【家庭用から業務用まで】パンこね機おすすめ9選|日本ニーダーや大正電機など人気商品も紹介

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ぱんこね機

家庭で本格的にパン作りを楽しむなら、一度にたくさんのパン生地が作れるパンこね機がおすすめです。パン作りでもっとも力が必要な、こねる作業を機械に任せられるのでとってもラクチン。最近は、うどん・餅・ピザ生地なども作れるモデルが多く登場しており、一台あれば料理の幅が広がります。

しかし、パンこね機は家庭向けから業務用までさまざまな種類が販売されていて、どれを選べばいいのか悩んでしまいそう。また、ホームベーカリーとの違いなども気になるところです。

この記事では、パンこね機の種類や選び方、おすすめのメーカーなどの情報を徹底解説。記事の後半では、最新の売れ筋商品をランキング形式で紹介しています。パンこね機に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を監修した専門家

自宅で美味しい酵母パン作り専門家
松尾美香
ル・コルドンブルー パンディプロマ取得

東京駒込にて自家製酵母パン教室『Orangerie』を主宰。
ひとつのメニューで86人のキャンセル待ちがでる人気メニューなどが多数ある。のべ1.1万人以上にレッスン。
✔︎パンがすぐに固くなる
✔︎家庭用のオーブンなので諦めている
✔︎どこを改善すればより良くなるか分からない
などの悩みを解決。
現在はレッスンを通信講座・オンラインへ一部移行し、国内だけでなく海外からの受講生も多数。

『日本一やさしい本格パン作りの教科書』(秀和システム)『本格パン作り大全』(世界文化社)著者。近著に『トースターで作れる!おうちで簡単本格パン』がある。

パンこね機とホームベーカリーは何が違うの?

パンこね機とホームベーカリーは何が違うの?

出典:amazon.co.jp

パンこね機をまだ使ったことがない人のなかには、「そもそもパンこね機って何?ホームベーカリーとどう違うの?」という疑問もあると思います。パンこね機とは、パンの生地をこねることに特化した調理家電のこと。対してホームベーカリーは、生地こね・発酵・成形・焼き上げまでの工程を一度に行えるのが特徴です。

せっかく買うなら焼き上げまでこなせるホームベーカリーの方がよいという意見もあるでしょう。しかし、ホームベーカリーとパンこね機では、一度に作れるパン生地の量が違います。ホームベーカリーが最大250~300g程度の粉に対応しているのに対し、パンこね機は600~1,000g以上の粉をこねられるのです。

また、パンこね機のなかには、うどん・そば・餅などをこねられるものや、生クリームやメレンゲの泡立てができるものがあります。パン作りだけでなくさまざまなレシピに活用できることも、パンこね機ならではの魅力です。

ホームベーカリー パンこね機
できること こねる・発酵・成形・焼き上げ こねる・発酵
一度に作れる生地の量 最大250~300g 最大500~1kg以上
作れるもの パン生地・うどん・餅など パン生地・うどん・餅・生クリームの泡立て・メレンゲなど

パンこね機専用ではないになるアイテムはある?

パンこね機は安いものでも3万円以上するため、別のアイテムを使用できないかと考える人もいると思います。

結論からいうと、フードプロセッサーやスタンドミキサーを使用することは可能です。ただし、あくまでもパン生地作りをメインとしたアイテムではない点は留意しておきましょう。また、これらの製品では一度に少量しか作れないので、多めの粉で本格的にパン作りをしたい人にはパンこね機の導入をおすすめします。

フードプロセッサーを使用する場合

フードプロセッサーで代用する場合

パンこね機の代わりにフードプロセッサーを購入するなら、必ずパンこね用の羽根が付いている機種を選んでください。パン生地は重くて弾力があるため、普通の刃では負荷がかかりやすく、故障の原因になってしまいます。

フードプロセッサーは、パンこね以外にもさまざまな調理ができるのがメリット。パンを作る頻度が少ない人は、日常的に使えるフードプロセッサーの方が向いているかもしれません。

スタンドミキサーで代用する場合

スタンドミキサーで代用する場合

スタンドミキサーでもパン生地が作れるモデルがあります。ただし、生クリームやメレンゲを泡立てる用途で販売されているものは、パンこねには不向きです。スタンドミキサーを使用するのであれば、キッチンエイドのようなパン生地作りを得意とする商品を選びましょう。

具体的な見分け方として、パンこねができるスタンドミキサーは生地作り専用のアタッチメントが用意されています。商品の説明をよく読んで確認しましょう。本記事のランキングでパン作りにも使えそうなスタンドミキサーも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

松尾美香

使用する機械によって、こねる時間がかなり違ってきます。
生地をこねあげるのに、フードプロセッサーは数分、スタンドミキサーは10分くらい、パンこね機は20分くらいかかります。フードプロセッサーで作った生地は、焼き上がりが固くなりがちです。こねる時間が短い分だけ、発酵時間を増やしてあげると改善できます。

パンをよく作る人は生地をこねることに特化したパンこね機がおすすめですが、そうでない人は自分が普段の料理にも活躍できるものを選ぶと良いですね。

パンこね機の選び方

ここからは、パンこね機の選び方について解説していきます。初めて購入する人でも失敗しないよう、選び方でチェックしておきたいポイントをまとめてみました。一つずつ順番に紹介しますので、一緒に見ていきましょう!

一度にどのくらい作れる?「分量」でサイズ選ぶ

パンこね機には家庭向けのモデルと業務用としても使えるモデルがあり、一度に作れるパン生地の量もさまざまです。はじめにどれぐらいの分量を作りたいのかを考え、対応できる商品を選びましょう。

少量なら600gまで作れる「家庭用」で十分

少量なら600gまで作れる「家庭用」で十分

出典:amazon.co.jp

家庭向けに販売されているパンこね機は、一度に作れる粉の量が600gまでのものが多くあります。少量のパン生地を作りたい人なら、粉の容量が600g以下のモデルがおすすめです。少量といえども、600gの粉はロールパンならおよそ10~12個分なので、家庭で作るには十分でしょう。

たくさん作りたい人は1kg以上の「業務用」がおすすめ

たくさん作りたい人は1kg以上の「業務用」がおすすめ

出典:amazon.co.jp

家族の人数が多い人や、一度にたくさんの量をこねたい人であれば、1kg以上の粉をこねられる業務用のパンこね機がおすすめです。なかには2kg以上の粉に対応できるモデルもあるので、必要に応じて選んでみてください。

ただし、大容量モデルには粉の量が最低でも400~500g以上必要なものがあります。少しの量を作りたい人には不向きなので、注意が必要です。

使いやすさを左右するポットの素材を選ぶ

パンこね機を選ぶときは、ポットの素材にも注目しましょう。一般的に使われているのは、ステンレス製とプラスチック製の2種類。それぞれの特徴を理解して、自分に合うタイプを選ぶことが大切です。

丈夫で手入れがしやすい「ステンレス製」

ステンレス製のポットは、頑丈で衝撃に強いのが特徴。万が一落とした場合も壊れにくく、錆びにも強くてお手入れがしやすいことから、使用頻度が高い人におすすめです。表面にふっ素加工が施されているタイプなら、生地がくっつきにくくラクに取り出せます。

扱いやすくうどんも作れる「プラスチック製」

プラスチック製のポットは、軽くて取り扱いしやすいのが魅力。半透明で中の様子が見えるため、生地の状態を確認できるのがメリットです。また、表面にエンボス加工が施されていて凹凸があるため、水分量の少ないうどんやベーグルなどの生地づくりに向いています。

内釜or外釜?釜の方式をチェック

パンこね機には、生地をこねるポットが埋め込まれている「内釜式」と、外付けされている「外釜式」の2種類があります。それぞれの特徴をまとめてみましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

収納しやすくほこりも防げる「内釜式」

収納しやすくほこりも防げる「内釜式」

出典:amazon.co.jp

ポットが埋め込まれている内釜式は、かさばりにくく省スペースで収納できるのがポイント。見た目もスッキリしていて、狭いキッチンでも圧迫感を抑えられます。蓋を閉めたまま収納できるため、ほこりが入り込まない点も魅力です。

一方、内釜式は内部にモーターの熱がこもりやすく、生地の温度が上がりやすいデメリットも。夏場に使用する場合は、こまめな温度管理が必須です。

熱の影響が少なく温度調整がしやすい「外釜式」

熱の影響が少なく温度調整がしやすい「外釜式」

出典:amazon.co.jp

外釜式のパンこね機は、ポットにモーターの熱が伝わりにくいため、温度調整が非常に簡単です。生地の過発酵や水分の蒸発を防げるので、パン生地作りに慣れていない初心者にぴったり。パンこね機を連続で使用したい人にもおすすめです。

ただし、外釜式はかさばりやすく、収納しづらいデメリットがあります。また、蓋がないタイプはほこりが溜まりやすいため、カバーをかけるなどして対応しましょう。

松尾美香

モーターや摩擦の熱で生地の温度が上がりやすくなりますので、バターの多い生地をこねる場合は、生地の温度が上がりにくい外釜タイプがおすすめです。
内釜式は仕込み水(水分)を冷たい状態のものを使用することで対応ができます。
モーターの熱でバターが溶け出ると、パサパサしたパンになりがちです。多めに入れるときはバターを入れる前にしっかりこねておき、バターを入れて混ざったらストップします。また生地を一度出して、バターを手で混ぜ込むと美味しいパンに仕上がりになります。

より美味しく作るなら機能性にも注目しよう

パンこね機にはさまざまな機能が搭載されており、上手く活用することでより簡単で美味しい生地作りが楽しめます。あると嬉しい便利機能を以下にまとめてみました。

生地の様子を見ながらこねられる「スピード切り替え機能」

生地の様子を見ながらこねられる「スピード切り替え機能」

出典:amazon.co.jp

スピード切り替え機能が搭載されているモデルは、生地の状態に合わせてこねる速度を変更できて便利です。こね始めは粉が飛び散りやすいのでゆっくり、生地がまとまってきたら速度を上げるときれいにまとまります。

速度の調整は、2段階・5段階・無段階など機種によってさまざま。生地作りのみで使用するなら2段階でも十分ですが、生クリームや卵白を泡立てるなら微調整できるタイプを選びましょう。

松尾美香

材料を入れてこね始めるときは、低速でスタートすると粉が飛び散りません。低速でゆっくり材料を混ぜてからこねるほうが生地作りには良いので、スピード切り替え機能はおすすめです。

うどんや餅も作りたい人は羽根の種類をチェック

うどんや餅も作りたい人は羽根の種類をチェック

出典:kneader.jp

パンこね機に付属する羽根の種類もチェックしましょう。パン生地以外にうどんや餅をこねたい人は、対応しているモデルを選ぶ必要があります

また、機種によっては数種類の羽根を付け替えながら使用できるものも。ケーキ生地用の羽根や生クリームの泡立て用などがあるので、用途に合わせて選んでくださいね。羽根が別売りの場合もあるので、購入時の確認を忘れずに。

タイマーの設定方法も確認しておこう

タイマーの設定方法も確認しておこう

出典:kneader.jp

パンこね機に搭載されているタイマーには、「アナログ方式」と「デジタル方式」の2種類があります。

アナログ方式は、昔ながらの手でツマミを回して設定するタイプで、直感的に操作しやすいのがポイント。反対に、タッチパネルなどの操作に慣れている人にはデジタル方式がおすすめです。

また、デジタル方式のモデルには、コースメニューが搭載されているものがあります。粉をセットするだけで一次発酵までを自動で行えるので、より簡単にパン生地を作りたい人はチェックしてみましょう。

安いVS 高い!パンこね機の比較

ここまでパンこね機の種類や機能について説明してきましたが、値段が購入の決め手になる人も多いと思います。

そこで、この記事で紹介するおすすめのパンこね機の中から、安いモデルと高いモデルを一点ずつ選定し、特徴や機能を比較してみました。価格による違いを見ていきましょう。

安いパンこね機の特徴(34,800円のモデル)

安いモデルの代表は、大正電機の「レディースニーダー KN-30」です。一度に300~600gの粉を投入でき、パン生地をこねるのはもちろん、発酵・ガス抜きまでの工程がこの一台でこなせます。うどんや餅用の羽根が付属しているのもポイントです。

注意したいのは、ケーキ生地や生クリームの泡立てなど、お菓子作りに便利な機能が搭載されていないこと。パン生地作りに特化したモデルなので、シンプルに使いたい人におすすめです。

こんな人におすすめ
  • できるだけ購入費用を抑えたい人
  • シンプルにパン生地作りのみ行いたい人
  • 少量のパン生地を作りたい人

高いパンこね機の特徴(111,000円のモデル)

高いモデルの代表は、日本ニーダーの「パンニーダー PK2025」です。業務用として販売されているモデルで、一度に2,500gまでの粉をこねられるのが特徴。食パンなら約10斤分の生地を作れます。

5段階のスピード調整や好みの時間設定を記憶できる「プログラム機能」など、機能面が充実していることもポイント。さらにポット温度の表示機能が付いており、生地の温度調整が容易に行えます。プロの仕上がりを目指したい人におすすめの一台です。

こんな人におすすめ
  • 一度にたくさんのパン生地を作りたい人
  • お店用にパンやケーキを焼きたい人
  • 機能が充実している本格的なモデルが欲しい人
安いモデル 高いモデル
販売価格 34,800円 111,000円
一度に作れる量 300~600gまで 600~2,500gまで
スピード切り替え 不可 5段階
タイマー方式 アナログ方式 デジタル方式
羽根の種類 2種類 1種類(別売りで3種有り)
その他機能 温度表示・プログラム機能など

安いモデルと高いモデルを比べてみましたが、双方の大きな違いは一度に作れる生地の量。たくさんの生地をこねたい人には、業務用の大容量タイプがおすすめです。

また、価格に比例して機能も充実しています。家庭でパン作りを楽しむだけなら安いモデルで十分ですが、本格的なパン生地作りにチャレンジするなら、高いモデルを買って損はないでしょう。

松尾美香

家族構成や作る頻度に合った容量を選ぶことをお勧めします。容量が大きすぎると少量をこねることができず、手でこねなくてはならなくなります。
また業務用のこね機で大容量をこねても、オーブンが小さければたくさん焼けません。お持ちのオーブンが一度にどのくらい焼けるかを考慮して選ぶ必要もあります。

専門家おすすめのパンこね機

この記事を監修した松尾美香さんおすすめのパンこね機をご紹介します。

パンこね機おすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格サイズ重量一度に作れる量ポットの素材釜のタイプ速度切り替え羽根の種類タイマー方式
日本ニーダー パンニーダー PK660D楽天市場¥33,800 AmazonYahoo!36.7×23×32.3cm(幅×奥行×高さ)5.5kg250~600gまでプラスチック外釜方式無段階1種類ダイヤル方式
大正電機 レディースニーダー KN-1000楽天市場¥44,500 AmazonYahoo!37×27×30cm(幅×奥行×高さ)9.5kg400~1,000gまでスミフロン加工内釜方式不可1種類アナログ方式
日本ニーダー パンニーダー PK1012plus楽天市場¥52,880 AmazonYahoo!27.4×37.5×38.7cm(幅×奥行×高さ)5.2kg300~1200gまでステンレス外釜方式5段階2種類デジタル方式
大正電機 レディースミキサー KN-1500¥46,200 楽天市場AmazonYahoo!37×27×31cm(幅×奥行×高さ)9.8kg400~1,000gまでテフロン加工内釜方式不可2種類デジタル方式
大正電機 レディースニーダー KN-30楽天市場¥37,000 AmazonYahoo!37×27×24.m(幅×奥行×高さ)8.5kg300~600gまでテフロン加工内釜方式不可2種類アナログ方式
日本ニーダー パンニーダー PK2025楽天市場確認中 AmazonYahoo!30.6×40.4×44.3cm(幅×奥行×高さ)8kg600~2,500gまでステンレス外釜方式5段階1種類デジタル方式
キッチンエイド スタンドミキサー KSM150楽天市場¥47,300 AmazonYahoo!22×36×35cm(幅×奥行×高さ)10.2kg520~1,040gまでステンレススタンドミキサータイプ10段階3種類-
ROOMMATE パーフェクト2wayミキサー RM-80A楽天市場確認中 AmazonYahoo!28×18×31cm(幅×奥行×高さ)1.2kg-ステンレススタンドミキサータイプ5段階2種類-
KALELAISU スタンドミキサー楽天市場¥37,999 AmazonYahoo!--3,000gまでステンレス外釜方式7段階4種類アナログ方式

パンこね機おすすめ人気ランキング9選

パンこね機のおすすめ人気メーカー

外釜方式で過発酵を防げる「日本ニーダー」

日本ニーダーは神奈川県に本社を構えるパンこね機の専門メーカーです。家庭向けから業務用まで4タイプのパンこね機をラインナップしており、いずれも外釜方式を採用しているのが特徴。モーター熱の上昇を抑えながらこねるため、生地の温度が上昇することなく過発酵を防げるメリットがあります。

家庭向けにおすすめのパンこね機は「パンニーダー PK660D」。250gの粉からこねられるので、少量のパンを焼きたい人でも使いやすいのがポイントです。パン生地以外にも、うどんや生パスタ、餃子の皮などに活用できるので、料理のレパートリーを増やしたい人はチェックしてみてください。

コンパクトで収納しやすい「大正電機」

1975年よりパンこね機を販売しているのが、大阪を拠点とする大正電機です。家庭でも気軽に美味しいパン作りが楽しめることをコンセプトとしていることから、家庭向けの商品が多いのが特徴。高いモデルでも50,000円以下で購入できるお手頃感が魅力です。

大正電機のパンこね機は、すべての商品に内釜方式を採用。コンパクト設計で場所を取らずに設置できることから、キッチンが狭い人にぴったりです。ポットはふっ素加工が施されていてお手入れがしやすく、低価格で扱いやすいアイテムが欲しい人にも適しています。

スタンドミキサータイプを選ぶなら「キッチンエイド」

キッチンエイドは、1919年に創業したアメリカのキッチンウェアブランド。ミキサー業界では世界シェアNo.1の実績があり、スタンドミキサーといえばキッチンエイドと言われるほど高く支持されています。

もとからパンをこねる機械として登場したスタンドミキサーだけあって、パン生地をこねる性能は折り紙つき。4.8Lの大容量ボウルを搭載し、ロールパンなら最大26個分の生地を一度にこねられます。スタイリッシュなデザインも魅力で、キッチンをおしゃれに格上げしてくれるでしょう。

松尾美香

パン作りが好きな人、特に頻繁に作る人は、こね機が1台あるととても便利です。発酵器をお持ちでない人は発酵機能がついている機械を選ぶと、発酵終了の管理が楽になります。
釜タイプのこね機は、こね上がったあとに台に出して、ちょっとだけ手でこねてあげると更に美味しい生地に仕上がります。こね機でこねた生地はしっかりとしたグルテンができています。手で数回生地を押すだけなので、台や手に生地が付くことがほとんどありません。ちょっと一手間かかりますが、ぜひ試してみてください。
パン生地をこねる以外の機能がついているものも多くありますので、自分がどのような料理をするのかも含めて選ぶのもいいかもしれません。

パンこね機の関連商品

焼きたての食パンを楽しめる「ホームベーカリー」

食パンをメインで作りたいのであれば、ホームベーカリーがおすすめです。材料を投入するだけで、生地のこねあげから発酵、焼き上げまでを自動で行うのでとっても便利。予約機能を使って夜寝る前にセットすれば、朝起きたときに焼きたての食パンが食べられますよ。

手早く簡単にパン生地が作れる「フードプロセッサー」

フードプロセッサーのなかには、パンこね用のアタッチメントが付いているものがあります。発酵まではできませんが、生地をこねるだけなら手ごねよりも早くて簡単に作れるのでおすすめです。普段から料理をする人は、一台あると重宝するでしょう。

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パンこね機のよくある質問

パンこね機はどこで売っていますか?

ヤマダ電機・ヨドバシ・ケーズ電機などの家電量販店で扱っている場合もありますが、特殊な調理家電なので実店舗で販売されているケースは少なめです。

確実に購入するなら、Amazonや楽天などのネット通販をおすすめします。

中古のパンこね機はどうですか?

食品を扱うものなので、衛生面から中古品はおすすめできません。もし購入したとしても、すぐに壊れる可能性があるため、新品の購入をおすすめします。

おすすめパンこね機まとめ

この記事では、パンこね機の選び方やおすすめのメーカー、売れ筋商品ランキングなどの情報を中心にお届けしました。最後に、選び方のポイントをもう一度おさらいしてみましょう。

パンこね機の選び方まとめ
  • 少量を作るなら600g以下、たくさん作りたい人は1kg以上の容量を選ぶ
  • 使用頻度が高い人には丈夫なステンレス製ポットがおすすめ
  • 生地の様子を確認しながら使いたいならプラスチック製を選ぶ
  • 収納や温度調整のしやすさを考えて内釜or外釜を選ぶ
  • スピード切り替えやタイマーなど機能面もチェック

☆この記事の監修者:松尾美香「松尾美香の自家製酵母パン教室Orangerie

なお、今回はパンこね機について詳しく紹介しましたが、Picky’s(ピッキーズ)では、暮らしに役立つキッチン家電・用品をほかにもたくさん紹介しています。興味のある人は、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

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