やさしい甘さで食材の味を引き立てる人気の調味料「白味噌」。味噌汁はもちろん、和え物や煮物などさまざまな料理で活用でき、日本の伝統的な調味料として広く親しまれています。
しかし、白味噌は種類が多く、産地やメーカーによって風味が異なります。「料理に合うおすすめの白味噌を知りたい!」「そもそも白味噌と赤味噌はどう違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの白味噌をランキング形式でご紹介します。白味噌の選び方や簡単レシピ、赤味噌との違いも解説しているので、美味しい白味噌について知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
白味噌とは?赤味噌との違いは作り方と熟成期間
味噌は作り方と熟成期間の違いによって色に違いが生じ、大きく分けると「白味噌」と「赤味噌」の2つがあります。一般的な白味噌の定義と、赤味噌との違いについて見ていきましょう。
白味噌の定義は?関西地方で作られる甘い味噌が一般的
味噌は原料や色の違いによってさまざまに分類されますが、一般的に白味噌とは「主に関西地方で製造されている米麹を使った米味噌」のことを指します。
原料に使われている米麹の割合が多いのが特徴で、クリーム色の見た目と甘味のある味わいをした「甘口味噌」に分類されます。京都府の西京味噌や広島県の府中味噌、香川県の讃岐味噌などが有名です。
ただし、地域によっては単純に色で区別している場合もあり、長野の信州味噌や九州の麦味噌の一部も白味噌と呼ばれることがあります。関西地方で作られている白味噌と、それ以外の地域で白味噌と呼ばれている味噌では味わいが大きく異なるので注意しましょう。
編集部
白味噌と赤味噌の違いは?作り方や塩分濃度を解説
白味噌と赤味噌は、大豆の調理方法や熟成期間、塩分濃度にも違いがあります。
- 白味噌:アクを取りながら大豆を煮た後、麹を加えて約3日〜5カ月間程度熟成。塩分濃度は5〜6%程度で甘口。
- 赤味噌:大豆を蒸した後に麹を加えて発酵させ、約半年~1年間熟成。塩分濃度は10〜20%程度で辛口。
味噌は熟成が進むほど色が濃くなりますが、白味噌は大豆を煮て短期間で熟成させることで淡いクリーム色に仕上がります。白味噌は塩分濃度が低いため、赤味噌よりも保存期間は短めです。
関連記事:コクと旨味が凝縮!赤味噌おすすめランキング21選!味の特徴やレシピも解説
美味しい白味噌のおすすめ選び方
白味噌は使われている麹の量やだしの有無によって味わいや使い勝手が変わります。自分にぴったり合う商品を選びたいときは、以下のポイントに注目してみてください。
- 麹歩合
- だしの有無
- 無添加
- 容器
甘みを重視するなら麹歩合が高い白味噌をチョイス
白味噌の発酵に使われる米麹には味噌を甘くする働きがあるため、甘みを重視するなら米麹を多く使った白味噌がおすすめです。米麹の使用量は、「麹歩合」と呼ばれる大豆と米麹の割合で確認できます。
大豆10kgに対し米麹が10kgなら「麹歩合10」、大豆10kgで米麹が7kgなら「麹歩合7」と表記されます。甘い白味噌は麹歩合20以上の商品が多く、麹歩合が高いほど甘みを強く感じられますよ。甘口の白味噌を選びたいときは、麹歩合の数値をチェックしてみてください。
編集部
関連記事:旨みがアップ◎塩麹おすすめ人気ランキング15選!選び方や美味しいレシピも紹介!
香りを楽しみたい人や食にこだわる人は「無添加」が◎
白味噌には、発酵のしすぎを防ぐ酒粕や、綺麗なクリーム色にするためにビタミンB2などの添加物が入っている商品があります。添加物によって風味が損なわれる可能性があるので、香りを重視したい方は無添加の白味噌を選びましょう。
また、原材料で使われているものの中で割合が一番多い材料には、産地表示の義務があります。白味噌では米が一番にきていることが多いため、食材にこだわりたい方は米が国産であるかも確認しておくのがおすすめです。
スーパーの市販品も豊富!手軽な料理に使うなら「だし入り」が便利
味噌汁や煮物など、手軽な料理に使うのであればだし入りの白味噌が便利です。昆布だしやかつおだしが配合されており、楽に味が決まりますよ。スーパーで販売されている市販商品もだし入りのものが多いです。
一方で、スイーツやシチューなどの洋風料理に白味噌を使う場合は、だしが入っていない白味噌がおすすめ。白味噌のマイルドな甘さとうまみをダイレクトに感じられるため、アレンジもしやすいですよ。
関連記事:うどんや卵焼きが美味しくなる!白だし人気おすすめランキング20選|選び方解説も
「ボトル・チューブ」など容器の使いやすさにも注目!
白味噌には、一般的なパックタイプだけではなくボトル・チューブタイプの商品もあります。使う量を調節しやすく、保存性も良いため便利に使えますよ。
冷蔵庫のドアポケットに収納できて、場所を取らないのもポイントです。片手でサッと取り出して料理に使える手軽さが嬉しいですね。
【無添加】白味噌おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | タイプ | 熟成期間 | 原材料 | 内容量 | 産地 | |
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マルマン 白味噌 有機減塩みそ | ¥498 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩 | 500g | 長野県 | |
フンドーキン 生きてる無添加あわせ白みそ | ¥644 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌・麦味噌 | - | 米・大豆・食塩・大麦 | 750g | 九州 | |
オーサワ オーサワの信州白みそ 十二割糀 木桶仕込 | ¥1,080 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | 約6カ月 | 米・大豆・食塩 | 750g | 日本 | |
えちごいち味噌 無添加 丸しぼり白みそ | ¥1,422 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩 | 1.5kg | 秋田県 | |
マルカワみそ 自然栽培白みそ | ¥1,274 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩 | 400g | 北海道・新潟県 | |
かわばたみそ 白味噌 三十歩麹 中辛味噌 上 | ¥2,078 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩 | 900g | アメリカ・北海道・香川県 | |
マルクラ食品 国産 白みそ | ¥1,000 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩 | 250g×2個 | 岡山県・滋賀県・沖縄県 |
【無添加】白味噌おすすめ人気ランキング7選
有機JAS認定!オーガニックで自然な味わいの白味噌
マルマンの「有機減塩みそ」は、オーガニックな信州の白味噌です。添加物は一切使用しておらず、有機米に有機大豆を加えて発酵させています。
機械だけではなく手作業の工程も加えることにより、収穫の際の異物をしっかり取り除いています。また、衛生管理も徹底して行なっているのがポイントです。
自然な味わいで、味噌の豊かな香りを感じられますよ。有機JAS認定もされており、無添加の白味噌を探している方にぴったりの商品です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 500g |
産地 | 長野県 |
九州の素材を使用!大麦入りのおすすめ白味噌
フンドーキンの「生きてる無添加あわせ白みそ」は、九州産の素材を使用した白味噌です。上質な米に遺伝子組み換えではない大豆、大麦と食塩を加えて仕上げています。
米麹と麦麹を使用しており、風味豊かな香りと味わいが魅力です。味噌汁や味噌炒め・団子汁などさまざまな料理で活躍すること間違いなし。
無添加でありながらリーズナブルで、手を出しやすいのがうれしいですね。芳醇な味わいの白味噌を、ぜひ活用してみてください。
タイプ | 米味噌・麦味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・大麦 |
内容量 | 750g |
産地 | 九州 |
ホッとする味!天然醸造法で作られた白味噌
オーサワの「オーサワの信州白みそ 十二割糀 木桶仕込」は、麹歩合12の白味噌です。国産の米と、甘みの強い安曇野産大豆「ナカセンナリ」を使用しています。
米麹のほのかな甘みと、大豆のまろやかなコクが堪能できますよ。天然醸造法で約半年間熟成され、うまみを引き出しているのがポイント。
甘酒とねりごまを混ぜて、こんにゃくに乗せて食べるのがおすすめです。酒精や水飴を使用しておらず、ホッとするどこか懐かしい味わいの白味噌です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | 約6カ月 |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 750g |
産地 | 日本 |
フレッシュな味噌をまる絞り!あらこしタイプの白味噌
えちごいち味噌の「無添加 丸しぼり白みそ」は、国産の素材の使用した白味噌です。秋田県産の「リュウホウ大豆」を加えており、まろやかな味わいが堪能できます。
なめらかで麹の粒が気にならないあらこしタイプなのがポイントです。
「ずっとリピートしています!」「このお味噌にしてから子供もよく味噌汁を飲むようになりました」など好評の声が多く寄せられています。
風味豊かな白味噌で、いつもの味噌汁がより味わい深くなりますよ。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 1.5kg |
産地 | 秋田県 |
無農薬&無肥料!自然栽培でつくられたこだわりの白味噌
マルカワみその「自然栽培白みそ」は、日本でも唯一の蔵付き麹菌で作られた白味噌です。無農薬・無肥料の自然栽培で作られているため、健康が気になる方におすすめです。
素材にもこだわっており、北海道産の上質な大豆と新潟県産のコシヒカリを使用しています。また、日野川の仕込み水を使用していて味噌の風味を引き立てています。
無添加かつ厳選した素材を使用した白味噌で、高級感たっぷりです。いつもとは一味違う白味噌を味わいたい方に、ぴったりですね。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 400g |
産地 | 北海道・新潟県 |
米麹が大豆の3倍!甘くてうまみたっぷりの白味噌
かわばたみその「三十歩麹 中辛味噌 上」は、米麹をたっぷり配合した白味噌です。米麹を大豆の3倍使用しており、米のふくよかな甘さを存分に感じられます。
まろやかで粘り気のある北海道産の大豆を厳選して使用しており、温度や湿度をしっかり管理して作っているのがポイント。
180年の歴史をもつ老舗メーカーで、伝統製法でうまみを引き出した白味噌が味わえますよ。同メーカーでは甘酒や赤味噌も販売しているので、ぜひチェックしてみてください。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 900g |
産地 | アメリカ・北海道・香川県 |
沖縄県産の塩を使用!甘酒屋さんが作った白味噌
マルクラ食品の「国産 白みそ」は、甘酒屋さんが作った商品です。岡山県産の米に滋賀県産の大豆を加えて発酵させ、沖縄県産の塩で仕上げました。
水飴や砂糖などの添加物は使用していないため、自然でやさしい甘さが感じられますよ。クリームシチューや、スイーツの隠し味などにもおすすめです。塩味は控えめで、食べやすい味になっています。
甘い味が好きな方に、ぜひ使ってほしい白味噌です。無添加ならではのやさしい味わいを、堪能してみてください。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩 |
内容量 | 250g×2個 |
産地 | 岡山県・滋賀県・沖縄県 |
【美味しい】白味噌おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | タイプ | 熟成期間 | 原材料 | 内容量 | 産地 | |
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西京味噌 西京白みそ 別撰 | ¥3,280 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・水飴・酒精 | 4kg | 京都府 | |
石野味噌 特釀白味噌 | ¥580 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・酒精・ビタミンB2 | 500g | 京都府 | |
生きてるみそ 白味噌 信州こうじ味噌 | ¥1,320 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・塩・酒精 | 1kg | 長野県 | |
郡司味噌漬物店 京都 特選白みそ | ¥2,200 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・酒精・ビタミンB2 | 850g | 京都府 | |
西京味噌 西京白みそ 京の彩 | ¥368 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・水飴・酒精 | 300g | 京都府 | |
喜多屋醸造 雪娘 赤味噌 白味噌セット | 楽天市場¥1,999 AmazonYahoo! | 米味噌 | 約1カ月 | 米・大豆・塩・酒精 | 各900g | 長野県 | |
佐野みそ 白味噌 噌カップ 秋田みそ深雪 | ¥708 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・味噌・食塩他 | 210g | 秋田県 |
【美味しい】白味噌おすすめ人気ランキング7選
無添加とだし入りを除いた美味しい白味噌をご紹介します。
たっぷり大容量!西京焼きやもつ鍋にぴったりの甘い白味噌
西京味噌の「西京白みそ 別撰」は、素材の味を引き立たせるすっきりとした甘さの白味噌です。職人が1つ1つ素材を吟味し、ツヤのある大豆と米を使って丁寧に仕上げています。
味噌汁はもちろん、西京焼きやもつ鍋などさまざまな料理で活躍しますよ。赤味噌と混ぜるとよりコクが出て、味わい深くなります。
また4kgたっぷり入っていて約3,200円と、コスパが良いのもうれしいですね。ストック用としてもぴったりの商品です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・水飴・酒精 |
内容量 | 4kg |
産地 | 京都府 |
9代にも渡る伝統製法!スーパーでも買える絶品甘口白味噌
石野味噌の「特釀白味噌」は、天明元年創業の老舗メーカーが作る商品です。9代にも渡る伝統的な製法で、昔から変わらない美味しさを実現しています。
大豆を丁寧にこすことで、まるでクリームのようななめらかな舌触りになっています。また、短期熟成によりまろやかな甘みを感じられるのが魅力です。
グラタンやクリームパスタなど、洋風の料理とも相性が良いですよ。イオンネットスーパーや、スーパーキタムラでも取り扱いがある市販商品です。
200年以上の歴史を誇る自慢の白味噌を、ぜひ味わってみてくださいね。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・酒精・ビタミンB2 |
内容量 | 500g |
産地 | 京都府 |
豚汁にもおすすめ!自然の恵みを味わえる白味噌
生きてるみその「信州こうじ味噌」は、長野県の素材を使用した信州味噌です。南アルプスのもとで育った素材を厳選し、贅沢に使用しています。
甘口かつ華やかな香りが特徴で、味噌汁や豚汁にぴったりですよ。ネギなどの薬味を入れると、味が引き締まってより美味しく食べられます。
また、他の味噌との相性が良くあわせ味噌としても使えるのがポイント。仙台味噌や越後味噌とブレンドして、お気に入りの味を作ってみてはいかがでしょうか。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・塩・酒精 |
内容量 | 1kg |
産地 | 長野県 |
幅広く使える!隠し味にもぴったりな万能白味噌
郡司味噌漬物店の「京都 特選白みそ」は、どんな料理にも使える万能な白味噌です。ほのかな甘さとコクがありながら、主張しすぎない味わいがポイント。
トーストに塗ったり酢味噌和えにアレンジしたりと、幅広い料理に使えます。いつもの味噌汁に少し加えるだけでも、美味しさがぐんとアップしますよ。
レパートリーも増えて、より料理が楽しくなること間違いなし。使い勝手が良く、お家でストックしておきたい白味噌です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・酒精・ビタミンB2 |
容量 | 850g |
産地 | 京都府 |
関西の味になる!さっぱり上品な風味の白味噌
西京味噌の「西京白みそ 京の彩」は、きれいなクリーム色と上品な味わいが特徴的な白味噌です。塩分の使用量が少なく塩味が控えめのため、麹のほのかな甘みが口の中に広がります。
西京味噌の発祥地である京都で、丁寧に仕込み作られました。パッケージも色鮮やかで、キッチンをおしゃれに彩ります。
煮物やお雑煮など、関西風の味付けにしたいときはこの白味噌で決まりですね。関西出身の方にも、おすすめの白味噌です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・水飴・酒精 |
内容量 | 300g |
産地 | 京都府 |
国産新米100%使用!テレビでも話題の白味噌
喜多屋醸造の「雪娘 赤味噌 白味噌セット」は、メーカー自慢の赤味噌と白味噌がセットになった商品です。グルメ番組でも取り上げられたことで、話題となりました。
赤味噌は約3カ月間熟成させ、大豆と米麹の持つうまみを引き出しています。対して白味噌は約1カ月間熟成させており、あっさりとした風味がポイントです。
料理によって使い分けたり単体で使用したりするのはもちろん、お好みで両方ブレンドしてみても美味しいですよ。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | 約1カ月 |
原材料 | 米・大豆・塩・酒精 |
容量 | 各900g |
産地 | 長野県 |
米のふくよかな甘み!あきたこまちをふんだんに使用した白味噌
佐野みその「噌カップ 秋田みそ深雪」は、あきたこまちを使用した白味噌です。あきたこまちの米麹が大豆の2倍入っているため、米のふくよかな甘みを感じられますよ。
大豆も秋田県産で、米麹と合わせて木樽でじっくり低温熟成しています。かぼちゃの味噌汁やじゃがいもの煮物など、甘みのある食材と合わせて食べるのがおすすめ。
塩分は約9%と多めなので、後味は甘すぎずバランスの良い味わいです。秋田県の恵みが詰まった、うまみのある白味噌です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・味噌・食塩他 |
容量 | 210g |
産地 | 秋田県 |
【だし入り】白味噌おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | タイプ | 熟成期間 | 原材料 | 内容量 | 産地 | |
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ひかり味噌 白味噌 大信濃 だし入り白 | ¥3,280 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・かつおエキス・昆布エキス・調味料 | 10kg | - | |
マルコメ 料亭の味 白みそ | ¥718 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 味噌・水飴・食塩・かつおエキス・昆布エキス・酒精他 | 430g×2本 | - | |
マルコメ プロ用だし入り 白味噌 10kg | ¥3,680 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・かつおエキス・昆布エキス・酒精・調味料 | 10kg | - | |
北海道とれたて美味いもの市 白味噌 ねこぶみそ お買い得6本セット | ¥5,190 楽天市場AmazonYahoo! | - | - | 味噌・昆布エキス・かつおぶしエキス他 | 500g×6本 | 北海道 | |
神州一味噌 白味噌 だし入りみ子ちゃん白 | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・かつおだし・昆布エキス・酒精・調味料 | 850g×6個 | - | |
マルサンアイ だし香る鮮度みそ PREMIUM | ¥6,685 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 味噌・甘酒・砂糖・昆布エキス・発酵調味料他 | 410g×8本 | - | |
ちくま味噌 白味噌 こぶだしみそ赤・白セット | ¥1,080 楽天市場AmazonYahoo! | 米味噌 | - | 米・大豆・食塩・昆布だし・かつおだし・調味料他 | 500g | - |
【だし入り】白味噌おすすめ人気ランキング7選
だしのうまみにうっとり!クリーミーな白味噌
ひかり味噌の「大信濃 だし入り白」は、綺麗な山吹色ですっきりとした後味の白味噌です。丁寧にこされており、まろやかな甘さとクリーミーな口当たりが魅力です。
味噌汁や和え物、酢味噌などさまざまな料理に活用できますよ。だしのうまみが活きて、料理をワンランクアップさせてくれます。
10kgたっぷり入っているので、毎日味噌を使う方にぴったりです。味噌煮込みうどんや味噌鍋など、味噌が沢山必要な料理でも安心して使えますね。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・かつおエキス・昆布エキス・調味料 |
内容量 | 10kg |
産地 | - |
そそぐだけで簡単!スーパーでも人気の手間いらずの白味噌ボトル
マルコメの「料亭の味 白みそ」は、便利なボトルタイプの白味噌です。昆布とかつおのだしが入っており、そそぐだけで簡単に味噌料理が出来上がります。リニューアルによりそそぎ口が細くなり、より使いやすくなりました。
コンパクトで収納性も良く、ストックもしやすいですよ。
味は甘みが強く、お雑煮や洋食の隠し味にするのがおすすめです。なめらかで溶けやすいのもポイントで、甘口の味噌が好きな方にぴったりの商品です。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 味噌・水飴・食塩・かつおエキス・昆布エキス・酒精他 |
内容量 | 430g×2本 |
産地 | - |
大容量でコスパ抜群!くせがなく食べやすい白味噌
マルコメの「プロ用だし入りみそ白」は、10kgたっぷり入った業務用の白味噌です。10kgで約2,500円とリーズナブルなのがうれしいですね。
かつおエキスと昆布エキスが入っており、調整しなくても一発で味が決まります。塩分を程よく加えることで、甘すぎずくせのない味に仕上げています。
ストック用はもちろん、家族や友人に味噌料理を振る舞うときにも活躍するコスパ抜群の白味噌です。大容量の白味噌を探している方におすすめです。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・かつおエキス・昆布エキス・酒精・調味料 |
内容量 | 10kg |
産地 | - |
毎日味噌を使う方に!白・赤・合わせ味噌のお得セット
北海道とれたて美味いもの市の「ねこぶみそ お買い得6本セット」は、3種類の味噌が入ったセット商品です。赤味噌・白味噌・合わせ味噌が入っており、それぞれ異なる風味や舌触りを楽しめますよ。
白味噌は北海道の素材を使用し、ふくよかな味わいに仕上げています。味噌汁だけではなく、魚や肉などの味噌焼きにもぴったりです。
辛口の赤味噌とバランスの良い合わせ味噌も絶品で、毎日飽きることなく味噌料理が食べられます。
タイプ | - |
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熟成期間 | - |
原材料 | 味噌・昆布エキス・かつおぶしエキス他 |
内容量 | 500g×6本 |
産地 | 北海道 |
市販で買える人気の美味しい白味噌!とっておきの一番だしを使用
神州一味噌の「だし入りみ子ちゃん白」は、産地限定のだしを贅沢に使用した白味噌です。焼津産のかつおだしに北海道産の利尻昆布エキスを加え、風味豊かな味わいに仕上げています。
やわらかくて溶けやすいので、使い勝手も良いですよ。また、まったりとしていてなめらかな舌触りも魅力です。
甘さは控えめであっさりとしているので、料理が上品な味わいになりますよ。とっておきの一番だしを味わえる白味噌を、ぜひ試してみてくださいね。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・かつおだし・昆布エキス・酒精・調味料 |
内容量 | 850g×6個 |
産地 | - |
ロングセラー商品!フレッシュさが続く白味噌
マルサンアイの「だし香る鮮度みそ PREMIUM 減塩あま麹」は、フレッシュな味わいが楽しめる白味噌です。国産の米味噌に、甘酒を加えているのが特徴です。
容器はボトルタイプで、2重構造により空気に触れにくく鮮度を保てるのがポイント。常温で90日間の保存が可能なので、もし冷蔵庫に入れ忘れてしまっても安心ですね。
片手でサッと使える手軽さで、ロングセラー商品となっています。便利なボトルタイプの白味噌を、ぜひ使ってみてください。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 味噌・甘酒・砂糖・昆布エキス・発酵調味料他 |
内容量 | 410g×8本 |
産地 | - |
味噌ラーメンにも!昆布とかつおのうまみを感じる白味噌
ちくま味噌の「こぶだしみそ赤・白セット」は、だし入りの味噌を詰め合わせた商品です。厳選した大豆や米をじっくり熟成させ、上質な昆布とかつおのだしを加えています。北海道産のだし昆布を使用しており、奥深いうまみを感じられますよ。
赤味噌と白味噌がセットになっているので、その日の気分に合わせて使い分けられるのもポイント。だしのうまみたっぷりで、味噌ラーメンにもぴったりですよ。
高級感のあるパッケージで、ギフトにもおすすめです。
タイプ | 米味噌 |
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熟成期間 | - |
原材料 | 米・大豆・食塩・昆布だし・かつおだし・調味料他 |
内容量 | 500g |
産地 | - |
スーパーで買える市販商品も!有名産地の白味噌おすすめ人気メーカー
白味噌は多数のメーカーから販売されていますが、その中でも人気の3つのメーカーについて解説します。
なめらかな舌触りと上品な甘口が美味しい・京都「西京味噌」
京都府の株式会社西京味噌は、素材にこだわった白味噌と赤味噌を販売しているメーカーです。白味噌には米麹が大豆の2倍入っており、まろやかで甘くなめらかな舌触りが感じられます。
丁寧に磨いて洗った米と、厳選したツヤのある大豆を大量の水でふっくら炊き上げているのがポイント。300gで約300〜600円と、リーズナブルな価格帯です。
西京漬け専用の白味噌もあるため、お家で美味しい西京漬けを作りたい方にぴったりですよ。一部スーパーで取り扱いがありますが、確実に手に入れたいならAmazonや楽天などの通販を利用するのがおすすめです。
産地にこだわった味わいが魅力・香川「中屋味噌」
中屋味噌は、昭和2年創業の老舗メーカーです。白味噌や赤味噌、つぶ生味噌を販売しており、その美味しさからテレビや雑誌でも取り上げられました。
白味噌は袋タイプやパックタイプの商品があり、500gで約350〜600円で販売されています。まったりとしていて、和え物やおでんのタレにぴったりですよ。種類によってはスーパーで販売していないものもあるので、いろんなタイプを試したい人は通販を利用しましょう。
また、米・大豆・食塩すべてが香川県産の「まんでがん讃岐白みそ」も好評です。産地にこだわりたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
編集部
高級感あふれる甘くて奥深い風味・広島「浅野味噌」
浅野味噌は、味噌作りに100年以上の歴史をもつメーカーです。味噌以外にも、冷凍食品やスイーツなど幅広い商品を販売しています。
国産の大豆と米を使用した白味噌は、甘くて奥深い味わいが堪能できます。400gあたり約700円台で購入でき、高級感があるのでお中元にもぴったり。公式サイトや直営店で販売されています。
1kgたっぷり入った大容量サイズもあり、毎日白味噌を使う方におすすめです。
シンプルな具がおすすめ!甘口の白味噌を使った味噌汁の人気レシピ
甘い白味噌を使った味噌汁は、やさしくてホッとするまろやかな味わいが魅力です。美味しい白味噌の味を堪能できる味噌汁のレシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
- 白味噌:140g
- 一番だし:700cc
- ほうれん草:一束
- お麩:適量
- 味噌汁の作り方
- STEP.1ほうれん草とお麩を茹でるまずはほうれん草を茹で、お麩は水で戻し軽く絞っておきます。下ごしらえができたら、両方一番だしに入れましょう。
- STEP.2白味噌を溶かす次に、白味噌を少しずつ溶かしていきます。このとき、お湯が沸騰しないように注意しましょう。
- STEP.3完成味噌が溶けきってよく混ざったら、完成です。
白味噌は塩味が控えめなため、風味を邪魔しないシンプルな具材がおすすめです。
白味噌のおすすめ関連商品
美味しい白味噌の関連商品をご紹介します。白味噌以外の調味料も気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。
初心者でも簡単!「手作り味噌キット」
手作り味噌キットは、お家で簡単に味噌が作れる商品です。大豆と塩入りの麹がセットになっており、大豆を煮て潰し麹と混ぜ合わせて作ります。中には、混ぜるだけで完成する商品もありますよ。
熟成するために約半年〜1年程度待つ必要がありますが、待った後に食べる味噌の味は格別です。いつも食べる味噌より特別感があるので、ぜひチャレンジしてみてください。
しっかりしたうまみとコク「赤味噌」
赤味噌は、白味噌よりも長く熟成された味噌です。塩味が強く、強いうまみとコクを感じられます。五平餅や味噌煮込みうどん、ふろふき大根に付けると美味しいですよ。
また、赤味噌と白味噌を混ぜて使うのもおすすめです。赤味噌のインパクトと白味噌のまろやかさが合わさり、うまみたっぷりの奥行きのある味わいになりますよ。
やみつきになる甘辛味「コチュジャン」
コチュジャンは韓国ではメジャーな辛味発酵調味料です。玄米や大豆などの穀物に、唐辛子と砂糖を加えて発酵させて作られます。ビビンバやヤンニョムチキンなどの韓国料理に使われますよ。
唐辛子の辛みと砂糖の甘みがマッチし、やみつきになる味わいです。韓国製の商品は辛みが強く日本製の商品は甘みが強いので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
関連記事:【無添加も】コチュジャンのおすすめ人気ランキング14選!市販で買える韓国製も
白味噌のよくある質問
お雑煮におすすめの白味噌はありますか?
ラーメンに使えるおすすめの白味噌はありますか?
麦麹の白味噌はありますか?
スーパーで買える市販でおすすめの白味噌は?
白味噌の保存方法は?冷凍出来るの?
店売りの白味噌の、一般的な賞味期限を教えてください。?
白味噌のカロリーについて、他の味噌と比較して教えてください。
白味噌が無い場合の代用品は何が良いですか?
白味噌の色はなぜ白いのですか?
白味噌の作り方
白味噌は、米こうじと大豆を主原料としており、今回は家庭で簡単にできる白味噌の作り方をご紹介します。
材料
- 米こうじ: 500g
- 大豆: 200g
- 塩: 50g
- 茹で汁: 125ml
- 容器: 味噌を保存できる容器
道具
- 圧力鍋
- ボウル
- ザル
- 計量カップ
- 計量スプーン
- ヘラ
- 木べら
手順
-
大豆を準備する
- 大豆を洗い、一晩水に浸す。
- 浸水後、大豆をザルにあげ、水気を切る。
- 圧力鍋に大豆と水を入れ、強火にかける。
- 沸騰したら弱火にして、20~30分加圧する。
- 火を止め、自然に圧力が下がるまで待つ。
- 大豆をザルにあげ、水気を切る。
-
米こうじを準備する
- 米こうじをボウルに入れ、ほぐす。
- 塩を加え、よく混ぜ合わせる。
-
白味噌を混ぜる
- 茹で汁を少し冷まし、60℃程度にする。
- 茹で汁を米こうじと塩に少しずつ加え、よく混ぜ合わせる。
- 茹でた大豆を加え、全体が均一になるまで混ぜ合わせる。
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白味噌を熟成させる
- 白味噌を容器に移し、表面を平らにならす。
- 重石をして、涼しい暗所で3ヶ月~半年熟成させる。
- 1ヶ月に1回程度、表面の様子を見て、カビが生えていたら取り除く。
ポイント
- 大豆はしっかりと茹でることで、白味噌が滑らかに仕上がります。
- 米こうじは、手早くほぐすことで、ムラなく混ぜることができます。
- 白味噌は、温度と湿度を一定に保つことで、美味しく熟成されます。
アレンジ
- 白味噌に酒粕やみりんを加えることで、風味豊かな味わいになります。
- 白味噌に柚子皮や生姜を加えることで、爽やかな味わいになります。
白味噌の歴史
白味噌の歴史は古く、奈良時代から存在していたと言われています。当時は、貴族や僧侶の間で珍重されていました。江戸時代になると、庶民の間でも広く使われるようになり、味噌汁や煮物など、様々な料理に欠かせない調味料となりました。
白味噌の起源
白味噌の起源は、奈良時代の醤(ひしお)に遡ります。醤は、大豆や魚介類を塩漬けして発酵させたもので、当時は調味料として広く使われていました。平安時代になると、米こうじを使って醤を発酵させる技術が開発され、白味噌が誕生しました。
白味噌の普及
白味噌は、鎌倉時代から室町時代にかけて、武士階級の間で広く使われるようになりました。当時は、味噌汁や煮物などの料理に使われていました。江戸時代になると、白味噌は庶民の間にも普及し、日本の食文化に欠かせない調味料となりました。
白味噌の産地
白味噌は、日本全国で作られています。特に有名な産地は、以下の通りです。
- 愛知県: 西京味噌
- 京都府: 白味噌
- 大阪府: 堺味噌
- 兵庫県: 白味噌
- 福岡県: 麦味噌
- 東日本: 西京白味噌や信州白味噌が多く使われます。
- 西日本: 麦白味噌が多く使われます。
- 東海地方: 豆味噌と白味噌を合わせた合わせ味噌が多く使われます。
地域によって様々な特徴があります。地域によっては赤味噌と白味噌をブレンドした「合わせ味噌」が人気です。各地域の代表的な白味噌と特徴について詳しく解説すると、
1. 西京白味噌:上品な甘味と香り
京都府を中心に作られる白味噌です。米こうじと塩のみで作られ、上品な甘味と香りが特徴です。長期熟成(1年以上)によって、深い味わいになります。西京漬物や京料理などに使われます。
2. 信州白味噌:しっかりとした旨味と塩味
長野県を中心に作られる白味噌です。米こうじ、大豆、塩に加えて、麦や米などを加えることもあります。しっかりとした旨味と塩味が特徴です。野沢菜漬けや信州そばなどに使われます。
3. 麦白味噌:香ばしい風味とコク
九州地方を中心に作られる白味噌です。麦こうじ、大豆、塩で作られ、香ばしい風味とコクが特徴です。麦味噌を使ったお雑煮や筑前煮などに使われます。
4. 豆味噌:濃厚な味わい
愛知県を中心に作られる豆味噌です。大豆を主原料として作られ、濃厚な味わいが特徴です。八丁味噌を使った味噌煮込みうどんや味噌カツなどに使われます。
また、お味噌汁以外に良く話に出るのがお雑煮で、地域によってお雑煮の具材も様々で白味噌との相性も異なります。
- 東日本: 丸餅、野菜、鶏肉など。
- 西日本: 角餅、海鮮、鶏肉など。
- 東海地方: 角餅、野菜、あんこうなど。
海外での人気について
白味噌は、日本以外ではあまり一般的ではありませんが、近年は健康志向の高まりとともに注目度が高まっています。財務省が発表している味噌全体に関する2009年から2018年の貿易統計でも輸出量・金額ともに右肩上がりです。
2018年の味噌の総輸出量は1万7009t(前年比6.2%増)、輸出金額は約35億1800万円(同5.5%増)。輸出上位相手国・地域は米国が首位。2位以下は韓国、中国、タイ、台湾とアジア勢が続く。6位以降はカナダ、オーストラリア、フランス、英国の順となっていた。(参考:日本食糧新聞社『全国味噌特集:輸出=量・金額ともに好調 19年も過去最高を更新か』)
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アジア:
- 韓国: 韓国では、白味噌は「백미소(ペクミソ)」と呼ばれ、スープや鍋物などに使われています。近年は、日本食レストランの増加とともに需要が拡大しています。
- 台湾: 台湾では、白味噌は「白味噌(パイミソ)」と呼ばれ、主に日本食レストランで使用されています。
- 中国: 中国では、白味噌は「白味噌(bái miso)」と呼ばれ、一部の都市で販売されています。
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欧米:
- アメリカ: アメリカでは、白味噌は「white miso」と呼ばれ、健康食品店やアジア食材店で購入できます。近年は、ベジタリアンやビーガン向けの料理にも使用されています。
- イギリス: イギリスでは、白味噌は「white miso」と呼ばれ、日本食レストランや一部のスーパーマーケットで購入できます。
- フランス: フランスでは、白味噌は「miso blanc」と呼ばれ、高級食材店やアジア食材店で購入できます。
また、海外のレシピサイトを見ると、フランス料理のベアルネーズソースに白味噌を少し入れることでコクを出すレシピなどもあります。
参考:Charred Asparagus With Miso Béarnaise Sauce Recipe
※ベアルネーズソース(フランス語: sauce béarnaise)は、澄ましバターとエストラゴン、エシャロット、卵黄、セルフィーユと酢をとろ火で煮詰めて作られるソースであり、フランス料理の伝統的なステーキソース。名称は「ベアルン風のソース」の意。
赤味噌と白味噌の違い
原料と製法の違いですが、赤味噌は豆こうじと大豆、塩を原料に、長期熟成(数ヶ月~数年)させて作ります。こうじ菌の働きによって、タンパク質が分解され、アミノ酸や糖類が増加します。白味噌は米こうじと大豆、塩を原料に、短期間熟成(数週間~数ヶ月)させて作ります。米こうじの酵素によって、デンプンが糖化され、甘味が増します。
味と香りの特徴ですが、赤味噌は濃厚な味わいと深いコク、強い香りが特徴です。長期熟成によって、メラノイジンと呼ばれる褐色色素が生成され、赤色になります。白味噌はまろやかな味わいと優しい甘味、上品な香りが特徴です。短期間熟成によって、メラノイジンの生成が少なく、白色になります。
なお塩分ですが、赤味噌の方が白味噌よりも塩分が高い傾向があります。使い分けについては、赤味噌は煮物、炒め物など、しっかりとした味付けをしたい料理に適しています。対して白味噌は鍋物、和え物など、優しい味わいに仕上げたい料理に適しています。
白味噌に関する単語集
米こうじ:米こうじは、米を原料としたこうじ菌です。白味噌の原料となるだけでなく、日本酒や焼酎などの醸造酒にも使用されます。米こうじには、デンプンを糖に変える酵素が含まれており、白味噌に甘味や旨味を与えます。
熟成:熟成は、白味噌をタンクで一定期間寝かせることです。熟成期間によって、白味噌の風味や旨味が変化します。一般的に、熟成期間が長いほど、深い味わいになります。
甘味:甘味は、白味噌の特徴的な味わいのひとつです。米こうじ由来の糖によるもので、白味噌に優しい味わいをを与えます。甘味の強さは、白味噌の種類や熟成期間によって異なります。
参考資料
- 味噌の起源と歴史: https://www.hikarimiso.co.jp/enjoy-miso/encyclopedia/
- 味噌の種類と分類: https://www.hikarimiso.co.jp/enjoy-miso/encyclopedia/type.html
- 味噌の製造方法: https://m.youtube.com/watch?v=f8EjSQYxa6M
- 味噌の文化: https://cookbiz.jp/soken/culture/miso_kiso/
- 白味噌の市場動向: https://shokuhin.net/54620/2022/04/04/kakou/choumi/
- 白味噌の消費量: https://todo-ran.com/t/kiji/11495
- 白味噌の輸出量: https://news.nissyoku.co.jp/news/wakui20190909102404682
- 白味噌に関する研究論文: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1915/64/1/64_1_44/_pdf/-char/ja
おすすめ白味噌まとめ
今回は、おすすめの白味噌についてご紹介しました。以下、今回の内容を振り返ってみましょう。
- 白味噌は赤味噌と比べて塩分が少なく色も淡い
- 麹歩合が高いほど甘みが強い
- だし入りの商品は手軽で便利
- 味噌汁以外にもグラタンやケーキなど幅広くアレンジできる
白味噌はまろやかな味わいで、多くの料理に活用できる調味料です。商品によって風味や色合いが異なってくるので、この記事を参考にお気に入りの白味噌を見つけてみてくださいね。
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