愛車を守る!カーセキュリティおすすめ24選|最新の盗難手口に有効な最強モデルも

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カーセキュリティ

車上荒らしや車の盗難を防ぐ「カーセキュリティ」。最近は犯罪の手口がより巧妙になっており、被害に遭う前に対策をしておくことが大切です。

古い年式の車や人気の高い車種は、標準搭載の防犯設備だけでは犯罪被害に遭う確率が高いため、自分で愛車のセキュリティを強化しましょう。

しかし「自分でカーセキュリティを装備できるのか不安」「どんなタイプのカーセキュリティがあるの?」など製品選びに迷ってしまいますよね。

そこで、本記事ではカーセキュリティの選び方を徹底解説。タイプ別の人気商品ランキングや目的に合った選び方も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

この記事を監修した専門家

クルマガジェットアドバイザー
HIMARO
ドライブと車ガジェットが好き。車内外で使える便利アイテムやおもしろアイテムのほか、車の安全を守るためのセキュリティアイテムや対策方法についても日々探求しています。自身のブログでは、主に初心者向けにクルマの情報や豆知識などを発信中。

カーセキュリティの選び方

カーセキュリティは以下のポイントをチェックして、車種や目的に合った製品を選んでください。

  • カーセキュリティのタイプ
  • 保安基準の有無
  • 自分で設置or専門店に依頼

カーセキュリティの選び方についてさらに詳しく解説します。

使い勝手に合ったカーセキュリティのタイプを選ぶ

使い勝手に合ったカーセキュリティのタイプで選ぶ

カーセキュリティのタイプは大きく5つに分類されます。

  • 威嚇・警報タイプ
  • ダミータイプ
  • 始動停止タイプ
  • 固定器具タイプ
  • GPS追跡タイプ

各タイプは防犯性能や値段、設置のしやすさなどに違いがあります。使い勝手に合った製品を選んでくださいね。

異常を検知して大音量の警報が鳴る「威嚇・警報タイプ」

異常を検知して大音量の警報が鳴る「威嚇・警報タイプ」

出典:amazon.co.jp

威嚇・警報タイプは、衝撃やドアの開閉、物音などを検知して大音量の警報を鳴らすカーセキュリティです。異常を周囲に知らせることで、被害を防止します。

威嚇・警報タイプはシガーソケットから給電できるシンプルなタイプから、専門店でしか設置できない高性能なタイプまでさまざまな製品が販売されています。

製品によって衝撃・物音などを検知するセンサーの感度に違いがあり、誤作動で警報が鳴ってしまう場合もあるので製品選びや取り付けには注意しましょう。警報が何度も鳴ってしまうと近所迷惑に繋がるため、口コミや製造メーカーを参考にして信頼できる製品の取り付けをおすすめします。

簡易的にセキュリティを強化できる「ダミータイプ」

簡易的にセキュリティを強化できる「ダミータイプ」

出典:amazon.co.jp

ダミータイプは、光の点滅でセキュリティが付いていると思わせて犯罪を抑止するタイプです。犯罪の発生が多い夜間のイタズラ・犯罪に効果を発揮します。

ダミータイプは電気配線の処理やDIYの必要がなく、誰でも簡単に設置できる点が特徴です。また、ほとんどの製品が1,000円以下で購入できるため、低予算でセキュリティを強化できる点も優秀ですね。

しかし、カーセキュリティに詳しい人は一目で偽物だとわかってしまうため、防犯効果を得られない場合があるので注意しましょう。

イモビライザー非搭載の車におすすめ「始動停止タイプ」

イモビライザー非搭載の車におすすめ「始動停止タイプ」

出典:amazon.co.jp

始動停止タイプは、電子キー(ID)の照合を利用した「イモビライザー」という機能を搭載したセキュリティです。最近の車種はイモビライザーを標準搭載している場合が多く、盗難対策に効果を発揮しています。そのため、物理キーのみでエンジンが始動する「イモビライザー非搭載の車」におすすめ。

イモビライザーとは、キーと車に登録されたIDが一致しないとエンジンが始動しない仕組みです。第三者に物理キーを複製されても、IDが一致しないためエンジンが始動せず、盗難を防止できます。

ただし、始動停止タイプはエンジンの始動を防止するだけなので、車上荒らし対策としては防犯効果が低いです。

長期間の駐車時に有効な「固定器具タイプ」

長期間の駐車時に有効な「固定器具タイプ」

出典:rakuten.co.jp

固定器具タイプは、ハンドルやタイヤ、ペダルなどを物理的に固定して盗難を防止するカーセキュリティです。防犯していることが見た目でわかるため、犯罪の抑止に効果があります。電気配線を接続する手間がなく、誰でも簡単に設置できる点も特徴です。

ただし固定器具タイプは運転のたびに器具を固定・解除する必要があり、毎日運転する人には面倒に感じる場合も。たまに運転する人や盗難被害が多い駐車場をよく利用する人に向いています。

乗り逃げ対策に効果を発揮「GPS追跡タイプ」

乗り逃げ対策に効果を発揮「GPS追跡タイプ」

出典:amazon.co.jp

GPS追跡タイプは、GPSを車に搭載し、盗難された際に居場所を突き止めるカーセキュリティです。盗難の被害を受けても車の位置を追跡できるため、盗難車を発見できる確率が高くなります。

スマホと連携できる製品が多く、振動を検知して通知が入るようにできたり、細かいデータの記録やリアルタイム追跡ができたりと、高性能な機種も増えています。

ただしGPS追跡タイプは通信費がかかることも考えておきましょう。毎月の月額料金を支払うタイプや、本体価格に一定期間分の通信費を含んだ使い切りタイプがあります。

目的に合ったセキュリティを選ぶ

目的に合ったセキュリティを選ぶ

カーセキュリティの目的は、車上荒らしや盗難から車を守ることです。そのため、防止したい犯罪や駐車環境に適した製品を選びましょう。目的別のカーセキュリティの選び方について詳しく解説します。

車上荒らし・いたずら対策なら「威嚇・警報タイプ」や「ダミータイプ」を選ぶ

車上荒らし・いたずら対策なら「威嚇・警報タイプ」や「ダミータイプ」を選ぶ

車上荒らしやいたずらの場合、窓ガラスや鍵穴を壊して侵入されたり、ボディやワイパーを壊されたりなどの被害があります。対策としては、犯人に対して「この車はセキュリティが高そう」と思わせて犯罪を抑止する方法が有効です。

ダミータイプは光の発光によりセキュリティを装備していることをアピールできるため、犯罪の抑止に効果的です。また、衝撃や振動を感知して警報を鳴らす「威嚇・警報タイプ」も被害を最小限に抑える効果が期待できます。

車上荒らしの抑止には、車用カーテンを設置して車内の様子を見えなくする方法も有効です。車用カーテンのおすすめ製品や選び方は以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【レール・マグネット】車用カーテンおすすめ17選|取り付け方も解説

車の盗難対策なら「始動停止タイプ」や「固定器具タイプ」を選ぶ

車の盗難対策なら「始動停止タイプ」や「固定器具タイプ」を選ぶ

車の盗難は、キーを不正に複製したりイモビライザーを解除してエンジンを始動する手口があります。イモビライザーを搭載していない車は「始動停止タイプ」がおすすめです。

しかし、イモビライザーは無効化される可能性があったり、レッカー移動による盗難の可能性もあります。そのため「固定器具タイプ」も併用してセキュリティを強化しましょう。

イモビライザーの不正解除を防止する「イモビカッターガード」を搭載した製品も有効です。

駐車場が遠い場合はスマホと連動できる「GPS追跡タイプ」がおすすめ

駐車場が遠い場合はスマホと連動できるタイプがおすすめ

異常をスマホへ通知するタイプのセキュリティなら、駐車場から離れた場所に居ても異常を察知できます。契約駐車場や有料駐車場に駐車する場合は、駐車場から離れて過ごしますよね。この時、万が一異常を感知して車の警報が鳴ったとしても、盗難や車上荒らしに気付くことができません。

異常をスマホに通知できるタイプなら、すぐに警察や駐車場の管理者へ連絡するといった行動がとれるので被害を最小限に抑えられます。

複数のタイプを併用するとセキュリティをさらに強化できる

複数のタイプを併用するとセキュリティをさらに強化できる

カーセキュリティは犯罪の抑止に効果がありますが、万能ではありません。製品のタイプによって対応できる犯罪の手口が異なるため、複数のタイプを併用してセキュリティを強化しましょう。

また、車によってはイモビライザーなど最初から標準搭載されているセキュリティもあるため、足りない部分を補うセキュリティ製品を選ぶようにしてください。

車検が通らない場合も!保安基準を満たした製品を選ぶ

車検が通らない場合も!保安基準を満たした製品を選ぶ

保安基準に適合していない製品を取り付けると、車検が通らない場合があるので注意しましょう。特に盗難発生警報装置(威嚇・警報タイプ)と始動停止タイプは、保安基準を満たしていないと整備不良車とされる可能性があります。

保安基準のマークは以下の種類が存在します。

  • VAS(盗難発生警報装置の登録品
  • IMB(イモビライザーの登録品
  • JAAMA

セキュリティ製品を装着する場合は、これらのマークを参考に製品を選んでくださいね。

配線が必要な製品は専門店への依頼も検討しよう

配線が必要な製品は専門店への依頼も検討しよう

カーセキュリティを選ぶ際は、自分で取り付けができる製品なのかもチェックしましょう。電気配線が必要な製品は失敗してしまうと、重大なトラブルが起きる可能性もあります。また、ドア開閉・衝撃を感知する製品はセンサーの感度調整が難しく、カスタムに慣れていないと適切な調整ができません。

カー用品店や整備工場は、ネットで購入した製品でも取り付けしてくれる場合があります。工賃も含めた値段を計算して、製品を選んでくださいね。

盗難対策には、盗まれないための対策(予防)と盗まれたときの対策(対処)の2つの方法があります。例えば、固定器具によってハンドルを動かなくすることは予防、GPSによって車の追跡を行うことは対処といえますね。これらを組み合わせる(二重で対策する)ことで、車に対してより堅牢なセキュリティを構築することができます。

専門家のおすすめカーセキュリティー

この記事を監修したクルマガジェットアドバイザー HIMAROさんがおすすめするカーセキュリティーを1つ紹介します!

【威嚇・警報タイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格タイプ衝撃センサー給電方法その他の機能
ユピテル Aguilas リモコン付属カーセキュリティ VE-S37RS楽天市場¥49,999 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ衝撃、ドア開閉、傾斜感知シガーソケット、ソーラー充電リモコン付き
SEOBIOG 充電式防犯アラーム楽天市場¥2,680 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ衝撃充電式リモコン付き
ユピテル カーセキュリティー VE-S14楽天市場¥23,600 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ2段階衝撃、ドア開けシガーソケット(充電式)LED発光
カーメイト カーセキュリティ SQ70楽天市場¥14,000 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ衝撃電池LEDライト点灯
HORNET カーセキュリティ 360V楽天市場確認中 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ2段階衝撃センサー、ドアトリガーOBDIIコネクタイモビカッター対策機能
コムテック アンサーバックカーセキュリティー XW410楽天市場確認中 AmazonYahoo!威嚇・警報タイプ衝撃・ドア開閉・傾斜検知OBDIIコネクタリモコン付き

【威嚇・警報タイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング5選

威嚇・警報タイプのカーセキュリティおすすめ5選を紹介します。

【ダミータイプ】カーセキュリティ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格タイプ衝撃センサー給電方法その他の機能発色カラー
ダミーセンサーセキュリティ¥800 楽天市場AmazonYahoo!ダミータイプありソーラー-ブルー
カーメイト 車用カーセキュリティ SQ39楽天市場¥1,300 AmazonYahoo!ダミータイプ-ソーラー-ブルー
車ソーラー充電式 ダミーカーアラーム楽天市場¥250 AmazonYahoo!ダミータイプ-ソーラー・USB-レッド
ゼウス株式会社 ダミー カーセキュリティ楽天市場¥1,540 AmazonYahoo!ダミータイプ-電池式防犯装置作動中シール付ブルー
Mercury ダミーセキュリティ楽天市場¥1,450 AmazonYahoo!ダミータイプ-電池式-レッド

【ダミータイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング5選

ダミータイプのカーセキュリティおすすめ5選を紹介します。

【始動停止タイプ】カーセキュリティ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格タイプ衝撃センサー給電方法その他の機能
VIPER 3400V楽天市場確認中 AmazonYahoo!始動停止タイプ振動・ドア開閉など-リモコン付き
HORNET カーセキュリティ 300V楽天市場¥15,164 AmazonYahoo!始動停止タイプ振動・ドア開閉など--
MPD カーセキュリティ OBDガード楽天市場¥16,400 AmazonYahoo!始動停止タイプ-OBDコネクタ-
VIPER 330V楽天市場¥14,800 AmazonYahoo!始動停止タイプ振動・ドア開閉など-リモコン付き

【始動停止タイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング4選

始動停止タイプのカーセキュリティおすすめ4選を紹介します。

【固定器具タイプ】カーセキュリティ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格タイプ取り付け場所重さサイズ
HORNET ハンドルロック LH-15R¥4,349 楽天市場AmazonYahoo!固定器具タイプハンドル約1.2kg約465mm(最小)~660mm(最大)×100mm×117mm
ペダルロック 盗難防止カーセキュリティ¥9,980 楽天市場AmazonYahoo!固定器具タイプブレーキペダル-約420mm×130~150mm
LESTA ハンドルロック楽天市場¥6,980 AmazonYahoo!固定器具タイプハンドル約1.69kg-
HORNETタイヤロック LT-50R¥7,980 楽天市場AmazonYahoo!固定器具タイプタイヤ約3.1kg約450×255mm(最小)
VELRETURN ハンドルロック楽天市場¥6,980 AmazonYahoo!固定器具タイプハンドル約1.5kg-

【固定器具タイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング5選

固定器具タイプのカーセキュリティおすすめ5選を紹介します。

【GPS追跡タイプ】カーセキュリティ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格タイプ通信の延長費用給電方法位置情報その他の機能
CloudGPS 小型GPS発信機 plan-MH1楽天市場¥14,433 AmazonYahoo!GPS追跡タイプ月額1,480円~バッテリーGPSなど-
Pro-NEXT 小型GPS発信機楽天市場¥24,900 AmazonYahoo!GPS追跡タイプ月額5,800円~バッテリーみちびき、GLONASS、GPSなど-
Trackimo e¥17,380 楽天市場AmazonYahoo!GPS追跡タイプ月額8,800円~バッテリーみちびき、GLONASS、GPSなど-
viewing GPS発信機楽天市場¥18,800 AmazonYahoo!GPS追跡タイプ月額300円~バッテリーGPSなど-
Monimoto 盗難防止スマートトラッカー楽天市場¥26,999 AmazonYahoo!GPS追跡タイプ年間49米ドル~電池GPSなどSIMカード付き

【GPS追跡タイプ】カーセキュリティおすすめ人気ランキング5選

GPS追跡タイプのカーセキュリティおすすめ5選を紹介します。

カーセキュリティのおすすめ人気メーカー

カーセキュリティはさまざまなメーカーが製品を販売しています。おすすめ人気メーカー・ブランドの特徴を解説します。

ハンドルロックに定評がある「LESTA(レスタ)」

ハンドルロックに定評がある「LESTA(レスタ)」

出典:amazon.co.jp

LESTAはハンドルロックやペダルロックなど、固定器具タイプのセキュリティブランドです。コンパクトで場所をとらない製品が多く、車内で保管しても邪魔になりません。ワンタッチで取り付けられるタイプもあり、固定器具タイプを毎回装着したい人でも使いやすい点が特徴です。

複数の製品を組み合わせてセキュリティを強化「HORNET(ホーネット)」

複数の製品を組み合わせてセキュリティを強化「HORNET(ホーネット)」

出典:rakuten.co.jp

HORNETは固定器具タイプや警報タイプなど、さまざまな自動車犯罪に対応したセキュリティ製品を販売しています。複数の製品を組み合わせてセキュリティを強化したい人におすすめのブランドです。同じブランドで製品が揃うため、セキュリティを設置してもインテリアの雰囲気を統一できますね。

取り付けしやすいセキュリティ製品が魅力「ユピテル」

取り付けしやすいセキュリティ製品が魅力「ユピテル」

出典:amazon.co.jp

ユピテルはカーナビなどのカー用品を販売する電子機器メーカーです。シガーライターから給電できる威嚇・警報タイプをラインナップしており、どの車種でも取り付けできる製品が欲しい人におすすめです。

ユピテルは日本のメーカーなので、修理などのサポートが充実しています。わかりやすい日本語の説明書が付属している点も嬉しいですね。

高性能なマルチセキュリティシステムなら「VIPER(バイパー)」

高性能なセキュリティシステムなら「VIPER(バイパー)」

出典:amazon.co.jp

VIPERは高性能なカーセキュリティとして有名なブランドです。あらゆる犯罪を防止する機能を搭載したマルチタイプのセキュリティを装備したい人におすすめです。

VIPERの製品を装備するには高度な技術・知識が必要なので、個人での取り付けが難しい点がデメリット。費用を掛けてでもカーセキュリティを強化したい人に向いています。

カーセキュリティはたくさんつければつけるほどそのセキュリティ性能は向上しますが、装備した数だけ解除に手間がかかるというデメリットが発生することも考慮する必要があります。たくさんセキュリティをつけたのはいいけど、車を動かすたびに解除するのが面倒くさくなって結局使わなくなってしまった……となっては本末転倒ですからね。もしも製品選びや装備する数に迷ったときは、あなたが安全だと思えるセキュリティレベルと、設置・解除する際の手間を天秤にかけ、落としどころを決めるようにすると良いでしょう。

車の盗難・車上荒らしの手口を知っておこう

車のセキュリティを強化するには、車の盗難や車上荒らしの手口を知っておくことが大切です。よくある犯罪の手口をご紹介します。

鍵穴を壊す・ピッキング・窓を割る

鍵穴を壊す・ピッキング・窓を割る

鍵穴の破壊やピッキング、窓を割っての侵入はよくある手口です。プロの犯行であれば数秒で鍵を開錠されるケースもあり、買い物など短時間のうちに被害に遭うこともあります。

車上荒らしは「威嚇・警報タイプ」や「ダミータイプ」のカーセキュリティが効果的です。また、座席にカバンや財布などの貴重品を置いておかないことも大切です。

ドアや窓のあけっぱなしによる車上荒らし

ドアや窓のあけっぱなしによる車上荒らし

ドアや窓を開けたまま車を離れると、カーセキュリティーを装備している効果がありません。短時間だけ車を離れる際でもエンジンを切り、ドアを施錠しておきましょう。もしもの事態に備えて、外出先で駐車する場合は監視カメラに映る位置に車を停めるといった習慣も有効です。

車のレッカー移動や鍵の盗難

車のレッカー移動や鍵の盗難

車をレッカーで盗んだり、鍵を盗まれて車を乗り逃げされる盗難手口があります。中にはクレーンで持ち上げて積載車などに乗せるケースもあり、そうなると多くの防犯グッズは意味を成しません。

GPSタイプのカーセキュリティを取り付けておけば、盗難後に車を発見できる可能性は高くなります。盗難が起きた際には自分で追跡せず、警察に相談して捜査してもらいましょう。

イモビカッターによる車両盗難

イモビカッターによる車両盗難

車のイモビライザーを無効化する「イモビカッター」という装置を使った盗難手口があります。始動停止タイプのセキュリティを搭載してもエンジンが始動してしまうため、対策が難しい犯罪手口です。

固定器具タイプなど、複数タイプのカーセキュリティを装備しておき、被害が起きるまでの時間稼ぎをする手段も有効です。

車の盗難手口にはさまざまな種類があり、1つ対策をとっても別の方法で突破され盗まれてしまったというケースが後を絶ちません。すべてを覚える必要はありませんが、犯行の手口にはどういったものがあるのかというのをある程度知っておくことは、対策をとるためにもとても大切だといえます。それを踏まえたうえで、ここに対策しておきたい!と思ったところにカーセキュリティを装備するようにしましょう。

カーセキュリティの関連商品

カーセキュリティの関連製品をご紹介します。

ナンバープレートの悪用を防ぐ「ナンバープレート盗難防止ボルト」

ナンバープレートを外して盗む犯罪手口があります。ナンバープレートを固定する標準ボルトは簡単に外れるため、盗難防止機能付きのボルトがおすすめです。

盗まれたナンバープレートは犯罪で使用する車に使われることがあり、高級車や人気の車種に関わらず被害に遭う可能性があります。ナンバープレートの盗難対策も万全にしておきましょう。

タイヤやホイールの盗難を防止「ホイールロックナット」

タイヤやホイールは開錠しなくても取り外しできるため、盗難のターゲットになりやすいパーツです。そのため専用レンチでしか取り外しできないホイールロックナットがおすすめです。

ホイールナットはメーカーによって種類が異なるため、愛車に合ったタイプを選んでくださいね。

リレーアタックによる盗難を防止「リレーアタック防止ケース」

リレーアタックとは車のキーから発する微弱な電波をコピーし、不正に開錠・エンジンを始動する犯罪手口です。リレーアタックを防ぐには電波を遮断するケースにキー入れて、電波を検知されない対策をしておきましょう。

駐車場の防犯に有効「防犯カメラ」

車上荒らしや盗難は外出先で起きるとは限りません。自宅の駐車場に止めている車も被害に遭うことがあります。駐車場のセキュリティを強化するなら、映像や音声を残せる防犯カメラがおすすめです。

カーセキュリティのよくある質問

カーセキュリティはどこで購入できますか?

カー用品店やディーラー、Amazonや楽天市場などのネット通販で購入できます。さまざまな製品を比較できるネット通販がおすすめです。

自分で設置できないセキュリティ製品は、どこで取り付けしてもらえますか?

各ディーラーやオートバックスなどのカー用品店で取り付けできます。持ち込み製品の取り付けができない場合もあるので、事前に問い合わせしてください。

自分の車にセキュリティ製品を取り付けできるか調べる方法を教えてください。

セキュリティ製品の仕様を確認してください。ネット通販の口コミ等も参考になりますが、製造メーカーへの問い合わせをおすすめします。

おすすめカーセキュリティまとめ

カーセキュリティの選び方やおすすめ製品を紹介しました。カーセキュリティは以下のポイントを参考にして、使い勝手に合った製品を選んでください。

  • 防止したい犯罪に適したセキュリティのタイプを選ぶ
  • DIYに慣れていない人はダミータイプや固定器具タイプがおすすめ
  • セキュリティは万能ではないので複数タイプのセキュリティを設置しておく

車上荒らしや車の盗難といった被害はいつ起こるかわかりません。そのため、日ごろから車のセキュリティを強化しておき、犯罪を抑止しておく習慣が大切です。使い勝手にあったカーセキュリティ製品を装備し、大切な愛車を守ってくださいね。