豆のままで買って自分で淹れたコーヒーには、格別な香りと味わいがあります。豆を挽いて抽出するまでに手間がかかりますが、その過程を楽しむのもコーヒーの魅力です。
しかし、コーヒー豆の種類や産地、焙煎度などはバリエーションが豊富。自分好みのコーヒー豆を見つけるためには何に気をつければいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、コーヒー豆の選び方や安い豆と高い豆の違い、保存方法から人気のおすすめ商品15選までご紹介します。美味しいと評判のコーヒー豆を厳選したので、本格的なコーヒーを飲みたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を監修した専門家
目次
コーヒー豆の選び方
コーヒーは、豆によって淹れたときの風味や香りが違います。自分に合ったコーヒー豆を選ぶために押さえておきたいポイントは、次の4つ。詳しく見ていきましょう。
- 焙煎度
- 産地
- ブレンド
- カフェインレス
酸味や苦味の好みに合わせて焙煎度合いを選ぶ
コーヒー豆の焙煎度は、味わいの好みに合ったものを選びましょう。焙煎は生豆を炒って水分を飛ばすことで、独特の味と香りを引き出す工程。
一般的には煎り方が浅いほど酸味が強く、深いほど苦味が強くなります。ここでは、大きく浅煎り・中煎り・深煎りの3つの段階に分類しました。
浅煎りはフルーティーな酸味を楽しめる
焙煎時間の短い浅煎り(あさいり)は、フルーティーな酸味がありすっきりした味わいが特徴です。コーヒー独特の苦味が苦手な人や、飲みやすさ重視で豆を選びたい人におすすめ。
選び方のポイントは、できるだけ品質の良い豆を選ぶことです。浅煎りは、中煎りや深煎りに比べて豆本来の味わいがダイレクトに伝わります。鮮度が低いと、香りが薄くなり、せっかくの浅煎りならではのフルーティな香りが楽しめなくなります。
焙煎後1ヶ月以内に飲み切れる量だけを買うようにしましょう。
編集部
苦味と酸味のバランスが良い中煎り
中煎り(ちゅういり)は苦すぎず酸っぱすぎない味わいで、最も一般的に飲まれている焙煎度です。味や香りのバランスが良く、初心者さんにもおすすめ。
浅煎りのコーヒーに比べて、ナッツ系の香ばしさやコクを楽しみやすいですよ。
中煎りは種類が豊富なので、自分に合ったコーヒー豆を選びやすいです。
エスプレッソやカフェオレには苦味の効いた深煎りがおすすめ
深煎り(ふかいり)は、強い苦味と香ばしさがある、コクの深いコーヒー豆です。時間をかけて焙煎した深煎りのコーヒー豆は黒っぽく、油分が浮き出てツヤツヤしています。
深煎りのビターな味わいは、濃いエスプレッソコーヒーで一日を始めたい人や、ミルクと混ぜてカフェオレやカフェラテを楽しみたい人におすすめ。冷やしても苦味やコクが消えにくいため、アイスコーヒーを楽しみたい人にも適しています。
また深煎りは、甘いお菓子と相性抜群。チョコレート・バターサンド・キャラメルと一緒にコーヒーを飲んでみたい人は、深煎りのコーヒー豆がぴったりですよ。
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産地(生産国)・銘柄によって味わいが変わる
コーヒーは、豆の生産地や銘柄によっても味わいが変わります。銘柄はコーヒー豆のブランドや商品名を指し、「ブルーマウンテン」「コロンビア」など生産地の国名や山、港の名前を使ったものが多いです。
その中から、中南米、アフリカ、アジアを産地に持つコーヒー豆についてご紹介します。
コーヒーの王様「ブルーマウンテン(中南米)」
中南米産のコーヒーで代表的なのは、最高級の品質と呼ばれるブルーマウンテン。ジャマイカのごく限られた地域で生産された貴重なコーヒーで、調和のとれた味わいと上品な香り、滑らかなのどごしが印象的です。
万人受けする銘柄をお探しの方は、ブルーマウンテンを選ぶと安心ですよ。
中南米の豆はブルーマウンテンの他にも、ブラジルやグアテマラが有名です。
銘柄 | 味わい |
ブルーマウンテン |
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ブラジル |
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グアテマラ |
|
爽やかでフルーティーな「モカ」「キリマンジャロ(アフリカ)」
爽やかでフルーティーな味わいが好きなら、モカやキリマンジャロといったアフリカ産の豆を選んでみましょう。モカはエチオピアやイエメン、キリマンジャロはタンザニア産の豆です。
モカやキリマンジャロは苦味が少なく、上質な酸味や強いコクが持ち味。
浅煎りにすると、フルーティーな酸味が引き立ちます。爽やかな浅煎りのコーヒー豆を探している場合は、アフリカ産から選んでみてください。
銘柄 | 味わい |
モカ |
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キリマンジャロ |
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ケニア |
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苦味とコクのある「マンデリン(アジア)」
アジアの豆で有名なのは、強めの苦味とコクで人気のマンデリンです。マンデリンはインドネシア産のコーヒー豆。「EARTHY(アーシー)」「HERBAL(ハーバル)」と言われ、大地やハーブを思わせる味が特徴です。
深煎りにしても個性的な香りや味わいを維持できるため、深煎りが好きな人にはマンデリンがおすすめですよ。
アジアのコーヒー豆は、インドネシア産の他にもインド産が有名です。
銘柄・産地 | 味わい |
マンデリン |
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インド産 |
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数種類の豆を混ぜたブレンドコーヒーは初心者向け
コーヒーにはブレンドコーヒーとストレートコーヒーがありますが、初心者さんには複数の種類の豆を混ぜたブレンドコーヒーもおすすめ。
ストレートコーヒーとは、ブラジルやコロンビアなど単一産地のコーヒー豆を指し、豆そのものの個性をダイレクトに味わえるのがメリットです。
一方、ブレンドコーヒーは複数産地のコーヒー豆を配合したもので、一種類の豆だけでは出せない風味をつくり出します。豆の種類や割合を変えると何通りもの組み合わせが可能。複雑な味わいで癖のないバランスの取れた風味に仕上げられるため、ブレンドコーヒーは万人向けのものが多いです。
妊娠中や寝る前に飲むならカフェインレスを選ぼう
妊娠中でもコーヒーが飲みたい方は、カフェインレスコーヒー(デカフェ)を選ぶ手もあります。カフェインレスコーヒーは、コーヒーからカフェインを取り除いたものです。
まったくカフェインを含まないわけではありませんが、含有量はごくわずか。妊婦さんや健康上の理由でカフェインを摂取できない方、寝る前にコーヒーを飲みたい方におすすめです。
編集部
参考:コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則|一般社団法人 全国公正取引協議会連合会
市川ヒロトモ
化学薬品を使わずに安全にカフェインだけを除去しており、風味が損なわれません。
知らずに飲むと、カフェインレスと気づかないくらいです。
ネット購入も可能な、コーヒー豆のおすすめ人気専門店
世界各国のコーヒーが楽しめる「カルディ」
カルディコーヒーファームは、世界各国のコーヒーと輸入食品を取り扱う小売店で、「キャメル珈琲」が経営を手掛けています。販売されているコーヒー豆の種類が豊富で、味わいもさまざま。季節限定の商品もあります。選ぶのに迷うほどの品揃えなので、気に入ったコーヒーがきっと見つかりますよ。
市川ヒロトモ
中には、カップオブエクセレンスなど品評会で受賞したコーヒー豆も。そのような超高品質のコーヒーであっても、コスパ良く購入することができますので、狙い目です。
ギフトにも人気の「スタバ」
スターバックスコーヒーは、世界最大のコーヒーチェーン店。飲食が楽しめるだけでなく、コーヒー豆の販売もしています。焙煎度合いは、軽やかなブロンドロースト、バランスのとれたミディアムロースト、深みのあるダークローストの3種類。おしゃれなパッケージはプレゼントにも喜ばれています。
ブレンドコーヒーの種類が多い「UCC」
コーヒーを中心とした飲料・食品メーカーのUCC上島珈琲。ジャマイカやハワイ、インドネシアで自社のコーヒー農園を開設し、こだわりのコーヒーを販売しています。上質なコーヒーを提供しながらも価格は比較的リーズナブル。ブレンドコーヒーの種類が多いので、選ぶ楽しさもあります。
コーヒー豆の新鮮さにこだわった「ブルーボトル」
コーヒー界の「Apple」と呼ばれるブルーボトルコーヒーは、サンフランシスコ発のコーヒーショップです。バイヤーが世界中の農園を訪れて厳選した生豆を使用し、販売しています。
豆の種類に応じたレシピで自社のロースタリーで焙煎したのち、14日以内に発送。コーヒー豆の新鮮さへのこだわりがわかります。
安いVS 高い!コーヒー豆の比較
コーヒー豆は、メーカーやブランドによって価格に差があります。高ければ高いほど美味しいものなのか、疑問に思う方は多いのではないでしょうか。ここからは、安いコーヒー豆と高いコーヒー豆の特徴を比較してみましょう。
安いコーヒー豆の特徴(500円台/200g)
安いコーヒー豆は、大規模農園で大量生産したものが多いです。豆の大きさや形が不揃いで、味や香りが比較的弱い場合も。しかし、数種類の豆をブレンドすることで味や香りに深みが出て、多くの人が美味しいと感じるコーヒーに仕上げています。
また、コーヒー豆の焙煎には人件費がかかるので、コスト削減のためにまとめて焙煎した豆をストックして販売するお店も。鮮度の落ちたコーヒー豆は風味が弱くなって酸化も進むので、できれば焙煎日をチェックするのがおすすめ。
安いコーヒー豆を買って失敗しないためには、信頼できるお店の商品を選ぶのがベストです。
編集部
- できるだけ安くコーヒー豆を買いたい人
- 普段用にたくさん飲みたい人
- コーヒーに特別なこだわりのない人
高いコーヒー豆の特徴(2,000円台/200g)
ブルーマウンテンや、ジャコウネコの糞から採取されるコピ・ルアクなど、希少価値の高い豆を使用したコーヒー豆は高値になる傾向にあります。ごく限られた条件でしか生産できないコーヒーなので、珍しいものが好きな方やギフト用におすすめです。
徹底した品質管理のもとで栽培、収穫、焙煎、輸送されたコーヒー豆も値段が高め。生産者情報が明確なもの、自家焙煎しているもの、品評会で入賞したものも価格が上がります。
香りや風味はさまざまなので、高いコーヒーだから誰もがおいしく感じるというわけではありません。
- 珍しい種類のコーヒーを飲みたい人
- ギフト用に特別なコーヒー豆を探している人
- 品質の良さを重視する人
市川ヒロトモ
ただし今では多くの銘柄が開発され、ゲイシャ、ブルボンポワントゥなどの品種や、アナエロビックなどの特殊な製法のものなど、多岐に渡るように。
コーヒーの楽しみは、ますます広がりと奥行きを深めています。
専門家おすすめのコーヒー豆
この記事を監修した市川ヒロトモさんおすすめのコーヒー豆をご紹介します。
プレミアム品質で鮮度抜群!ハイエンドなブレンドコーヒー
コーヒー店が腕によりをかけて作り上げているブレンド。通常は万人受けする味作りをするため、また原価を抑えるためにグレードの低いコーヒー豆を使用します。結果、中庸な味になりがちです。
しかしこちらの商品は高品質なコーヒー豆を配合しており、奥行きのある味わい深さ、豊かな風味を実現。鮮度にもこだわっていて、香りが際立っています。
特筆すべきはブルーマウンテンブレンド。ブルマンの品の良いクリアな味わいと、ブレンドならではの豊かなコクが両立し、シングルオリジンとブレンドの「いいとこ取り」となっています。
内容量 | 100g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 穀物、ローストナッツ、アーモンド、コーヒーチェリー |
味わい | 香り、コク、苦味 |
焙煎度 | 焙煎度を選べる |
産地 | ー |
カフェイン | 〇 |
コーヒー豆おすすめ人気ランキング比較一覧表
自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶためには、味わいや焙煎度などをチェックしましょう。ここからは、おすすめのコーヒー豆を15種類ご紹介します。
コーヒー豆おすすめ人気ランキング15選
Qグレード認証のスペシャルティコーヒーを使用
世界規格である「Qグレード」認証のスペシャルティコーヒー豆を30%以上使用したブレンドコーヒーです。
Qグレードとは、SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)の審査基準に基づき高評価を獲得したコーヒー豆に与えられる称号。品質の良さがうかがえますよね。
ホンジュラスやコロンビア原産の豆を中煎りしたゴールデンブレンドは、口当たりがマイルドで、コクと甘味、酸味が調和した味わい。どれにするか迷ったときにおすすめのコーヒーです。
内容量 | 2kg |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 香り、コク、甘味 |
焙煎度 | 中煎り |
産地 | ホンジュラス、コロンビア |
カフェイン | ○ |
伊勢神宮外宮奉納品に選ばれた縁起の良いコーヒー
加藤珈琲店のご当地、名古屋城のシンボル金鯱にちなんだ「しゃちブレンド」。パプアニューギニア産のコーヒー豆をブレンドし、豊かな深みのある味わいに仕上げています。
アラビカ種100%の豆だけを使用し、少量ずつ時間をかけてじっくり焙煎することで、コーヒー豆本来の味の個性を引き出しました。酸味が少なく香り高いのが特徴です。
また、「しゃちブレンド」は式年遷宮の年に伊勢神宮外宮奉納品に選定されました。縁起が良いので、ゲン担ぎをしたいときにもおすすめです。
内容量 | 2kg |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 香り、コク、甘味、苦味 |
焙煎度 | 中深煎り |
産地 | パプアニューギニア |
カフェイン | ○ |
リフレッシュタイムに合う深いコクとほどよい苦味
コロンビアとホンジュラスの有機アラビカ豆を深煎りしています。深いコクとほどよい苦味が特徴です。
無印良品では、「3年以上農薬を使用していない」「焙煎や加工段階で添加物などを使用していない」という条件を満たしたオーガニックコーヒーを使用。
「ダーク」はリフレッシュしたいときにぴったりの濃いめのコーヒーです。酸味の強いコーヒーが苦手な方にも向いています。
一緒に合わせるフードは、チョコレートやナッツがおすすめ。フードの甘さや香ばしさが引き立ちます。
内容量 | 200g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 苦味、コク |
焙煎度 | 深煎り |
産地 | コロンビア、ホンジュラス |
カフェイン | ○ |
長く愛され続けるスターバックス定番のブレンド
スターバックス定番のハウスブレンド。1971年に誕生して以来愛され続けているコーヒーで、トフィーのような香ばしさと豊かな風味が特徴です。
コーヒー豆には、ラテンアメリカ産の高品質のアラビカ種を使用。中煎りでツヤのある深い栗色になるまで焙煎しました。ナッツとカカオのニュアンスに、ローストのかすかな甘味を加えています。
相性が良いのは、ナッツやリンゴ、ブルーベリーなど。甘味と酸味のあるフードがよく合います。
内容量 | 250g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | ナッツ、カカオ |
味わい | 酸味、コク |
焙煎度 | 中煎り |
産地 | グアテマラ、コスタリカ |
カフェイン | ○ |
味わいバランスの良いラオス産コーヒー豆を使用
インドシナ半島内陸部にあるラオス産のコーヒー豆を使用しています。丸みを帯びた優しい香りと、マイルドな酸味の後に広がる柔らかな苦味と濃厚な甘味が特徴。
ナッツ系の香りの余韻もあり、コーヒー初心者さんにもコーヒー通の方にもおすすめです。分別焙煎の後にブレンドする「アフターミックス製法」で、それぞれの豆をベストなタイミングで煎り上げました。
また、コーヒー豆を入れた袋には透明シールの「アロマフィンバルブ」を付け、酸化を防いで新鮮さを保ちます。
内容量 | 500g×4袋 |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | ナッツ |
味わい | 苦味、コク |
焙煎度 | 中深煎り |
産地 | ベトナム、ラオス 他 |
カフェイン | ○ |
黄金のバランス・ブルーマウンテンを思わせる飲みやすさ
「珈琲の王国」で一番人気のコーヒー。「黄金のバランス」と言われる味わいの、ブルーマウンテンNo1をイメージしてブレンドしています。
酸味が少なく香り高いのが特徴で、後味にはコーヒー本来の甘味も。癖がなく飲みやすいので、万人受けするコーヒーです。
また、購入時には浅煎りから深煎りまで、好みの焙煎度を選べます。酸味が好きなら浅煎り、苦味やコクを楽しむなら深煎りがおすすめ。焙煎度を自分で決めたい方にぴったりのコーヒーです。
内容量 | 200g/生豆時(ご指定の焙煎度合いにより異なります) |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | コク、風味、香り |
焙煎度 | 浅煎り、中煎り、深煎り |
産地 | コロンビア、ブラジル 他 |
カフェイン | ○ |
コーヒー初心者向けのスタンダードな味わい
無印良品で扱うオーガニックコーヒーは、コロンビアとホンジュラス産の有機アラビカ豆を使用。ほとんどが人の手で収穫され、日本国内で焙煎、ブレンドしています。
中煎りでマイルドな味わいに仕上げた「オリジナルブレンド」は、酸味、苦味、コクのバランスが取れたコーヒー。スタンダードな味で、コーヒー初心者さんにおすすめです。
後味がすっきりしているので、ブラックでもおいしく飲めます。お菓子と合わせるならクッキーやチョコレートがぴったり。
内容量 | 200g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 酸味、苦味、コク |
焙煎度 | 中煎り |
産地 | コロンビア、ホンジュラス |
カフェイン | ○ |
古き良き喫茶店時代のコーヒーを再現した味わい
ドリップ コーヒー ファクトリーのコーヒーは、「ジャパン エアロプレス チャンピオンシップ ローストコンペティション 2019」で優勝した焙煎士が監修しています。
「リッチブレンド」は、古き良き喫茶店全盛期のコーヒーをイメージして作られました。
苦味とコクがあり香り高いコーヒーは、ホイップクリームをのせてシナモンスティックを添えた昔風の「ウインナーコーヒー」で飲むのもおすすめ。パンケーキとの相性も抜群です。
内容量 | 2kg |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | シナモン、 アーモンド、 チョコレート |
味わい | 苦味、コク、香り |
焙煎度 | 不明 |
産地 | ベトナム、ブラジル |
カフェイン | ○ |
大容量&リーズナブルで普段用にたっぷり飲める
セイコー珈琲では、生豆から焙煎した業務用コーヒーやコーヒー豆を販売しています。ブラジルコーヒー鑑定士が世界各国の生豆から厳選した商品だけを仕入れ、保管や焙煎から出荷まで一貫して品質管理。
また、世界最高級のドイツプロバット社製のロースターをカスタマイズし、オリジナルの味わいを作り出しています。
「ホテル・レストラン用コーヒー」は、ブラジルやインドネシア産のコーヒー豆を主に使用。容量は1kgとたっぷりでコスパが良く、普段用にぴったりのコーヒーです。
内容量 | 1kg |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 不明 |
焙煎度 | 不明 |
産地 | ブラジル、インドネシア 他 |
カフェイン | ○ |
最高級グレードのグアテマラSHBがベース
澤井珈琲で一番人気のやくもブレンド。小泉八雲で有名な島根県松江市で愛され続けているコーヒーです。
グアテマラコーヒーの中でも最高級グレードのSHB(ストリクトリー・ハードビーン)がベース。花のような芳醇な甘い香りと上品な味わいが特徴です。
また、澤井珈琲ではドイツプロバット社の最新ドラム型焙煎機を使用しています。厚みのある釜で焙煎した豆は芯までふっくら。均一でムラのない美味しいコーヒー豆に仕上がります。
内容量 | 1.5kg |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | フルーツ系 |
味わい | 香り、コク |
焙煎度 | 中深煎り |
産地 | グアテマラ |
カフェイン | ○ |
深煎りの強いアロマと豊かな苦味、コクが特徴
成城石井のオリジナルコーヒーでは、洗練された風味を持つアラビカ種のみを使用し、芳醇な味わいをつくり出しています。
「フレンチロースト」は深くローストしたブレンドコーヒーで、独特の強いアロマと豊かな苦味が特徴。深いコクがあるので、アイスコーヒーやカフェオレ、エスプレッソに向いています。
Amazonや楽天市場の口コミでは「クオリティが高い割には価格が安い」と評判で、リピーターが多いのも印象的です。
内容量 | 450g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | 不明 |
味わい | 苦味、コク |
焙煎度 | 深煎り |
産地 | ブラジル、ペルー 他 |
カフェイン | ○ |
100%JAS認証の有機栽培コーヒー豆を使用
東京コーヒーの中でも人気の高いブレンド。主に南米のアラビカ種を使用したオーガニックコーヒーで、コクのある苦味とほのかな甘みを包み込む優しい酸味が特徴です。
酸味を残しつつ苦味と甘味を引き出せる中深煎りで、ブラックチェリー、 アーモンド、 ミルクチョコレートのような味わいを楽しめます。
100%JAS認証の有機栽培コーヒー豆を使用しているので、健康に配慮したい人におすすめ。豆はすべて日本でハンドピッキングしています。
内容量 | 200g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | ブラックチェリー、 アーモンド、 ミルクチョコレート |
味わい | 甘味、苦味、酸味 |
焙煎度 | 中深煎り |
産地 | ペルー |
カフェイン | ○ |
独自のブレンド・焙煎技術による豆本来の香りと味わい
酸味が少なく香ばしいコーヒーを探しているなら、こちらがおすすめ。
UCC独自のブレンドシミュレーションによる味覚設計と、豆の個性を最大限に引き出す「単品焙煎」により、豆本来の豊かな香りを引き出しました。コク・苦味・酸味だけでは表現できない特別な味わいです。
「ナッツビート」はローストアーモンドやカシューナッツを思わせる香ばしさと、バターのような舌ざわり。そして黒糖を感じさせる甘さのある余韻を楽しめます。
内容量 | 150g |
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種類 | ブレンド |
フレーバー | ローストアーモンド、黒糖 |
味わい | 苦味 |
焙煎度 | 不明 |
産地 | ブラジル、グアテマラ |
カフェイン | ○ |
インパクトのある味でミルクとの相性バツグン
ムセッティは北イタリアのピアチェンツァで創業したコーヒー豆のトップブランド。デロンギの全自動コーヒーメーカーに合わせてブレンドしたコーヒー豆を販売しています。
「ロッサ」はアラビカ種60%、ロブスタ種40%をブレンド。「ロッサ(赤)」の持つ強いイメージ通り、インパクトのある味に仕上げたコーヒーです。
甘いアロマと苦味は泡立ちミルクとの相性が良く、カプチーノに最適。酸味が苦手な方にもおすすめです。
内容量 | 250g |
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種類 | ブレンド(アラビカ60%、ロブスタ40%) |
フレーバー | カカオ、ナッツ |
味わい | コク、苦味 |
焙煎度 | 不明 |
産地 | ブラジル、インド、エチオピア 他 |
カフェイン | ○ |
体に優しいオーガニックのカフェインレスコーヒー
化学物質を使用していない無農薬の豆を使用しています。エチオピア モカのストレートコーヒーで、イチゴやダークチョコレート、赤ワインのような味わい。
スイス式水抽出法でコーヒー本来の繊細な味わいをキープしながら、カフェインを98.31%カットしています。妊娠中や授乳中、カフェインが苦手な方でもOK。
栽培からカフェイン抽出まで化学薬品を使用していないので、体にも環境にも優しいナチュラルなコーヒー豆を探している方におすすめです。
内容量 | 200g |
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種類 | ストレート |
フレーバー | イチゴ、ダークチョコレート、赤ワイン |
味わい | 酸味、苦味 |
焙煎度 | 中深煎り |
産地 | エチオピア |
カフェイン | × |
コーヒー豆の挽き方
コーヒー豆は、コーヒーミルに豆を入れたら、好みの粒度になるよう意識して挽きます。ポイントは、コーヒーを淹れる直前に挽くこと。コーヒー豆は粉にすると酸素との接触面が増え、劣化が進むからです。
挽き具合(挽き目)は5種類あり、好きな飲み方や抽出する器具によって調節します。細かく挽くほどコーヒー豆の成分が出やすく、短時間で行う抽出向き。一方、荒く挽いた豆は長時間かけて抽出する方法が適しています。
挽き目 | 粒度 | 適する抽出法 |
極細挽き | 粉糖や上白糖のようなパウダー状 | 短時間で抽出するエスプレッソ用 |
細挽き | 上白糖とグラニュー糖の中間ぐらいの細かさ | じっくり抽出する水出しコーヒーに |
中細挽き | グラニュー糖くらいの細かさ | ペーパードリップやコーヒーメーカーなどに |
中挽き | グラニュー糖とザラメの中間ぐらい | サイフォン、ネルドリップ、フレンチプレスなどじっくり抽出する方法に |
粗挽き | ザラメ糖くらいの細かさ | 時間をかけて抽出するパーコレーターに。ステンレスなど目の粗い金属フィルターにも |
関連記事:【プロが解説】おいしく飲めるコーヒードリッパー人気おすすめ35選|ペーパーレスも
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆を保存するときに気をつけたいポイントは次の3つです。
- 紫外線から守る
- なるべく空気に触れないようにする
- 高温多湿を避ける
コーヒー豆は紫外線に当たると劣化し、空気に触れると酸化して雑味が出やすくなります。また、高温多湿にも弱いので、鮮度を保つには密閉性の高い容器に入れて、日光の当たらない涼しい場所で保管するのが理想的です。
通常は常温保存でOKですが、粉で保存するなら冷凍庫での保存をおすすめします。冷凍するときは1回分ごとに小分けしてジッパー付きの袋に入れましょう。
コーヒー豆は水分が少なく、ほぼ凍りません。そのため、解凍せずにそのまま使用することができます。
市川ヒロトモ
コーヒー豆は常温だと熟成が進み、味がマイルドになったり、風味に良い影響があると言われています。ただし、長期間に渡る保存は酸化の悪影響が大きくなります。
冷蔵庫での保存をする方も多いですが、あまりおすすめできません。湿気があり、温度変化も激しく、他の食材の匂いがついたりするからです。
一方、冷凍庫は冷蔵庫ほどの温度変化がなく、氷点下なためにドライな環境です。そのため、長期保存に適してきます。
コーヒー豆の関連商品
自宅で本格コーヒーの香りを楽しめる「焙煎機」
自宅でも香り高い本格コーヒーを味わえる焙煎機。家庭用のコーヒー焙煎機には、安価な手動式や焙煎度合いを調節しやすい電動式、スイッチを押すだけの自動式があります。
また、熱源タイプにはガス式(直火式)と電気式があるので、用途や人数に合ったものを選びましょう。
関連記事:自宅で本格!コーヒー焙煎機おすすめ15選|焙煎方式による違いも解説
挽き立ての豆で淹れられる「コーヒーミル」
コーヒーは、挽き立ての豆で淹れるのが断然美味しいですよね。コーヒーミルがあれば、自宅でもアウトドアでもカフェで飲むようなコーヒーを楽しめます。
コーヒーミルにはおしゃれなデザインのものが多い手動タイプと、手早く数人分の豆を挽ける電動タイプがあります。豆の風味にこだわるならコニカル式のカッターがおすすめです。
関連記事:【アウトドアでも使える!】コーヒーミルおすすめ15選|手動から電動まで徹底紹介
おしゃれな「コーヒーカップ」
来客用に揃えたいのがコーヒーカップ。美しいツヤ感が魅力の磁器のほか、保温性に優れ独特の風合いを持つ陶器製もおすすめです。おしゃれなコーヒーカップで、おもてなしの準備をしてみましょう。
関連記事:【美味しく飲める】コーヒーカップおすすめ27選!おしゃれな北欧風・陶器・普段使い用も
関連記事:【カフェの味を再現】コーヒーのサブスクおすすめ13選を比較!マシン無料レンタルも
コーヒー豆のよくある質問
コーヒー豆はどこで販売されていますか?
コーヒー豆の保存容器でおすすめはありますか?
冷凍したコーヒー豆の賞味期限はどれくらいですか?
コーヒー豆をそのまま食べることはできますか?
おすすめコーヒー豆まとめ
- 焙煎度は酸味や苦味の好みに合わせて選ぶ
- 産地によって味わいが変わる
- 初心者さんにはブレンドがおすすめ
- 妊婦さんや寝る前にはカフェインレスも
コーヒーの味わいや香りは、豆の焙煎度や産地、ブレンドの割合などで変わります。知れば知るほど奥が深いコーヒー。あれこれ飲み比べて、お気に入りの一杯を見つけてくださいね!
記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。