学校の授業で使う画材としてお馴染みの水彩絵の具。繊細なタッチと豊かな色彩が魅力で、ちょっとしたイラストから本格的な水彩画まで幅広く使われています。絵の初心者でも扱いやすく手軽に始められることから、大人の趣味としても人気です。
しかし、水彩絵の具はチューブタイプや固形タイプなど種類が多く、商品によって色数もさまざま。これから絵を描き始める初心者の人は、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、水彩絵の具の選び方や最新の売れ筋商品ランキングを徹底解説。記事の後半では、おすすめのメーカーや服についた絵の具の落とし方などの情報も紹介します。水彩絵の具に興味がある人や絵画にチャレンジしてみたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
大人の趣味でも人気!水彩絵の具の魅力とは
水彩絵の具とは、水の量で濃度を調整しながら使う水溶性の絵の具のこと。にじみやぼかしの技法を活かした独特の表現が特徴的で、水彩絵の具で描かれた絵を水彩画といいます。
シンプルな道具を使って誰でも手軽に絵を描けるのが水彩絵の具の魅力です。においが少ないから環境を選ばず、水と筆と紙があればどこでも絵を描けます。慣れると短時間で描き上げることができ、乾くのも早いので、旅行中に風景をサラッとスケッチすることも可能です。
また、水彩画は油彩画ほどお金がかからず、最小限の道具さえ準備すれば低コストで始められます。水彩絵の具は近所のスーパーやホームセンターでも販売されており、購入がしやすい点もメリット。低予算で気軽に始められる大人の趣味としても人気なので、興味がある人はこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- 必要な道具が少なく、誰でも手軽にチャレンジできる
- 油彩画のようなにおいがしないので描く場所を選ばない
- 短時間で描けて乾くのも早いから屋外で描きやすい
- 油彩画に比べて低コストで始められる
- 画材店以外でも売っているので購入ハードルが低い
水彩絵の具とアクリル絵の具の違いは、耐久性の有無
水彩絵の具と間違われやすい画材に「アクリル絵の具」があります。どちらも水で溶いて使う水溶性の絵の具ですが、大きな違いは耐水性の有無。耐水性を持たない水彩絵の具に対し、アクリル絵の具は耐水性があり、乾くと水に溶けません。
アクリル絵の具は耐久性が高く、変色やひび割れのような経年劣化が起こりにくいのもメリットです。耐水性なのでマットな質感や厚塗りを得意とし、紙だけでなく布・石・木材などにも描けます。
ただし、アクリル絵の具は一度乾くと水に溶けないため、修正ができません。水彩絵の具は乾いた後も水に溶かして修正できるので、絵を描くのに慣れないうちは水彩絵の具がおすすめです。
水彩絵の具 | アクリル絵の具 | |
耐水性 | × | 〇 |
耐光性 | △ | 〇 |
にじみやぼかしの表現 | 〇 | △ |
厚塗り | △ | 〇 |
描ける素材 | 紙のみ | 紙・布・木・石など |
乾燥後の修正 | 〇 | △ |
水彩絵の具の選び方
ここからは水彩絵の具の選び方を紹介します。初心者の人でもわかりやすいよう、チェックしたいポイントを4つにまとめてみたので選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
透明or不透明?目指したい表現方法に合わせて種類を選ぶ
水彩絵の具には透明水彩・不透明水彩・半透明水彩の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、目指したい表現方法や習得したい技法に合わせて最適なものを選びましょう。
透過性が高く、にじみやぼかしなどの繊細な表現ができる「透明水彩」
透明水彩は、透過性が高く重ね塗りの際に下地の色が透けるのが特徴。透明感のあるみずみずしいタッチを得意とし、明るく鮮明な色彩であたたかみのある雰囲気に仕上がります。水を多めに含ませればにじみやぼかしなどの繊細な表現もでき、色に深みを出せるのが魅力です。
また、透明水彩は乾いた後に水で溶かして使えるメリットも。パレットで絵の具を出したまま片付けられるので、再び描き始めるときもラクチンです。
ただし、透明水彩は明るくて薄い色から塗り始め、暗くて濃い色に重ねるのが基本。色を使う順番が決められているので、慣れないうちは難しく感じるでしょう。また、失敗したときも重ね塗りでカバーできないため、ある程度水彩画を描き慣れた上級者に向いています。
下地の色が透けないから重ね塗りが可能。初心者におすすめの「不透明水彩」
「ガッシュ」とも呼ばれる不透明水彩は、下地の色を覆い隠すタイプの絵の具です。少量の水を使用し、白の絵の具を混ぜながら色の明度や濃度を調整します。アクリル絵の具のようなマットでボリューム感のある雰囲気に仕上がるので、ポスターやポップなイラストに適しています。
不透明水彩は下地の色が透けないため、重ね塗りが大得意。順番を考えずに自由に塗れて、重ねても混色されないので、初心者におすすめです。もし塗り方に失敗しても、上から重ね塗りをすれば何度でもカバーできます。
注意したいのは、不透明水彩は乾くと使えなくなってしまうこと。そのため、必要な量だけをパレットに絞り出して使用します。使い終わった後に毎回パレットを洗わなければいけないので、片付けが面倒な人にはやや不向きです。
水加減次第で透明・不透明を使い分けられる「半透明水彩」
透明水彩と不透明水彩の中間が半透明水彩の絵の具です。水加減を調整すれば透明調にも不透明調にも描けるので、用途やイメージに合わせた使い分けが可能。透明水彩と不透明水彩のどちらを選べばいいか迷ってしまう人は、半透明水彩を選んでおけば間違いありません。
とても扱いやすく使い勝手のよい半透明水彩ですが、透過性は透明水彩に比べるとやや劣ってしまいます。ビギナーのうちは半透明水彩で練習を重ね、ある程度慣れてきたら透明水彩・不透明水彩にチェンジするのがおすすめです。
絵を描く場所や使いやすさを考慮してタイプを選ぶ
水彩絵の具の形状もチェックしておきましょう。チューブタイプ・ケーキカラー・パンカラーの3タイプがあるので、絵を描く場所や使いやすさを考えて選ぶのがポイント。それぞれの特徴やメリットは以下の通りです。
大きいサイズの絵を描くのに最適!自宅や学校で使いたい「チューブタイプ」
水彩絵の具の中でもっともメジャーなのは、学校の授業でもお馴染みの「チューブタイプ」です。内容量が多く水で伸ばしやすいため、キャンバスなど大きいサイズの絵を描くときにぴったり。商品の種類も多く、画材店以外でも購入がしやすいなど多くのメリットがあります。
チューブタイプを使用する際はパレットや水入れバケツが必須なので、屋外で手早く描きたいときにはあまり向きません。自宅や学校など、道具の準備がしやすい環境での使用がおすすめです。
固形で運びがしやすく、屋外での使用にぴったりな「ケーキカラー」
屋外でのスケッチなど、持ち運んで使うなら「ケーキカラー」がぴったりです。乾燥させた絵の具を固めて固形にしたもので、水を含ませた筆で溶かしながら使います。チューブから絵の具を絞り出す手間がかからないため、手軽さを重視する人にも好適です。
チューブタイプほどではありませんが、ケーキカラーも商品数が多く、種類が充実しています。さらに価格帯も低めで、安いものなら1,000円程度で購入できるものも。パレットや筆がセットになっている商品を選べば必要な道具が簡単に揃うので、初心者にもおすすめです。
プロも愛用する発色の良さが魅力。変色や褐色も起こりにくい「パンカラー」
「パンカラー」は、半乾きの絵の具を固めたもの。ケーキカラーと同様に持ち運びがしやすく、パレットが一体化している商品が多いので、屋外での使用に向いています。パンには3サイズがあり、大きい順からホールパン・ハーフパン・クォーターパンと呼ばれています。
パンカラーの魅力は何といっても発色が良く、変色や退色が少ないこと。そのため、プロの画家にも多く愛用されています。1色あたり600円前後と少し高級ですが、本格的な水彩画に取り組むなら選んでみてくださいね。
必要な色数は?レベルに応じて数を揃えよう
水彩絵の具を購入する際は、セットの色数の確認も忘れずに行いましょう。色数が多ければ多いほどよいとは限らず、自分にはどれくらいの色数が最適なのかを見極めることも重要です。初心者の人は以下を参考にしてみてください。
迷ったら商品数が豊富な18色セットがおすすめ
色数選びに迷ったら、18色セットがおすすめです。初心者のうちは色が増えすぎると混色のパターンを覚えにくく混乱しがちなので、多すぎず少なすぎない18色が適しています。ほとんどのメーカーで18色セットを扱っていて商品数も多く、値段が手頃なのも嬉しいポイントです。
初心者は12色セットから始めて買い足すのもアリ
せっかく色数を揃えても使いこなせるか心配な人は、12色セットから始めてみましょう。基本の混色パターンを覚えた上で、好みに合わせて必要な色を買い足すのも賢い方法です。大手メーカー製なら文房具店で単品販売されているので、1本からでも購入できますよ。
道具を一から揃えるならパレット・筆などのセット商品にも注目
水彩画を描く際には、絵の具だけでなくパレットや筆などの画材が必要です。一から揃えるのが面倒な人は、必要な道具が一通り揃ったセット商品に注目してみましょう。専用のバッグが付属するものであれば、学校や絵画教室に持ち運んで使うときも便利ですよ。
水彩絵の具おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 種類 | タイプ | 色数 | 内容量 | |
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ぺんてる エフ水彩 ポリチューブ入り | ¥1,219 楽天市場AmazonYahoo! | 半透明 | チューブタイプ | 18色 | - | |
サクラクレパス マット水彩12色 ポリチューブ入り | ¥924 楽天市場AmazonYahoo! | 半透明 | チューブタイプ | 12色 | 12ml×12色 | |
ホルベイン 透明水彩絵具 5ml W403 18色セット | ¥3,280 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 18色 | 5ml×18色 | |
クサカベ ハルモニア 12色セット | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 12色 | 10ml×12色 | |
POSUCESS 透明水彩絵の具 | 楽天市場¥1,805 AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 24色 | 12ml×24色 | |
Shuttle Art 36色水彩絵の具セット | ¥2,497 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 36色 | 12ml×36色 | |
ホルベイン ヒグチユウコ 透明水彩絵具 5ml XW441 24色セット | ¥7,920 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 24色 | 5ml×24色 | |
サクラクレパス マット水彩12色 | ¥801 楽天市場AmazonYahoo! | 半透明 | チューブ | 12色 | 5ml×24色 | |
HIMI 水彩絵の具 | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 不透明 | ゼリーカップ | 24色 | 30ml×24色 | |
ホルベイン ケーキカラー C032 不透明24色セット | 楽天市場¥6,009 AmazonYahoo! | 不透明 | ケーキカラー | 24色 | 24色+6mlホワイトチューブ1本 | |
ターナー色彩 透明水彩絵具12色セット WT00512C | ¥1,860 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 12色 | 5ml×12色 | |
アンゴラ 固形水彩絵の具 24色 | ¥1,980 楽天市場AmazonYahoo! | - | ケーキカラー | 24色 | - |
水彩絵の具おすすめ人気ランキング12選
持ち運びがしやすい固形タイプ。着脱式のパレットも便利
ドイツの絵の具メーカー・angora(アンゴラ)社の固形水彩絵の具です。チューブから絞り出さずに使えるため、手軽で汚れにくいのが魅力。水を含んだ筆でなぞるだけなので、庭の花をスケッチしたいといったときにすぐに使えます。
また、フタを本体から取り外してパレット代わりにできるのも便利なポイント。コンパクトに持ち運べるから屋外で絵を描きたい人にぴったりです。
24色が揃ってリーズナブルに購入できるので、お財布にやさしい商品を探している人はチェックしてみましょう。
種類 | - |
---|---|
タイプ | ケーキカラー |
色数 | 24色 |
内容量 | - |
単一顔料で作られているからにごりにくく、混色や重ね塗りが得意
混色をするとにごりやすい、重ね塗りが上手くできないと悩んでいる人におすすめしたい、「ターナー」の12色セット。全54色のうち37色を単一顔料で作っているため、色を混ぜてもにごりにくく美しい色彩を実現します。
透明感に優れていて伸びも良いため、淡いグラデーションなどの繊細な描写に適しています。ECサイトのレビューでは色の鮮やかさに対する高評価が目立ち、さらに色がにごらない・立体感を出しやすいという声も寄せられています。
パッケージデザインもおしゃれなので、大人の趣味として水彩画を始めたい人にいかがでしょうか。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 12色 |
内容量 | 5ml×12色 |
屋外でのスケッチに便利な固形タイプ。耐光性も良好
水をつけた筆でなぞるとサッと溶ける、固形タイプの水彩絵の具です。フタの裏側がパレットになった一体化型なので、荷物を最小限にして持ち運べるのがポイント。屋外でのスケッチや自宅以外で絵を描くときに便利です。
顔料の発色が鮮明で、さらに耐光性にも優れていて褪色しにくいのもメリット。不透明調ですが、水をたっぷり含ませれば透明水彩のように描くこともできます。24色のケーキカラーに白のチューブが付属するので、混色もお手の物ですよ。
同シリーズの12色タイプや透明水彩タイプも販売されているので、併せてチェックしてみてくださいね。
種類 | 不透明 |
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タイプ | ケーキカラー |
色数 | 24色 |
内容量 | 24色+6mlホワイトチューブ1本 |
絞り出さずに使えるリキッドタイプ。嬉しいブラシ・パレット付き
リキッドタイプの顔料を四角形のゼリーカップに詰め込んだ、珍しいタイプの水彩絵の具です。カップのフタを開封するだけですぐに使用でき、必要な分だけ取りやすいのがポイント。チューブ入りは絞り出すのが面倒だし固形タイプは使いにくい、という人にうってつけです。
クリーミーでもったりとした質感も特徴的で、マットな塗りにぴったり。乾燥してからもひび割れが起こりにくく、重ね塗りや厚塗りも容易に行えますよ。
ブラシやパレットなど必要な道具がすべて揃っているので、届いてすぐに描きたい人にもおすすめです。
種類 | 不透明 |
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タイプ | ゼリーカップ |
色数 | 24色 |
内容量 | 30ml×24色 |
透明も不透明も自由自在。いろいろな素材に描けるのもメリット
サクラクレパスの「マット水彩」は、水加減次第で透明調にも不透明調にも描けるのがポイント。風景を写実的に表現したいときは水で薄く溶いて透明水彩に、ポスター作成なら濃く溶いて不透明水彩にと、用途に合わせた使い分けが可能です。
紙以外にも、金属・木・布・など幅広く使えるのもメリット。ペットボトルやプラスチックにも描けるので、お子さんの図画工作用にもってこいでしょう。小さめサイズだから子供の手でも握りやすく、破れにくいラミネートチューブ入りなので耐久性も上々です。
せっかく買うならいろいろな用途で使いたい、という人はぜひ検討してみてくださいね。
種類 | 半透明 |
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タイプ | チューブ |
色数 | 12色 |
内容量 | 5ml×24色 |
インテリアとしても楽しめる人気画家さんとのコラボアイテム
画家や絵本作家として知られるヒグチユウコさんとホルベインのコラボシリーズとして販売された水彩絵の具です。ヒグチさん自身がセレクトした24色セットで、チューブの一つひとつにオリジナルイラストが描かれています。
絵の具のパッケージもヒグチさんのデザインで、そのままインテリアにもなるほどおしゃれ。自分用はもちろん、絵を描くのが好きな人にプレゼントすれば喜ばれるでしょう。
実際にヒグチさんが使用している透明水彩絵の具なので、本商品で練習を重ねれば上達への近道になること間違いなしです。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 24色 |
内容量 | 5ml×24色 |
多彩な表現が叶う豪華な36色入り。海外の安全規格もクリア
色数を多く使った絵を描きたい人におすすめしたい、36色セットの透明水彩絵の具です。鮮やかで発色がよく水に溶けやすいから、にじみやぼかしの技法の練習にぴったり。1本あたり12ml入りなので、たくさん描きたい人にもうってつけです。
海外製品ですが、アメリカの「ASTM D4236」と欧州連合の「EN71」の2つの安全規格をクリアしているため、安全性に優れているのも◎。環境と体に配慮された、安心して使える絵の具を選びたい人は注目してみてください。
筆が3本セットになっているので、届いたその日からすぐに描き始められますよ。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 36色 |
内容量 | 12ml×36色 |
伸びがよく、きれいな発色が魅力。リーズナブルでコスパも大満足
低予算で水彩画を始めてみたい人におすすめしたい、お手頃価格の水彩絵の具です。1,000円台で24色の絵の具が揃い、さらに筆10本とパレットも付属するので初心者におすすめ。12mlの大容量タイプでコスパに優れています。
顔料の粒子がきめ細かく伸びがよいため、薄く伸ばしても鮮やかな発色をキープ。重ね塗りやグラデーションなど繊細な表現も思いのままです。耐光性も高いため、描いた絵をずっと残しておけるメリットもあります。
ネット通販の口コミでも、発色がきれい・値段の割に品質がよいと高評価が目立つアイテム。有名メーカー品にこだわらない人は気軽に選んでみてはいかがでしょうか。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 24色 |
内容量 | 12ml×24色 |
塗ると色が分かれる分離色でにじみやぼかしを簡単に表現
初心者でも上級テクニックを簡単に再現できる、クサカベの「ハルモニア」シリーズ。2つ以上の色を混ぜ合わせて作られた分離色で、塗ると色がきれいに分かれます。
使い方はとても簡単で、濃いめに置いた色を水分を含ませた筆で伸ばしていくだけ。自然に色が分離して、深みのある幻想的なタッチに仕上がります。たったの1色でにじみ・ぼかし・グラデーションなどの技法を使いこなせる、まさに魔法のような絵の具です。
1本あたりのお値段はやや高めですが、他の色を混ぜ合わせずに使えるからコスパも上々。分離色ならではの豊かな色彩表現をぜひ体験してみてくださいね。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 12色 |
内容量 | 10ml×12色 |
鮮やかな発色と描きやすさが魅力の18色セット
「12色では足りないけど24色だと多すぎる」という人にちょうどよい、水彩絵の具の18色セット。顔料とアラビアゴムを原材料としており、鮮明な発色が魅力です。加えて優れた耐光性も備えているため、鮮やかな色を長期間キープできます。
高濃度でありながら透明感が高く、水加減次第で幅広い表現ができるのもよいところ。適度に紙に馴染むので描きやすく、筆の扱いに慣れていないビギナーにもおすすめです。
プロも愛用するホルベイン製にしては値段も手頃なので、人気メーカーの商品を選びたい人は手に取ってみてくださいね。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 18色 |
内容量 | 5ml×18色 |
使いやすいポリチューブ入りで学習教材にもおすすめ
力に自信がない人でも中身を絞り出しやすい、ポリチューブ入りの水彩絵の具です。キャップが一体化しているからなくす心配もなく、片手で簡単に開け閉めが可能。小さなお子さんでも扱いやすいため、学校や絵画教室用の教材に適しています。学習教材の絵の具セットにぴったり収まるサイズも魅力です。
水の量を調整すれば、透明調・不透明調の両方に塗り分けられるのもよいところ。水分を多くすればにじみやかすれなどの表現を出しやすく、淡く繊細なタッチも得意です。粒子が細かく伸びが良いので、混色や重色できれいな色を出せますよ。
同シリーズに15色・18色・24色セットも販売されているので、併せて検討してみてくださいね。
種類 | 半透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 12色 |
内容量 | 12ml×12色 |
透明も不透明もOKな万能タイプ。白が2本入りなのも便利
粒子が細かく、発色の良さから愛用者も多いぺんてるの「エフ水彩」。水分量を調整すれば透明調も不透明調も描ける、万能タイプの水彩絵の具です。
片手で開けられるワンタッチキャップや細口の搾り出し口など、子供でも使いやすい仕様も魅力の一つ。キャップを外せば太口になり、たくさん絵の具を使いたいときに便利です。軽い力でも絞り出せるポリチューブ入りなので、力が弱い人でも最後まで中身を使い切れますよ。
また、本商品には使用頻度の高い白が2本入っています。不透明調で描くときに白は欠かせないので、買い足す必要がないのも嬉しいポイントです。
種類 | 半透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 18色 |
内容量 | - |
【セット商品】水彩絵の具おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 種類 | タイプ | 色数 | 内容量 | セット内容 | |
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サクラクレパス 絵の具セット EWZ-A1 | ¥2,500 楽天市場AmazonYahoo! | 半透明 | チューブタイプ | 12色 | 12ml×12色 | 水彩絵の具・ブラシ×2本、パレット・バッグ・筆洗い・筆ふきスポンジ | |
ぺんてる 絵の具セット | ¥3,630 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 12色 | - | 水彩絵の具・筆×2本・筆ケース・ダブルパレット・筆洗いバケツ・筆ふきスポンジ | |
Shuttle Art 水彩絵の具 48点セット | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 透明 | チューブタイプ | 36色 | 12ml×36色 | 水彩絵の具・ブラシ×10本、パレット×1個・水彩紙×1冊 |
【セット商品】水彩絵の具おすすめ人気ランキング3選
届いてすぐに描き始められる水彩紙付きの本格セット
36色の水彩絵の具・筆・パレット・水彩紙をひとまとめにした豪華な48点セットです。手持ち用の穴があいたパレットに筆が10本付属しており、本格的に水彩画を始めたい人にぴったり。カラーバリエーションが豊富なので多彩な表現を楽しめます。
また、水彩紙が1冊まるごと付いてくるのも嬉しいポイント。道具を準備する手間がかからず、届いたその日からすぐに描き始められます。
海外の安全規格を複数クリアしていて、体に付着しても水で簡単に落とせるので、お子さんの初めての絵の具セットにもおすすめですよ。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 36色 |
内容量 | 12ml×36色 |
セット内容 | 水彩絵の具・ブラシ×10本、パレット×1個・水彩紙×1冊 |
持ち運びがしやすい高機能バッグが秀逸で学習教材にうってつけ
お子さんの学習教材にちょうどよい、ぺんてるの水彩絵の具セットです。同メーカーで一番人気の透明水彩絵の具12色セットのほか、絵を描くのに必要な道具が一通り揃っています。洗い終わった後の筆を収納できるケースが付いているのも便利なポイントです。
持ち運び用のバッグは肩掛けと手持ちの両方で使える2wayタイプ。表生地に撥水加工を施しているから中身を濡らさずに携帯でき、メッシュの通気口を設けることで内部が湿るのを防ぎます。開口部が両側に大きく開くため、中身の出し入れもラクチンです。
学校指定教材にも選ばれている商品なので、同じものをネットで通販で安く購入したい人はぜひどうぞ。
種類 | 透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 12色 |
内容量 | - |
セット内容 | 水彩絵の具・筆×2本・筆ケース・ダブルパレット・筆洗いバケツ・筆ふきスポンジ |
子どもから大人まで使えるシンプルなデザイン。手頃な価格帯も◎
グレーのシンプルなバッグに5種類の画材がコンパクトに収まる絵の具セットです。年齢や性別を選ばないバッグデザインが魅力で、大人の絵画教室にもそのまま使えます。小学校の低学年から高学年まで買い替えずに使えるセットを探している人にも好適です。
収納ケースと兼用の大きな筆洗いバケツが付いており、たっぷり水を用意しながら使えるのもメリット。低学年のお子さんが使いやすいよう、バケツの底面に筆を洗う順番が表示されています。筆置きや穂先調整などの便利機能も見逃せないポイントです。
リーズナブルな値段でセット内容も充実しているので、これから水彩画を始めたい人はぜひチェックしてみましょう。
種類 | 半透明 |
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タイプ | チューブタイプ |
色数 | 12色 |
内容量 | 12ml×12色 |
セット内容 | 水彩絵の具・ブラシ×2本、パレット・バッグ・筆洗い・筆ふきスポンジ |
水彩絵の具のおすすめ人気メーカー
国内外で人気の最大手画材メーカー「ホルベイン画材」
ホルベイン画材は、大阪に本社を構える国内最大手の絵具・画材販売製造メーカー。1900年に創業した老舗であり、国内はもとより海外でも絶大な支持を集めています。絵の具や画材ならなんでも揃うほど商品が充実しているので、迷ったらホルベインを選ぶとよいでしょう。
ホルベインの水彩絵の具は、チューブタイプ・ケーキカラー・パンカラーのいずれもが充実しており、カラーバリエーションは100色以上を展開。顔料とアラビアゴムが主原料で鮮やかな発色と耐光性の高さが魅力です。プロも愛用するメーカーなので、ブランド力にこだわりたい人は注目してみてくださいね。
伸びがよく混色や重ね塗りがしやすい「サクラクレパス」
サクラクレパスは、学童用品を主力とする日本の文具メーカー。「クレパス」や「クーピーペンシル」などのロングセラー商品が人気です。幼児期から馴染みのあるメーカーでもあるので、お子さん用に水彩絵の具を選ぶならサクラクレパスを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
同メーカーの水彩絵の具は、水加減次第で透明にも不透明にもなる半透明水彩が主流。きめ細やかで伸びがよく、混色や重ね塗りのしやすさが特徴です。チューブタイプのほか、ケーキカラーのラインナップも豊富なので気になる人はチェックしてみましょう。
塗ると色が分離する絵の具が人気の「クサカベ」
1928年創業の「クサカベ」は、絵具や顔料の専門メーカー。水彩絵の具は全90色ですが、2つ以上の顔料を混ぜ合わせた複合顔料が多めです。白を混ぜた中間色が多いので、かわいらしい雰囲気のイラストを描きたい人は注目してみましょう。
また、クサカベといえば分離色の「ハルモニア」シリーズが人気です。塗ると自然に色が分離してにじみやぼかしを簡単に作れるので、初心者でも上級者の仕上がりを目指せます。幻想的で奥深い表現を楽しみたい人はハルモニアを要チェックです。
買い求めやすく、子供用にもおすすめな「ぺんてる」
日本の大手文具メーカーとして知られる「ぺんてる」。サインペンやボールペンなどの筆記用具が主力ですが、水彩絵の具も小学生用の学習教材の定番として根強い人気があります。スーパーやドラッグストアなどで手軽に入手できるのも嬉しいポイントです。
また、ぺんてるの水彩絵の具は使いやすさにこだわっているのも魅力の一つ。片手で開け閉めできるキャップや軽い力でも絞り出せるソフトチューブなど、子供でも簡単に扱えるよう配慮されています。透明度を調整しやすい半透明なので、いろいろなタッチで描きたい人にもおすすめです。
時間がたった汚れもOK!水彩絵の具の落とし方を紹介
絵を描いているとどうしても手や服に絵の具がついてしまうもの。皮膚やプラスチック・金属などについた絵の具は流水で落とせますが、衣類についた絵の具は洗濯しても落ちない場合があります。
衣類についた絵の具の落とし方は、以下の方法を参考にしてみてください。
- 40~50℃のお湯に洗剤を溶かし、衣類をつけ置きします。
- 汚れた部分を手で揉み込みます。
- 衣類に対応する漂白剤をぬるま湯に溶かしてつけ置きし、水で洗い流します。
水彩絵の具が乾く前に、流水で汚れを軽く落としておけばより効果的です。また、汚れが落ちにくいときは固めの歯ブラシでこする・でんぷんのりを塗ってもみ洗いをする、といった方法もぜひ試してみてください。
水彩絵の具がつかないための事前予防も大切
水彩絵の具の汚れを落とすのは大変な上、衣類の場合は生地が傷んでしまうので、絵の具をつけないのが理想的です。ちょっとした工夫で事前予防ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
汚れてもOKな絵を描くとき専用の服を用意する
これから趣味で絵画を始めるなら、汚れてもOKな服を一着用意しておくと便利です。自宅で描くのであれば、着古した服やジャージなどで構いません。服に絵の具がつくのを気にせずに描ける分集中力も高まり、よりよい作品づくりを目指せます。
アームカバーやエプロンで汚れをガードする
エプロン・スモッグ・レインコートなどを着用すれば、服が汚れるのを防げます。人目が気にならなければ割烹着もおすすめです。画材メーカーのホルベインからは作業用のワークウェアやオーバーオールなどが販売されているので、気になる人はチェックしてみましょう。
また、袖周りの汚れを防ぐならアームカバーも有効です。100均の家事や園芸コーナーで手軽に購入できます。汚れ防止だけでなく、手や腕に紙がくっついたり汗がついたりするのも防げるので、ぜひ活用してみてくださいね。
水彩絵の具の関連商品
絵の具を水で溶くために必要な「パレット」
パレットは絵を描くのに必ず必要な道具の一つ。水彩絵の具とセットで付属するものもありますが、まだ持っていない人は絵の具と一緒に揃えておきましょう。水彩絵の具は水で溶いて使用するため、こぼれにくいよう深さのあるタイプがおすすめです。
水に強く、にじみやぼかしを表現しやすい「水彩紙」
水彩画を描くときは、一般的な画用紙ではなく専用の水彩紙を使いましょう。水に強く毛羽立ちが少ないため、にじみやぼかしなどの繊細な技法を表現できます。スケッチブックタイプやブロックタイプなどさまざまな種類があるので、用途や価格を考慮しながら選んでみてください。
関連記事:イラスト・水彩用も!スケッチブックおすすめ16選! 大きさ別におしゃれな商品を紹介
水筆でなぞれば水彩画のタッチで描ける「水彩色鉛筆」
水彩画のタッチで絵を描きたい人は、水彩色鉛筆にも注目してみましょう。色を塗った部分を水筆でなぞるだけで、水彩画のようなぼかしやグラデーションを表現できます。普通の色鉛筆としても使えるので、水彩画やイラスト、スケッチなどいろいろなテイストの絵を描きたい人におすすめです。
関連記事:【初心者も楽しめる】水彩色鉛筆おすすめ10選!基本の使い方・書き方も紹介
関連記事:【ハマる人続出】大人の塗り絵おすすめ22選!初心者~上級者向けを紹介
関連記事:大人の趣味に◎色鉛筆セットおすすめ20選!ファーバーカステルやダーウェントも紹介
水彩絵の具のよくある質問
水彩絵の具はマーブリングに使えますか?
ダイソー・セリアなどの100均で水彩絵の具は買えますか?
水彩絵の具はレジンに混ぜてもOK?
おすすめ水彩絵の具まとめ
- 透明水彩・不透明水彩・半透明水彩の3種類から表現したい方法に合わせて選ぶ
- チューブタイプは自宅や学校で描くときにおすすめ。大きいサイズの絵も描ける
- 屋外に持ち運んで使うなら携帯がしやすいケーキカラーやパンカラーが便利
- 色数選びに迷ったら多すぎず少なすぎない18色セットがおすすめ
今回は、水彩絵の具の選び方と人気商品ランキングを中心にお届けしました。絵の具の中でも身近な存在であるだけに、水彩絵の具は種類も多く、いろいろな商品から選べるのは嬉しいメリット。本記事を参考に、自分にぴったりの水彩絵の具を見つけてくださいね。
記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。