Web系開発企業への内定率が高い「ポテパンキャンプ」。プログラミング初学者や業務未経験者でも、卒業後はエンジニアとしてWebサービスの開発に携われるスキルが身に付きます。
しかし、ポテパンキャンプではどんなスキルを習得できるのか、具体的にどんな転職サポートがあるのか気になる方も多いですよね。また、「実際の評判は?」「デメリットは?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ポテパンキャンプのサポート内容やメリット・デメリットを詳しく解説します。実際に受講した方の評判もご紹介するので、ポテパンキャンプを受講しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【総評】ポテパンキャンプは、Web系開発企業への転職に強いプログラミングスクール
ポテパンキャンプは、Web系開発企業への転職サポートが充実しているスクールです。ポテパンキャンプと提携している企業はWeb系開発企業が多く、カリキュラムを修了すれば限定求人を利用可能。書類の添削や面談対策などもあるので、転職が初めてで何をすればいいかわからない方でも、安心して転職活動に取り組めます。実際に転職サポートを利用した29歳以下の転職成功者は、100%Web系開発企業に内定しています。
また、充実したカリキュラムで、ハイレベルなスキルを習得できるのも特徴。転職時にアピールできるのはもちろん、自分で調べてトラブルを解決する能力は実務でも役立ちます。
ポテパンキャンプの口コミ・評判
ポテパンキャンプが気になっているなら、まずは口コミをチェックしてみましょう。口コミをチェックしておけば、受講を開始してからイメージと違ったと後悔するリスクを減らせます。
ここでは、いい口コミ・悪い口コミの両方をご紹介します。自分が重視するポイントや、どんなスクールで学びたいかを考えながら、自分に合ったスクールかチェックしてみてください。
ポテパンキャンプのいい口コミ・評判
- 現役エンジニアのコードレビューがとてもハイレベルで役立つ
- 質問への対応時間が23時までで働きながらでも通える
- 質問の答えだけでなく、調べ方も教えてくれる
「課題に対する講師のレビューが厳しく、実践的な力が身に付く」との口コミが多くありました。講師は全員現役エンジニアなので、実際の現場でのコードの書き方を詳しく教えてもらえます。転職した際のギャップが生じにくく、即戦力として貢献したいと考えている方にもぴったりですね。
「質問に夜遅くまで対応していて、働きながらでも受講しやすい」との声も。質問は10時~23時まで受け付けているので、学習する時間帯が限られる方でも安心です。質問への回答は翌日になるケースもありますが、昼頃までには回答が返ってくるので、スムーズに学習を進められます。
また、「質問の答えを教えてくれるのではなく、調べ方を教えてくれるケースもあった」との口コミもありました。調べ方がわかれば、自分でトラブルを解決できるようになります。実際の現場では周りの人が忙しくて簡単に質問できないときも多いので、プログラミングスキルだけでなく自己解決力を身に付けるのも大切です。
ポテパンキャンプの悪い口コミ・評判
- 内容が難しく、ついていけない可能性がある
- Macのパソコンを用意するのに費用がかかる
一方で、「内容が難しすぎてついていくのが大変だった」との口コミもありました。ポテパンキャンプでは実際の開発現場で用いられる難易度の高い技術も学習するので、勉強時間を確保できないと挫折する可能性があります。ただ、カリキュラムを修了できれば自信を持って転職できるため、週15~20時間を目安にしっかり勉強しましょう。
また、「Macのパソコンが必須で初期費用がかかった」との声も。ポテパンキャンプを受講するには、メモリ8GB以上のMacを所持している必要があります。今現在Windowsのパソコンを使っている場合、学習環境を整えるのに10万円以上の初期費用がかかるケースもあります。
ただ、Web系のエンジニアはMacの使用率が高く、同じOSのパソコンを使っていればエラーが発生したときに参考になる資料を見つけやすいです。エンジニアとして転職した後もMacは役立つアイテムなので、受講を機に購入するのがおすすめです。
ポテパンキャンプの料金・コースの概要
ポテパンキャンプのコースは1つのみ。期間も5ヶ月のみです。
コース名 | Railsキャリアコース |
---|---|
期間 | 5ヶ月 |
料金 | 440,000円 |
支払い方法 |
|
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Ruby
- Ruby on Rails
- Docker
- Git
- Rspec
- CircleCI
- SQL
プログラミング言語「Ruby」とフレームワークの「Ruby on Rails」を中心に、Web開発に必須のスキルを身に付けられるのが特徴。基礎学習を修了した後に、模擬開発も体験できます。
ポテパンキャンプのメリット
他のプログラミングスクールと比較したとき、ポテパンキャンプのメリットは5つ。
- Web系開発企業の提携企業が多く、限定求人紹介を利用可能
- 受講生・卒業生とのコミュニティをずっと利用できる
- 料金が安めで給付金も利用可能、転職できなかったら全額返金
- 現場を想定した模擬開発を2ヶ月体験できる
- 他の受講生の質問と回答を閲覧できる
それぞれについて詳しくご紹介します。
メリット1:Web系開発企業の提携企業が多く、限定求人紹介を利用可能
ポテパンキャンプと連携している100社以上の企業は、自社でWebサービスを開発している開発系企業。限定求人を紹介してもらえるので、転職先を見つけやすくなります。
Web系開発企業に就職するメリットはスキルアップしやすい点。客先に常駐して働くSESの場合、どんな案件に参加できるかわかりません。例えば、電化製品のテストやカスタマーサポートでの電話対応など、開発の経験を積めない業務をさせられる可能性も高いです。しかし、Web系開発企業ならエンジニアとして良質な経験を積めます。
また、限定求人の紹介以外にも転職サポートが充実。キャリアカウンセラーに相談したり、面談の練習ができるので、自信をつけて転職活動を始められます。具体的なサポート内容は以下を参考にしてみてください。
- 転職についてのカウンセリング
- ポートフォリオ作成
- 提携企業求人の紹介
- 履歴書・経歴書の添削
- オンライン上での面談対策
メリット2:受講生・卒業生とのコミュニティをずっと利用できる
ポテパンキャンプは受講生・卒業生向けのコミュニティがあり、交流できるのもポイント。コミュニティでは、キャリアアップ・スキルアップするためのイベントが開催されています。向上心のある人たちとの交流はモチベーションアップにもつながるので、内容が難しくて挫折しそうになっても頑張れますよ。
また、卒業生の中にはフリーランスになった方も多く、フリーランスとしてのキャリアの相談をしやすいのも魅力。フリーランスには先輩社員や上司がいないため、相談できる相手が少なく悩んでしまう方も多いです。しかし、ポテパンキャンプならコミュニティで情報を収集して効率よくキャリアを積み、収入を上げられます。
メリット3:料金が安めで給付金も利用可能、転職できなかったら全額返金
ポテパンキャンプには転職サポートを受けて企業から内定をもらえなかった場合、受講料金を全額返金してもらえる保証があります。また転職できなかったときの全額返金保証があるスクールの中でも、ポテパンキャンプは料金が安め。他の返金保証ありのスクールの相場が50万~90万円なのに対し、44万円で受講できます。
さらに、「経済産業省リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象になっているため、受講料(税抜価格)の最大70%の給付金を受け取れます。ただし、全額返金保証や給付金を受け取るには条件があるので、あらかじめ利用できるか確認しておきましょう。
保証・制度 | 条件 |
---|---|
全額返金保証 |
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経済産業省リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業の補助金 |
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メリット4:現場を想定した模擬開発を2ヶ月体験できる
ポテパンキャンプは開発現場での実務を想定した模擬開発を2ヶ月経験できるのもメリットです。他のスクールでは模擬開発がなかったり、あっても1ヶ月程度と期間が短かったりして、十分な経験が積めないケースも。ポテパンキャンプなら実践的な経験を積めるので、転職先からも高く評価してもらえます。
また、期間が長いだけでなく内容も充実。システムの開発だけでなく、機能の追加も経験できます。機能を追加する業務は全体の設計を意識しながら最適な実装方法を検討したり、不具合が出ないように注意したりと、開発とは違うスキルも必要。経験の浅いエンジニアでも携わる機会の多い業務なので、転職時にアピールできます。
メリット5:他の受講生の質問と回答を閲覧できる
ポテパンキャンプでは受講生が過去に質問した内容と、講師の回答が閲覧できます。初心者が引っかかりやすいポイントは似ているので、毎回わからない箇所を質問しなくてもトラブルを解決できる可能性が高いです。
また、質問するときはわからない箇所を整理したり、自分の現状を説明したりと手間がかかります。過去の質問を参考にすれば、状況整理や講師とのやり取りに時間が割かれないので、スムーズに学習を進められます。さらに、自分で調べてみる習慣が身に付き、転職後もトラブルを自力で解決できるようになります。
ポテパンキャンプのデメリット
他のプログラミングスクールと比較したとき、ポテパンキャンプのデメリットは3つ。
- コースが1つだけで学ぶ言語や期間を選べない
- オフラインのコースがない
- メンターによるサポートは進捗管理のみで、学習は教材・レビューがメイン
それぞれについて、詳しくご紹介します。
デメリット1:コースが1つだけで学ぶ言語や期間を選べない
ポテパンキャンプにはRubyを学ぶコースしかないので、PHPやPythonなどの言語は学習できません。学習内容にある言語の他に学びたい言語がある方にとってはデメリットです。
しかし、Rubyを使用しているのは、自社サービスを持っている企業や新しい技術を積極的に取り入れている企業が多いのが特徴。どちらも開発に携わってスキルを磨ける可能性が高いので、Rubyを学んでおけば需要の高い人材になりやすいです。
また、期間は5ヶ月のみで、スケジュールに合わせて期間を選べないのもデメリット。忙しい方だと期間内に修了できない可能性もあります。ただし、受講期間については、88,000円で1ヶ月の延長受講が可能。万が一、学習時間が十分にとれなくても追加料金を支払えば卒業できます。
Ruby以外の言語を学んでみたい方には、TechAcademyがおすすめ。PHP・Python・Javaのコースもあり、AIやスマホアプリの開発についても学べます。学習期間もコースによって4週間から24週間まで選択可能です。TechAcademyが気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
関連記事:TechAcademyはどんな人におすすめ?評判やデメリットを交えて解説!
デメリット2:オフラインのコースがない
ポテパンキャンプはオンラインのコースしかないのもデメリットになり得ます。教室に通えないので、気持ちを切り替えるのが難しいかもしれません。家での学習ではテレビやゲームなどの誘惑に負けて、集中力が途切れるケースも多いです。
ただ、オンラインのコースは移動の手間がかからない、どこに住んでいても受講できるといったメリットもあります。また、ポテパンキャンプでは受講生・卒業生のコミュニティで仲間がいると意識できるため、モチベーションを維持しやすいです。
どうしてもオフラインで学べるスクールに通いたいなら、通学プランのあるテックキャンプがおすすめ。通学プランはスケジュールに合わせて自宅学習もできるので、仕事や学校が忙しい方でも利用しやすいです。テックキャンプが気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:実践的スキルが身に付く!テックキャンプの評判や料金は?コースや給付金についても解説
デメリット3:メンターによるサポートは進捗管理のみで、学習は教材・レビューがメイン
ポテパンキャンプはメンターによるサポートは進捗管理のみで、レッスンがありません。自分で教材を使って勉強を進めて課題を提出し、現役エンジニアの講師からレビューを受け取ります。わからない箇所があれば質問できますが、質問は専用サイトからテキストで送り、テキストで返答をもらいます。
自分で調べて問題を解決する必要があるため、独学に近い環境で難しいと感じる方も多いです。ただ、この学習方法のおかげで、実践力を身に付けられます。エンジニアとして実際に働くときに近い環境で勉強できるので、転職後もギャップを感じにくいです。
ポテパンキャンプがおすすめな人・おすすめではない人
メリット・デメリットを踏まえて、ポテパンキャンプがおすすめな方・おすすめでない方について解説します。
Web系開発企業に転職したい方や受講生のコミュニティを重視する方におすすめ
- Web系開発企業に転職したい方
- 受講生・卒業生とのコミュニティを重視する方
- 転職保証で出費を抑えて学びたい方
ポテパンキャンプはWeb系開発企業に就職したい方におすすめ。実務を想定したハイレベルなカリキュラムで学習できるので、転職時に学んだことをアピールできます。提携企業・転職サポートも充実していて、どんな企業に転職するか悩んでいる方でも希望するキャリアに合った転職ができます。
受講生・卒業生のコミュニティでエンジニアの知り合いを作りたい方にもおすすめ。卒業後もスキルアップのイベントに参加したり、キャリア相談をしたりもでき、効率のいいキャリアアップにつながります。受講中にも交流会が開かれるので、他の人と話をして勉強・転職への意欲を高められますよ。
安価にプログラミングを学びたい方にもおすすめ。他の転職保証のあるスクールに比べると10~40万円程度安価。安いだけでなく、カリキュラム・コミュニティ・転職保証などが充実しているのでコスパ抜群です。
言語・学習期間を選びたい方やレッスンを受けながら学習したい方にはおすすめしない
- Ruby以外の言語を学習したい方
- オフラインのコースを受講したい方
- レッスンを受けながら学びたい方
ポテパンキャンプはRuby以外の言語を学習したい方にはおすすめできません。また、校舎や教室もなく独学に近い学習スタイルなので、講師に対面でレッスン・授業をしてほしい方にも不向きです。
しかし、ポテパンキャンプでは、自分で積極的に勉強してエラーを解決する自走力が身に付くようにカリキュラム・サポートが組まれています。ポテパンキャンプで身に付いた学習スタイル・学習習慣はエンジニアになってからも通用するので、転職後もエンジニアとして開発に携わる自信がつきます。
ポテパンキャンプが自分に合わないと感じた方は、他のプログラミングスクールもチェックしてみましょう。以下の記事では、プログラミングスクールの選び方やおすすめスクールをランキング形式で紹介しています。
関連記事:【初心者から転職】プログラミングスクールおすすめ16選|目的別の選び方・オンラインの安い人気校も
ポテパンキャンプの無料カウンセリングへの申込手順
ポテパンキャンプを利用してみたいと思ったら、まずは無料カウンセリングに申し込みましょう。無料カウンセリングの所要時間は30分~1時間程度で、学習内容や転職などについて詳しく教えてもらえます。
- 無料カウンセリングの申込手順
- STEP.1無料カウンセリングの申込フォームにアクセスする公式サイト上部のメニューから「無料カウンセリング」をクリックしましょう。
- STEP.2必要事項を入力し、カレンダーから希望日時を選択する名前・メールアドレスなどの情報を入力します。カウンセリングはオンライン・電話を選択可能。当日の枠も予約できます。
- STEP.3利用規約・プライバシーポリシーに同意したら、「確認画面へ」をクリックし内容を確認カレンダーの下の「利用規約」「プライバシーポリシー」をクリックして内容を確認します。内容に同意したら「確認画面へ」と書かれたボタンをクリックし、入力内容に間違いがないか確認して申込は完了です。
- STEP.4メールに案内が届いているか確認し、予約時間になったらカウンセリングを受ける無料カウンセリングの申込が完了すると案内メールが届きます。無料カウンセリングの受け方が記載されているので、内容を必ず確認しましょう。
ポテパンキャンプの解約手順
ポテパンキャンプは1週間以内の解約で返金を受けられます。ただし、キャンセル料が必要となる点は要注意です。また、解約の手順については利用規約に記載がないので、運営に問い合わせましょう。
- コース受講開始前に退会した場合:55,000円
- 受講開始から1週間以内の場合:88,000円
- 1週間以降の場合:キャンセル料・返金なし
ポテパンキャンプのよくある質問
分割支払いに対応している?
無料体験はある?
30代以上でも受講できる?
卒業生の就職先はわかる?
ポテパンキャンプのまとめ
この記事では「ポテパンキャンプ」の口コミ・メリット・デメリット・料金などを解説しました。
- Web系開発企業に就職しやすい
- ハイレベルなカリキュラムで実践的なスキルを身に付けられる
- 料金が安めで転職保証がある
- 専用サイトで他の受講生の質問を見て勉強できる
ポテパンキャンプはWeb系開発企業の転職に強いプログラミングスクール。提携企業の限定求人や手厚い転職サポートでスムーズに転職活動を進められます。転職保証もあるので、本気でキャリアアップしたい方はポテパンキャンプでプログラミングを学んでみましょう。
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