、手作りのために部品を揃えた方が高くつく場合もありますよ。かかる費用と見比べて、お得な方を選んでくださいね。

コーヒー焙煎機はレンタルでの利用もできますか?

コーヒー焙煎機のレンタルは、シェアコーヒーなどで利用できます。しかし重量30kgほどの大型の製品で、レンタル料金は1時間に2,000円ほどと高価です。「業務用のレンタル」という性格が強いため、個人での利用には不向きです。

おすすめコーヒー焙煎機まとめ

この記事では「コーヒー焙煎機」のタイプや機能性、メーカーによる選び方を。また、おすすめアイテムを解説しました。

  • コーヒー焙煎機のタイプは「手動式」「電動式」「自動式」から用途に合わせて選びましょう
  • コンロを使うなら「ガス式」、コンセントから電源供給してリビング等で使うなら「電気式」を
  • コクや苦みを好むなら「直火式」、酸味と苦みのバランスを求めるなら「熱風式」がおすすめ
  • 使いやすさを重視するなら「スモークフィルター(クリーナー)」や「チャフコレクター」など便利機能をチェック

最適なコーヒー焙煎機は「どんなシチュエーションで焙煎するか」や「一度に焙煎する量」などで人により異なります。この記事を参考に、あなたにぴったりのコーヒー焙煎機を見つけてくださいね。

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