自宅を喫茶店にする!サイフォンおすすめ12選|サイフォン式コーヒーメーカーも紹介

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 自宅で喫茶店の味を再現でき、コーヒー豆の豊かな風味を引き出せる「サイフォン」。おしゃれな器具を使って、美味しいコーヒーを飲んでみたいと思う人は多いでしょう。

しかし、サイフォンは種類が豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そもそも、サイフォン自体初めてなので、仕組みや使い方がよくわからない、上手にコーヒーを淹れられるか不安だと感じる人も。

そこでこの記事では、初めてサイフォンを購入する人にも分かりやすく、サイフォンの仕組みや選び方を詳しく解説していきます!さらに、おすすめのサイフォン12選をランキング形式で紹介します。

初心者でも使いやすいシンプルなものや、お店で使われている業界の定番品など、売れ筋のサイフォンを徹底調査しました。ぜひ最後までご覧ください!

この記事を監修した専門家

コーヒーブロガー
every coffeeひろ
コーヒーブログとYoutubeチャンネルを運営
30年以上コーヒーを飲めなかった人が自分で焙煎するほど、コーヒーにハマってしまいました。月10万人が訪れるコーヒーブログ「everry coffee」を書いてます。Youtubeチャンネルもはじめました。

サイフォンはめんどくさい?それでも人気の理由は「ブレない味」!

サイフォンとは、コーヒーを抽出する器具です。サイフォン式で抽出するために必要な道具の一つに、フラスコのような形のガラス器具があり、その器具自体を「サイフォン」と呼びます。

サイフォンでコーヒーを淹れるためには、次のようなアイテムを使います。

  • コーヒー粉を入れるガラス上部の「ロート」
  • 水を入れるガラス下部の「フラスコ」
  • フラスコを支える「スタンド」
  • アルコールランプなどの「熱源」

少しめんどくさいと感じるかもしれませんが、コーヒーの味や風味がブレないと、コーヒー好きの間では不動の人気を誇るアイテムなんですよ。

どういうことなのか、サイフォンとドリップの違いを具体的に見ていきましょう。

サイフォンとドリップの違いは?

サイフォンとドリップの違い

価格 メリット デメリット
サイフォン 数千円〜1万円前後
  • 高温で抽出でき、味がブレにくい
  • 見た目も美しくインテリアとして優秀
  • 工程が多い
  • 燃料の調達が必要なケースもある
ドリップ 3,000円前後
  • 手軽に始めやすい
  • 値段が安い
  • 淹れ方によって味が変わりやすい
  • お湯の温度や蒸らし時間の調整が難しい

サイフォンとドリップで一番違うのは「温度」です。ドリップはポットからお湯を注ぐので、その間にお湯の温度が下がり、豆の香りを十分に引き出せません。

サイフォンなら、フラスコ内で沸騰したお湯がダイレクトに豆に伝わり、豆本来の豊かな風味を堪能できます。休日にゆったりとコーヒータイムを設けたい人や、来客用にコーヒーを出したい人はサイフォンがおすすめです。

一方、手軽さ重視の人はドリップを選びましょう。ドリップに必要なのは、ペーパーフィルター・コーヒーサーバー・ドリップポットなど。一式セットになっていても、3,000円前後で購入できます。仕事の休憩時間にちょっとコーヒーを飲みたい時、朝に時間をかけずコーヒーを作りたい時はドリップがおすすめです。

every coffeeひろ

ドリップとサイフォンはコーヒーの抽出方法が違います。ドリップは透過法、サイフォンは浸漬法といいます。同じコーヒー豆でも全く違う味わいになります。

サイフォンの浸漬法ではコーヒー粉がお湯に浸かってしまうため、コーヒー粉とお湯の接触時間が長く、コーヒー豆の悪い味も抽出されやすくなります。ですので、サイフォンを使うときは質の高いコーヒーを選ぶとよりおいしくいただけます。

編集部

サイフォンが上手に使えるようになると、かっこいいですよ!

関連記事:バリスタも愛用!コーヒーポットおすすめ20選|おしゃれな直火&IH対応も

サイフォンの選び方

サイフォン選びで失敗しないために、おすすめの選び方を4つご紹介します!

サイフォンおすすめの選び方
  • 自分に合った容量のものを選ぶ
  • 熱源の種類で選ぶ
  • フィルターの種類で選ぶ
  • 洗浄、メンテナンスのしやすさで選ぶ

それでは、順番に選び方のポイントを確認しましょう。

容量は「1~5杯」から自分に合ったものを選ぼう

サイフォンの容量は「1〜5杯」の中から選べます。家族の人数やコーヒーを飲む頻度によって、自分に合ったものを選びましょう。

一人暮らしにおすすめ「1~2杯用」

一人暮らしにおすすめ「1~2杯用」

一人暮らしやパートナーとの二人暮らしには、1〜2杯用(140ml〜240ml)でOK。5杯用などの容量の大きなものに比べて抽出に時間がかからず、忙しい朝にパパッとおいしいコーヒーを飲みたい方などにおすすめです。

デメリットは、熱源が選べない点と、容器が小さく洗いにくい点。一人用サイフォンは、付属の熱源しか対応していないことがあります。熱源をカスタムして、よりコーヒーにこだわりたい人は、続く「2〜5杯用」を選んでみてください。

家族で使うなら「2~5杯用」

家族で使うなら「2~5杯」

家族でコーヒーを楽しむなら、容量の大きな2~5杯用(240ml〜600ml)がおすすめ。家族分のコーヒーを一度に作ることで、何度もお湯を沸かすといった面倒を避けられます。

大きなサイフォンは便利ですが、「濃さの調節が難しい」「抽出に時間がかかる」というデメリットもあります。濃いコーヒーが苦手な人は、豆の種類を変えたり、差し湯をしたりなど、飲みやすくする工夫をしましょう。

何度もコーヒーを淹れるのが面倒な方や、作り置きしたい方には「2〜5杯用」がおすすめです。

熱源の種類で、利便性や安全性が変わる

サイフォンは、熱源の種類で利便性や安全性が変わります。代表的な熱源は以下の4つです。

サイフォン熱源の種類
  • アルコール式
  • 電気式
  • ガストーチ式
  • ハロゲン式

それぞれメリット・デメリットやおすすめのシーンが異なるので、詳しく解説します!

人気で商品数が豊富「アルコール式」

人気で商品数が豊富「アルコール式」

サイフォンの加熱方式の中で、最もポピュラーなのが「アルコール式」です。発売されている種類も多く、好みのデザインを見つけやすいのがメリット。また、燃料用アルコールもドラッグストアなどで手軽に手に入れられます。

一方、エアコンや風の影響を受けやすく、アウトドアには向いていません。燃料がなくなるとコーヒーが淹れられなくなるため、燃料の補充を忘れず行いましょう。

豊富なデザインの中から選びたい方には、アルコール式がおすすめです。

保温やタイマーで便利「電気式(サイフォン式コーヒーメーカー)」

保温やタイマーで便利「電気式」

出典:amazon.co.jp

電気式(サイフォン式コーヒーメーカー)は、保温やタイマーといった、便利な機能を持つサイフォンです。仕事のブレイクタイムなど、自分の好きな時間にコーヒーを飲めるのが良い点。

サイフォンで作った美味しいコーヒーも、時間が経つと冷めて味が落ちます。保温機能やタイマー機能があれば、コーヒーが出来上がる時間をセットしたり、アツアツの状態をキープしたりできとても便利。作業のちょっとした合間にも、コーヒーを楽しみやすくなります。

電気式のデメリットは、細かな温度調節が苦手な点。全自動で加熱するため、繊細な温度調節ができません。温度にこだわるなら、続くガストーチ式がおすすめです。

家庭用のカセットコボンベも使える「ガストーチ式」

家庭用のカセットコンロも使える「ガストーチ式」

出典:amazon.co.jp

「ガストーチ式」は、家庭用のカセットボンベにも対応したサイフォンです。ガスを利用することで、屋外で利用しやすいのが最大の強み。

例えば、アウトドアだと着火のしやすさが気になりますよね。ガストーチ式なら、ワンタッチで点火可能。風の影響を受けやすいマッチやライターを使わずに済みます。火力調節もしやすく、抽出温度にこだわりたい人にもおすすめです。

編集部

ガストーチ式は火力も強いですよ。高火力で一気に温めることで、調理時間を短縮できます。

デメリットは、アルコール式に比べて値段が高い点です。アルコールランプ単体は1,000円台で購入できますが、ガストーチ式のサイフォンは3,000円〜5,000円前後。

ガーデンパーティーなどで使うなら、屋外にも対応したガストーチ式がおすすめです。

インテリアとしても秀逸「ハロゲン式」

熱源の種類で、利便性や安全性が変わる

出典:amazon.co.jp

「ハロゲン(ビームヒーター)式」は、インテリアとしても秀逸な熱源です。ホームパーティーなどで、ビジュアルを重視したい人におすすめ。

ハロゲン式とは、ハロゲンランプから出される光の熱によって、フラスコを加熱する方法です。フラスコ全体が幻想的に光るので、コーヒーの抽出作業そのものを華やかにできます。

ハロゲン式は機能面も充実。ハロゲンランプの強さを調節すれば、コーヒーを保温することも可能です。

一方デメリットは、4つの熱源のうち最も高価なこと。熱源単体で20,000円〜50,000円以上するものもあります。予算に余裕があり、場を盛り上げたいと思っている人は、インテリアとしても優秀なハロゲン式を選択肢に入れてみてください。

編集部

熱源で迷ってしまった人は、初心者でも使用しやすく種類も豊富なアルコール式がおすすめですよ!
メリット デメリット こんな人・シーンにおすすめ!
アルコール式
  • 種類が豊富で好みのデザインを見つけやすい
  • 燃料を手に入れやすい
  • 風の影響を受けやすく屋外の使用に不向き
  • 燃料の補充が必要
  • 初めてサイフォンを購入する人
  • 屋内での使用
電気式
  • 火を使わず安全
  • 手入れ、後片付けがしやすい
  • 保温、タイマー機能が付いたものもある
  • 温度調節ができない
  • 手軽に利用したい人
  • 安全面を重視する人
ガストーチ式
  • アルコールランプに比べて火力調節が簡単
  • 高火力で抽出できる
  • 屋外でも使用しやすい
  • アルコールランプに比べて価格が高い
  • 好みの温度でコーヒーを抽出したい人
  • キャンプやアウトドアでの使用
ハロゲン式
  • 火を使わず安全
  • 火力調節や保温ができる
  • インテリアとしても優秀
  • 価格が20,000円〜50,000円以上と高額
  • 安全面を重視する人
  • 見た目にもこだわりたい人

フィルターでコーヒーのコクや甘みが変わる

サイフォンは、使用するフィルターによって、コーヒーのコクや甘みが変わります。フィルターとは、豆をからコーヒー成分をろ過する重要なアイテムなので、フィルターの種類を知り、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

すっきりとした味わい「ペーパーフィルター」

すっきりとした味わい「ペーパーフィルター」

出典:amazon.co.jp

ペーパーフィルターは、紙がコーヒーの油分を吸収してくれるので、すっきりとした味わいになります。使い捨てできるため、手軽に使いやすいのもポイントです。

常に補充しておく必要がありますが、価格は数百円と安いので、初心者でも気軽に始めやすいです。

コクを楽しみたい人に「金属フィルター」

コクを楽しみたい人に「金属フィルター」

出典:amazon.co.jp

ステンレス製の金属フィルターは、コクを楽しみたい人や長期的に使いたい人におすすめです。コーヒーの油分がフィルターに吸収されることなく抽出されるため、コーヒー本来の香りや味を引き出します。紙フィルターに比べると価格は高いですが、何度も洗って使えるため、長期的に見ると経済的です。

金属フィルターでの抽出は、コーヒー粉も落ちやすく、ザラッとした舌触りのコーヒーになります。なめらかな口当たりを求めている方には、次にご紹介する「ネルフィルター」がおすすめです。

ほんのりとした甘みも「ネルフィルター」

ほんのりとした甘みも「ネルフィルター」

出典:amazon.co.jp

ネルフィルター(布フィルター)は、ほんのりとした甘みを楽しみたい人におすすめ。ネルフィルターは目が粗いので、コーヒーオイルを通しやすいのです。

ネルフィルターは、ニオイに敏感な人にも向いています。ペーパーフィルターは紙独特のニオイがコーヒーにうつってしまうこともあります。紙のニオイが気になる方は、布製のネルフィルターを試してみてください。

デメリットは、ペーパーフィルターに比べてお手入れが手間なこと。使い終わった後は、洗って、適切な保管をしなければなりません(お手入れ方法について詳しくは、記事後半で解説するので参考にしてみてください)。

コーヒーの甘みを楽しみたい人は、ネルフィルターがおすすめです。

コーヒーオイルとは?

コーヒーオイルとは、コーヒー豆に含まれる脂質のことです。目の粗いフィルターを使うと、コーヒーオイルが抽出されやすくなり、香りが良く甘いコーヒーが作れます。

洗浄・メンテナンスのしやすさも重要

洗浄・メンテナンスのしやすさも意外と重要

サイフォン選びでは、洗浄やメンテナンスのしやすさも重要。ロートやフラスコの口元が広いと、スポンジが入りやすく洗うのが簡単です。

食洗機対応のサイフォンなら、洗っている最中に手が滑り、割れてしまうといったリスクを避けられます。

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扱いやすいペーパーフィルター、経済的なステンレスフィルター、味にこだわるならネルフィルター。サイフォンといえば、ネルフィルターですが、ネルは保管の仕方など、メンテが必要です。たまに飲むぐらいであれば、ペーパーフィルターがおすすめです。各フィルターでそれぞれ味も変わってくるので、コーヒー豆や気分に合わせて使い分けるのもいいでしょう。

安いVS高い!サイフォンの比較

「安いサイフォンは機能が低いの?」「高いものを選べば安心なの?」とお悩みの方のために安いモデル・高いモデルを比較しました。どちらが自分に合っているかチェックしましょう。

安いサイフォンの特徴(5,000円前後のモデル)

安く購入できるサイフォンの相場は5,000円前後です。この価格で国内有名メーカーの製品が買えます。部品が安く手に入りやすいのも嬉しいポイント。

一方、価格の安いサイフォンはアルコール式がほとんどなため、電気式やハロゲン式が欲しい方には向きません。「コーヒーをおいしく淹れられればOK」「価格の安いサイフォンから試してみたい」と考えている方は、5,000円前後のサイフォンで十分楽しめますよ。

安いサイフォンはこんな人におすすめ!
  • 初めてサイフォンを購入する人
  • アルコール式・ガストーチ式のサイフォンが欲しい人
  • 備品を安く揃えたい人

高いサイフォンの特徴(30,000円以上のモデル)

30,000円を超えるサイフォンは、熱源が「ハロゲン式」のビームヒーターとセットになっている場合がほとんどです。ビームヒーターのみでも20,000円を超えるものがあります。

温度調節が簡単で、好みの味に調整したい方におすすめです。火を使わないため、お子さんのいる家庭でも安心して使えます。喫茶店やカフェでプロも使用している製品なので、「より本格的なコーヒーを自宅で楽しみたい」「燃料の用意が面倒」と考えている方におすすめです。

値段の高いサイフォンや熱源は、見た目もおしゃれなものが多く、インテリアとしても活躍しますよ。

高いサイフォンはこんな人におすすめ!
  • より本格的なコーヒーを楽しみたい人
  • 安全面が気になる人
  • 燃料の用意が面倒な人

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初めての一台には安価なアルコール式サイフォンがおすすめです。使い慣れていって、サイフォンの味が好きになり、使用頻度が多くなれば、電気式やハロゲンヒーターにステップアップしましょう。

専門家おすすめのサイフォン

この記事を監修した、every coffeeひろさんおすすめのサイフォンをご紹介します。

サイフォンおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格メーカー名本体サイズ本体重量熱源容量フィルター
HARIO (ハリオ) コーヒーサイフォン テクニカ 2杯用 TCA-2楽天市場¥7,650 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅16×奥行9.5×高33cm0.75kgアルコールランプ240mlネル
HARIO(ハリオ) コーヒーサイフォン モカ 3杯用 日本製 MCA-3楽天市場¥4,955 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅11.5×奥行16.5×高29cm約0.7kgアルコール式360ml(3杯用)
HARIO (ハリオ) コーヒーサイフォン ネクスト コーヒードリップ 5人用 NXA-5楽天市場¥12,870 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅11.5×奥行18×高39cm約1.4kg(個箱含む)アルコール式600ml(5杯用)金属・ネル
KONO(コーノ)SKD型サイフォン 2人用 ペーパータイプSK-2AP¥15,070 楽天市場AmazonYahoo!KONO(コーノ)幅15×奥行18×高29cm約1.2kgアルコール式240ml(2杯用)紙・ネル
HARIO(ハリオ) 復刻版 コーヒーサイフォン はな HCAF-2 ウッド 2杯用楽天市場確認中 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅13.3×奥行10.2×高30.3cm約0.9kgアルコール式240ml(2杯用)ネル
HARIO (ハリオ) コーヒー サイフォン ミニフォン 1杯用 DA-1SV楽天市場¥8,159 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅13.8×奥行8.8×高18.8cm約0.5kgアルコール式120ml(1杯用)ネル
HARIO (ハリオ) コーヒー サイフォン ハリオソムリエ 5人用 SCA-5楽天市場¥18,000 AmazonYahoo!HARIO(ハリオ)幅15×奥行18.6×高35.5cm約2.2kgアルコール式600ml(5杯用)金属・ネル
BONMAC(ボンマック)ゴールド サイフォン TCA-3GD-BM(ランプ・ゴールド色風防付き)楽天市場確認中 AmazonYahoo!BONMAC(ボンマック)幅16×奥行9.5×高32cm約1.2kgアルコール式360ml(3杯用)ネル
TWINBIRD(ツインバード) サイフォン式コーヒーメーカー ダークブラウン CM-D853BR楽天市場¥9,074 AmazonYahoo!TWINBIRD(ツインバード)幅18×奥行25.5×高32.5cm約1.8kg電気式480ml(4杯用)ネル
BODUM(ボダム)ePEBO サイフォン式 コーヒーメーカー 1L クリア 1208-01楽天市場¥8,485 AmazonYahoo!BODUM(ボダム)幅14.8×奥行22.5×高27.5cm約0.74kg付属なし(お好みの熱源でOK)1000ml(8杯用)プラスチック
Yama Glass テーブルトップサイフォン 3杯用楽天市場¥19,047 AmazonYahoo!Yama Glass幅10.2×奥行10.2×高33cm約1.4kgアルコール式360ml(3杯用)ネル
Diguo(ディグ) サイフォンコーヒーメーカー ベルギー ローヤルファミリー シルバー楽天市場¥27,330 AmazonYahoo!Diguo(ディグ)幅10×奥行23.5×高35.5cm約2.3kgアルコール式500ml(3~4杯用)ネル

サイフォンおすすめ人気ランキング12選

サイフォンのおすすめ人気メーカー

サイフォンを選ぶ際にはメーカー選びも重要。特に人気なメーカーを3つご紹介します。それぞれの強みや、どんな方におすすめかも解説していきます!

業界の定番「HARIO(ハリオ)」

業界の定番「HARIO(ハリオ)」

出典:amazon.co.jp

国内の耐熱ガラスメーカーHARIO(ハリオ)。コーヒ好きなら名前を聞いたことがある方も多いですよね。業界の定番といってもいい程に、高い評価を得ているメーカーです。

プロにも人気な「テクニカ」シリーズや、ワインのデキャンタをイメージして作られた「ハリオソムリエ」小さな見た目がかわいい「ミニフォン」など種類も豊富です。取り扱っているお店も多いため、万が一部品が壊れても入手しやすい点もポイントです。

HARIO(ハリオ)の特徴
  • 製品、備品の種類が豊富
  • シンプルなデザインでインテリアとしても優秀
  • 取扱店が多く手に入りやすい
  • サイフォン初心者にもおすすめ

豊富な種類の中から選べて、プロにも選ばれるほど評価の高いHARIO(ハリオ)の製品は、初めてサイフォンを購入する方にもおすすめです。

細部までこだわり抜かれた「KONO(コーノ)」

1925年創業の老舗コーヒー器具メーカー「KONO(コーノ)」。日本国内で初めてサイフォンを開発・販売したメーカーです。創業者の河野彬氏が発明した「KONO(コーノ)式」は細部までこだわり抜かれた高品質なサイフォンです。

現在は「NEW PR型」「SKD型」の2種類の取り扱いで、それぞれ「2人用・3人用・4人用」があります。

KONO(コーノ)の特徴
  • 微粉が出にくいセラミック製の濾過器
  • 木材を使用したレトロなスタンド
  • よりおいしく抽出したい人におすすめ

細部の作り込みがしっかりしているKONO(コーノ)の製品は、自宅でよりおいしいコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

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なんといってもサイフォンの発明は「コーノ」です。大正時代、初代社長が九州帝国大学医学部助手のとき赴任したシンガポールで飲んだコーヒーの味に満足できなかったことから、自分でコーヒー抽出器具を作りはじめて、できたのがサイフォンです。本物志向ならコーノ、買いやすさならハリオですね。

リーズナブルで揃えやすい「BONMAC(ボンマック)」

リーズナブルで揃えやすい「BONMAC(ボンマック)」

出典:amazon.co.jp

HARIO(ハリオ)の工場でOEM生産されている「BONMAC(ボンマック)」。HARIO(ハリオ)製品の「テクニカ」と互換性があり、備品の品揃えも豊富です。

HARIO(ハリオ)のテクニカとは、本体の色やハンドルに違いがあります。木目とゴールドの相性がよく高級感のあるデザインが人気です。

BONMAC(ボンマック)の特徴
  • HARIO(ハリオ)製品と互換性がある
  • 木目とゴールドのデザインが高級感を演出
  • インテリアとしても楽しみたい方におすすめ

HARIO(ハリオ)と互換性のある製品で備品が手に入りやすいメリットもありますが、インテリアとしても優秀なため、おしゃれなサイフォンが欲しい方におすすめです。

サイフォンの上手な使い方

より具体的にサイフォンをイメージするために、サイフォンの使い方を見ていきましょう。コーヒーを淹れる手順だけでなく、注意点や洗浄方法もあわせて解説します。

サイフォンでコーヒーを淹れる方法

サイフォンでコーヒーを淹れる方法

サイフォンでコーヒーを淹れる前に、必要な器具が揃っているか確認しましょう。今回はポピュラーなアルコール式サイフォンを例にしています。

必要な器具(アルコール式)
  • サイフォン器具一式(ロート、フラスコ、スタンド、ろ過器、アルコールランプ)
  • ネルフィルター
  • へら
  • コーヒー粉
  • お湯
  • キッチンタイマー
  • はかり
  • コーヒーカップ

杯数ぶんのコーヒー粉とできあがり量の2割増しのお湯を用意しましょう。

コーヒー粉量 できあがり量 使用湯量

目安(1杯分)

12g 12ml 144ml

水でもOKですが、沸くまで時間がかかるため、ケトルなどでお湯を沸かしておくのがおすすめです。

サイフォンの使い方を手順ごとに解説します。

  • サイフォンの使い方
  • STEP.1
    下準備
    ネルフィルターを流水で洗い固く絞る。起毛のある面を外にし、ろ過器に取り付ける。できあがり量の2割増しのお湯をフラスコに入れる。
  • STEP.2
    加熱
    アルコールランプに火をつける。フラスコのお湯が沸騰したら、一度火元から外す。 ロートにコーヒー粉を入れ、フラスコにしっかりロート差し込む。再び火元に戻す。
  • STEP.3
    攪拌
    お湯がロートに上がってきたら、1分間のタイマーを開始。ヘラで全てのコーヒー粉にお湯が浸透するよう攪拌する。
  • STEP.4
    再度攪拌
    1分経過したら火を消す。再度攪拌する。
  • STEP.5
    完成
    ロートからフラスコへ、完全にコーヒーが落ち終わったらロートを外す。コーヒーカップに注いで完成。

燃料用アルコールはサイフォンとセットで売られていない場合が多いため、あわせて購入するようにしましょう。

関連記事:【美味しく飲める】コーヒーカップおすすめ27選!おしゃれな北欧風・陶器・普段使い用も

サイフォンを使う時の注意点

サイフォンを使う時の注意点

サイフォンでおいしいコーヒーを淹れるためには注意点があります。慣れてくると適当になりがちですが、時間や分量はきちんと測りましょう。それだけでも味に差が出ます。ドリップスケールやメジャースプーンを用意すると簡単に分量を計れますよ。

また、フラスコの外側が濡れた状態で加熱すると割れやすく、注意が必要です。新品のネルフィルターを使用する際は、糊が付着しているため、ぬるま湯でもみ洗いしてから使いましょう。

余裕があれば、コーヒー粉を加えた水で20分煮てコーヒーをなじませると、よりおいしいコーヒーを楽しめますよ!

サイフォンを使う際の注意
  • コーヒーを淹れる時は文量・時間をしっかりはかる
  • フラスコの外側が濡れた状態で加熱しない
  • 新品のネルフィルターはもみ洗いして糊を落としてから使う

サイフォンの洗浄方法

サイフォンの洗浄方法

サイフォンの洗浄方法も手順ごとに確認しましょう。長く使うためにはお手入れも大切ですよ。

  • サイフォンの洗浄方法
  • STEP.1
    冷却
    コーヒーを淹れたばかりのサイフォンは高温になっているため、流水にさらして冷ます。
  • STEP.2
    フラスコの洗浄
    食器用洗剤を使い、コーヒーの油分をしっかり取り除く。
  • STEP.3
    ロートの洗浄
    ロート内のコーヒー粉を捨て、洗剤を使い洗浄する。
  • STEP.4
    乾燥
    器具を乾燥させ、保管する。
  • STEP.5
    布フィルター
    布フィルターは水に浸し、冷蔵庫に保管する。

布フィルターには洗剤を使わず、ゴシゴシ洗わないよう注意しましょう。

every coffeeひろ

布フィルターは洗った後、水を張った容器に浸して冷蔵庫で保管するのが一般的ですが、使わない日は水を変えたりとメンテが面倒です。ネルフィルター専門のプロのなかには、洗ったあと軽く絞ってジップロックに入れ冷凍庫で保管されている方もいます。とてもラクで、とくに味に影響がないのでおすすめです。使うときは水で戻します。ネルの寿命としては、味が出なくなったら変え時です。

サイフォンの原理(仕組み)とは?

サイフォンの原理(仕組み)とは?

サイフォンの原理とは、気圧の差を利用して、液体を移動させるメカニズムです。移動に管(ギリシャ語:サイフォン)を利用することから、サイフォンの原理と呼ばれます。

フラスコ内の水を加熱すると、沸騰して発生した水蒸気で容器が加熱されます。すると気圧の変化によってお湯が上部のロートへ吸い上げられ、ロート内のコーヒー粉がお湯に浸されます。ここで加熱を止めると、フラスコ内の水蒸気が冷えて真空状態になり、ロートへ吸い上げられたお湯がフラスコ内へ戻されるのです。

その際に、ロートに設置した「フィルター」でコーヒー粉がろ過され、コーヒーが抽出されます。

every coffeeひろ

サイフォンは高温抽出になります。沸騰したお湯とコーヒー粉が接触します。サイフォンは原理上、お湯の温度が固定されるので、高温抽出と合わない豆には不向きです。抽出温度が高くなると、苦味がでやすくなります。苦味が強い豆であれば、コーヒーミルで挽き目を粗くする等、好みに合わせて調整しましょう。
高温抽出は、浅煎りのコーヒーには向いています。浅煎りのスペシャルティコーヒーをサイフォンで淹れる専門店もあります。

サイフォンの関連商品

サイフォンで本格的なコーヒーを楽しむなら、サイフォン以外のグッズにもこだわりたいところ。ここでは「あったら便利」「さらに自宅でのコーヒーを楽しめる」グッズを紹介していきます。

サイフォンは自分に合わないかも?と感じる方におすすめのコーヒー器具も紹介しています。こちらもあわせてチェックしてください!

おしゃれな「コーヒーカップ」

おしゃれな「コーヒーカップ」

せっかくおしゃれなサイフォンでコーヒーを淹れるなら、コーヒーカップもおしゃれにしたいですよね。こだわりのカップを使えば、喫茶店気分を自宅で味わえます。来客時にも使える、ソーサーがセットになったものを選ぶのがおすすめです!

細口で使いやすい「コーヒーポット」

細口で使いやすい「コーヒーポット」

サイフォンのフラスコは口元が狭いものが多いため、細口のコーヒーポットがあると便利です。お湯も注ぎやすく、見た目もおしゃれなものが多いのでおすすめです。サイフォンと同じメーカーで揃えてみるのもいいですね。

関連記事:バリスタも愛用!コーヒーポットおすすめ20選|おしゃれな直火&IH対応も

挽きたての美味しさ「コーヒーミル」

挽きたての美味しさ「コーヒーミル」

自宅のコーヒーをグレードアップするには「コーヒーミル」もおすすめ。粉の荒さを調節できるものや、分量が分かりやすいよう目盛の付いているものもあります。手間暇をかけて手挽きするのもいいですし、労力のかからない電動ミルを使うのもアリです。

関連記事:【アウトドアでも使える!】コーヒーミルおすすめ15選|手動から電動まで徹底紹介

手軽にコーヒーを楽しめる「コーヒーメーカー」

手軽にコーヒーを楽しめる「コーヒーメーカー」

「サイフォンを使ってみたいけど、忙しくて時間のかからないものの方が合っているかも」と感じた方には、コーヒーメーカーがおすすめです。火を使わないため安全ですし、自動でコーヒーを淹れてくれるため、忙しい朝にも助かります。

コーヒーメーカーは価格が高いイメージもありますが、2,000円以下で買える製品もありますよ。

関連記事:【2022年最新】おしゃれなコーヒーメーカーおすすめ15選|シンプルな北欧テイスト・レトロなデザインも!

自宅で本格コーヒー「焙煎機」

自宅で本格コーヒー「焙煎機」

さらに本格的なコーヒーを楽しみたい上級者には「焙煎機」がおすすめ。自宅でも手軽に生豆を煎ることができます。電動の焙煎機は高価なものが多いですが、ガスコンロを利用して焙煎できる直火式のものは電動より安いためおすすめですよ。

関連記事:自宅で本格!コーヒー焙煎機おすすめ15選|焙煎方式による違いも解説

サイフォンのよくある質問

サイフォンに関する、よくある質問への回答をまとめました。

サイフォンはどこで買うのがおすすめですか?

サイフォンはコーヒー専門店などで購入できますが、ネットでの購入がおすすめです。割引されているものも多く、安く購入しやすいです。複数の商品を見比べられますし、口コミも参考にできますよ。

サイフォンで紅茶は淹れられますか?

淹れられます。紅茶だけでなく日本茶の抽出にも使用可能です。紅茶などを淹れる際、コーヒー抽出時に使ったフィルターを利用しないようにしましょう。

サイフォンは「めんどくさい」のではと思ってしまいます

サイフォンがめんどくさいと思う方には、サイフォンと同じように、コーヒー粉をじっくり浸して抽出できる、クレバーコーヒードリッパーもおすすめです。手軽に利用でき人気です。気になる人はチェックしてみましょう。

おすすめサイフォンまとめ

  • 自宅でワンランク上のコーヒーを楽しみたいならサイフォンを買うべし!
  • 技術がなくても慣れればお店のように美味しいコーヒーを淹れられる!
  • 使い方に合った容量・熱源・フィルターのものを選ぶべし!

「サイフォンは手間がかかりそう」とイメージを持つ方も多いですが、手順に慣れれば素人でも喫茶店のようなコーヒーを淹れることができます。サイフォンはメーカーで選ぶのもおすすめですが、迷った時は、ぜひ人気ランキングも参考にしてください!自分に合ったサイフォンを見つけて、楽しいコーヒーライフを送りましょう。

関連記事:何度も淹れたくなる!マキネッタおすすめ15選|IH対応タイプ&一人暮らし用も紹介

関連記事:【自宅で簡単・高コスパ】水出しコーヒーおすすめ17選|おいしい作り方も紹介

☆この記事の監修者:every coffeeひろ「コーヒー好きのためのコーヒーブログevery coffee