【見た目がかわいい!】ティーポットおすすめ30選 |おしゃれなガラス製や北欧デザインも

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ティーポット

美味しい紅茶を楽しむならティーポットが欠かせません。茶葉から淹れる紅茶は、手間がかかるイメージがありますが、コツを掴めばとっても簡単!自宅で気軽にティータイムを満喫できます。最近はおしゃれなティーポットもたくさん登場しており、インテリアとして楽しめるのも魅力です。

しかし、ティーポットにはさまざまな種類やデザインがあり、どれを買えばいいのかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ティーポットの選び方を中心に、美味しい紅茶の淹れ方やおすすめメーカーなどの情報を徹底解説。記事の後半では、最新の売れ筋商品をランキング形式で紹介しています。これからティーポットの購入を検討している人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を監修した専門家

ティーブレンダー
熊崎 俊太郎(くまざき しゅんたろう)
紅茶鑑定士、フィーユ・ブルー商品開発責任者、日本紅茶協会認定ティーインストラクター

ティーブレンダーとして、紅茶を中心に緑茶、中国茶、ハーブティーなど茶全般を素材に、日本の水に合わせたオリジナルブレンドティーを数多く開発しており、さまざまなブランドとのコラボレーションも多い。紅茶専門家としても、専門書の出版や講演活動、紅茶関連商品における監修など多方面にわたり活躍している。

ティーポットの選び方

ティーポットの選び方

では早速、ティーポットの選び方を紹介します。初めて購入する人でも失敗しないよう、選ぶポイントをまとめてみましたので、一つずつ順番に見ていきましょう。

デザインやメリットで「素材」を選ぶ

まずはじめにチェックしたいのが、ティーポットの素材です。主に使用されているのは、「ガラス製」「陶磁器製」「金属製」の3種類。それぞれにメリットが異なることに加え、見た目の印象も変わるため、用途や好みに合わせて選びましょう。

茶葉の動きも楽しめる、見た目もおしゃれな「ガラス製」

茶葉の動きも楽しめる、見た目もおしゃれな「ガラス製」

現代のティーポットの中でもっともスタンダードなのが「ガラス製」です。沸騰させた熱湯を注ぐことが可能な耐熱ガラスで作られており、茶葉の動きや抽出具合を確認しながら紅茶を淹れられるのがポイント。においや色が移りにくく、さまざまな種類のお茶を楽しみたい人におすすめです。

また、商品の種類やサイズ展開が豊富なため、好みのデザインや大きさを見つけやすいことも魅力の一つ。値段もリーズナブルなものが多く、安いものは1,000円前後で購入できるので、初めて買う人にもぴったりです。

ただし、ガラス製は他の素材に比べて保温力が低いマイナス面も。また、割れやすいので洗うときは注意が必要です。

熊崎俊太郎

リーズナブルな価格帯のものは耐熱でも”温度差”に弱い場合もあり、使用後に急に冷水で洗うと割れたりすることがありますので、その点は注意してください。

北欧風やアンティーク調のデザインが多く、保温性が高い「陶磁器製」

北欧やアンティーク調のデザインが多く、保温性が高い「陶磁器製」

おしゃれでかわいいティーポットが欲しい人には、「陶磁器製」がおすすめです。北欧風・アンティーク調・シンプルナチュラルなどデザインが豊富で、インテリアに合わせやすく、落ち着きや癒しを感じるティータイムを演出しやすいメリットがあります。

また、陶磁器製は保温力に優れていることも特徴。時間が経っても冷めにくく、2杯目、3杯目とおかわりを楽しみたい人にもおすすめです。

丈夫でお手入れが簡単&スタイリッシュな「金属製」

丈夫でお手入れが簡単&スタイリッシュな「金属製」

業務用としても使われるステンレスやチタンなど金属製のティーポットは、丈夫で壊れにくいのが魅力割れないのでアウトドアシーンにもってこいです。さらに洗うのも簡単で、耐食性・耐酸性が高いため、錆びや腐食することなく長期間愛用できます。

また、金属製はシンプルでスタイリッシュなデザインが多いのもポイント。キッチンやリビングのインテリアをクールにまとめたい人におすすめです。

熊崎俊太郎

茶葉を蒸らしている間も高温を保ちやすいので、ミルクや砂糖を加えて楽しむ、しっかりした味わいの紅茶を淹れたいときにも向いており、たっぷりと用意しておかわりを飲みたいときにも活躍します。

味にこだわるなら「丸型」がおすすめ

味にこだわるなら「丸型」がおすすめ

美味しい紅茶を淹れたい人は、ティーポットの形状にも注目してみましょう。味にこだわるなら、丸型のティーポットがベストです。

紅茶を美味しく淹れるためには、お湯の中で茶葉が浮き沈みする「ジャンピング」と呼ばれる現象が目安として重要になります。丸い形状はお湯の対流が円滑で、茶葉がジャンピングしやすく、旨味や香りを存分に抽出できるのです。

熊崎俊太郎

「ジャンピング」については誤って拡散していますが、この現象が絶対必要、ということではありません。上手に抽出されているときによく観測される状態、ぐらいに覚えておいていただくのがもっとも良い結論といえます。

このほか、ティーポットには台形型・円柱型・縦長型などの形状もあります。それぞれの特徴を以下にまとめてみましたので、参考までにご覧ください。

  • 丸型・・・茶葉のジャンピングが起こりやすく味にこだわる人におすすめ
  • 台形・円柱型・・・安定感があって倒れにくいので小さなお子さんがいる家庭におすすめ
  • 縦長型・・・たっぷりの容量があり、大人数分の紅茶を淹れたい人におすすめ

人数に見合う容量を選ぶ

人数に見合う容量を選ぶ

ティーポットの容量も重要なポイント。大きいサイズに対して少ない量を淹れようとすると、水位が足りずにジャンピングもうまく起こらず、物足りない風味になってしまいます。反対に、容量が小さすぎると人数分いきわたらなかったり、もうちょっとおかわりを飲みたいときにはまた新たに淹れなくてはなりません。

熊崎俊太郎

水位が足りない場合は、まろやかさ、のみやすさに若干欠けるキツめの風味になりやすいです。注意しましょう。

何人で紅茶を飲むのかを考え、人数分の紅茶を淹れられるジャストサイズを選ぶようにしましょう

1人~2人分なら150~300ml程度がちょうどいい

一般的なティーカップ1杯分は、少し多めに注いで150ml程度です。これを基準とし、1人~2人で飲むなら150~300mlのティーカップを選ぶとよいでしょう。300ml前後のティーポットは、小型で収納しやすいのもメリットです。

熊崎俊太郎

一般的な洋風のティーカップは、約130ccが八分目にデザインされている場合が多いです。

3人~4人分なら600ml前後のものを

3人~4人分の紅茶を淹れるなら、容量が600ml前後のものが最適です。ティーポットでもっともポピュラーなサイズなので、好みのデザインを選びやすいメリットがあります。

5人以上なら700ml以上のティーポットがおすすめですが、あまり大きすぎても重くて扱うのが大変に。その場合は、ガラス製や金属製などで軽めに仕上げてあるものであれば、手首や腕の負担も軽減できますよ。

熊崎俊太郎

ガラスや金属でも、陶磁器より重い場合もありますが、だいたいは陶磁器より薄く作ってあるので、結果として軽いものが多くなっています。

使いやすく、洗いやすい造りかどうかチェック

ティーポットの使いやすさや、お手入れのしやすさも忘れずに確認しておきましょう。チェックしておきたいポイントは以下の通りです。

こぼれにくい注ぎ口がベスト

こぼれにくい注ぎ口がベスト

ティーポットの注ぎ口は、口の断面の広さや長さが商品によってさまざま。できるだけ水切れがよく、ポタポタと水滴が垂れたり、つたい落ちたりしないものを選びましょう。実際に使用してみないとわからない部分ではありますが、注ぎ口が伸びていて先が細いタイプは水切れがよいものが多い傾向です。また、注ぎ口の根本あたりにふくらみがあるものは、液体が急に飛び出さず、ゆっくり静かに注ぐことができるのでより安心です。

内側は洗える?スポンジが入る形状か確認

内側は洗える?スポンジが入る形状か確認

ティーポットを洗うときは、内側に手が届きやすいものがとっても便利。口が広いタイプはスポンジで内側まで届きやすく、乾かしやすいメリットがあります。最近は食洗機対応のティーポットも多く、できるだけ広口のものがしっかり洗浄できておすすめです。

取り外し可能な茶こし付きなら茶葉の処理もラクチン

取り外し可能な茶こし付きなら茶葉の処理もラクチン

出典:amazon.co.jp

市販のティーポットは茶こし付きのものがほとんどですが、茶こしのタイプも見逃せないポイントです。

茶こしが筒状・ざる状で取り外し可能なものは、茶葉を捨てるのが簡単で洗いやすいのが魅力。ただし、ジャンピングするスペースが限られているため、茶葉のポテンシャルを十分に引き出せない可能性も否めません。

一方、蓋のところに注ぎ口があり、茶こしが一体化しているタイプや、注ぎ口側に茶こしが取り付けてあるタイプは、内部が広いので茶葉が踊りやすく旨味を抽出しやすいですが、茶葉が捨てづらく、洗いづらいのが難点。

どちらのタイプにもメリット・デメリットがありますが、使いやすさや手入れのしやすさを考えるなら、取り外しできる深くて大きめの茶こしが付属しているものや、茶こしを別に用意するタイプを選ぶのがおすすめです。

カップとポットがセットなら、統一感が出てよりおしゃれ

カップとポットがセットなら、統一感が出てよりおしゃれ

おしゃれなティータイムを演出したい人には、ティーポットとカップがセットになっているものがおすすめです。ポットとカップの雰囲気がバラバラになる心配もなく、統一感が出てスタイリッシュにまとまります

高級ブランドはもちろん、安価なモデルでもカップやソーサーがシリーズ化されているものがあるのでチェックしてみましょう。

専門家コメント

ティーポットから紅茶を注ぐ。
誰もがそう聞いただけで、優雅なひとときを連想してしまうほどにその存在感は強く、寛ぎや癒し、楽しい時間をもたらしてくれる「紅茶文化」を象徴する道具、それがティーポットです。この良さを、ぜひお手元でたっぷりと楽しみ、活用してください。

召し上がるお菓子やその日の気分にあわせて飲む茶葉が選べるようになることを、私は「紅茶の達人」の目安にしているのですが、さらに使う茶葉や、ティータイムのシーンに適したティーポットを使い分けられるようになれば、より奥深い紅茶の世界が拡がり、自分にも、周囲の方にも、本当に素敵な時間を届けられるようになると思います。

ティーポットには、実は二つの役割があります。
紅茶を淹れるための抽出器具としての面、紅茶液をキープしておいてカップに注ぐサーバーとしての面です。

熊崎俊太郎

紅茶によりこだわりはじめると、この二つを使い分ける「ダブルポット」が重要になってきますので、なるべく早いうちから、ティーポットを二個持っているようにするのは「紅茶の達人」への早道ともいえますね。

専門家おすすめのティーポット

この記事を監修した専門家、ティーブレンダーの熊崎俊太郎さんおすすめのティーポットをご紹介します。

【ガラス製】ティーポットおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。※ランキングは監修対象外です。
商品最安価格サイズ素材容量ポットの形状電子レンジ食洗機茶こしその他機能
KINTO UNITEA ワンタッチティーポット&カップ楽天市場¥3,410 AmazonYahoo!14×14×10cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス460ml丸型-
HARIO 茶茶急須 丸 CHJMN-30T楽天市場¥1,082 AmazonYahoo!14.3×9.8×9.8cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス300ml丸型-
HARIO コーヒー&ティーサーバー TC-100B楽天市場¥1,320 AmazonYahoo!18×13.8×14.8cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス1000ml丸型-
IwaiLoft 耐熱ガラス ティーポット IL-G1968楽天市場¥2,880 AmazonYahoo!15.2×15.2×18cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス800ml丸型-
IwaiLoft 耐熱ガラス ティーポット iw-glch08-w¥3,880 楽天市場AmazonYahoo!17×14.1×12cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス900ml丸型-
HARIO 茶茶 なつめ CHRN-2N楽天市場¥1,730 AmazonYahoo!15×10.5×11.6cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス360ml丸型-
KINTO CARAT ティーポット楽天市場¥3,630 AmazonYahoo!9×9×15.6cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス600ml丸型-
iwaki 耐熱ガラス ティーポット K844楽天市場¥4,400 AmazonYahoo!19.5×11×12.5cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス500ml丸型-
Bruno Dick Bruna×GENIAL ミッフィー耐熱ガラスポット ティー¥3,300 楽天市場AmazonYahoo!17×10×12.5cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス500ml丸型---
IwaiLoft 耐熱ガラス ティーポット楽天市場確認中 AmazonYahoo!14.7×12×7cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス300ml丸型-
BODUM ASSAM ティープレス 1844-01楽天市場¥2,917 AmazonYahoo!19.4×19.4×15.5cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス1000ml丸型--
iwaki 耐熱ガラス ティーポット KT842-BL楽天市場¥684 AmazonYahoo!10×13×11.5cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス400ml丸型-
HARIO ジャンピングティーポット楽天市場¥4,642 AmazonYahoo!19.5×12×12.5cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス500ml丸型-
morningplace ガラスティーポット楽天市場¥1,280 AmazonYahoo!15×12×8cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス650ml丸型--
BODUM ビストロヌーヴォー ティーポット楽天市場¥2,819 AmazonYahoo!13.7×13.3×18.7cm(幅×奥行×高さ)耐熱ガラス1000ml円柱型--

【ガラス製】ティーポットおすすめ人気ランキング15選

【陶磁器製】ティーポットおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格サイズ素材容量ポットの形状電子レンジ食洗機茶こしその他機能
ゼロジャパン ユニバーサルティーポット ‎BBN-02 AM楽天市場¥2,530 AmazonYahoo!14×12×12cm(幅×奥行×高さ)陶器450ml丸型不可-
西海陶器 波佐見焼 コモン楽天市場¥3,839 AmazonYahoo!10×10×10.5cm(幅×奥行×高さ)陶器500ml円柱型-
London Pottery ティーポット¥4,620 楽天市場AmazonYahoo!16.8×12.2×13.3cm(幅×奥行×高さ)炻器600ml丸型--ロック機能
西海陶器 マジョリカ SSティーポット楽天市場¥3,103 AmazonYahoo!10×10×10cm(幅×奥行×高さ)磁器550ml円柱型--
FOR LIFE ティーポット楽天市場¥3,233 AmazonYahoo!13.3×10.1×12cm(幅×奥行×高さ)陶器354ml台形型ティーバッグホルダー
西海陶器 波佐見焼 essence ティーポット楽天市場¥3,469 AmazonYahoo!10.5×10.5×11.5cm(幅×奥行×高さ)磁器500ml台形型--
イッタラ ティーマ ティーポット¥6,430 楽天市場AmazonYahoo!21×12.5×13cm(幅×奥行×高さ)陶磁器1000ml円柱型-
FORLIFE ティーポット楽天市場¥3,083 AmazonYahoo!15.2×10.5×8.9cm(幅×奥行×高さ)硬質陶器400ml台形型不可-
山加商店 CELEC ティーポット楽天市場¥3,297 AmazonYahoo!15×9.5×12cm(幅×奥行×高さ)磁器390ml円柱型--
鳴海製陶 NARUMI ティー ポット オーロラ楽天市場¥4,325 AmazonYahoo!14.4×91×10.3cm(幅×奥行×高さ)ボーンチャイナ330ml丸型不可不可-

【陶磁器製】ティーポットおすすめ人気ランキング10選

【金属製】ティーポットおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格サイズ素材容量ポットの形状電子レンジ食洗機茶こしその他機能
パール金属 ジャストサイズ ステンレス製ティーポット ‎HB-4420楽天市場¥1,536 AmazonYahoo!15.5×10.5×17.5cm(幅×奥行×高さ)ステンレス鋼600ml丸型不可--
工房アイザワ ブラックピーマン ストレートポット¥5,570 楽天市場AmazonYahoo!8.2×11.5×15cm(幅×奥行×高さ)18-8ステンレス400ml縦型-
Moonjor ステンレス鋼ティーポット楽天市場確認中 AmazonYahoo!8×8×14cm(幅×奥行×高さ)ステンレス鋼600ml縦型不可-
パール金属 ティーポット AZ-5091楽天市場確認中 AmazonYahoo!15.5×10.5×17.5cm(幅×奥行×高さ)ステンレス鋼600ml丸型---
Boundless Voyage チタン急須楽天市場¥5,800 AmazonYahoo!8.5×5.1×6.5cm(幅×奥行×高さ)純チタン230ml台形型-

【金属製】ティーポットおすすめ人気ランキング5選

ティーポットのおすすめ人気メーカー

耐熱ガラスの老舗メーカー「ハリオ」

大正時代に創業したHARIO(ハリオ)は、日本で初めて耐熱ガラスを開発したメーカー。100年以上に渡り耐熱ガラス製品を作り続けており、なかでもコーヒーや紅茶関連のアイテムが高い人気を集めています。

耐熱ガラスを使用したティーポットのラインナップは驚くほど充実。紅茶や日本茶向けのアイテムだけでも20点近く揃っているので、いろいろな種類を比較しながら選びたい人におすすめです。値段も比較的安いので、気軽に手に取ってみてください。

1,000円台から購入できる「イワキ」

iwaki(イワキ)はAGCテクノグラスが展開する耐熱ガラス製品のブランド。主にキッチンウェアを扱っており、耐熱ガラスの保存容器は同ブランドを代表する人気アイテムとなっています。

ティーポットは1,000円台のリーズナブルなものから30,000円台のハイエンドモデルまで多種多様なラインナップが魅力的。初めての一台にお悩みの人は、手頃な値段で使いやすいものから始めてみるとよいでしょう。

英国王室御用達の高級ブランド「ウェッジウッド」

ウェッジウッドは紅茶の本場イギリスで1759年に誕生した陶磁器メーカー。陶磁器の中では最上位ブランドのひとつで、英国王室御用達でもあることで有名です。日本でも人気が高く、色や柄も多彩で比較的入手しやすいことから、SNSでも映える写真を多くみかけます。

数十種類の人気シリーズを展開するウェッジウッドですが、一番の人気はなんといっても野いちご柄の「ワイルドストロベリー」でしょう。ウェッジウッドといったらこれ!というぐらい有名なシリーズです。値段は高めですが、一生もののティーポットとして購入してみてはいかがでしょうか。

かわいいアイテムが得意な「フランフラン」

Francfranc(フランフラン)は家具や生活雑貨を中心とする日本のインテリアショップです。ジャンルにとらわれないおしゃれなアイテムを多数揃えており、若い女性をターゲットにしているため、値段もリーズナブルで買い求めやすくなっています。

ティーポットはテイストの異なる十数種類を扱っており、2,000円台のアイテムがほとんどです。女性らしいフェミニンなものやシンプル&ナチュラルなものなど、ティータイムが楽しくなるデザインが豊富に揃っています。かわいいもの好きの人はぜひチェックしてみましょう。

専門家コメント

まず入り口としては、これらのメーカーがおすすめです。ガラス製では長年の研究を重ねている老舗メーカーのものは、耐久性がすばらしく、ユーザーサポートも充実しています。

ウェッジウッドに代表されるヨーロッパの陶磁器メーカーのものは、世代を超えて同じ柄(パターン)が多く継承されていますので、カップやお皿なども、少しづつ買い足してテーブルセットを完成させてゆく楽しみもあります。

インテリアショップがプロデュースするものはデザイン性も高く、また限定生産品の場合が多いので、コレクションや、テーブルコーディネートが楽しくなります。

熊崎俊太郎

せっかくのデザイン重視タイプなので、紅茶は別のシンプルなポットで多めに抽出し、こちらに移しかえてサーバーとして活用するのがおすすめです。

美味しい紅茶の淹れ方

お気に入りのティーポットを手に入れたら、早速紅茶を淹れてみましょう。リーフティーを美味しく淹れるコツをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

茶葉とお湯の目安
  • 1杯分の茶葉の量は2.5~3g
  • 細かい茶葉はティースプーン中盛り1杯、大きな茶葉は大盛り1杯が目安
  • 1杯分のお湯の量は150~160ml
  • 紅茶の美味しい淹れ方
  • STEP.1
    お湯を沸かす
    汲みたての水道水を10円玉ぐらいの泡がボコボコ出るまで沸騰させます。
  • STEP.2
    ポットとカップを温める
    ティーポットとカップにお湯を注いで温めます。
  • STEP.3
    茶葉を投入する
    温めたポットに 杯数分の茶葉を入れます。
  • STEP.4
    お湯を注いで蒸らす
    沸騰したてのお湯を注ぎ、蓋をして蒸らします。蒸らし時間は、細かい茶葉で2分半~3分、大きな茶葉で3~4分を目安にしましょう。
  • STEP.5
    カップに注ぐ
    ポットの中をスプーンでひとまぜしてから、茶こしで漉しながらカップに注ぎます。

参照サイト:リーフティー|紅茶のおいしいいれ方|日東紅茶

専門家コメント

まず、お湯がグラグラに沸騰していることが大切ですから、ヤカンや手鍋で水からしっかり沸かす、あるいは湯沸かしポットに新鮮な水を少し足して再沸騰ボタンを押す、といった手間を惜しまないようにしましょう。「紅茶の達人」は、この作業をしている間に、今から使う茶葉や食器の情報を頭の中で確認するから、その後の手順がきれいにうまくいくわけです。

せっかくおいしくできても、次のときにはうまくいかなかった…という相談をよくいただきますが、茶葉の量をはかるとき、ポットにお湯を注ぐときに、少しだけ緊張感をもって、集中力をはたらかせてみてください。

キッチンスケール(はかり)などを活用して、使っているティーポットのどこまでが何ml、と容量をしっかり覚えておくことも重要です。
そうすることで、淹れるたびごとのブレがなくなり、結果として「今日はミルクと砂糖たっぷりで楽しみたいから茶葉をちょっと多めにしてみよう」といったさじ加減が自由自在にできるようになります。

熊崎俊太郎

忙しい毎日のなかでせっかく時間をつかって楽しむわけですから、茶葉がポットの中で踊っている短い時間のあいだも、他のことに気を取られずに、紅茶に集中してわくわくしながら待つようにすると、確実に、より美味しい一杯ができあがります。
砂時計などの時間をはかる小道具を用意するのも、おすすめですね。

編集部

紅茶が一番美味しいとされる最後の一滴まで注ぐのがコツですよ!

ティーポットの関連商品

茶葉を漉すのに必須の「ストレーナー」

紅茶を淹れるのにストレーナー(茶こし)は必ず必要な道具です。ほとんどのティーポットは茶こしがセットになっていますが、付属してない場合や使い勝手が悪いときはストレーナーのみ別に購入しましょう。いろいろなタイプがあるので、使いやすいものを選んでくださいね。

日本茶をとことん楽しむなら「急須」

ティーポットの中には日本茶に対応しているものもありますが、緑茶を頻繁に飲むならやはり急須に限ります。大きすぎても小さすぎても扱いづらいので、1~2人用の目安を300ml程度にしてジャストサイズのものを選びましょう。

関連記事:茶葉の旨味を引き出す!急須おすすめ20選|人気の陶器&おしゃれなガラス製も紹介

紅茶の温かさをキープできる「ポットカバー」

ティーポットにお茶を入れたまま置いておくと冷めてしまいますよね。温かさをキープしたい人は、ポットカバーの使用をおすすめします。ティーコジー・ティーコゼなどとも呼ばれており、かわいいデザインのものが販売されているのでチェックしてみてください。

ティーポットを温める「ティーウォーマー」

紅茶を温かいままゆったりと楽しみたいなら、ティーウォーマーを使用する方法もあります。ティーウォーマーとは、ティーポットをキャンドルで温める台のこと。ステンレスやガラスなどいろいろな素材があるので、ポットと合うものを選びましょう。

ティーポットのよくある質問

ティーポットは直火にかけても大丈夫ですか?

商品によって異なるので、必ず説明書で確認するかメーカーに問い合わせてみてください。参考までに、耐熱ガラスメーカーのハリオでは、直火での使用を禁止しています。

ティーポットはニトリや無印良品で売っていますか?

ニトリ・無印良品ともに数種類のティーポットを扱っています。

ティーポットの人気ブランドを教えてください。

普段使いならHARIO・KINTO・iwakiなどの耐熱ガラス製が人気です。

結婚祝いなどのギフト用なら、マリメッコ・ lecreuset(ル・クルーゼ)・ノリタケ・ナルミ・アフタヌーンティーなどが喜ばれるでしょう。

一生ものとして買うなら、ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンなどのハイブランドもおすすめです。

ティーポットカバーはハンドメイドできますか?

お気に入りの模様やイラストがプリントされた布でぜひ手作りしてみてください。キルティングのようなクッション性のある布を選ぶと保温力がアップするのでおすすめです。

参照サイト:冬の朝に飲みたい紅茶、冷めないティーポットカバー(ティーコージー)の作り方|ハンドメイドで楽しく子育て

おすすめティーポットまとめ

この記事では、ティーポットの選び方やおすすめのメーカー、売れ筋商品ランキングを中心にご紹介しました。最後に、選び方のポイントをもう一度おさらいしましょう。

ティーポットの選び方
  • 「ガラス製」は茶葉の様子を確認できて初心者におすすめ
  • おしゃれなデザインを選ぶなら「陶磁器」をチェック
  • 「金属製」は丈夫で手入れがしやすいのが魅力
  • 紅茶の味にこだわるなら丸い形状を選ぶ
  • 1杯分を150mlと換算して、人数にぴったりの容量を選ぶ

なお、今回はティーポットについてお届けしましたが、Picky’s(ピッキーズ)では、暮らしに役立つキッチン用品・家電をたくさん紹介しています。興味のある人は、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

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