室内飼育の爬虫類に不足しがちな紫外線を効率的に照射できる「爬虫類用紫外線ライト」。爬虫類の骨格形成・健康維持に必須のアイテムです。
しかし、爬虫類用紫外線ライトは紫外線の強さ・ライトの形状・W数などがさまざまで、何を選べば良いのか迷ってしまいますよね。「安い代用品はある?」「正しい設置方法は?」なども気になるところです。
そこで今回は、爬虫類用紫外線ライトの選び方や人気のおすすめ商品15選をランキング形式でご紹介します。なぜ爬虫類に紫外線ライトが必要なのかや100均で揃えられるのかも徹底調査したので、爬虫類用紫外線ライトが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
紫外線ライトの効果は?日光浴をする一部の爬虫類に必須!
日光浴をするタイプの爬虫類には、健康維持のため人工的に紫外線を照射できる紫外線ライトが必要です。
紫外線は波長によってUVA(長波長紫外線)やUVB(中波長紫外線)に分かれ、UVAには脱皮・代謝の促進や食欲の増加を促す役割、UVBには骨や歯の形成に欠かせないビタミンD3を生成する効果があります。
特にUVBは不足すると骨がもろくなったり、奇形などの成長障害に繋がったりするので注意しましょう。紫外線が必要な種類の爬虫類を飼育するときは、必ず紫外線ライトを用意してあげてください。
また、紫外線ライトは夜行性の爬虫類やヘビ類の場合不要なこともあります。ペットして人気の爬虫類のなかでは主に以下の種類で必須なので、飼育を考えている人はチェックしてみてください。
- フトアゴヒゲトカゲ
- サバンナモニター
- グリーンイグアナ
- ロシアリクガメ
- エボシカメレオン
- ケヅメリクガメなど
爬虫類用紫外線ライトの選び方
爬虫類用紫外線ライトを選ぶ際には、UVBの強さ・形状・W数・水銀灯タイプ・ライト寿命の5つのポイントに注目すると失敗にしにくいです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
爬虫類の生息地に合わせて「UVBの強さ」を選ぶ
爬虫類用紫外線ライトは商品によって照射できる紫外線の波長・強さが異なりますが、重要なのは「UVBが照射できるか」です。紫外線の強い地域に生息する爬虫類ほど強いUVBを必要とするため、爬虫類の生息地に合わせてUVBの強さを選んでみてください。
爬虫類用紫外線ライトのUVBの強さは「2.0」「5.0」「10.0」などの数値で表され、数値が大きいほど強い紫外線であることを示します。
紫外線をそこまで必要としない爬虫類には弱めのUVB2.0・熱帯ジャングルに生息する爬虫類には中程度のUVB5.0・砂漠やサバンナに生息する爬虫類には強めのUVB10.0がおすすめです。
- UVB2.0:ヒョウモントカゲモドキなど
- UVB5.0:水棲ガメ全般、ホシガメ、カメレオン、ヒルヤモリなど
- UVB10.0:フトアゴヒゲトカゲ、ケヅメリクガメ、トゲオアガマなど
編集部
照射範囲に合わせて「形状」を選ぶ
爬虫類用紫外線ライトの形状は大きく分けて、直管タイプとコンパクトタイプの2種類。ケージの広さや照射範囲に合わせて選びましょう。
直管タイプ(蛍光灯型):細長い形状でケージ全体を照らしやすい
細長い形状をした直管タイプ(蛍光灯型)は、紫外線を広範囲に当てられるのが特徴です。ケージ上部に設置すれば、大型ケージでも全体をしっかり照らせますよ。
ただし爬虫類は常に紫外線を浴びたいわけではないため、ケージ内で居心地のいい空間をいくつか作ってあげるとより快適に過ごせます。直管タイプででケージ全体を照射するときは、シェルターも設置して光が当たらない場所も用意してあげましょう。
コンパクトタイプ(電球型):狭い範囲を照らすのに最適。小さなケージにも◎
小型のコンパクトタイプ(電球型)は、狭い範囲を集中的に照らすのにぴったり。限られたスペースでも設置しやすいため、小さなケージで使用するのに向いています。直管タイプと組み合わせて、ケージ内の一部で紫外線量を強くするといった使い方もできますよ。
コンパクトタイプの紫外線ライトは、蛍光灯をらせん状に巻いた「スパイラル型」やツバ状になっている「フランジ型」などが一般的。消費電力が少ないLED灯を使用した商品も要チェックです。
編集部
紫外線・赤外線を同時に照射できる「水銀灯タイプ」も便利
爬虫類は自分で体温調整ができない変温動物のため、ケージ内には温度調整のためのライトやヒーターが必要です。爬虫類の体温調整に使われるライトは赤外線ライト(バスキングライト)と呼ばれ、赤外線を含んだ暖かい光を照射できます。
赤外線ライトを紫外線ライトと別に用意してもよいですが、水銀灯タイプなら1つのライトで同時に2つの役割をこなせます。ケージ内をすっきりとレイアウトできるのがメリットです。
ただし、なかには紫外線のみを照射するほうが飼育環境として適切な爬虫類もいます。水銀灯タイプを購入するときは、自分の飼育したい爬虫類が紫外線・赤外線の両方が必要な種類なのかをしっかり確認しておきましょう。
- フトアゴヒゲトカゲ
- リクガメ
- イグアナ
- カメレオン
- カナヘビなど
「W(ワット)数」はケージサイズに合わせて選ぶ
紫外線ライトのW数はケージのサイズに適したものを選びましょう。W(ワット)とは、消費電力のエネルギー量を表す単位で、数が大きくなるほど広いケージに向いています。横幅45〜60cmのケージには13W程度、横幅60〜90cmのケージなら26W前後がおすすめですよ。
また、別売りのソケットを使用するときは、ソケットの対応可能W数も必ずチェックしてください。ソケットの対応可能W数よりも大きなW数のライトを使用すると、故障や火災に繋がる危険があるので注意しましょう。
編集部
累計何時間使える?ライト寿命の確認も忘れずに
爬虫類用紫外線ライトを選ぶ際には、ライトの寿命もチェックしておきましょう。紫外線ライトの寿命は短いものでは1,500時間程度・長いものでは7,000時間程度と商品によってさまざまです。
明るさに変化を感じなかったとしても、寿命を超えた爬虫類用紫外線ライトは紫外線の照射量が低下しています。定期的に交換が必要となるため、コスパ重視の人は要チェックです。
爬虫類用紫外線ライトは1日12時間ほど使用するのが一般的なので。寿命4,000時間の紫外線ライトなら約1年間が交換の目安ですよ。
爬虫類用紫外線ライトおすすめ人気ランキング比較一覧表
爬虫類用紫外線ライトおすすめ人気ランキング15選
プロにも支持される評判の商品。ケージ全体を照らしたい場合におすすめ
世界中の動物園・獣医師・プロブリーダーに使用されているレプティサン10.0UVB。カメ・トカゲ・ヘビの骨軟化症であるクル病の予防に効果的なUVBを照射してくれます。サバンナ・砂漠の自然の太陽光を再現しているため、強力な紫外線を必要とする爬虫類に適しています。
蛍光管表面から51cmまでUVBが届き、高さのあるケージでも使いやすいですよ。ケージ全体を照らしやすい直管タイプで、リクガメを飼育している人に向いています。
サイズ | 直径2.5cm×長さ58cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 10.0 |
形状 | 直管タイプ |
W数 | 20W |
水銀灯タイプ | ○ |
ライト寿命 | - |
ライト寿命8,000時間。特殊なガラス管使用で照射量が安定◎
UVB+UVAを同時に照射できるレプタイルコンパクト蛍光ランプ。特殊なガラス管を使用してつくられており、UVBの照射量が安定しているのが魅力です。10.0の強力なUVBを照射し、砂漠やサバンナに生息する爬虫類に向いています。
20か国以上で販売されている人気の商品。ライト寿命は8,000時間と、他製品と比較して長く使えるのが嬉しいですね。熱帯・亜熱帯に生息する爬虫類向きのUVB5.0紫外線ライトも販売中です。
サイズ | 直径6.1cm×高さ12.95cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 10.0 |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 15W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | 8,000時間 |
微量のUVBを照射しつつホットスポットを作れるのが特徴
特殊ガラスを使用して作られており、微量のUVと赤外線を同時に照射できます。UVをあまり必要としない種類の爬虫類の、脱皮不全解消・食欲増進効果に役立ちますよ。
小型でホットスポットを作りやすいため、ケージ内を温度差のあるレイアウトにしたい人におすすめです。30~45cm程度の小さめケージを使用している人に向いています。シンプルですっきりとしたデザイン・カラーのため、ケージのレイアウトの邪魔をしにくいのが嬉しいですね。
サイズ | 直径5cm×高さ5.5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 28W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | 1,500時間 |
ライト・照明器具一体型の薄型タイプ。3種類のライトモードが選択可能
多機能コントローラー付きのカバー付き爬虫類紫外線ライト。10段階の光量調節や3時間・9時間・12時間のタイマー機能を搭載しており、日々のお世話に役立ちます。低UVB+UVAモード・UVAモード・高UVB+UVAモードと3種類のライトモードから選択できるのが特徴です。
スプリングフックが3個付属しており、爬虫類ケージのメッシュカバー部分に引っかけて使用できます。直径7cm×厚さ2.5cmの薄型設計で、すっきりとしたレイアウトを実現できます。
サイズ | 直径7cm×高さ2.5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | - |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
交換用ライト付きの2個セット。限られたスペースでも設置しやすい
UVB+UVAを照射してくれる爬虫類紫外線ライト。交換用ライト付きの2個セットのため、複数の爬虫類ケージで飼育している人に向いています。シンプルでスタイリッシュなデザイン・カラーで、おしゃれなレイアウトをしたい人にもおすすめです。
直径5cm×高さ5cmとコンパクトなサイズ感。小さめのケージなど限られたスペースにも設置しやすいです。汎用性の高いE27口金で、幅広い照明器具から選べます。
サイズ | 直径5cm×高さ5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 50W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
ランプの光漏れを遮断したまぶしさ防止設計。ホットスポットも作れる
UVB+UVAを照射しつつ、ホットスポットも作れる水銀蒸気電球・ソーラーグローUV紫外線ライト。自然の太陽光を再現して作られています。光の反射効果のある、アルミメッキコーティング済。ランプヘッドの光漏れを遮断している、まぶしさ防止設計が嬉しいですね。
UVセンサーカード付きで、紫外線を簡単に判定できます。砂漠・サバンナに生息する爬虫類に最適な高UVB紫外線ライトを求めている人におすすめです。
サイズ | - |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 100W |
水銀灯タイプ | ○ |
ライト寿命 | - |
直管タイプで広範囲に紫外線を照射。カバー付きですぐ使える
UVBを広範囲に放射できる直管タイプの紫外線ライトとライトカバーのセット商品。ケージの天井ワイヤーメッシュ上部・木製ケース内側・スクリーンケージなどに設置可能です。ライトカバーは反射板付きで、効率的に紫外線を放射してくれるのが魅力です。
電源スイッチ付きのため、ライトのオンオフ操作が簡単。毎日のお世話がしやすいですよ。接続パーツを使用すれば、最大4個のライトカバーを接続可能。交換用の単品ライトも販売しています。
サイズ | ライト長さ:85cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 10.0 |
形状 | 直管タイプ |
W数 | 39W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
砂漠の太陽光を再現したUVB+UVAライト。E26ソケット完全対応
砂漠の太陽光を再現して作られたレプタイル蛍光ランプ。UVBだけでなくUVAも照射してくれるのが特徴です。スパイラル状のコンパクトタイプで、高品質のガラス管で作られています。
E26のソケットに完全対応しているため、ほとんどの爬虫類用照明器具に使用できます。交換目安時期は使用から1年間。他社のスパイラル状紫外線ライトと比較して明るいと評判の商品です。
サイズ | 直径6.1cm×高さ14.5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 10.0 |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 15W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
しっかりとした熱量・UV量で大きめケージにぴったり
UVBとUVAだけでなく保温も可能な兼用型爬虫類ライト。バスキングライトと紫外線ライトを1つで済ませたい人に向いています。UV量が強い自然な太陽光を再現して作られているのが特徴です。
しっかりとした熱量・UV量ですが直径9.5cmと大きめのため、60cm以上の大きめケージに設置するのが向いています。UV効果を保つために、1年ごとに交換して使用しましょう。
サイズ | 直径9.5cm×高さ13.6cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 100W |
水銀灯タイプ | ○ |
ライト寿命 | - |
まぶしさ防止設計で爬虫類の目を保護。省エネが期待できるLEDライト
直径7.6cmとコンパクトタイプのなかではやや大きめなサイズ感が特徴です。熱をほとんど発生させないLED紫外線ライトのため、爬虫類が誤って触って火傷してしまう心配がないのが嬉しいですね。
立体的なハニカムメッシュ構造で、まぶしさを防止。強い可視光線による刺激から爬虫類の目を保護してくれます。トカゲ・リクガメ・カエル・ヘビなど紫外線を必要とする幅広い爬虫類に使用可能です。
サイズ | 直径7.6cm×高さ10.4cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 26W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
照射角度100°で広範囲に紫外線を照射できるのが魅力
こだわりのUV LED素子を使用して作られています。3WのUV蛍光灯に比べて、約4倍と圧倒的な紫外線量を実現しています。熱をほとんど発生させないLEDタイプなので、大切なペットが火傷する心配がありません。UVBだけではなくUVAも照射してくれるのが特徴です。
照射角度100°でワイドに紫外線を照射できます。直径4.9cm×高さ6cmコンパクトなサイズ感で小型ケージにレイアウトするのに最適です。
サイズ | 直径4.9cm×高さ6cm |
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重量 | 56g |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | - |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | 5,000~7,000時間 |
寿命長めのLED紫外線ライト。すっきりとしたデザインが魅力
砂漠・サバンナに生息する爬虫類向き。高いUVBを放射できるため、高さのある爬虫類ケージに設置しやすいですよ。スタイリッシュですっきりとしたデザインが魅力で、爬虫類ケージをシンプルにレイアウトしたい人に向いています。
ライト本体は放熱性に優れたアルミニウム製。電気用品安全法の基準に適合した電化製品であることを証明するPSE認証合格商品です。LEDのため、ライト寿命が長めのが嬉しいですね。
サイズ | 直径6cm×高さ7.5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 10.0 |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 6W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
UVB+UBA兼用タイプ。ライト寿命が長いLED紫外線ライト
砂漠やサバンナのような紫外線が強い乾燥地帯に生息する爬虫類におすすめのUVBライト5W。UVBだけではなくUVAも照射できる兼用タイプ。LEDライトのためライト寿命は非常に長く、約30,000時間使えるのが嬉しいですね。
360°回転可能なクリップ式スタンドセットで、どんな場所でも設置しやすいのが魅力です。紫外線ライトは4時間・8時間・12時間のタイマー機能付き。9段階の明るさ調節も可能で、使い勝手が良いですよ。
サイズ | - |
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重量 | - |
UVBの強さ | 5.0 |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 5W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | 約30,000時間 |
強力なIVB量で砂漠やサバンナに生息する爬虫類におすすめ
砂漠やサバンナに生息する爬虫類に最適な紫外線を照射できるレプタイルUV150。フトアゴヒゲトカゲ・エボシカメレオン・サバンナモニター・ギリシャリクガメの飼育に向いています。別売りの照明器具・コンパクトトップやライトドームに取り付けて使用すれば、ジェックスの爬虫類ケージ・グラステラリウムにぴったりセット可能です。
ライト寿命は約4,000時間で、1年を目安に交換するのがおすすめ。熱帯・亜熱帯に生息する爬虫類に最適なUVB100も販売中です。
サイズ | 直径6cm×高さ14cm |
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重量 | 145g |
UVBの強さ | - |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 26W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | 約4,000時間 |
クリップ式スタンド付きで設置場所を選ばない!電球2つ付き
クリップ式スタンドの爬虫類用紫外線ライト・カメテラス。つまみを回すだけで電源オンオフの切替や光量の調節ができるのが特徴です。電球は25Wと50Wの2種類セットで、ケージの大きさや飼育している爬虫類の種類に合わせて使い分けられます。
砂漠の直射日光をイメージして作られており、UVBだけでなくUVAを同時に照射できます。活用方法は爬虫類だけでなく両生類・魚類・多肉植物などさまざま。アームは自由自在に変形させて使えるのが嬉しいですね。
サイズ | 電球サイズ:直径5cm |
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重量 | - |
UVBの強さ | 3.0 |
形状 | コンパクトタイプ |
W数 | 25W・50W |
水銀灯タイプ | - |
ライト寿命 | - |
爬虫類用紫外線ライトの設置方法と注意したいポイント
- ライトからの距離と光の照度の目安表をチェック
- ガラス越し・メッシュカバー越しの設置はNG
- ケージ内で温度差のあるレイアウトを心がける
- シェルターを設置して隠れる場所を確保する
爬虫類と紫外線ライトの距離が近いほど照度が高くなるため、誤った設置方法だと大切なペットに負担がかかる可能性があります。多くの製品ではパッケージの裏側や説明書に紫外線ライトからの距離と光の照度の目安が記載されているので、設置前に必ずチェックしておきましょう。
また、UVBはガラスを透過しないため、紫外線ライトをガラス越しに設置するのはNGです。必ず爬虫類に直接ライトが当たるように設置してください。
爬虫類が紫外線ライトから離れたり近づいたりできるよう、ケージ内のレイアウトを工夫するのも大切ですよ。
100均に安い爬虫類用紫外線ライトや代用となるアイテムは売ってる?
2024年6月現在、100均では安い爬虫類用紫外線ライトやその代用品は販売していません。
ダイソーやセリアではジェルネイルやレジンを硬化させるための「UV-LEDライト」が販売されていますが、爬虫類用に使うことは不可能です。大切なペットの健康を考え、しっかりとUVBを照射できる専用の製品を選んであげましょう。
爬虫類用紫外線ライトの関連商品
紫外線ライトと同様に、爬虫類飼育に欠かせないアイテムをご紹介します。快適な環境作りに役立ててみてください。
観察のしやすさやお世話のしやすさを左右する「爬虫類ケージ」
大切なペットの爬虫類が快適に過ごすために必要な爬虫類用ケージ。毎日のお世話や観察のしやすさを左右するため、サイズや素材だけではなく機能性にもこだわって選ぶのがおすすめです。
人気の前開き扉は左右に大きく開いて、抜群のメンテナンスのしやすさが魅力。コード穴付き・ランプステー付きなら、ヒーターやライトを設置する際に配線がごちゃつくことなくすっきり収納できますよ。
関連記事:【小型・大型別】爬虫類ケージおすすめランキング20選!人気の前開きやアクリル製も
爬虫類飼育に必要な保温器具をセンサーで管理できる「爬虫類用サーモスタット」
保温器具をセンサーで管理できる爬虫類用サーモスタットは、快適な温度調整に役立つアイテム。タイマー機能付きなら、時間ごとに設定した温度・明るさを自動でオンオフ切替してくれます。
なかには停電時でも継続使用できるバックアップ機能付きの商品もありますよ。温度変化に弱い・寒さに弱い爬虫類を飼育している人はぜひチェックしてみてください。
赤外線を放射し体温調節に役立つ「赤外線ライト(バスキングライト)」
爬虫類が日光浴できる場所(ホットスポット)を作れる赤外線ライト(バスキングライト)。赤外線ライトも紫外線ライトと同様、爬虫類の生息地に合わせて選ぶ必要があります。
暑く乾燥している地域に生息している爬虫類は、ホットスポットが35度~40度と高温になる商品がおすすめ。草原や森林に生息する爬虫類には、ホットスポットが30度~35度の温度になる商品を選びましょう。
おすすめ爬虫類用紫外線ライトまとめ
- 爬虫類の生息地に合わせて「UVB照射量」を選ぶ
- 照射範囲に合わせて「形状」を選ぶ
- ケージサイズに合わせて「W数」を選ぶ
- 紫外線・赤外線の両方が必要な爬虫類は「水銀灯タイプ」も注目
- ライト寿命の確認も忘れずに
本記事では爬虫類用紫外線ライトの選び方や売れ筋の人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。
爬虫類用紫外線ライトは飼育する爬虫類の生息地によって変わってきます。この記事を参考に、あなたにぴったりの爬虫類用紫外線ライトを見つけてくださいね。
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