【安い〜高級まで】万年筆おすすめ30選!使い方・インクの入れ方も解説

【PR】本ページはアフィリエイト広告による収益を得ています。

滑らかな書き心地で、味のある文字が書ける「万年筆」。長時間書いても疲れにくく、さらさらと筆記できるのが魅力です。日記や手帳、サインなど、仕事でもプライベートでも活躍しますよ。

しかし、万年筆はインクの補充方法や、ペン先の素材の違いによって使い勝手が変わります。また、いざ購入したくても、安いものから高級なものまで値段もさまざま。「万年筆初心者におすすめのメーカーはある?」「書き心地はメーカーやモデルによって違う?」など、選び方に悩みますよね。

そこで本記事では、万年筆の選び方・おすすめ商品30選をご紹介!万年筆の安い・高級の違いや、初心者にぴったりな人気メーカーについても徹底解説します。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

味のある文字が書ける!万年筆の魅力とは?

味のある文字が書ける!万年筆の魅力とは?

そもそも万年筆とは、専用のインクを吸入して使うペンのことです。ボールペンよりも、温かみのある味わい深い文字が書けるのが特徴。もともと、入学祝い・就職祝いなどのプレゼントとしても人気がありますが、最近では文具好きからも注目されているアイテムです。

万年筆は、インクを繰り返し補充することで、長く愛用できるのが魅力。愛着を持って、一つのものを長く使いたい人に最適ですよ。

また、メーカーによってデザインや書き心地も異なります。1本のみならず、各メーカーの万年筆を集めて、好みの書き心地を見つけるのも万年筆の楽しみ方の一つ。下記の選び方を参考に、自分だけの1本を見つけてみてください。

関連記事:【家族や彼氏に】男性への就職祝いおすすめ25選|上質で実用的な名刺入れ・消耗品も

関連記事:もらって嬉しい!プレゼントにおすすめの男性向けボールペン人気ランキング15選

万年筆の選び方

ここでは、万年筆の選び方について解説します。

使い勝手が違う!まずは「インクの補充方法」をチェック

万年筆のインクの補充方法には、「吸入式・カートリッジ式・両用式」があります。インクを変える手間や、持ち運びのしやすさなどが変わるので、よくチェックして選んでみてください。

万年筆らしい本格的な「吸入式」。好きな色のインクを入れられる

万年筆らしい本格的な「吸入式」。好きな色のインクを入れられる

出典:rakuten.co.jp

本格的な万年筆を探している人は「吸入式」の商品をチェックしましょう。吸入式は古くから使用されている方式で、ボトルに入ったインクを、ペン先から吸い上げるタイプです。

別売りのインクボトルを用意する必要はあるものの、好きな色のインクで筆記を楽しめます。また、インクが切れたら補充する手間もかかりますが、その手間こそが万年筆の醍醐味!背筋を伸ばして丁寧に文字を書きたくなるような、愛着がわく1本になりますよ。

吸入式の万年筆を持ち運ぶ際は、出先でインク切れが起きないよう、インクがしっかり入っているか確認しておくと安心です。

手間がかからない「カートリッジ式」は初心者に◎持ち運びにも便利

手間がかからない「カートリッジ式」は初心者に◎持ち運びにも便利

出典:rakuten.co.jp

万年筆を初めて買う人は、手軽さが魅力の「カートリッジ式」を見てみましょう。カートリッジ式は、インク入りのカートリッジを万年筆に差し込むだけで使えるのが特徴です。

簡単に扱えるものの、その万年筆に対応したカートリッジでないと使えないため、吸入式よりもインクのカラーバリエーションが少ないのが難点。しかし、インクの吸い上げをする必要がない分、手が汚れないのが嬉しいポイントです。

カートリッジ式のインクは、コンパクトで持ち運びがしやすく、外出先でも簡単に補充できるのがメリット。ペンケースに一緒に入れておけば、いざインクが切れてもすぐに差し替えられますよ。

編集部

インクがなくなったカートリッジは、捨てるだけでOKです。新しいカートリッジを差し込めば、またすぐに万年筆を使えますよ。

関連記事:【使いやすさ抜群】ロールペンケースおすすめ12選!革・布製などおしゃれな商品も

シーンに合わせて使い分けたい人におすすめな「両用式(コンバーター)」

シーンに合わせて使い分けたい人におすすめな「両用式(コンバーター)」

出典:rakuten.co.jp

手軽さを重視しつつ、いろいろなインクを楽しみたいなら「両用式」もおすすめです。両用式は、吸入式とカートリッジ式を兼ね備えたもので、「コンバーター式」とも呼ばれています。

コンバーターとは、インクボトルから万年筆にインクを吸い上げる器具のことで、吸入式のように好きな色のインクを使えます。「外出先では持ち運びやすいカートリッジ・自宅やオフィスでは本格的な吸入式」など、シーンに合わせて使い分けたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみにコンバーターは、各メーカー・モデルによって種類が異なります。両用式万年筆を購入する際、一緒にコンバーターも買うのであれば、その万年筆に対応しているかも確認しておきましょう。

書き心地に合わせて「ペン先の素材」を選ぶ

万年筆のペン先には、「金・ステンレス」などが使用されています。それぞれ特徴・書き心地が異なるので、好みのものを選びましょう。

高級感があり腐食しにくい「金」。滑らかな書き心地を楽しめる

高級感があり腐食しにくい「金」。滑らかな書き心地を楽しめる

出典:amazon.co.jp

滑らかな書き心地の万年筆が欲しいなら、高級感のある「金」のペン先を選びましょう。金のペン先には、14K・18K・21Kなどがあり、金の含有量が高いほど、ペン先が柔らかく滑らかな書き心地を楽しめます。値段も1万円以上するモデルが多いです。

また、金のペン先は柔軟性が高いため、筆圧によって文字の太さが変わるのも特徴。年賀状や手紙など、抑揚のある文字を書きたいときに重宝します。

ちなみに金には、耐薬品性の性質があるため、古典インクなどに含まれる「硫酸鉄」や「タンニン」によるペン先の劣化を防げるのもメリット。5年・10年と長く愛用するつもりなら、金のペン先の万年筆がおすすめですよ。

手に取りやすい価格の「ステンレス」。筆圧に影響されにくい

手に取りやすい価格の「ステンレス」。筆圧に影響されにくい

出典:amazon.co.jp

安い万年筆から試してみたい人は、ペン先が「ステンレス製」のものを選ぶのもアリ。3,000円以下で買える商品が多いため、初心者でも手軽に万年筆を購入できます。

ペン先がステンレスの万年筆は、ややカリッとした書き味が特徴。滑らかさは金に劣るものの、「文字を書いている感覚」をしっかり味わえます。

また、筆圧に影響されにくいため、一定の太さで安定した文字を書けるのもメリット。手帳やメモ帳などで、文字をきれいに書きたい・限られたスペースにすっきり文章をまとめたい人にもおすすめです。

編集部

ペン先に高級感を持たせるため、ステンレスの表面を金メッキで仕上げた商品も販売されています。リーズナブルな価格でも、高級感のある見た目になりますよ。

手紙やイラストなど、用途に合わせた「文字の太さ」を確認

手紙やイラストなど、用途に合わせた「文字の太さ」を確認

出典:rakuten.co.jp

万年筆を購入する際は、「文字の太さ」を吟味することも大事!文字の太さは、使いたい用途に合わせて選ぶのがベスト。下記の表に、万年筆の文字の太さの種類・おすすめの用途をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

文字の太さ:ペン先の種類 用途
  • 極細字:EF(エキストラファイン)
  • 細字:F(ファイン)
  • 手帳などの細かい文字
  • 授業の板書
  • ノートへのメモ
  • 中細字:FM(ファインミディアム)
  • 中字:M(ミディアム)
  • 手紙や日記などの読みやすい文字
  • 履歴書
  • 太字:B(ブロード)
  • 極太字:BB(ブロードブロード)
  • 年賀状や郵便の宛名
  • 契約書などのサイン
  • 楽譜用太字:MS(ミュージック)
  • 楽譜
  • イラスト

日記や手帳などで「漢字をきれいに書きたい」という人は、極細字〜細字あたりを使うのがおすすめ。一方で「太めの文字が好き・たっぷりインクが乗った味のある文字を書きたい」という人は、あえて中字〜太字を選ぶのもアリです。

ちなみに、国産メーカーの商品は、海外製のものと比べてペン先が若干細いです。国産・海外製と同じ表記でも、やや文字の太さが異なるため、選ぶ際は注意しましょう。

編集部

手帳やノートにインクがにじむのが心配な人は、極細字や細字をチョイス!一度に流れるインクの量が少なく、裏移りもしにくくなります。

関連記事:思い出の記録・心の整理に!日記帳おすすめ29選!鍵付きタイプやかわいい商品も

関連記事:手帳おすすめ22選!ビジネス用・かわいいデザインなど幅広く紹介

おしゃれ&かわいい「持ち手の太さ・デザイン」もチェック!プレゼントにも◎

おしゃれ&かわいい「持ち手の太さ・デザイン」もチェック!プレゼントにも◎

出典:rakuten.co.jp

万年筆と一口に言っても、「持ち手の太さ・デザイン」は、メーカーやモデルによってさまざまです。せっかく購入するなら、握りやすさを左右する持ち手の太さや、モチベーションを上げるデザインにも注目してみましょう。

握りやすい万年筆が欲しい人は、持ち手の太さ15mm程度の商品をチェック。持ち手に太さがあると余計な力をかけずに執筆できるので、長時間ペンを走らせても疲れにくいのがメリットです。一方、手が小さい人や子供が使う場合は、11〜12mm程度の細い万年筆もおすすめです。

万年筆と言うと、ブラックやゴールドを基調とした高級感のあるデザインが定番ですが、近年ではパステルカラーや、インクが流れる様子を見て楽しめるスケルトンタイプも人気があります。持っていて気分が上がるものを選んでくださいね。

スマートな見た目でかっこいい「ノック式(キャップレス)」も人気

スマートな見た目でかっこいい「ノック式(キャップレス)」も人気

出典:rakuten.co.jp

一味変わった万年筆が欲しい人は、キャップレスで使える「ノック式」にも注目してみましょう。キャップを外さなくても、ボールペンのようにノックするだけで、片手で万年筆が使えます。万年筆の書き味はそのままに、ちょっとしたメモを残したいときなどのカジュアルな場面でも活躍しますよ。

ノック式の万年筆はペン先を収納する際に、気密性の高いシャッター機構を採用しているのが特徴。キャップがなくてもインクが乾燥するのを防げます。職場や学校など、持ち運びにも便利です。

安いVS 高級!万年筆の比較

万年筆を選ぶ際、「安いモデルと高いモデルの違いは?」「書き味に違いはある?」など疑問に思う人も多いはず。ここでは、万年筆の安いモデルと高級モデルの違いや、それぞれがどんな人におすすめなのかを解説します。

安い万年筆の特徴(3,000円前後のモデル)

3,000円前後で買える安い万年筆は、ステンレス製のペン先を使用した商品が多いです。ステンレス製のペン先は、カリッとした硬めの書き心地が特徴。丈夫な素材なので、筆圧が強い人にもおすすめです。

デザインは、装飾の少ないシンプルかつカジュアルなものが主流。また、樹脂製の軸を採用していることが多いため、軽量かつカラーバリエーションの豊富さも魅力です。「安くてかわいい万年筆が欲しい」という人は、3,000円前後の安価モデルでも十分楽しめますよ。

こんな人におすすめ
  • ステンレス製のペン先で、カリッとした書き心地を楽しみたい人
  • 万年筆を豊富なカラーバリエーションから選びたい人
  • 安価でかわいい万年筆が欲しい人
  • 軽量な万年筆が欲しい人

高級万年筆の特徴(5万円前後のモデル)

5万円前後の高級万年筆は、ペン先に金を使用している商品が多く販売されています。滑らかな書き心地で、長時間文字を書いていても疲れにくいのがポイント。ペン先の大きさや、使用する金の含有量によっても値段が変わってきます。

さらに、5万円以上の万年筆は、高級感や上品さを醸し出すデザインが豊富。数量限定のカラーモデル・ボディにも金を使用したものなど、プレミア感のあるモデルが多いですよ。プレゼントとしてはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 高級感のある見た目の万年筆が欲しい人
  • 滑らかな書き心地を体感したい人
  • プレミア感のある、特別な1本が欲しい人

編集部

万年筆は、安いからと言って「書き心地が悪い・使いにくい」ということはほとんどありません◎書き心地は好みによる部分も大きいため、購入前に試し書きしてみたり、口コミを見てみたりするのがおすすめです。

【〜9,000円台】万年筆おすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格インクの補充方法サイズペン先の素材軸の素材文字の太さ
PLATINUM(プラチナ)万年筆 プレジール確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式142.5×15cmステンレスアルミ細字・中字
LAMY(ラミー)万年筆 サファリ確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式145×13cmスチールABS樹脂極細字・細字・中字
PILOT(パイロット)万年筆 コクーン確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式138×13.2cm特殊合金-細字・中字
PARKER(パーカー)万年筆 アイエム確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式137×12.5cmステンレスブラス細字
PILOT(パイロット)万年筆 カスタム74確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式143×14.7cm14K樹脂極細字・細字・中字など
Fonte(フォンテ) 万年筆確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式130×11cmステンレスABS樹脂細字
SAILOR(セーラー)万年筆 プロフィット確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式135×17cmステンレス樹脂極細字・細字・中細字・中字・太字
Pilot(パイロット)万年筆 カクノ確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式-特殊合金樹脂極細字・細字・中字
LAMY(ラミー)万年筆 アルスター確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式138.5×11.5cmスチールアルミ極細字・細字・中字
PILOT(パイロット)万年筆 エリート95S¥16,060 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式119×12.9cm14Kアルミ極細字・細字・中字
PILOT(パイロット)万年筆 LIGHTIVE(ライティブ)¥1,540 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式142×13.5cm特殊合金樹脂細字・中字
山中漆器 万年筆 京雅¥8,800 楽天市場AmazonYahoo!カートリッジ式137cm-アルミ-
PILOT(パイロット)万年筆 プレラ¥2,700 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式120.4×13.4cm特殊合金樹脂細字・カリグラフィ
SAILOR(セーラー)万年筆 ハイエースネオ楽天市場¥1,264 AmazonYahoo!コンバーター式136×13.5cmステンレスアルミ・樹脂細字

【〜9,000円台】万年筆おすすめ人気ランキング15選

【1万円以上】万年筆おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格インクの補充方法サイズペン先の素材軸の素材文字の太さ
Pelikan(ペリカン)万年筆 クラシックM200確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式149×11.5cmステンレス24Kゴールド仕上げ-極細字・細字・中字・太字
Pelikan(ペリカン)万年筆 スーベレン800確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式142×13.5cm18Kロジウム仕上げセルロースアセテート極細字・細字・中字・太字
PLATINUM(プラチナ)万年筆 センチュリー確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式139.5×15.4cm14K樹脂極細字・細字・中字など
Pelikan(ペリカン)万年筆 スーベレンM600確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式132×14cm14Kロジウム仕上げ-極細字・細字・中字・太字
Pelikan(ペリカン)万年筆 クラシック確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式127×12cmステンレス樹脂極細字・細字・中字
PILOT(パイロット)万年筆 カスタム742確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式-14K-極細字・細字など
SAILOR(セーラー)万年筆 プロフィットライト確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式135×12cm14K樹脂極細字・細字・中字・太字など
Pelikan(ペリカン)万年筆 クラシックM205確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式125×11.5cmステンレス-極細字・細字・中字・太字
PILOT(パイロット)万年筆 キャップレスFC-18SR-BM確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式138×13.3cm18K黄銅極細字・細字・中字・太字
WATERMAN(ウォーターマン)万年筆 エキスパート エッセンシャル確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式142×12.5cmステンレスブラス細字・中字
PILOT(パイロット)万年筆 キャップレス デシモ確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式139.4×11.6cm18Kアルミ極細字・細字・中字・太字
PILOT(パイロット)万年筆 カスタムURUSHI確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター155×20cm18Kエボナイト中細字・中字・太字
SAILOR(セーラー)万年筆 ヴェイリオ確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式126×17cm21K樹脂極細字・細字・中細字・中字・太字
PILOT(パイロット)万年筆 エンジュ確認中 楽天市場AmazonYahoo!コンバーター式147×16.7cm18K樹脂細字
AURORA(アウロラ)万年筆 オプティマ確認中 楽天市場AmazonYahoo!吸入式126×15.4cm14K樹脂極細字・細字・中字・太字

【1万円以上】万年筆おすすめ人気ランキング15選

国産&海外製も!万年筆のおすすめ人気メーカー・ブランド

万年筆をどこで買うか悩んでいる人のために、おすすめの人気メーカーをご紹介します。

豊富なラインナップの「セーラー万年筆」

1911年に創業した、日本の文具メーカー「セーラー万年筆」。万年筆だけでなく、ボールペン・ふでペンなどのさまざまな筆記具を販売しています。

セーラー万年筆では、3,000円以下で買える「プロフィット」や、日本の四季をイメージした「SHIKIORI 四季織」シリーズが人気です。四季織の万年筆は、7,000〜1万8,000円ほど。どれも上品な佇まいとかわいらしい色合いで作られており、持っているだけで気分が上がりますよ。専用のボトルインクのラインナップも豊富なので、「いろいろなインクで遊びたい」という人にもおすすめのメーカーです。

長く愛用できる高級万年筆なら「Montblanc(モンブラン)」

ドイツの筆記具メーカーである「モンブラン」。アルプス最高峰である、モンブランの山の冠雪をイメージしたロゴが特徴です。

モンブランの万年筆は、スタイリッシュでかっこいいデザインが魅力。ブラック・シルバー・ゴールドなどを基調としたものが多く、男性・女性問わずに使いやすいです。どのモデルも価格は10万円前後と高価ですが、「手にしっかり馴染むボディ」「ストレスのない書き味を楽しめる」など、使いやすさに定評があります。長く愛用できる万年筆を探している人は、チェックしてみてくださいね。

カラーバリエーションが豊富な「LAMY(ラミー)」

1930年に設立された、ドイツに拠点を構える筆記具メーカー「ラミー」。「極限まで無駄をそぎ落としたデザイン」をコンセプトに掲げ、スタイリッシュな万年筆・ボールペンなどを手掛けています。

ラミーの万年筆は、ワイヤークリップを備えた「ラミーサファリ」が有名。価格は5,000円以下で購入できるため、初心者でもチャレンジしやすいのが魅力です。また、カラーバリエーションも豊富なので、色違いで購入して、コレクションするのも楽しいですよ。

世界初のノック式万年筆を開発した「pilot(パイロット)」

1918年に日本初の万年筆を製造・販売した「パイロット」。万年筆以外にも、ボールペンやシャープペンシルなど、さまざまな製品を作り続ける老舗の文具メーカーです。

パイロットの万年筆は、1,000〜3,000円ほどで購入できる「カクノ」や「コクーン」などのシリーズが人気。また、世界初のノック式万年筆である「キャップレス」の商品も取り扱っています。カートリッジやボトルなどのインクの種類も豊富なので、インク選びも楽しみたい人は、ぜひパイロットをチェックしてみてください。

万年筆の使い方を解説!インクの入れ方・洗い方は?

万年筆の使い方を解説!インクの入れ方・洗い方は?

お気に入りの万年筆を購入したら、お手入れ方法も覚えましょう。ここでは、基本的なインクの入れ方や、万年筆の洗い方について解説します。

吸入式・コンバーター|万年筆のインクを補充する方法

万年筆の購入時や、インクが無くなった際には補充を行います。正しい方法を知っていると、スムーズにインクを補充できますよ。

吸入式・コンバーターのインク補充方法
  1. 尻軸を回して、ピストンを下まで下げる。
  2. ペン先全体をボトルインクに浸す。
  3. 尻軸を回し、ピストンをゆっくり上げてインクを吸入する。
  4. インクを吸入したら、ペン先についたインクを布またはティッシュペーパーなどで拭き取って完了。

ちなみにカートリッジ式は、カートリッジをペン先に向かって差し込むだけでOK。カートリッジを差し込んだあとは、しばらく置いておくと、インクがペン先まで吸い上げられていきます。

インクが出ないときの対処方法!正しい万年筆の洗い方

万年筆のインクが出ない原因は主に2つ。万年筆の中に空気が入っている場合と、インクが乾いて固まってしまっているケースがあります。中に空気が入っている場合は、ペン先を下にして空気の入っている部分を軽く指で叩いてみてください。インクが乾いて固まってしまった場合は、以下の方法で万年筆を洗ってみましょう。

材料(全タイプ共通)
  • コップ
  • 水または、ぬるま湯
  • ティッシュ
吸入式・コンバーター式の洗い方
  1. コップに水やぬるま湯を多めに入れる。
  2. インクを吸入するように、水を吸入・排出を繰り返してインクを流す。コップの水を変えながら、色が出なくなるまで繰り返す。
  3. ティッシュや布を使い、ペン先の水気を拭き取る。
  4. 洗ってすぐにインクを入れると、インクの色が薄くなってしまうため、1日ほど置いて内部を乾かす。

カートリッジ式の場合は、カートリッジを取り外したあと、ペン先を水またはぬるま湯に浸しましょう。その後水で洗い流し、ティッシュや布でペン先の水気を拭き取ってください。インクが付着しなくなるまで行うのがおすすめです。

また、洗浄してもインクの出が悪い場合、ペン先やペン芯の交換が必要かもしれません。ペン先や芯の交換は、万年筆を購入したメーカーで依頼できますよ。

万年筆の関連商品

吸入式万年筆に欠かせない「補充用インク」

吸入式やコンバーター式の万年筆で使用する「補充用インク」。染料インクや顔料インク、没食子インク(古典インク)など、種類も豊富です。

さらに、カラーは定番のブラックやブルーブラックなどのほか、メーカーによってさまざまな色が販売されています。日記やノート、手帳などに色分けして使いたい人は、カラーインクもチェックしてみましょう。

持ち運びにも便利な「万年筆用カートリッジ」

インクの入った小さな筒である「万年筆用カートリッジ」。万年筆にカートリッジをセットするだけで使える、手軽さが魅力です。

とはいえ、カートリッジ式の万年筆であれば、どれでも使えるわけではありません。ほとんどのメーカーは、自社のカートリッジインクを生産しています。交換する際には、手持ちの万年筆に対応しているかどうかを必ず確認しましょう。

万年筆をちょっと置いておける「万年筆スタンド」

万年筆で筆記中、ちょっと置いておきたいときに便利な「万年筆スタンド」。下向きに立てておくことで、スムーズにインクが出て書きやすくなります。

万年筆スタンドはデスクの上に置いておける、シンプルなデザインのものが人気。高級感のあるデザインの商品も多く、1,000円前後のリーズナブルな価格で購入できるのもポイントです。

万年筆のよくある質問

万年筆とガラスペンは何が違いますか?

ガラスペンは、ペン先をインクに浸して使う「つけペン」の一種です。万年筆は中にインクを吸入して使うので、構造が異なります。

関連記事:初心者向けセットも!ガラスペンおすすめ18選!安い&かわいい・人気専門店も登場

無印良品で万年筆は購入できますか?

無印良品では、アルミ軸の万年筆を販売しています。価格は税込み1,590円で、カートリッジ式に対応していますよ。

左利き用の万年筆はありますか?

左利き用の万年筆は、セーラーやLAMYから販売されています。ペン先に工夫が施され、左利きの人でも書きやすくなっています。

万年筆は修理できますか?

万年筆は、メーカーや修理業者に頼むことで修理ができます。

100均でも万年筆は販売していますか?

万年筆は、ダイソーでも購入ができます。カートリッジ式に対応しており、スタイリッシュなボディが特徴です。

おすすめ万年筆 まとめ

万年筆の選び方
  • 本格的な万年筆が欲しい人・いろいろなインクを楽しみたい人は「吸入式」がぴったり
  • 万年筆を手軽に使いたい人は「カートリッジ式」がおすすめ
  • 吸入式・カートリッジ式、どちらにするか悩んだら「両用式」を検討しよう
  • 滑らかな書き心地を楽しみたいなら「金」のペン先が最適
  • 「ステンレス」のペン先の万年筆は、コスパにこだわりたい人・カリッとした書き心地が好きな人におすすめ

今回は、万年筆の選び方について解説しました。万年筆は、高級なものからリーズナブルな商品までさまざま。ぜひ、お気に入りの万年筆を見つけてみてくださいね。

関連記事:【高級ブランドも】ノートカバーおすすめ21選!ハードタイプ・本革の商品など紹介

関連記事:イラスト・水彩用も!スケッチブックおすすめ16選! 大きさ別におしゃれな商品を紹介