美しく優しい音色を響かせてくれる「オカリナ」。使ったことがない人からすると「難しそう」というイメージもあるかもしれませんが、楽器初心者でも比較的簡単に習得できます。
しかし、オカリナは商品によって種類や素材が異なるため、オカリナ初心者の場合どれを買うべきか迷ってしまう人は多いでしょう。また、これから練習を始める人の中には、「オカリナは独学でも吹けるようになる?」「オカリナの正しい吹き方は?」と、さまざまな疑問も浮かびますよね。
そこで今回は、「初心者向けのオカリナ」についてPicky’s編集部が徹底解説。オカリナの魅力や初心者向けの選び方、人気商品ランキング14選をまとめました。初心者におすすめの練習方法も紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
楽器初心者にもおすすめ!オカリナの魅力とは?
- 楽器初心者でも音が出しやすい
- 温もりのある素朴な音を楽しめる
- コンパクトで持ち運びやすい
- 見た目がかわいいものが多い
オカリナは、クラリネットやトランペットと同じ「閉管楽器」に属する笛の一種です。
オカリナに馴染みがない人からすると「吹くときのコツや指使いが難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、オカリナを吹くのに難しいテクニックは必要ありません。息を吹き込むだけで音が出るので、楽器初心者でもチャレンジしやすく、子供から高齢者まで幅広い世代におすすめの楽器です。
オカリナの魅力はなんといっても、温もりのある優しい音色。どこか懐かしく、心が癒される音色で、一度吹くと虜になること間違いなしです。市販のオカリナは数百円~6,000円程度で販売されており、見た目がかわいいものも多数登場していますよ。
初心者向けオカリナの選び方
ここからは、初心者向けのオカリナの選び方を紹介。商品の種類・素材・サイズなど、自分にぴったりのオカリナを見つけるためのポイントをまとめました。
オカリナには種類がある。初心者におすすめなのは「アルトC管」
オカリナとひとくちにいっても、種類によって「音の高さ」と「音域」が決められており、奏でられる音色が異なります。
- 「音の高さ」:ソプラノ・アルト・バス
- 「音域」:C官・F官
結論から言うと、オカリナの入門用としておすすめなのは、「アルトC管」のオカリナです。なぜ「アルト」の「C官」がおすすめなのかを順番に解説していきます。
初心者に「アルト」のオカリナがおすすめな理由
アルトのオカリナサイズは17cm前後が主流。ソプラノのオカリナはアルトオカリナに比べて一回り小さく、初心者だと持ちにくいです。一方、バスのオカリナはアルトオカリナに比べて一回り大きいため、オカリナの扱いに慣れていないと正確に指で穴を塞ぐのに苦戦します。
そのため、オカリナ初心者には両手で持ったときにちょうど手に収まるサイズ感の「アルト」がおすすめなのです。
初心者に「C官」のオカリナがおすすめな理由
C官は、普通に吹くと「ドレミファソラシド」とハ長調の音域で奏でられ、初心者でも音階を把握しやすいです。一方で、F官は「ドレミファソラシド」と吹くと「ファソラシ♭ドレミファ」と鳴ります。「ド」の抑え方をしたときに「ファ」の音が鳴るため、初心者だと混乱してしまいがち。
慣れてしまえばF官のオカリナもさほど難しくはないのですが、オカリナに慣れるまではC官をチョイスするのがベターです。
楽譜・教本付きも!初心者には「入門セット」がおすすめ
Amazonや楽天市場で販売されているオカリナには、楽譜・教本・運指標などがついたセット商品があります。オカリナの練習に必要なアイテムがまとめて揃うので、初めてオカリナを演奏する人におすすめ。 中には、持ち運びに便利な専用ケースやネックストラップがついている商品も。あらかじめ必要なものを確認して、商品の付属品を確認しましょう。
好みの音色に合わせてオカリナの「素材」をチェック
市販のオカリナは、「陶器」「プラスチック」などの素材で作られています。素材ごとの特徴をまとめているので、好みに合うものをチェックしてみてください。
陶器製:オカリナ本来の温かみのある音色を楽しめる
- オカリナらしい温もりのある音色
- 出だしの音が柔らかい
- 個体差が出やすい
陶器製のオカリナは、ナチュラルで温もりのある音色を奏でられるのが魅力。出だしの音が柔らかく、オカリナ本来の表現の豊かさを楽しめます。本格的にオカリナを練習したい人におすすめで、手頃なものだと1,000~4,000円程度で販売されていますよ。
また、陶器製オカリナは個体差があり、商品によっては吹き心地や音色が微妙に異なるのも特徴です。それぞれの個性が楽しめるという点ではメリットですが、買い替え時に同じメーカーの同じ商品を買ったからといって、必ずしも使用感が同じとは限らないので留意しておきましょう。
プラスチック製:クリアな音色が魅力!安い&扱いやすい
- 聞き取りやすいクリアな音色
- 価格が安いものが多い
- 個体差は出にくいが、中には粗悪品も
プラスチック製は、明るくてクリアな音色が魅力。価格がリーズナブルな商品が多く、安いものなら500円ほど、高くても1,000~3,000円程度で購入できます。陶器に比べて割れるリスクも少ないため、子供の練習用にもぴったり。丸洗いが可能なタイプなら、お手入れも簡単です。
一方で、プラスチック製のオカリナは商品によって個体差は出にくいものの、粗悪品が販売されていることも。「最高音域まで出ない」「音域が狂っている」といった商品もまれに並んでいるので、数百円の商品を購入する際は、商品のレビューや口コミをチェックしましょう。
編集部
商品の「吹き方」を確認!初心者は少ない息で吹けるものを
オカリナとひとくちにいっても、商品によって必要な息の量(吹き方)は異なります。
オカリナ初心者なら、無理なく1曲演奏できるように少ない息で演奏できるものがおすすめ。はじめから強い息が必要なものを選ぶと、息継ぎが上手くできなかったり、息が足りずにピッチが合わなくなったりしがちです。
市販のオカリナには、「優しい(少ない)息の量でも吹ける」「高音は強い息が必要」「全体的に強く吹く」など、吹き方の目安が記載されているものが多いのでぜひチェックしておきましょう。
モチベーションが上がる「デザイン」「色」を選ぶのも◎
オカリナには、ビビットカラー・くすみカラーなどカラバリが豊富です。また、デザインはマーブル・グラデーションなどがあります。 お気に入りの見た目のオカリナを選べば、練習のモチベーションが高まること間違いなし。いろいろなメーカーの商品をチェックして、自分好みのオカリナを見つけてくださいね。
初心者向けオカリナおすすめ人気ランキング比較一覧表
初心者向けオカリナおすすめ人気ランキング14選
初めてのオカリナに◎安いのにチープじゃない!
お手頃価格のプラスチック製オカリナ。軽量で扱いやすく、これからオカリナを始める人にぴったりの商品です。優れた音程精度を持つプラスチックを使用しているので、音質にこだわる人や本格的にオカリナを練習したい人にもおすすめですよ。
カラーバリエーションは全部で5種類。パープル・レッド・グリーンといったビビッドなカラーが揃っており、自分好みのオカリナを見つけられます。また、素材特有のツルツル感が抑えられているので、見た目が安っぽくないのも嬉しいポイントです。
サイズ | - |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | プラスチック |
穴数 | 12個 |
付属品 | ネックストラップ/保護ボグ |
力強い音色を響かせてくれる竹製のオカリナ
キクタニは、愛知県に本社を構える日本のオーディオ・楽器メーカー。素材本来のナチュラルな雰囲気を活かした竹製オカリナです。本体は170gと非常に軽く、楽器初心者や子供、年配の方でも気軽に演奏できます。
また、竹は適度な弾力性があり、割れにくいのが特徴。陶器に比べると扱いやすく、初めてオカリナに触れる人にも安心です。必要な息の量はやや多めですが、その分力強い音色を奏でることができ、ソロでの演奏に適していますよ。
サイズ | - |
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重量 | 170g |
種類 | アルトC |
素材 | 竹 |
穴数 | 12個 |
付属品 | ポーチ/運指標 |
焼き物ならではの心地いい手触りを味わえる
POPOLO(ポポロ)は、茨木健にある谷口陶器工房で作られているハンドメイドオカリナ。黒陶を使用しており、焼き物特有の手触りの良さを味わえます。塗料を使わずに炭化焼成と呼ばれる技法で仕上げているため、かっこいいオカリナが欲しい人におすすめです。
商品には、専用のソフトケースと運指標が付属。ソフトケースは、オカリナの保管や持ち運びに役立ちますよ。商品の口コミを見ると、「深みのある音が出る」「音の立ち上がりがいい」といった声があり、音にこだわりたい人にもぴったりですよ。
サイズ | 16×9.5×5cm |
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重量 | 230g |
種類 | アルトC |
素材 | 黒陶 |
穴数 | - |
付属品 | 専用ソフトケース/運指表 |
子供にもおすすめ!自分で色や絵をつけられる
美濃焼の産地で制作されたオカリナ。白無地の本体に絵の具・クレヨン・色鉛筆などで自由に模様がつけられて、世界に1つだけのオリジナルオカリナが作れる商品です。付属のカラーパレットは、6色の色が入っています。
子供用のオカリナとしてもおすすめで、親子で一緒に色付けができますよ。また、本体は陶器製で、内部に水が溜まりにくくなっているのが特徴。長時間吹いても内部や吹き口が結露しにくく、快適に演奏を楽しめます。
サイズ | 16.5×8cm |
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重量 | - |
種類 | - |
素材 | 陶器 |
穴数 | - |
付属品 | ツヤ出しニス/首掛け用紐/カラーパレット |
ディスプレイ用にも◎幻想的な見た目が魅力
深いブルーの色合いが美しいオカリナ。アニメに出てくるような幻想的な見た目で、演奏の練習用にはもちろん、お部屋のディスプレイ用としてもおすすめの商品です。高級感のある見た目ながらも、2,000円台のリーズナブルな価格で購入できますよ。
また、商品には楽譜が付属しており、初心者でも気軽にチャレンジできるのが魅力。収納袋やネックストラップなど、便利なアイテムも揃っています。見た目にこだわってオカリナを選びたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
サイズ | 16×10cm |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | - |
穴数 | 12個 |
付属品 | 収納袋/ネックストラップコード/楽譜 |
水洗いOK!扱いやすいプラスチック製が嬉しい
楽器や関連アクセサリーを取り扱っているKC(キョーリツ)のオカリナ。ソプラノオカリナで、甲高い音色を奏でたい人やアルト以外を練習したい人におすすめです。ピンク・イエロー・ブルーのかわいいカラーが揃っており、子供へのプレゼントにも喜んでもらえます。
頑丈なプラスチック製で、万が一落としても割れにくいのが特徴。また、水洗いにも対応しており、オカリナをいつでも清潔に使えます。1,000円台のリーズナブルな価格で購入できるため、安いオカリナを探している人にもぴったりですよ。
サイズ | - |
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重量 | - |
種類 | ソプラノC5~F6 |
素材 | プラスチック |
穴数 | - |
付属品 | 取扱説明書 |
軽量で持ちやすさ◎少ない量の息でも吹ける!
オオサワは、オカリナ奏者である大沢聡氏が監修するブランド。「やさしい息でもきれいに発音できる」がコンセプトのiシリーズのオカリナです。少ない量の息で音が出せるため、肺活量に自信がない人や初心者におすすめですよ。
また、本体が軽量で持ちやすいだけでなく、小さな指穴で押さえやすいのが特徴。手が小さい子供や女性でも楽に演奏できます。さらに、日本の四季をイメージした4種類のカラーバリエーションが揃っている点も見逃せません。
サイズ | - |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | プラスチック |
穴数 | - |
付属品 | 運指標 |
ラバー調仕上げ!大人に似合うシックな見た目
韓国の大手オカリナメーカーのNoble(ノーブル)と日本の大塚楽器製作所のコラボレーションによって誕生したオカリナ。軽量なプラスチック製モデルながらも、強く息を吹き込むことで竹製のような力強い音色を楽しめます。
また、表面はラバー調に仕上げており、高級感のあるシックな外観に。指が滑りにくく、手にしっかりとフィットするので、長時間の演奏にもぴったりですよ。さらに、商品には会話形式の教本が付属していて、レッスンを受けているような感覚で練習ができます。
サイズ | 4.5×15.5×10cm |
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重量 | 150g |
種類 | アルトC |
素材 | プラスチック |
穴数 | - |
付属品 | 教本 |
落ち着きのあるブラウンカラーがおしゃれ!
初心者の定番モデルであるアルトC管のオカリナ。陶器ならではの上品なツヤとブラウンカラーがおしゃれで、オカリナの見た目にこだわりたい人におすすめです。幅18cmとやや長めで、手が大きい人や男性にも吹きやすいですよ。
商品には、ケースやネックストラップが付属。ネックストラップで首に掛ければ、万が一手が滑ってもオカリナが落下する心配がありません。また、楽譜も付属しているため、すぐにオカリナの練習を始めたい人にぴったりです。
サイズ | 18×10×4.5cm |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | 陶器 |
穴数 | 12個 |
付属品 | ケース/ネックストラップ/楽譜 |
焼き物ような手触りと美しい音色を楽しめる
Ti Amo(ティアーモ)は、神奈川県茅ケ崎市に工房を持つ吉田雅和氏のオカリナブランド。初心者におすすめの陶器製オカリナです。1つ1つが手工芸的技法で製造されており、芸術品のような美しさときれいな音色を楽しめます。
また、指穴が小さく作られているのもティアーモオカリナの特徴。穴部分が少し凹んでいるので、初心者でもしっかりと指穴を抑えられますよ。ピンク・グリーン・ホワイトといったナチュラルなカラーが用意されているのも嬉しいポイントですね。
サイズ | - |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | セラミック |
穴数 | - |
付属品 | ソフトケース/取扱説明書 |
こだわりの設計で吹きやすい&高音を出しやすい
国内最大級のオカリナブランドである大塚楽器製作所のオカリナ。ブランドの多数のラインナップの中でも、初心者向けに調律されている人気モデルです。馴染みの深いアルトC管の音階で、初めてのオカリナにぴったりですよ。
吹き口をやや細めに設計しており、吹きやすさを高めているのがポイント。また、歌口の形状にこだわっているため、難しい高音も出しやすいですよ。さらに、食品衛生法の安全基準をクリアした塗料を使っており、子供も安心して使えます。
サイズ | - |
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重量 | - |
種類 | アルトC |
素材 | - |
穴数 | - |
付属品 | ソフトケース/運指標 |
吹き口は約45°!吸水性抜群で使いやすい
PERDIN(ペルディン)は、「ココでしか買えないイイ楽器」をコンセプトに掲げるネットショップ。保護ケースや入門書がついたオカリナセットです。初心者におすすめのアルトC管で、初めてのオカリナ演奏に適しています。
また、吸水性に優れた素材を使用しており、演奏時の結露を抑えてくれるのが特徴。結露による音の劣化を防止できるため、長くオカリナを愛用したい人にぴったりですよ。さらに、吹き口は約45°の角度でついていて、吹きやすさにもこだわっています。
サイズ | 18.5×10cm |
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重量 | 280g |
種類 | アルトC |
素材 | 陶器 |
穴数 | - |
付属品 | 保護ケース/ストラップ/入門書 |
職人手作り!音質&吹きやすさ重視の人におすすめ
入門用にぴったりなアルトC管のオカリナ。調律師による音校正を3回以上行っており、透き通るような美しい音色を奏でられます。吹き口は約45°の角度でついているので、長時間の演奏でも疲れにくく、指運びがスムーズに行えますよ。
また、職人が1つ1つを丁寧に手作りしており、それぞれに色合いが微妙に異なるのが特徴。世界に1つだけのオカリナとして、大切に愛用できます。土台・収納ケース・ネックストラップといった5点セットで、必要なものをまとめて揃えたい人におすすめです。
サイズ | 18cm |
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重量 | 257g |
種類 | アルトC |
素材 | 陶器 |
穴数 | 12個 |
付属品 | 収納ケース/ネックストラップ/土台/入門書 |
初心者や子供にも◎少ない息で楽に演奏できる
日本のオカリナ工房POPOLO(ポポロ)の陶器製オカリナ。ライラック・ミントグリーン・イエローといった多彩なカラーバリエーションがあり、男女を問わずに人気がある商品です。自分用にはもちろん、友達や家族へのプレゼントにもおすすめですよ。
また、ポポロのスタンダードオカリナは、一般的なオカリナよりも少ない量の息で演奏できるのが特徴。楽器初心者や肺活量に自信がない人にも安心です。また、運指標やオリジナル曲集が商品に付属しており、届いてすぐに練習を始められます。
サイズ | 17×10×4.5cm |
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重量 | 275g |
種類 | アルトC |
素材 | 陶器 |
穴数 | - |
付属品 | ソフトケース/運指表兼取扱説明書/保証書/オリジナル曲集 |
独学でもOK?初心者向けオカリナの吹き方
「オカリナの練習方法が分からない」「独学でも吹けるようになる?」という疑問を持つ人のために、今回はオカリナの吹き方を解説。お手入れ方法もまとめているので、購入前に1度目を通しておきましょう。
オカリナの練習方法
- オカリナの吹き方
- STEP.1オカリナを構えるまずは、吹き口が上向き、穴が沢山ある面を外側になるようにオカリナを構えます。オカリナには基本的に8つの大きな指穴があり、左側の4つは下から左手で、右側の4つは上から右手の指で押さえます。そのままオカリナを裏返して、左の穴を左手親指で、右の穴を右手親指で塞ぎます。このとき、中央の穴には指を触れないようにしてください。
- STEP.2唇を当てる唇をやや尖らせた状態にして、吹き口に当てます。唇は力を入れずに、吹き口を先端を軽くくわえるような形にします。
- STEP.3音を出す息を真っ直ぐ吐いて、音を出します。初心者は「ドレミファソラシド」の音階が吹けるように練習しましょう。オカリナは息のスピードによって音のピッチが変化するため、はじめはチューナーなどで確認しながら、息の感覚を掴んでみてください。
- STEP.4タンギングをする音階が正しく吹けるようになったら、タンギングを練習します。タンギングとは、「トゥー」と言うときの口の形で、上前歯に舌を当てながら息を吹き込む方法。音の出だしがきれいに聞こえるので、オカリナを上手く演奏するためには欠かせないテクニックです。
- STEP.5楽曲を演奏するタンギングが上手くできるようになったら、楽曲に挑戦してみましょう。まずは、「となりのトトロ」「ふるさと」「きらきら星」といった簡単なものから練習するのがおすすめ。楽譜は書店で購入できるのはもちろん、YouTubeなどでも確認できます。
簡単に音が出せるオカリナは、独学でも演奏はできます。最近では、YouTubeなどの動画アプリでオカリナの初心者向け動画が沢山アップロードされているので、1人で手軽に練習に取り組めますよ。
しかし、「独学だとモチベーションが続かない」「本格的なオカリナ奏者になりたい」という人は、楽器教室のレッスンを受けるのも1つの手段。特に、オカリナは音の出し方がシンプルなゆえにクセがつきやすいので、初心者のうちからプロにしっかりと指導してもらうと安心です。
オカリナのお手入れ方法
オカリナは、基本的にこまめなお手入れは必要ありません。ただし、定期的にお手入れをしたり、適した環境で保管しないと、音が出にくくなってしまうことも。ここでは、オカリナを長く使うためのおすすめのお手入れを解説します。
オカリナは、内部に水分がこもりやすいため、湿気が多い場所での保管はNG。演奏したあとは、風通しのいい日陰で乾燥させるのがベストです。また、乾かしたあともビニール袋などの密閉性の高いものには入れず、専用のケースに入れてあげてください。
吹き口に汚れがたまったり、音が出にくくなったときは、オカリナを掃除します。水洗い可能なものは、中まで洗ってしっかりと乾燥させましょう。水洗いが難しい場合は、オカリナ用のクリーニングブラシを使って汚れを取り除きます。
初心者向けオカリナの関連商品
ここでは、オカリナの関連商品を紹介します。オカリナのお手入れや保管に役立つアイテムをピックアップしているので、ぜひチェックしておいてください。
オカリナの保管・持ち運びに役立つ「オカリナケース」
オカリナケースは、オカリナの保管・持ち運びに欠かせないアイテム。オカリナを傷や衝撃、湿気などから守ってくれるので、長く大切に愛用するために購入しておくと安心です。 オカリナケースには、ソフト・セミハード・ハードなどの種類が展開されています。
自宅以外に持ち出すなら、頑丈なハードケースがおすすめ。価格は安いものなら1,000~3,000円程度で買えますが、鍵付きや複数のオカリナが入るものだと1万円を超える場合があります。
お手入れのマストアイテム「オカリナクリーニングブラシ」
オカリナのクリーニングブラシは、エアウェイ(空気の通り道)を掃除するためのブラシ。柔らかい毛でできており、オカリナの内部を傷付けずにお手入れできますよ。専門店などで200~400円ほどで販売されているので、オカリナと一緒に揃えておきましょう。
初心者向けオカリナについてのよくある質問
オカリナはどこで売ってる?
オカリナはどこの国の楽器?
オカリナとフルートはどう違う?
オカリナは自宅で練習してもいい?
初心者向けオカリナのおすすめまとめ
- オカリナは楽器未経験者や子供にもおすすめの楽器!
- 初心者はアルトC管が◎おすすめの種類やサイズをチェック
- 大切に使うためにケースやブラシを揃えておこう
今回は、「初心者向けのオカリナ」について紹介しました。息を吹き込むだけで音が出せるオカリナは、楽器初心者や子供にもチャレンジしやすいのが魅力。ぜひこの記事を参考にして、お気に入りのオカリナを見つけてくださいね。
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