誰でも手軽に水彩画を楽しめる「水彩色鉛筆」。色鉛筆で塗った場所に水を加えるだけで、ぼかしやグラデーションなどを表現できます。
しかし、初めて水彩色鉛筆を購入するにあたり、「水彩色鉛筆は何を基準に選べばいい?」「初心者にもおすすめな水彩色鉛筆はどれ?」と疑問を持つ人も多いはず。また、水彩色鉛筆の使い方や上手に書くためのコツなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「水彩色鉛筆」についてPicky’s編集部が徹底解説。水彩色鉛筆の失敗しない選び方やおすすめメーカー、人気商品ランキング10選をまとめました。記事の後半では水彩色鉛筆の使い方・書き方も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
水彩色鉛筆とは?油性色鉛筆との違いを解説
水彩色鉛筆とは、水彩画のようなタッチができる色鉛筆のこと。油性色鉛筆は水を弾くのに対し、水彩色鉛筆は水に溶けやすいのが大きな違いです。水彩色鉛筆で色を塗ったところを水筆でなぞるだけで、簡単にぼかしやグラデーションなどが表現できますよ。
また、水彩色鉛筆は水彩画の画材としてはもちろん、普通の色鉛筆としても使用可能。イラスト制作・塗り絵・風景画など、書きたいものに合わせて多彩なアレンジを楽しめます。
編集部
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水彩色鉛筆のおすすめの選び方
ここからは、水彩色鉛筆の選び方を紹介します。目的やレベルに合った商品の選び方をまとめているので、初心者も上級者もぜひ参考にしてみてください。
硬質?軟質?自分のレベルや好みのタッチに合う「芯の硬さ」を選ぶ
まずは、水彩色鉛筆の芯の硬さをチェックしましょう。水彩色鉛筆の芯は「硬質」「中硬質」「軟質」の3種類に分かれ、それぞれに書き味や得意な表現が変わります。
硬質:くっきりとした線が書ける!細かい部分を塗るのに最適
細い線をはっきりと書きたい人には、硬質の水彩色鉛筆がおすすめ。硬めの書き味で、人物の髪の毛・背景の小さな建物などの細かい線画の表現に適しています。また、芯が硬く折れにくいため、筆圧が強い人も使いやすいですよ。
一方で、硬質の水彩色鉛筆は軟質・中硬質に比べると水に溶けにくく、柔らかいタッチを表現しづらいのがデメリット。水筆でなぞっても線が残ってしまうことがあるので、広範囲を塗りつぶしたり、きれいなグラデーションを表現したいときの使用は不向きです。本格的に水彩画を楽しみたい人は、硬質・軟質それぞれの水彩色鉛筆を用意するとGOOD。
中硬質:水彩色鉛筆初心者におすすめ!慣れ親しんだ書き心地を味わえる
中硬質の水彩色鉛筆は、硬質と軟質のちょうど中間くらいの硬さ。硬質よりも水に溶けやすく、軟質よりも硬めの書き心地を味わえます。水彩色鉛筆・色鉛筆のどちらとしても使いやすく、汎用性が高いのが中硬質のメリットです。
これから水彩画を始めようと考えている初心者の人は、まず中硬質の水彩色鉛筆を選んでおけば間違いなし。油性色鉛筆に似た書き味なので、水彩色鉛筆を初めて使う人でも扱いやすいですよ。
軟質:水彩画らしい表現を楽しみたい人にぴったり
より柔らかいタッチを書きたい人は、軟質の水彩色鉛筆をチェックしましょう。中硬質の水彩色鉛筆よりも水に溶けやすく、グラデーションをきれいに作ったり複数の色を混ぜ合わせたりと、水彩画らしい表現を楽しめるのが魅力。 発色にも優れており、鮮やかな作品作りができます。
また、なめらかでソフトな書き心地なので、筆圧の弱い子供や高齢者でも使いやすいです。細かい線を書く作業には向いていませんが、広い範囲を塗りつぶしたいときなどに役立ちます。
おすすめは24~36色!水彩色鉛筆の「色数」にこだわって
水彩色鉛筆はセット売りされているものが多く、24色・36色・72色など色数はさまざまです。水彩画初心者なら、24~36色セットの水彩色鉛筆がおすすめ。色鉛筆としてのベーシックなカラーが揃っているので、塗り絵やお絵書きをするには十分です。
中級者や上級者は、48色以上のセットがうってつけ。細かい色の違いを楽しみながら、自分らしい表現方法を身につけられますよ。中には、100色以上の水彩色鉛筆がセットになっている商品も。本格的な水彩画にチャレンジしたい人は要チェックです。
また、水彩色鉛筆セットを購入するときは、単品売りされているかも確認しておきましょう。お気に入りの色を使い切ってしまったり、あとから「こんな色が欲しい!」と思ったりしたときに単色で購入できると便利です。
編集部
水筆・ケース・鉛筆削りなどの「付属品の種類」もチェック
水彩色鉛筆には、色鉛筆用消しゴム・鉛筆削り・水筆・ケースなどが付属したセット商品も登場しています。水彩画を楽しむために必要なものがまとめて揃うので、初心者の人はぜひチェックしてみてください。
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また、水彩色鉛筆のケースには「平型」と「筒型」があります。
水彩色鉛筆を横並びで収納できる平型のケースは、どの色がどこにあるかが分かりやすいのがメリットです。36色ほどのセット商品を購入するなら平型ケースがぴったり。
一方で筒型のケースは、コンパクトなものが多いのが魅力です。バッグに入れてもかさばらないので水彩色鉛筆を出先や学校に持ち歩きたい人から人気を得ています。
握りやすさが変わる!水彩色鉛筆の「形状」にも注目しよう
水彩色鉛筆は、軸の形状によって「丸軸」「三角軸」「六角軸」などに分類されます。それぞれのメリット・デメリットを下記にまとめました。
メリット | デメリット | |
丸軸 |
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三角軸 |
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六角軸 |
|
|
ベーシックなのは、油性色鉛筆でも定番の丸軸。芯が折れにくく、筆圧を均等にキープしやすいのが丸軸のメリットです。色鉛筆を寝かせたり立てて塗ったりと、さまざまな塗り方がしたい人におすすめ。商品数が多く、有名メーカーのほとんどが丸軸を採用しています。
安定感を求める人は、三角軸・六角軸の水彩色鉛筆がおすすめ。角が指にフィットするため、持ち方がブレにくい・手が疲れにくいという利点があります。長時間作業することが多い人にぴったりですよ。
水彩色鉛筆のおすすめ人気メーカー
水彩色鉛筆は、ステッドラーやカランダッシュ、三菱鉛筆などの筆記用具メーカーから販売されているものが人気です。商品選びに迷ったときは、ぜひ下記のおすすめメーカーをチェックしてみてください。
- ステッドラー
- 三菱鉛筆
- ファーバーカステル
- カランダッシュ
- ダーウェント
- リラ
- サクラクレパスなど
ステッドラーは、文房具や画材を取り扱っているドイツのメーカー。ステッドラーの水彩色鉛筆は独自の顔料を使用しており、芯が頑丈で折れにくいのが魅力です。プロのアーティストにも愛用されている人気メーカーなので、本格的に水彩画を始めたい人におすすめ。
日本のメーカーにこだわりたい人は、文房具メーカーの三菱鉛筆をチェックしましょう。三菱鉛筆の水彩色鉛筆「uni(ユニ)ウォーターカラー」は、なめらかな書き味と発色の良さを備えています。1本150円と安価なので、初心者の人でも手に取りやすいメーカーとして人気があります。
水彩色鉛筆おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | サイズ | 色数 | 芯の硬さ | 軸の種類 | ケース | 付属品 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファーバーカステル 水彩色鉛筆 36色セット | ¥2,250 楽天市場AmazonYahoo! | 29.6×19×1.35cm | 36色 | - | 六角軸 | 平型 | - | |
ヴァンゴッホ 水彩色鉛筆 60色セット | ¥9,350 楽天市場AmazonYahoo! | 32.4×18.8×2.3cm | 60色 | - | 六角軸 | 平型(2段) | - | |
ファーバーカステル アルブレヒト・デューラー 水彩色鉛筆 60色セット 117560 | ¥14,091 楽天市場AmazonYahoo! | - | 60色 | - | 六角軸 | 平型(2段) | - | |
ステッドラー カラトアクェレル 水彩色鉛筆 36色セット 125M36 | ¥6,316 楽天市場AmazonYahoo! | - | 36色 | - | 六角軸 | 平型 | - | |
Better Life 水彩色鉛筆 210色セット | ¥6,750 楽天市場AmazonYahoo! | - | 210色 | 中硬質 | - | 平型 | - | |
Brutfuner 水彩色鉛筆 150色セット | ¥3,600 楽天市場AmazonYahoo! | 32.5×19.5×4.5cm | 150色 | - | 丸軸 | 平型(5段) | - | |
スタビロ アクアカラー 軟質水彩色鉛筆 24色セット | ¥4,950 楽天市場AmazonYahoo! | 21.5×18.5×1.5cm | 24色 | 軟質 | - | 平型 | - | |
ステッドラー カラトアクェレル125 水彩色鉛筆 | ¥253 楽天市場AmazonYahoo! | - | 単色 | - | 六角軸 | - | - | |
ファーバーカステル 水彩色鉛筆 丸缶 12色セット TFC-115912 | ¥787 楽天市場AmazonYahoo! | 18.3×3.71×3.5cm | 12色 | - | 六角軸 | 筒型 | 筆/水入れカップ | |
giorgione 水彩色鉛筆 48色セット | ¥2,680 楽天市場AmazonYahoo! | 27.5×18.7cm | 48色 | - | 三角軸 | 平型 | 筆 |
水彩色鉛筆おすすめ人気ランキング10選
3.8mm径で折れにくい!フィット感抜群の三角軸
giorgione(ジョルジョーネ)の水彩色鉛筆セット。高純度の成分から作った顔料を使用しており、なめらかな描き心地を味わえます。バリエーション豊かな48色セットで、水彩画初心者~中級者におすすめですよ。
色鉛筆の芯は、3.8mm径とやや太め。頑丈で折れにくく、筆圧強めで描きたい人におすすめです。また、芯は三角軸を採用しており、握り込んだときの手にぴったりのフィットするのが特徴。長時間の作業でも手が疲れにくいので、快適に水彩画を楽しめます。
サイズ | 27.5×18.7cm |
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色数 | 48色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 三角軸 |
ケース | 平型 |
付属品 | 筆 |
筆&カップ付き!持ち運びに便利な筒型ケース入り
ファーバーカステルは、世界で初めて鉛筆を作ったとされているドイツの筆記用具メーカー。色鉛筆においては世界有数のトップメーカーとして知られており、水彩色鉛筆も同様に人気があります。王道の水彩色鉛筆を探している人は要チェックですよ。
12本入りのコンパクトなセットなので、手軽に水彩画を体験してみたい人や携帯用の水彩色鉛筆を探している人におすすめ。水彩色鉛筆は筒形のケースに入っており、テーブルの上に立てて使えます。筆と水入れカップが付属しているのも嬉しいポイントですね。
サイズ | 18.3×3.71×3.5cm |
---|---|
色数 | 12色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | 筒型 |
付属品 | 筆/水入れカップ |
単色販売!60色のバリエーションから選べる
世界最古の筆記用具メーカーとされているSTAEDTLER(ステッドラー)の水彩色鉛筆。1本から購入できる単品販売の商品で、60色のカラーバリエーションから好みの色を選べます。使い切った色を買い足したいときなどにおすすめですよ。
メーカー独自の特殊な顔料を使用しており、水溶けの良さと透明感のある発色を兼ね備えているのが特徴。初めて水彩画に挑戦する人にも使いやすいアイテムです。また、耐光性に優れているため、色あせを心配せずに完成した作品を飾れます。
サイズ | - |
---|---|
色数 | 単色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | - |
付属品 | - |
水彩画ならではの表現を楽しめる軟質水彩色鉛筆
STABILO(スタビロ)は、165年以上の長い歴史を持つドイツの筆記用具メーカー。ソフトな描き心地が魅力の軟質水彩色鉛筆セットです。水によく溶けるため、水彩画ならではの柔らかいニュアンスを表現しやすいですよ。
ベーシックなカラーが揃った24色セットで、初めて水彩画にチャレンジする人におすすめ。平型のケースに入っており、欲しい色をすぐに見つけられます。また、名入れに対応しているため、家族や友達へのプレゼントにも喜ばれますよ。
サイズ | 21.5×18.5×1.5cm |
---|---|
色数 | 24色 |
芯の硬さ | 軟質 |
軸の種類 | - |
ケース | 平型 |
付属品 | - |
コスパ◎多様な色使いに挑戦できる150色セット
コストパフォーマンスを重視したい人におすすめの水彩色鉛筆。バリエーション豊かな150色セットで、「さまざまな色使いを楽しみたい」「普段使ったことがない色に挑戦してみたい」という人にぴったりです。
これだけの色数が揃っているのに、3,000円台で購入できるのは嬉しいポイントですね。また、ケースは平型で、同系色ごとに5段に分かれて収納されているのが特徴。1本1本を並べてしまえるため、万が一失くしてしまったときにすぐに気付けますよ。
サイズ | 32.5×19.5×4.5cm |
---|---|
色数 | 150色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 丸軸 |
ケース | 平型(5段) |
付属品 | - |
色鉛筆としても使いやすい中硬質の水彩色鉛筆
210色が揃ったボリューム満点の水彩色鉛筆セット。中硬質の芯を採用しており、色鉛筆の良さを残しつつ、水彩色鉛筆の柔らかいタッチを楽しめます。書き味が色鉛筆に似ているため、初めて水彩画にチャレンジする人におすすめですよ。
また、定着性に優れており、描いたあとに変色・色あせが起こりにくいのが特徴。完成した作品をお部屋などに飾りたい人には魅力的なポイントですね。専用のケースには手持ちがついていて、持ち歩きやすさにもこだわっています。
サイズ | - |
---|---|
色数 | 210色 |
芯の硬さ | 中硬質 |
軸の種類 | - |
ケース | 平型 |
付属品 | - |
鮮やかな発色と水溶けの良さが魅力の顔料を使用
有名筆記用具メーカーであるSTAEDTLER)(ステッドラー)の水彩色鉛筆セット。芯に細かい粒子でできた顔料を使用しており、発色に優れています。水溶けもよく、少量の水をなじませるだけで多様な表現を楽しめますよ。
商品は、初心者から上級者まで幅広いユーザーに使いやすい36セット。基本的なカラーが揃っているため、色選びを迷う心配がありません。グリップ感のいい六角軸で、長時間の作業がしやすいのも嬉しいポイントですね。
サイズ | - |
---|---|
色数 | 36色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | 平型 |
付属品 | - |
プロの画家も愛用するトップ品質の水彩色鉛筆
ファーバーカステルは、ドイツの老舗筆記用具メーカー。ドイツ最大の画家として知られている「アルブレヒト・デューラー」の名がつけられた最高品質の水彩色鉛筆です。プロからも高く支持されており、本格的に水彩画を始めたい人や上級者におすすめですよ。
この商品の魅力は、発色の鮮やかさと色の伸びの良さ。軽い力でするすると描けるので、長時間作業をしても手が疲れにくい水彩色鉛筆が欲しい人にぴったりです。色鉛筆としての描き心地もよく、自分が思うままの作品作りができます。
サイズ | - |
---|---|
色数 | 60色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | 平型(2段) |
付属品 | - |
本格的な作品作りに◎色を混ぜてもきれいに発色
ヴァンゴッホは、オランダの老舗画材メーカー「ロイヤルターレンス」から生まれた絵具ブランド。上質な顔料を使用しているので、複数の色を混ぜても色が濁りにくいのが特徴です。きれいなグラデーションを作りたい人はぜひチェックしてくださいね。
また、耐光性に優れており、時間が経っても色あせにくいのが魅力。長く美しい色を楽しめるので、本格的な作品作りに使いたい人にもおすすめです。さらに、頑丈なメタルケースを採用しており、持ち運び・収納時などに色鉛筆の芯が折れにくいですよ。
サイズ | 32.4×18.8×2.3cm |
---|---|
色数 | 60色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | 平型(2段) |
付属品 | - |
コスパ◎初心者~上級者におすすめできる人気商品
使いやすいカラーバリエーションが揃った36色セットの水彩色鉛筆。有名筆記用具メーカーであるファーバーカステルの王道とも言える商品です。水彩色鉛筆初心者はもちろん、中級者~上級者にもおすすめですよ。
ほどよい芯の硬さにこだわっており、抜群の描き心地を味わえるのが特徴。発色が良く、重ね塗りや混色のコントロールがしやすい点も見逃せません。リーズナブルな価格で購入できるので、コストパフォーマンスを求める人にもぴったりです。
サイズ | 29.6×19×1.35cm |
---|---|
色数 | 36色 |
芯の硬さ | - |
軸の種類 | 六角軸 |
ケース | 平型 |
付属品 | - |
初心者必見!水彩色鉛筆の使い方・書き方のコツ
水彩色鉛筆は、水と合わせることで水彩画のようなタッチができるのが特徴。塗ったところを水筆でなでたり、筆で芯から色を取ったりと、多様な使い方があります。下記に水彩色鉛筆のおすすめの使い方を6つ紹介しているので、上から順にチャレンジしてみてください。
技法 |
特徴 |
そのまま色鉛筆として使う(ドライ) |
|
色鉛筆で書いたあとに濡らす(ドライ&ウェット) |
|
芯から筆に色を取って書く(ウェット) |
|
芯を削って粉を落としてから濡らす(パウダー) |
|
紙を濡らしてから色鉛筆で塗る |
|
芯を濡らして弾く |
|
グラデーションを作りたいときは、混ぜたい色を並べて塗り、上から水筆でにじませるだけ。塗る順番や塗る量によって仕上がりは大きく変わるため、いろいろな技法を試してみましょう。ちなみに、グラデーションは混ぜる色が多いほど濁りやすくなってしまうので、初心者は2~3色から練習するのがおすすめです。
水彩色鉛筆の関連商品
ここでは、水彩色鉛筆と一緒にチェックして欲しいおすすめ商品を紹介。水彩画をより楽しむために必要なものをピックアップしているので、ぜひ目を通しておきましょう。
グラデーションをきれいに出せる「水彩紙(水彩画用紙)」
水彩紙は、水彩画専用に作られた紙のこと。普通の画用紙などに比べると水を吸収しやすく、水彩色鉛筆を使ったときにグラデーションやにじみがきれいに出るのが特徴です。本格的に水彩色鉛筆を楽しみたいなら、はじめに一緒に揃えておくと安心です。
水彩紙には、表面がザラザラしているものやツルツルしているものなどがあり、それぞれに色の出方・書き心地が異なります。また、紙の色や厚みも商品によってさまざまなので、自分の技法や好みに合ったものを選びましょう。
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水を加えるために必要な「水筆(ウォーターブラシ)」
水彩画を楽しむためには、水を落とすための筆が必要です。通常の筆でももちろんOKですが、おすすめなのは筆そのものに水を入れて使える「水筆」。軸を指で押すと水が染み出る仕組みで、「ウォーターブラシ」や「水ペン」とも呼ばれています。
水を入れた容器を用意する必要がなく、どこでも気軽に水彩画を楽しめるのが水筆の最大のメリット。キャップが付属しているものも多いので、出先への持ち運びにも便利です。
水彩色鉛筆を絵の具のように使いたいなら「パレット」
パレットは、絵の具で色を作るための用具。水彩色鉛筆に必須なアイテムではありませんが、芯を削って水で溶いたり、複数の色を混ぜたいときなどに役立ちます。「梅皿」と呼ばれるコンパクトなパレットもあるので、水彩色鉛筆を絵の具のように使いたい人はチェックしてみてくださいね。
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水彩色鉛筆のよくある質問
水彩色鉛筆が売ってる場所は?
水彩色鉛筆はダイソーやセリアで買っても大丈夫?
水彩色鉛筆の削り方は?
水彩色鉛筆のおすすめまとめ
- 水彩色鉛筆は手軽に水彩画が楽しめるおすすめアイテム
- 塗って水を加えるだけでぼかしやグラデーションが表現できる
- 芯の硬さ・軸の形・色数は自分のレベルや好みに合ったものを
今回は、「水彩色鉛筆」について紹介しました。水彩色鉛筆は、初心者でも水彩画を楽しめるおすすめのアイテム。ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりの水彩色鉛筆を見つけてくださいね。
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