石油ストーブやエアコンに比べ部屋をしっかり暖められ、環境にも優しい自宅用薪ストーブ。「炎の揺らぎで癒される」「オーブンや天板で調理も楽しめる」と、冬を自宅で過ごすことが多い方に人気を集めています。
しかし自宅用薪ストーブは「対流式」「輻射式」「開放式」などタイプがさまざま。暖房面積も製品により異なり、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、自宅用薪ストーブの選び方と、人気ブランド「ホンマ製作所」「ダッチウエスト」を含む人気おすすめ14選をご紹介!自宅用薪ストーブ選びに悩んでいるなら、ぜひ参考にしてください。
目次
自宅に薪ストーブを設置するメリット
エアコンや石油ストーブに比べ、格段に部屋を効果的に温めてくれる薪ストーブ。クラシックタイプやモダンタイプなど、自宅の家具や内装に合わせて選びやすいのも嬉しいポイントです。
- エアコンやストーブに比べて温かい!
- 炎の癒し効果でリラックスできる!
- 薪ストーブを使って料理も楽しめる!
家用の薪ストーブを設置すると、以上のような多くのメリットがあります。また他にも、冬場の悪天候でも洗濯物が乾きやすい、燃料費を抑えやすいなど魅力がたくさん。工夫次第でさらに用途が増え、楽しく使えそうですね。
メリット1. とにかく暖かい!
雪が降る北国や、冬は日中でも氷点下の北欧の家庭には薪ストーブや暖炉が欠かせない、と聞いたことがありますよね。寒冷地では、エアコンやストーブの熱量では力不足な場合も。
薪ストーブは薪を燃やし、高温の炎で加熱するため250℃~300℃ほどの温度を保ちます。薪を燃やすことによって遠赤外線が発生するので、小型の薪ストーブでも暖かさは抜群。エアコンに比べて身体はもちろん、床や天井まで室内を効果的に暖めてくれますよ。
サイズが大きい家庭用薪ストーブなら30畳~40畳ほど、後付けしやすいコンパクトタイプでも、15畳~25畳くらいの広さでもしっかり室内の温度を上げてくれます。吹き抜けの家屋でも2階まで暖房できるほどの熱量。室内干しの洗濯物も乾かせますよ。冷え込みの強い冬にはぜひ使用したい暖房器具ですね。
メリット2. 火を見て癒される
薪ストーブには「癒し」の効果があると言われています。実際に米国では、交渉を行う部屋に暖炉がある場合と無い場合とでは、成果に差が出るという研究もあるほど。
その癒し効果は、「揺らぎ」による効果だと言われています。自然の風景を見ていると心が落ち着きますよね。揺れる木もれ日や、川のせせらぎなど、自然が生み出す「揺らぎ」を見ると、くつろぎを生むα波が脳から出るそうです。自宅でも自然を感じて「癒されたい」という方には家庭用の薪ストーブがおすすめですね。
メリット3. 料理の幅が広がる
薪ストーブの中には、ただ部屋や体を暖めるだけでなく、以下のような調理にも使用できるタイプがあります。
- 過熱する天板がクックトップになっていて、鍋やフライパンを置き調理ができるタイプ
- ピザやグラタン、ローストチキンなどオーブン料理が楽しめるオーブン機能搭載タイプ
スープを温め直したり、コーヒーを飲むためのお湯も沸かしたり。キッチンのコンロを使わずできるので、光熱費の節約にもなりますね。薪で熱された高温のオーブンでピザを焼けば、プロの料理のようにパリッと香ばしく焼き上げられますよ。料理やお菓子、パンなどを作るのが趣味の方には嬉しい機能ですね。
家用薪ストーブで調理するなら、じっくり煮込んだり、ローストチキンなどのグリル料理も楽しめる「ダッチオーブン」がおすすめ。
以下の記事ではダッチオーブンのおすすめ商品をご紹介していますので、併せてご覧くださいね。
長期的な視野でチェック!家用薪ストーブを設置するデメリット
家用の薪ストーブの購入には、設置費用や工事費などさまざまなコストがかかります。また、年間を通してのメンテナンス費用や、薪購入などのランニングコストも必要。
ここでは後悔しないために知っておきたい、家庭用薪ストーブのデメリットをご紹介します。
デメリット1. 設置費用・工事費がかかる
家用の薪ストーブを購入する際は、ストーブ本体費用だけでなく、設置のための工事費用も考慮しておきましょう。薪ストーブ設置には以下の費用がかかります。
本体費用 | 5万円~100万円 |
煙突費用 | 20万円~70万円(長さや設置場所により異なる) |
設置のための工事費用 | 20万円~60万円(設置場所や煙突の長さなどで異なる) |
ストーブの大きさや、設置場所、煙突の長さなどで異なりますが、薪ストーブの設置までには合計でおよそ60万円~200万円ほどの費用がかかります。
費用を抑える目的で薪ストーブを自宅にDIYで設置する方もいますが、少しのミスが火災や大事故につながるリスクがあるため、専門業者やお店に依頼するのがおすすめです。中古の格安薪ストーブを導入する際も、業者に相談してみるとよいでしょう。
編集部
デメリット2. 煙突掃除やメンテナンスが必要
室内用で煙突なしの薪ストーブは無く、必ず煙を屋外へ排出するために煙突の設置が必要となります。そのため「煙突の掃除」や「定期点検」など、メンテナンスの費用も掛かることを留意しておきましょう。メンテナンスには以下の費用がかかります。
薪ストーブ本体清掃・点検費用 | 2万円~3万円 |
煙突清掃費用 | 2万円~4万円 |
フルメンテナンス | 4万円~6万円 |
これらのメンテナンスは、1年に一度、シーズン終了時またはシーズンスタート時に必要になります。もし修理が必要なら、その分も別に費用が発生しますが、必要が無ければ1年に4万円~6万円ほどのメンテナンス代がかかります。
しかし、薪ストーブの購入店がメンテナンス・サービスも行っている場合は、割引価格で行ってくれる場合も。本体を格安で購入・設置できても、毎回のメンテナンス費用が高額になればメリットとは言えませんよね。薪ストーブ購入の際は、販売店のサービス内容も確認しておくと◎。
デメリット3. 薪を買う、ランニングコストがかかる
薪ストーブでかかるランニングコストは、燃料である薪代です。また耐熱グローブや灰かきスコップ、ライターやマッチ、着火剤などの消耗品にも費用がかかります。
一度に使用する量は、ストーブの大きさや使用時間によりますが2㎏~4㎏くらい。薪の料金は、店舗や地域で異なりますが、5kgでだいたい2,000円ほどかかります。しかし、ご近所で無料で端材がもらえる方などはランニングコストがかからないので、その他暖房器具より安く済みますね。
薪はお近くのホームセンターやキャンプ・アウトドア用品店なら比較的安いものを購入できます。しかし5kg~6kg単位で販売されているため、持ち運びに不便ですよね。そんな方はAmazon・楽天などの通販サイトの利用がおすすめ。店舗によっては送料無料で、自宅まで運んでもらえるので便利ですよ。
編集部
素材や置く場所、室内の広さで考える!薪ストーブの選び方
家用薪ストーブを購入する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 薪ストーブの「サイズ」と「暖房面積」を使用する部屋の広さに合わせて選ぶ
- 「輻射式」「対流式」「開放式」などの放熱方式
- モダンタイプかレトロタイプか、おしゃれな「デザイン」
最適な薪ストーブは「部屋の広さ」や「他の家具との相性」などで人により異なります。以下のポイントに着目し、自宅にぴったりの製品を選んでくださいね。
使用場所に合った暖房面積を選ぶ
薪ストーブを購入する際は、使用する部屋の広さや天井の高さに合わせて「暖房面積」をチェックしましょう。薪ストーブは製品やメーカーにより暖房範囲の表記が異なり、主に「最大熱出力」「暖房面積」で記載されています。
最大熱出力 | 「kcal」で表記 | 例)2,000kcalで10畳くらいの広さを暖め可能 |
暖房面積 | 「坪」で表記 | 例)10坪だと18畳ほどの広さを暖め可能 |
家庭用のストーブとして、必要とされる熱出力は2,000kcal~3,000kcalほどが適していると言われています。2,000kcalで約10畳ほど、3,000kcalで20畳くらいをカバーできます。
暖房面積は「坪」で表記されることが多いため「畳」と間違えないよう注意しましょう。「5坪=約9畳」で計算し間取りや部屋の広さに合った製品を選んでくださいね。
置き場所に合った「放熱方式」を選ぶ
薪ストーブを選ぶ際は、天井の高さや設置位置などに合わせ「放熱方式」を選びましょう。放熱方式には「対流式」「輻射式」「開放式」の3種類があります。
石油ストーブのように熱を放つだけのタイプ、空気を循環させるタイプなどあり、メリットが異なります。好みのタイプを選んでみてくださいね。
壁際に置くなら「対流式」
「対流式」は、冷たい風を取り込んで薪ストーブ内で温め、外へと送り出す方式です。内部では自然な空気層壁を作るのみのため強い風量はありませんが、薪ストーブから離れた場所も効率的に温めやすいメリットがあります。
本体の素材にもよりますが、対流式は輻射式の薪ストーブほど本体が高温になりにくいものが多いため、壁際に薪ストーブを設置したい方におすすめです。なかには対流式と輻射式を併せ持った薪ストーブも。炎がしっかり見えるガラス窓付きが多く、火の粉が出にくい配慮がされています。
参考:Q&A 輻射式と対流式の違いは?|株式会社ホンマ製作所
家の中心に置くなら「輻射式」
「輻射式」は、蓄熱性の高い鋳物製・鋼板製の製品で採用されている方式です。ストーブ本体が温まって遠赤外線を多く放出するため、陽だまりのようなポカポカ感を感じられるのが特徴。ガラス窓付きで火の粉が出にくい配慮をされているものが多く、室内でも安心して使えます。
鋳物床を除く360度の空間を暖められるので、部屋の中央などに設置する方におすすめです。ストーブ全体が高温になるため、お子さんやペットが近づかないよう柵などの設置をすると安心ですよ。
スペースに余裕があるなら「開放式(暖炉タイプ)」
「開放式」は本体の前面にガラス窓などが無く、暖炉のように炎の熱で直接空気を暖めるタイプの薪ストーブ。窓の小さい輻射式やクッキングオーブンとは異なり、焚火のように炎を直接眺められるのが魅力です。
ただしストーブの前面だけを暖めるタイプが多いため、暖房効率は輻射式や対流式に劣る場合もあります。また窓が無いぶん、火災への対策もしっかり行って楽しんでくださいね。
インテリアに馴染むおしゃれなデザインを選ぶ
家用の薪ストーブを選ぶ際はまず、「レトロタイプ」か「モダンタイプ」のデザインを選びましょう。薪ストーブのデザインは、古い映画に出てきそうなクラシックな製品と、装飾の少ないすっきりとした近代的なデザインにくっきり分かれます。
レトロタイプはロッジ風の部屋や、クラシックデザインの家具を好む方にぴったり。現代風のシンプルな部屋や、北欧風のスカンジナビアデザインを好む方にはモダンタイプがおすすめです。
ただしモダンなタイプは、本体の上面や内部に調理機能を備えていない製品が多数。ピザやグラタン、鍋物のあたためなど、調理に使いたい方は、調理機能の有無もしっかり確認しましょう。
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長時間燃やしても大丈夫!リビングや個室向けの鋳物薪ストーブ
ホンマ製作所の鋳物薪ストーブ HTC-60TXは、24時間燃やし続けても大丈夫な商品。鋳物でできているので、熱に強く丈夫なのが特徴です。この商品は二次燃焼を搭載しており、クリーンな排煙を実現しています。
また薪ガードフェンスが付いており、薪が落下するのを防いでくれるので安心。灰トレーも搭載しているので、床やカーペットが汚れる心配もありません。約40〜50坪ほどの面積を暖められます。広いスペースを快適に暖めたい方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 58.3×48.3×63.4㎝ |
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材質 | 鋳鉄 |
暖房面積 | 40~50坪 |
放熱方式 | 輻射式・2次燃焼式 |
丸いフォルムが可愛らしい、ホンマ製作所のストーブカマド
カラーは黒でシンプルかつ丸みを帯びたフォルムが特徴のストーブカマド。暖房面積は20〜30坪と広範囲を温めることが出来るため、寒い地域にお住まいの方にもおすすめです。
広く温められるのにもかかわらず、比較的コンパクトなサイズで、約15kgと軽量なところが魅力の1つ。置き場に困らず、持ち運びもラクラクです。室内はもちろん屋外でも使えるため、シーンに合わせてさまざまな使い方を楽しめます。
一点だけ、単体での販売のため、煙突を別途購入する必要あることに注意です。
暖房として冬季に使用し、その他の時期にはインテリアとしてそのまま室内に置いておくことも◎薪ストーブで心もカラダも温まりませんか?
サイズ(幅×奥行×高さ) | 40.5×55×68.5cm |
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材質 | - |
暖房面積 | 20〜30坪 |
放熱方式 | - |
レトロなダルマ型がおしゃれ!インテリアにも最適
少し時代を遡ったかのような懐かしさを感じさせる、SHOEIのダルマ型鋳物薪ストーブ。おしゃれなデザインは、冬にはストーブとして、そのほかはインテリアとしても活躍できること間違いなしです。
暖房面積は約25〜35坪と広範囲。ご自宅はもちろん、事務所や作業場など広い場所でも使えます。赤外線を放出し、壁や床などを暖め室内を温める輻射式のため、体の芯から温まります。
置くだけで、どこかおしゃれなカフェにいるかのような気分になる、ステキな見た目の薪ストーブ。インテリアとしても置けるものを探している方におすすめです。
サイズ(直径×高さ) | 400φxH800mm |
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材質 | - |
暖房面積 | 25〜35坪 |
放熱方式 | 輻射式 |
燃焼効率は最高クラスの82.4%!広い部屋でもしっかり暖房
世界中の薪ストーブファンに愛され続ける、バーモントキャスティングス社の名モデル「デファイアント」の新型モデルです。「完全二次燃焼システム」を搭載。燃焼効率はバーモントキャスティングス最大の82.4%で、業界最高クラスです。この一台で最大68坪ほどを暖められるので、吹き抜けのある住宅や、広いロビーで使用したい方におすすめです。
前面には広いガラス扉がついているため、炎の揺らぎも存分に楽しめますね。ガラス部分には煤が付きにくい「ガラス空気洗浄システム」を搭載。煙突にもガラスにもススが着きにくく、灰受け皿も付属しているため、掃除も簡単です。お手入れがしやすい製品を好む方にぴったりですよ。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 82.5x62x76 cm |
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材質 | 鋳物製 |
暖房面積 | 約68坪 |
放熱方式 | 輻射式 |
小型でハイパワーな日本製!4万円台とハイコスパな薪ストーブ
重厚でレトロなデザインで、和風のリビングやロビーにも合わせやすい、ホンマ製作所の鋳物薪ストーブ「EV-515TX」です。熱に強い頑丈な鋳物製のため高耐久。修理や部品の取り換えなどの手間が少ない製品が欲しい方にぴったりです。遠赤外線を放出する輻射式のため、身体の芯から柔らかく温めてくれますよ。
上面は煙突の位置を寄せた設計のため、クックトップとして使用可能。お湯を沸かしたり、焼き芋を焼いたりと団らんの時間を楽しく過ごせますね。熱出力量は3,000Kcalとハイパワー。最大で30畳までの広さを暖められますよ。これだけの機能で値段は4万円台と低価格なため、コスパを重視する方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 57x34x48.5 cm |
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材質 | 鋳物製 |
暖房面積 | 10~15坪 |
放熱方式 | 輻射式 |
対流熱式を採用だから広い空間も隅々まで温められる薪ストーブ
一人暮らし用冷蔵庫ほどの縦型&コンパクトな設計で、どんな場所にも設置しやすいモルソーの薪ストーブ「1126CB」です。放熱方式には対流熱式を採用。コンパクトな薪ストーブながら150平方メートルの空間を隅々まで温められます。コンパクトで暖房効率の高い製品が欲しい方にぴったりですね。
薪は横にしても36cmのものまで使用可能。縦型タイプのため、立てて使えば長めの薪でもすんなり入って便利です。天板にはクックトップを採用。鍋料理の温めや、ヤカンでの湯沸かし、焼き餅などさまざまな調理が楽しめます。コンパクトでハイパワーのため、人の集まるロビーなどでの使用にもおすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 57x56x86 cm |
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材質 | 鋳鉄製 |
暖房面積 | 120平方メートル |
放熱方式 | 対流熱式 |
前面を広くしたクックトップ搭載で調理や温め直しに使いやすい
厳しい冬が続く米国ニューイングランドで生まれた美しいデザインの、バーモントキャスティングス社の薪ストーブ「ASPEN(アスペン)」です。天板にはクックトップを採用。前面を広くしたフロントローディング方式なので、大きな鍋やフライパンでも2つほど楽に乗せられますよ。煮込み料理や鍋物など調理に使いたい方にぴったり。
高い燃焼効率と二次燃焼を促す最新式クリーンバーン技術を採用。排煙をクリーンにし煙突の汚れを抑えます。また灰受け皿付属や、交換しやすい耐火レンガ構造、ガラスが汚れにくい空気清浄システムなど多くのクリーン機能を搭載。お手入れのしやすい製品を好む方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 73x61.5x85.6 cm |
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材質 | 鋳物製 |
暖房面積 | 約20坪 |
放熱方式 | 輻射式 |
懐かしいデザインが特徴!ステンレス製の小型薪ストーブ
ステンレス素材でできた、懐かしいデザインの薪ストーブです。重量は5.9kgとなっており、持ち運びしやすいのが特徴。ステンレスを使用しているので、錆びにくく長期間使えます。
天板部分の上にフライパンを置けば調理もできるのが嬉しいポイント。3升のご飯だと、わずか20分ほどで炊きあがります。
暖房面積は10〜15坪、価格は13,000円程度とかなりリーズナブル。軽量で持ち運びしやすく、錆びにくいうえに安い薪ストーブが欲しい方におすすめです。煙突は別売りです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 40×60×H34.5㎝ |
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材質 | ステンレスSUS430 |
暖房面積 | 10~15坪 |
放熱方式 | - |
丸形が印象的!安価で耐熱性抜群の丸型薪ストーブ
ホンマ製作所の丸型薪ストーブA-41は、丸型が印象的な商品です。重量は約8kgで、ほかの薪ストーブと比べても軽量。炉内には蓄熱材が入っているので、暖房効率を高める効果があるのが特徴。煙突は付属していないため、別途購入が必要です。
またA-41は、天板蓋を調整でき鍋などが温められます。こちらの薪ストーブは、リビングなどに置いておくと、インテリアにもなる商品。熱効率が良く、インテリアとしても置いておける薪ストーブが欲しい方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 40.5×40.5×50㎝ |
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材質 | 鉄 |
暖房面積 | - |
放熱方式 | 輻射式 |
インテリア性も重視するなら機能性抜群の小型モデルがおすすめ
モルソーの5443CBは、ブラックガラスを使ってまるでタッチパネルのように仕上げた、おしゃれなボックス型が特徴のモダンな薪ストーブです。下半分には薪ストックを置いておける収納スペースが付いており、すぐに薪を追加できる便利さが嬉しいポイント。
とにかくシンプルなデザインは、スタイリッシュな自宅にはもちろんレトロ&アンティークなインテリアとも相性◎。大きな窓から暖かく燃える炎をしっかりと楽しめるため、来客時にも注目を集めること間違いなしの、インパクト大なおすすめ家庭用薪ストーブです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 45.9×44.3×99.3㎝ |
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材質 | 鋳鉄 |
暖房面積 | 45~105平方メートル |
放熱方式 | 対流熱式 |
自宅でもアウトドアでも使える、便利な小型の薪ストーブ!
室内だけでなく、キャンプでの使用も考えたいという方におすすめなのが、小型で移動もしやすいFVTVHEVの薪ストーブです。燃料は薪だけでなく木炭、石炭にも対応しているため、さまざまなシーンでの活躍が期待できます。
空気扉を使って火力調整ができるレバーや灰を排出しやすい引き出し式ホッパーなど、小さいながらも必要な機能はしっかり装備。ストーブの上にはやかんなどを置けるため、お湯を沸かす・食材を調理するといった便利な使い方ももちろんOKです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | (S)24.5×17×32cm (L)27×17×39cm |
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材質 | 鋳鉄 |
暖房面積 | (S)約20平方メートル (L)約40平方メートル |
放熱方式 | - |
耐久性が高い日本製の鋳物製薪ストーブだから長く大切に使える
クラシックで高級感のあるデザインで、古風なリビングに合わせやすいホンマ製作所の鋳物製薪ストーブ「MS-403TX」です。熱による劣化や腐食に強い鋳物製。修理などの手間も少なく、長期間使えますよ。放熱方式は薪ストーブの全方向を暖められる輻射式。上面で鍋やフライパンを使っての調理も楽しめます。
薪の長さは最大で40cmまで入るため、購入した薪を短くカットする必要もありません。扉は前にも横にもついているので使いやすいですよ。熱出力量は3,600Kcalとハイパワー。最大で30畳ほどの広さを暖められるので、広い部屋やロッジなど吹き抜けでの使用におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 34x56.5x55 cm |
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材質 | 鋳物製 |
暖房面積 | 10~15坪 |
放熱方式 | 輻射式 |
薪燃焼技術搭載!コンパクトで燃焼効率の高い薪ストーブ
19世紀初頭に流行したフェデラル様式を模した骨董品のようなデザインの、ダッチウエスト社の「フェデラルコンベクションヒーター」です。煙突と本体の間にキャタリティック(触媒)を搭載。排煙をクリーンにし、煙突を汚れにくくしてくれます。サイドに扉を搭載しているため、薪の投入が楽にできますよ。
熱効率を高める薪燃焼技術を搭載。高い燃焼方式と、煙を出しにくい「クリーン燃焼」の2つの技術により、最大で76%以上(通常は50%程度)の燃焼効率を実現しています。オーブンレンジほどの面積で設置できるコンパクトサイズで最大126平方メートルを暖めます。小型で熱効率の良い製品が欲しい方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 54x56x74.5 cm |
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材質 | 鋳物製 |
暖房面積 | 65~126平方メートル |
放熱方式 | 対流・輻射複合式 |
3室構造で煙をほとんど出さない、日本製の無煙薪ストーブ
機能美に溢れるシンプルなデザインで、和風・洋風を問わずどんな部屋にも設置しやすいモキ製作所の無煙薪ストーブ「MD80III」です。上面は前部を広くとったクックトップ仕様。広さは40cm×40cmほどあるので、大きな鍋やフライパンでも余裕をもって乗せられます。コンロを使わないので、光熱費の節約にも。
本体内部は3室に分けた新燃焼構造を採用。メーカー独自の「茂木プレート」によって3次燃焼を可能にし、最大800℃の大火力を実現しています。また3次燃焼で薪の不純物を完全に燃焼させるため、ほとんど無煙。煙突もほとんど汚しませんよ。ハイパワーで使いやすい家用薪ストーブが欲しい方におすすめです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 41x65x65 cm |
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材質 | - |
暖房面積 | 最大60畳 |
放熱方式 | 輻射式 |
自宅用薪ストーブおすすめ人気メーカー【日本製も紹介!】
頑丈で長く大切に使える「ホンマ製作所」
クラシックで温かいデザインが人気の日本製メーカー「ホンマ製作所」。新潟県新潟市に本社を置くホンマ製作所の薪ストーブは熱にも強く頑丈な鋳物製がほとんどのため、長く大切に使用できます。また他メーカーに比べ値段も安いので、コストが気になる方におすすめのメーカーです。
- クラシックなリビングや和風の部屋にも使いやすい、レトロで高級感のあるデザイン
- トップクックを採用しているので、上面で調理も楽しめる
- コンパクトな製品ながら、アイテムによっては広さ20畳~30畳ほどをカバーできるハイパワーなものも
ホンマ製作所の薪ストーブは、炎の鑑賞にも使える窓の広いタイプから、釜戸のように調理に使いやすいタイプまで幅広い品揃え。デザインにこだわる方でも選びやすいメーカーですよ。コンパクトなタイプが多いものの熱出力量は3,200Kcalとハイパワー。コンパクトで熱量の高い製品を好む方におすすめです。
高熱量で実用性が高い「モキ製作所」
長野県千曲市に本社がある日本製メーカーの「モキ製作所」です。シンプルなデザインと機能性の高さで評価が高く、日独米中特許の「3次燃焼方式」によりこれまでにない燃焼力とほぼ無煙の薪ストーブを実現しています。
- メーカー独自の3次燃焼により、最大温度800℃の高温を実現
- 上面は前部を広くとったクックトップ仕様だから調理も楽しめる
- 完全燃焼による無煙薪ストーブだから、煙突も汚れにくくお手入れが簡単
モキ製作所の薪ストーブは、薪が投入しやすく温度管理もしやすい機能性の高い製品が揃っています。特許を取得している3次燃焼方式は、最大50畳ほどを暖められるハイパワーと「無煙」を実現。煙突が汚れにくいためメンテナンスも楽にできます。熱量の高い製品を好む方にぴったりのメーカーですね。
レトロな製品を好む方に人気の「ダッチウエスト」
暗し行くなデザインに高い機能性を備えた薪ストーブで人気の「ダッチウエスト」。19世紀初頭に流行したフェデラル様式を模した製品を作るなど、薪ストーブらしいデザインにこだわる方におすすめのメーカーです。
- 熱効率を高める薪燃焼技術「キャタリティック燃焼」により燃焼効率76%を実現
- 煙突と本体の間に触媒を搭載し排煙をクリーンに
- 燃焼状態をして空気調整をする自動温度調整機能を搭載
ダッチウエストの薪ストーブはクラシックなデザインながら、独自の高燃焼方式「キャタリティック燃焼」や、煙を低減する「クリーンバーン方式」など高い機能を装備。
燃焼効率を高めつつ、クリーンな排煙で煙突の汚れも抑えますよ。価格も20万円ほどからとお手頃で、薪ストーブの人気ランキングには高確率でランクインしています。クラシックなおしゃれデザインで、本格的な薪オーブンが欲しい方におすすめです。
コンパクトでハイパワーな「モルソー」
薪ストーブ・鋳鉄製品メーカーとして160年以上の歴史を持つ「モルソー」。デンマーク王室御用達の称号を与えられるほどの品質と機能性で、世界中の薪ストーブファンに愛されています。
- 対流熱方式により150平方メートルの空間を隅々まで暖められる
- コンパクトな設計で、どんな場所にも設置しやすい
- クックトップを採用した天板で煮込み料理や焼き芋など料理も楽しめる
モルソーの薪ストーブは対流方式を採用しているので、ノートパソコンほどの設置面積で設置できるのに、暖房面積は約50畳ほどと広範囲に暖められるのが魅力。上面にはクックトップを搭載しているため、湯沸かしや煮物料理など調理にも使用できます。
省スペースでおしゃれな家庭用薪ストーブを設置したい方におすすめです。
自宅用薪ストーブの関連商品
お手入れの道具がセットになった「ファイヤーツール(ほうき、火ばさみ)」
初めて薪ストーブを購入するなら「ファイヤーツール」も一緒に購入しましょう。薪ストーブを使用する際には、薪を移動する「火かき棒」や「ファイヤートング」が必要です。また使用した後には、灰のかき出しや炉内の掃除など後片付けの道具も必要です。
しかしそれらの道具を一つひとつ揃えるのは面倒ですよね。そんな方には「火かき棒」「ファイヤートング」「スコップ」「ほうき」などがセットになった「ファイヤーツール」がおすすめ。セットなぶん価格も安く、スタンドも付属しているので収納にも便利ですよ。
薪入れなどの作業で熱から手を保護する「耐熱グローブ」
薪ストーブを使用する際、ファイヤーツールと同様に必須のアイテムが「耐熱グローブ」です。薪ストーブは、薪を燃焼している間、表面温度が200℃~300℃ほどと高温になります。薪を入れる扉の取っ手ですら150℃を超える場合もあるため、素手ではもちろん、軍手でも火傷の危険があります。
高温になる薪ストーブを扱うときは、熱を通しにくい牛革などでつくられたファイヤーグローブの使用がおすすめです。高耐久・こう耐摩耗の素材で手を守ります。中には綿も入って高い断熱性。思わぬ事故を防ぐためにも、手首から肘ほどまでカバーするグローブを選ぶと安心ですよ。
薪の乾燥や保管に便利な「薪ラック」
薪ストーブを使用する際、薪の保管には通気性の良い「薪ラック」を使いましょう。ストーブで薪を燃やす際、薪はしっかりと乾燥している必要があります。湿った薪を使うと燃焼の際に、多量の煙やスス、発がん性物質であるタール発生の原因に。薪の保管には通気性のいい薪ラックを選びましょう。
その他おすすめの暖房アイテム
自宅で薪ストーブを使う際の注意点
部屋を暖かくできたり、炎を眺めて癒されたりと良いことばかりの薪ストーブも、使い方を間違うと火傷や家事など思わぬ事故につながるアイテムです。以下のポイントに注意し、快適な薪ストーブライフを楽しみましょう。
- お子さんやペットの火傷に注意
- 煙突を設置する際は、ご近所の迷惑にならないように
- 火災や事故を防ぐためにも煙突の掃除はこまめに
火の扱いに気をつける!お子さんやペットのいる家庭は要注意
薪ストーブを使用する際は、火がついた薪の扱いはもちろん、表面の接触による火傷に気をつけましょう。薪ストーブの本体は使用中、250℃~300℃ほどの高温になります。また煙突も100℃以上の高温に。小さいお子さんやペットがいるお宅では誤って触れないよう「ストーブガード」を設置しましょう。
また開放型でない薪ストーブを使用する際は、必ず扉を閉めて使用しましょう。薪ストーブはエアーの取入れにより炎の大きさを調整しています。扉が開いてると空気が入りすぎ火災の原因になることも。薪ストーブの扱いに慣れていない方は、必ず慣れている方と一緒に使用しましょう。
排煙でご近所トラブルになりかねない!
薪ストーブの煙突を設置するときは、排煙の方向にも配慮しましょう。薪ストーブを使用すれば煙が出るため、ご近所の住宅と距離が近ければ排煙による苦情やトラブルになりかねません。そんなトラブルを防ぐためにも、できるだけご近所のお宅からできるだけ遠い位置に設置しましょう。
また、どうしてもお隣のお宅との距離が近い場合は、燃焼効率が高い製品もおすすめ。煙が出にくい「2次燃焼」「3次燃焼」の機能を搭載した製品なら、70%以上の燃焼効率のため煙を抑えてくれますよ。
煙突掃除をしないと火災の原因に
薪ストーブの煙突は、必ず1年に一度はクリーニングをしましょう。薪ストーブの煙にはススやタールが含まれているため、それらの成分が煙突の内側に蓄積します。使用頻度によってはその厚さが1~2cmほどになることも。
タールやススを放っておくと、煙突の詰まりによる一酸化炭素中毒を引き起こします。タールに着火すれば「煙道火災」という火事の原因になる場合も。またそれらの詰まりで薪ストーブや煙突の寿命を縮める要因にもなります。必ずシーズン終了時期にはプロの業者に煙突掃除を依頼しましょう。
煙突掃除は2万円~3万円ほどの料金で依頼が可能です。お近くのハウスクリーニングサービス店を検索してみてくださいね。
自宅用薪ストーブのよくある質問
薪はどこで調達できますか?
自宅の車で運ぶのは大変ですが、Amazon・楽天で購入すれば自宅まで運んでもらえるので楽になります。針葉樹・広葉樹など素材も選べて口コミも読めるので、好みに合った薪が購入しやすく、送料無料の製品も多いので便利ですね。薪の種類によって燃焼効率も変わるので、いろんな種類を試してみても◎
薪ストーブと暖炉の違いは何ですか?
- 暖炉は壁への埋め込みタイプが通常だけれど、薪ストーブは鉄製・鋳物製のストーブを使用する
- 暖炉は全て扉の無い開放型だけれど、薪ストーブは扉で炎を遮蔽するタイプがほとんど
- 前面しか温められない暖炉に比べ、薪ストーブは本体の周り全体を暖められるため暖房面積が広い
- 最低でも200万円かかる暖炉の設置費用に比べ、薪ストーブは20万円~と安く設置できる
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自宅用薪ストーブおすすめまとめ
この記事では「自宅用薪ストーブ」の機能性やタイプの違い、メーカーによる選び方を。また、おすすめアイテムを解説しました。
- 自宅用薪ストーブを選ぶ際は、使用する部屋の大きさに合った「暖房面積」を選びましょう。
- 部屋の構造や好みに合わせ「輻射式」「対流式」「開放式」など放熱方式を確認
- 部屋の内装を考慮し「レトロタイプ」「モダンタイプ」などデザインもチェック
- 調理にも使用したいなら「クックトップ」「オーブン」を搭載した製品がおすすめ
最適な自宅用薪ストーブは「部屋の広さ」や「どんな機能が欲しいか」などで人により異なります。この記事を参考に、あなたにぴったりの自宅用薪ストーブを見つけてくださいね。
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