【革靴を長持ちさせる】靴クリームおすすめ22選!黒や無色など色の選び方も紹介

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【革靴を長持ちさせる】靴クリームおすすめ22選!黒や白など色の選び方も紹介

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革靴のお手入れに欠かせない「靴クリーム」。革靴に水分・油分を与え、靴の劣化を防ぎます。光沢のある美しい見た目に仕上げたり、補修・補色したりできるのも魅力です。

しかし、いざ靴クリームを購入したくても「乳化性クリームと油性クリームの違いは?」「カラータイプと無色タイプ、どちらを選ぶべき?」など、選び方に迷う人も多いはず。

そこで今回は、靴クリームの選び方とおすすめ商品22選をご紹介!人気メーカーや、靴クリームを使った革靴のお手入れ方法についても徹底解説しています。購入を検討している人は、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。

革靴のツヤ出しや劣化防止に!靴クリームの役割とは?

革靴のツヤ出しや劣化防止に!靴クリームの役割とは?

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そもそも靴クリームとは、革のコンディションや、革靴の見た目を維持するために必要なクリームのこと。クリームの種類によって異なるものの、主に「水分・油分・ロウ」を主成分としており、革に保湿・栄養・ツヤを与えられるのが特徴です。

靴クリームの役割
  • 革靴の乾燥によるひび割れ・劣化を防ぎ、長持ちさせる
  • 革靴に光沢を与え、見栄えを良くする
  • 表面をコーティングして、キズや水分から守る
  • 色褪せを補色する
  • キズを目立たなくさせる

靴クリームは、配合されている成分や割合によって「乳化性クリーム・油性クリーム・油性ワックス」など種類が分かれます。それぞれの違い・使い方については、次の選び方の章で解説します。

靴クリームの選び方

靴クリームを購入する際は、クリームの種類・色・使いやすさをチェックすることが大切です。それぞれのポイントについて解説します。

靴クリームの種類をチェック!用途に合わせて選ぼう

靴クリームと一口に言っても「乳化性クリーム・油性クリーム・油性ワックス・デリケートクリーム」などの種類があり、それぞれ特徴や使い方が異なります。自分に必要なクリームを見極めて購入しましょう。

水分・油分を与え、革靴を長持ちさせる「乳化性クリーム」

水分・油分を与え、革靴を長持ちさせる「乳化性クリーム」

出典:rakuten.co.jp

初めて革靴のお手入れをする人は、シューケアの基本となる「乳化性クリーム」を検討しましょう。乳化性クリームは、水分・油分・ロウを主成分としており、革に大事な保湿・栄養を一度に与えられるのが特徴です。

革は人間の肌と同様に、放っておくと乾燥に繋がります。月に1回程度、乳化性クリームを革靴全体に塗って、しっかり保湿しましょう

なお初心者は、水分量が多い柔らかいテクスチャーの商品がおすすめ。みずみずしく伸びが良いため、扱いやすいですよ。商品ページの詳細や、口コミなどを見てから購入すると安心です。

編集部

乳化性クリームは「保湿」に特化したクリームですが、単体の使用でも自然なツヤを出せます。より光沢感のある仕上がりを求めるなら、次に紹介する「油性クリーム・ワックス」を併用しましょう。

ツヤのある質感に仕上げるなら「油性クリーム」

ツヤのある質感に仕上げるなら「油性クリーム」

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革靴に上品なツヤをプラスしたいなら、「油性クリーム」を使いましょう。油性クリームには水分が含まれておらず、油分とロウのみで作られています。革靴にツヤを出すためのクリームなので、保湿力はありません。そのため、乳化性クリームでケアしてから、油性クリームを使うのがおすすめです。

油性クリームで磨き上げると、革靴の表面に輝きが増し、より美しい見た目に仕上げられます。しかし、塗布しすぎると革本来の通気性がなくなってしまうため要注意。指先にちょこっと取る程度の少量で十分ツヤを出せますよ。

鏡面仕上げで防水効果も発揮する「油性ワックス」

鏡面仕上げで防水効果も発揮する「油性ワックス」

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景色が映り込むほど高光沢に磨き上げたい人には、「油性ワックス」がうってつけ。油性クリームよりもロウの配合量が多く、より革靴にツヤを出せるのが特徴です。

油性ワックスの特徴・効果
  • 「鏡面仕上げ」と呼ばれる、光沢感の強い質感に仕上げられる
  • 防水効果があり、水濡れによる革の劣化を防げる
  • 革をコーティングすることによって、キズがつきにくくなる

油性ワックスは単に革靴をピカピカにするだけでなく、防水効果を得られるのもメリット。雨の日でも革靴を履きたい人や、水濡れによる革の劣化を防ぎたい人にもおすすめです。

また、油性クリームと同様に、塗りすぎると通気性を損ないます。通気性が悪いと、ひび割れや劣化に繋がったり、靴内の換気ができず臭いがこもりやすくなったりします。使用時は少量に留めておくこと・定期的にリムーバーを使い、古いワックスをリセットすることが大事です。臭いが気になる場合は、靴消臭スプレーの利用も検討してみてください。

編集部

油性ワックスは、足の甲部分などは避け、かかと・つま先のみに塗るのがベスト。シワが入りやすい柔らかい箇所に塗ると、コーティングの膜が割れ、見栄えが悪くなってしまう可能性があります。

関連記事:最強はどれ?靴消臭スプレーおすすめランキング22選!ドラッグストアで買える商品も

シミやムラができにくい「デリケートクリーム」もおすすめ

乾燥が気になる場合は「デリケートクリーム」をプラス

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靴クリームのなかには、「デリケートクリーム」という商品があります。その名の通り、ヌメ革のようなデリケートな革製品にも使える優しいクリームです。伸びが良い柔らかいテクスチャーのため、初心者にもおすすめ。

ちなみに、乾燥しきっている革靴に油分やロウの配合量が多いクリームを塗ると、急激に栄養を吸い込んでしまい、シミやムラができる可能性があります。デリケートクリームは水分量が多いため、油分によるシミやムラができにくいです。

しかし、水分の割合が多い反面、油分やロウの割合は少なく、ツヤ出しとして使うには不向き。「マットな質感に仕上げたい」「光沢を抑えたい」という人は、チェックしてみてくださいね。

カラーは目的に応じて同系色か無色を選択

靴クリームはカラータイプと無色のタイプで機能が異なります。それぞれの特徴を意識しながら、目的に合ったタイプを選びましょう。

色褪せやキズの補修には同系色のカラーを。薄めの色を選ぶのがコツ

色落ちや傷の補修には同系色のカラーを。薄めの色を選ぶのがコツ

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靴クリームはカラーバリエーションが豊富な点も特徴です。カラータイプの靴クリームには補色効果があり、色が褪せてしまった革靴を本来の色合いに蘇らせることができます。

また、キズが付いた革靴を補修する効果があるのもメリット。気になる部分にカラークリームを塗ることで、キズが目立ちにくくなりますよ。

カラークリームを選ぶ際は、革靴と同色系かつやや薄めのカラーから試すのがポイント。いきなり濃い色を塗ってしまうと、シミのように見えたり、補修するはずのキズが目立ってしまったりします。深みのある色に仕上げたい場合などは濃い色を選んでもOKです。

補修の目的がなければ無色でOK。靴を選ばず使用できる

補修の目的がなければ無色でOK。靴を選ばず使用できる

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補色や補修ではなく、保湿や劣化防止といったメンテナンスが目的なら、無色の靴クリームを選ぶのもアリ。無色タイプは、革靴の色を選ばずに使えるのがメリットです。「自分の靴に合う色が見つからない」「複数の革靴に使いたい」という人にぴったり。無色の靴クリームが1つあれば、それぞれの靴に合わせてカラークリームを用意する手間が省けますよ。

手軽にお手入れしたい人にはハンディタイプがおすすめ

手軽にお手入れしたい人にはハンディタイプがおすすめ

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革靴のお手入れになるべく手間をかけたくない人には、ハンディタイプの靴クリームがうってつけです。通常の靴クリームは瓶などに入っており、クロスにクリームを取って磨く必要があります。しかし、ハンディタイプなら塗布器が付いているため、靴に直接塗って乾かすだけで簡単にお手入れができます

手を汚すことなく手軽に使えるのが嬉しいポイント。液体タイプで伸びが良く、誰でも簡単に扱えるため、革靴のお手入れが初めての人にもおすすめですよ。

靴クリームの人気メーカーをチェック

ここでは、靴クリームの人気メーカーをご紹介します。どこで買うか悩んだら、まずは以下のメーカーから使ってみるのもアリですよ。

長年蓄積されたノウハウにより良質な商品を届ける「COLUMBUS(コロンブス)」

「COLUMBUS(コロンブス)」は1919年創業の、東京都台東区に本社を置く靴用品メーカーです。コロンブスでは、リキッドタイプ・チューブタイプ・ビンタイプの3タイプの靴クリームを展開。多くが700〜1,300円程度とリーズナブルな価格帯が魅力です。

ハンディ仕様のリキッドタイプは手軽な靴磨きを可能にした画期的な商品。その人気は累計7,000万本以上もの販売実績が証明しています。100年以上の歴史の中で培われたノウハウと技術は、ブランドとしての信頼に繋がっています。日本製ブランドにこだわりたい人は、ぜひチェックしてみてください。

缶入り油性クリームやワックスが人気の「KIWI(キィウィ)」

「KIWI(キィウィ)」は1906年にオーストラリアで誕生した、靴磨きのブランド。現在170ヵ国以上に展開するシューケア用品のトップブランドの1つです。定番の缶入り油性クリームやワックスは、KIWIの人気商品。レトロなデザインの丸缶からも老舗ブランドの安心感が漂います。

価格は1,000〜1,500円程度。原材料にはカルナバをはじめとする天然成分にこだわった商品が多く、光沢や撥水性といった機能面にも定評があります。ツヤ出しや鏡面磨きなど、仕上がりを重視した商品をお探しの人におすすめです。

天然原料のみを使用した商品にこだわる「SAPHIR(サフィール)」

「SAPHIR(サフィール)」は1920年に誕生したフランスのシューケアブランドです。テレビン油・ビーズワックス・カルナバワックス・ホホバオイルなどの厳選した天然原料から製品を製造しているのが特徴。革に悪影響を及ぼすとされる合成樹脂やシリコンなどを使用しないことにこだわっています。

価格は1,500〜3,000円程度。SAPHIRの商品は種類の豊富さも特徴の1つです。また各商品ごとのカラーバリエーションも豊富なので、靴に合う色がきっと見つかるはず。天然成分にこだわりたい人や、大切な革靴の価値をより高めたい人にもってこいのブランドです。

必要なアイテムがお手頃な価格で手に入る「REGAL(リーガル)」

「REGAL(リーガル)」は日本の歴史ある革靴ブランド。1978年より靴クリームをはじめ、ブラシやクリーナーなどリーガル製のさまざまなシューケアアイテムを展開しています。リーガルの靴クリームは赤い容器にブランドロゴがプリントされたシンプルなデザインが目印。どの商品も1,000円前後と手頃な価格で購入できるのも利点です。

乳化性クリーム・油性クリーム・ワックスなどのラインナップもシンプルで、必要なものをピンポイントで選択できるのが魅力。迷うことなく必要なアイテムを揃えたい人は、リーガルをチェックしてみてはいかがでしょうか。

【乳化性クリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格内容量成分カラー展開
COLUMBUS(コロンブス) 靴クリーム ナイトリキッド楽天市場¥704 AmazonYahoo!65mlロウ、油脂、染料ブラック、無色、コーヒー、ブラウン他
SAPHIR(サフィール) 靴クリーム ビーズワックス ファインクリーム¥1,430 楽天市場AmazonYahoo!50mlビーズワックス、アーモンドオイル、顔料他ブラック、ホワイト、オフホワイト、クリーム他
BootBlack(ブートブラック) COLOR SHOE CREAM楽天市場¥1,320 AmazonYahoo!55gロウ、油脂、有機溶剤ブラック、ビスケット、ボアブラウン、他
DABLOCKS(ダブロックス) 靴クリーム楽天市場¥880 AmazonYahoo!45gロウ、油脂、有機溶剤ブラック、無色
M.MOWBRAY(モゥブレィ) クリームナチュラーレ¥2,310 楽天市場AmazonYahoo!80mlパームオイル、シダーオイル、ビーワックス、カルナバワックス、水ブラック、ニュートラル、ライトブラウン、ミディアムブラウン他
M.MOWBRAY(モウブレイ) シュークリームジャー¥1,100 楽天市場AmazonYahoo!50mlロウ、油脂、有機溶剤ブラック、ニュートラル、出すキーブラウン、ダークブラウン他
BootBlack(ブートブラック) シュークリーム楽天市場¥800 AmazonYahoo!55gミツロウ、ライスワックス、モンタン系ワックス、パラフィン系ワックス、ホワイトオイル、有機溶剤イエロー、カンパリ、ブラック、グリーン他
DASCO(ダスコ) プレミアムシュークリーム楽天市場¥1,100 AmazonYahoo!50mlビーズワックスなどオフホワイト、オリーブグリーン、クリームイエロー、グレー他

【乳化性クリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング8選

【油性クリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格内容量成分カラー展開
SAPHIR(サフィール) 靴クリーム楽天市場¥2,970 AmazonYahoo!75mlミツロウ、カルナバワックス、シアバター、テレピン油、有機溶剤などダークブラウン、ブラック、ニュートラル、ライトブラウン他
KIWI(キィウィ) 靴クリーム楽天市場¥2,500 AmazonYahoo!45mlワックス、有機溶剤などブラック
BootBlack(ブートブラック) 靴クリーム ラピッドハイシャイン楽天市場¥1,100 AmazonYahoo!50gロウ、有機溶剤ニュートラル、ダークブラウン、チェスナット、ネイビーブルー
LA CORDONNERIE ANGLAISE(コルドヌリ アングレーズ) 靴クリーム楽天市場¥1,650 AmazonYahoo!50mlミツロウ、カルナバワックス、シアバター、テレピン油他ブラック、ダークブラウン、ニュートラル、ライトブラウン他

【油性クリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング4選

【油性ワックス】靴クリームおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格内容量成分カラー展開
SAPHIR(サフィール) ビーズワックスポリッシュ楽天市場¥1,760 AmazonYahoo!50mlミツロウ、カルナバワックス、テレピン油ニュートラル、ブラック、ライトブラウン、ダークブラウン他
DABLOCKS(ダブロックス) 鏡面磨きワックス¥2,321 楽天市場AmazonYahoo!50mlロウ、油脂、有機溶剤
SAPHIR(サフィール) ビーズワックスポリッシュ楽天市場¥1,430 AmazonYahoo!50mlミツロウ、カルナバワックス、テレピン油ニュートラル、ブラック、ミディアムブラウン、ダークブラウン他
KIWI(キィウィ) SHOE POLISH楽天市場確認中 AmazonYahoo!45mlロウ、油脂、有機溶剤
SAPHIR(サフィール) ミラーグロス¥3,300 楽天市場AmazonYahoo!75mlミツロウ、カルナバワックス、モンタンワックス、テレピン油ブラック、ニュートラル、ライトブラウン、ダークブラウン他
COLUMBUS(コロンブス) ツヤ出し用WAX¥655 楽天市場AmazonYahoo!40gロウ、油脂、有機溶剤ダークブラウン、ブラック、無色

【油性ワックス】靴クリームおすすめ人気ランキング6選

【デリケートクリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格内容量成分カラー展開
DABLOCKS(ダブロックス)デリケートクリーム楽天市場¥990 AmazonYahoo!50gラノリン、油脂
M.MOWBRAY (モゥブレィ) デリケートクリーム¥1,320 楽天市場AmazonYahoo!60mlラノリン、油脂、有機溶剤
BootBlack(ブートブラック) デリケートクリーム楽天市場¥755 AmazonYahoo!55gロウ、油脂ニュートラル
SAPHIR(サフィール) スペシャルナッパデリケート楽天市場¥2,970 AmazonYahoo!75mlホホバオイル、小麦プロテイン無色

【デリケートクリーム】靴クリームおすすめ人気ランキング4選

靴クリームの使い方や塗り方は?

靴クリームでお手入れしようと思っても、どんな塗り方をしたらよいのか迷う人も多いはず。ここでは靴クリームを使ったお手入れ方法について解説します。事前の汚れの落とし方や使用する道具も紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

用意するもの
  • 馬毛ブラシ
  • クリーナー
  • クロス
  • 乳化性クリーム
  • 豚毛ブラシ

(必要に応じて)

  • 油性クリーム
  • ワックス
  • 撥水スプレー
  • 靴クリームを使ったお手入れ方法
  • STEP.1
    ブラッシングする
    馬毛ブラシを使用して靴のホコリを落とす。かかとからつま先へ一方向にブラッシングする。
  • STEP.2
    クリーナーで汚れを落とす
    少量のクリーナーをクロスに取り、靴の表面に付いている汚れや古い靴クリームを落とす。
  • STEP.3
    靴クリームを塗る
    乳化性の靴クリームを少量クロスに取り、数回に分けて靴に塗っていく。 
  • STEP.4
    ブラッシングで馴染ませる
    豚毛ブラシを使ってブラッシングしながら靴クリームを全体に馴染ませる。毛先が靴に軽く当たる程度の力でブラッシングする。
  • STEP.5
    乾拭きをする
    クロスで乾拭きし、表面に残った余分なクリームを拭き取る。軽いタッチで全体を拭き上げると美しく仕上がる。 
  • STEP.5
    ツヤを出す
    よりツヤを出したい場合は、油性クリームやワックスをクロスに少量付けて、光沢を出したい部分に伸ばしていく。水滴を落として更に磨き上げると光沢のある鏡面に仕上がる。 
  • STEP.5
    撥水スプレーをかける
    必要に応じて靴を水分や汚れなどから守る撥水スプレーを全体にスプレーする。

編集部

お手入れの際に靴に負担がかからないよう、馬毛ブラシ・豚毛ブラシ・クロスなど、革靴専用のケア用品を使用することが大切です!

関連記事:最強はどれ?靴用防水スプレーおすすめ24選!正しい使い方・頻度も解説

靴クリームはダイソーなどの100均の商品でも大丈夫?

靴クリームは100均の商品でも大丈夫?

100均の靴クリームは、配合されている成分によってはおすすめできないものもあります。本来、革靴にツヤを出すためにロウが使用されますが、100均の商品の中にはツヤ出し剤としてシリコンが配合されている場合があります

シリコンは撥水性やツヤを出す効果がある一方で、革靴に使用すると革の毛穴を塞ぎ、通気性が悪くなる可能性も。またロウに比べ非常に落ちにくく、革靴の劣化に繋がることもあるため、できるだけ使用を避けるのが無難です。

とはいえシリコン自体が悪いものではなく、合皮などの人工革には向いています。100均に限らず靴クリームを選ぶ際は、成分をきちんと確認し、革靴に不適切な成分が入っていないかをチェックすることが重要です。

靴クリームの関連商品

汚れ落としやブラッシングに必須の「馬毛ブラシ」「豚毛ブラシ」

馬毛ブラシは革靴の汚れを落とす際に使用します。靴クリームを塗る前の準備として必要なアイテムです。非常に柔らかく、強く擦っても靴をキズ付けることはありません。

一方豚毛ブラシは、靴クリームを塗った後に使用します。適度な硬さがあり、毛にクリームが付着しても毛が寝てしまわず、しっかりブラッシングできます。お手入れの工程によって使い分ける必要があるため、セットで用意しておくのがおすすめです。

靴の汚れや古いクリームを落とす「リムーバー(汚れ落とし)」

リムーバーは、革靴の表面に付いた汚れや、古いクリーム・ワックスを落とすためのケア用品です。靴クリームを塗る前にリムーバーでお手入れしておくと、靴クリームの馴染みが良くなります。

速乾性に優れた商品も多く販売されており、乾かす手間なくすぐに靴クリームを塗布できます。靴クリームを効果的に使用するためにも、リムーバーを併用しましょう。

靴を優しく磨きあげる「クロス」

クロスは靴クリームを革靴に塗布したり、靴を磨いたりするのに欠かせないアイテム。靴磨き専用クロスなら、靴をキズ付けることなく優しく靴を磨けます。キメの細かいクロスで靴全体を磨き込むことで、美しい光沢を出すことが可能です。

商品によっては2枚セットや5枚セットといった複数枚セットで販売されています。お手入れのたびに汚れやすいものなので、複数枚用意しておくと便利ですよ。

靴のシワを伸ばしてお手入れがしやすくなる「シューキーパー」

シューキーパーは、革靴の中に入れて靴全体を固定するアイテムです。お手入れの際に靴に入れておくと、シワが伸び、お手入れがしやすくなります。

靴クリームを塗るためだけでなく、型くずれを防ぐ役割もあるため、革靴を購入する際にセットで用意しておくのがおすすめです。

関連記事:【消臭・除湿も】シューキーパーおすすめランキング15選!無印やダイソーも紹介

靴クリームのよくある質問

靴クリームが固まった場合、回復させる方法はありますか?

表面に硬さがあっても、内側が柔らかい状態なら混ぜてしまえば硬さを軽減できます。硬くなり過ぎて使いにくさを感じる場合は、靴クリームを柔らかい硬さに調整するアイテムも販売されているので試してみるのも1つの方法です。クリームが固まるのを防ぐために、使用後はキャップをしっかり閉め、できるだけ温度が安定した涼しい場所で保管しましょう。

靴クリームがどこで売ってるのか分からないので教えてください。

靴クリームは、実店舗なら靴の販売店で売られている他、ドンキホーテ・Loft・ハンズなどの生活雑貨販売店でも販売されています。またカインズ・コメリ・コーナンといったホームセンターでも購入可能です。amazonや楽天などのECサイトなら、より多くの種類の商品が販売されています。

靴クリームはカバンに使えるのでしょうか?

革靴専用のクリームをカバンやバッグに使用するのはおすすめしません。靴に使用することを想定しているため、カバンなど身に付けるものに使用すると洋服に色移りする可能性があるので注意が必要です。

靴クリームの捨て方を教えてください。

容器に残ったクリームをできる限り拭き取ってから処分するのが基本です。ビンや缶などの靴クリームの容器は、自治体のゴミの分別に従って処分しましょう。

おすすめ靴クリームまとめ

靴クリームを選ぶ際のポイント
  • 革靴に必要な栄養を与えるなら「乳化性クリーム」
  • ツヤを出すなら「油性クリーム」
  • 鏡面仕上げや防水には「油性ワックス」
  • 極端に乾燥した革靴には、シミ・ムラができにくい「デリケートクリーム」を併用する
  • 補色や補修が目的なら「カラークリーム」が役立つ

今回は、革靴のお手入れに欠かせないアイテム「靴クリーム」について紹介しました。靴クリームを使用すると、革靴に栄養やツヤを与えるだけでなく、大事な靴を長持ちさせられます。お気に入りの革靴だからこそ、丁寧なお手入れで劣化を防いで美しく保ちましょう。

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