安い料金で実践的なプログラミングが学べるオンラインスクール「デイトラ」。受講生同士が交流できる専用コミュニティが用意されているので、仲間と一緒に学習に励むことができます。
メンター(講師)へ質問できるサポート期間が1年間有効なので、自分のペースでゆっくり学習できるのも特徴です。
しかし、デイトラについて「受講したらどんなスキルが身に付くの?」「挫折せずに続けられる?」と疑問に感じますよね。
そこで、今回はデイトラの特徴や各コースの内容・料金、どんな人におすすめなのかなどを解説します。デイトラの利用を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
【総評】デイトラは安い値段で手軽にプログラミングを学べる
デイトラは安い値段で手軽にプログラミングを学べるスクールです。プログラミングスクールの受講料金は30~40万円以上が相場ですが、デイトラの場合、たとえばWebサイトのコーディングを学ぶ「Web制作コース」だと99,800円(税込)という値段で受講できるのが特徴です。
これまで「値段が高くてスクールを利用できなかった」という方でも、気軽にプログラミングを学べますね。
もちろん、料金が安いからといって学習内容が少ないわけではありません。学んだスキルをすぐに仕事で活かせるよう、即戦力となる人材を育成するカリキュラムが組まれています。
また、WebデザインコースやWebアプリ開発コースといった豊富なコースをラインナップしています。各コースはどれも10万円前後で受講できるので、複数のコースを受講して総合的にITスキルを高めたい人にも最適です。
デイトラの口コミ・評判
デイトラを実際に利用した人の口コミや感想を紹介します。学べるスキルや勉強のしやすさ、専用コミュニティの使い勝手といった評価も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
デイトラのいい口コミ・評判
- 値段が安いのでサラリーマンでも受講しやすい
- 動画視聴で学べるので好きな時間に学習できる
- カリキュラムが無期限で閲覧できるので復習しやすい
- 専用コミュニティやSNSで仲間が作れる
デイトラは受講料金の安さに関するいい口コミがみられました。プログラミングスクールの中では安い値段なので、自己研鑽に使えるお金が限られている方からの高評価が多かったようです。
また、動画視聴で学習できる点についてもいい口コミがみられました。マンツーマンレッスンのように講義を予約する必要がないため、仕事をしながらでも好きな時間に学習できます。
専用コミュニティについては「仲間が作れた」「悩みや疑問を相談できた」といった口コミがみられました。自分の周りにプログラミングを学んでいる人がいなくても、オンライン上で仲間が作れるのは高評価ですね。
デイトラの悪い口コミ・評判
- 自習方式なのでモチベーションを保ちにくい
- 返金保証がない
デイトラは「自習学習方式なのでモチベーションを保ちにくい」という悪い口コミがみられました。デイトラはオンライン講義・メンターとの面談がないので、独学に近い形で学習を進めていきます。自立して学習ができない方は、途中で挫折してしまうかもしれません。
デイトラは90日間で学習が完了するようにカリキュラムが組まれているので、あらかじめ学習の目標や計画を立てておくと、挫折せずにカリキュラムを完走できます。
また、デイトラは「返金保証がない」という口コミがみられました。受講開始後は自分に合わなかったとしても返金されないので、受講後に後悔のないように、学びたいスキルや将来なりたい姿を確認しておきましょう。
デイトラの料金・コース内容
デイトラは10種類以上のさまざまなコースをラインナップしています。プログラミングに関するコースは以下の通りです。
- Web制作コース
- Webアプリ開発コース
- Webデザインコース
- Pythonコース
- Javaコース
各コースの料金や内容を詳しく解説します。
Web制作コースの料金・内容
Web制作コースは、Webサイトのコーディングを学べるコースです。Webサイトの制作は副業案件の多い分野なので、案件獲得を目的としてプログラミングを学びたい方に向いています。
Web制作コースはデイトラでもっとも人気のあるコースなので、どのコースを受講するのか迷っている方は、Web制作コースがおすすめです。
初級編はコーディングに必要なHTML・CSSの基礎を学び、簡単なWebサイト制作から開始します。中級編ではJavaScript・jQueryを用いた、動きのあるWebサイト制作にもチャレンジ。
最終的にはプログラミング言語「PHP」を学習し、WordPressのオリジナルテーマを制作できるようになります。
課題で作成したWebサイトやオリジナルテーマは、自分のポートフォリオとして活用できるので、案件に応募する際に自分のスキルや制作物をアピールできますね。
Web制作コースの料金・サポート期間は以下の通りです。
コース | 料金 | サポート期間 |
Web制作コース | 99,800円(税込) | 1年間 |
Webアプリ開発コースの料金・内容
Webアプリ開発コースは、プログラミング言語「Ruby」とフレームワーク「Ruby on Rails」を学びます。実際にWebアプリを制作するので、自分で作ってみたいWebサービスがある方、Webアプリ開発の求人・案件に応募したい方におすすめです。
初級編ではプログラミングの基礎であるHTMLやCSSも学習するので、初めてプログラミングに触れる方でも心配ありません。
上級編では「Instagram風アプリ」を制作し、より実践的なスキルを学んでいきます。プロのエンジニアから添削を受けられるので、自分のアイデアをWebサイトとして実装する応用力も学べます。
Webアプリ開発コースの料金・サポート期間は以下の通りです。
コース | 料金 | サポート期間 |
Webアプリ開発コース | 99,800円(税込) | 1年間 |
Webデザインコースの料金・内容
Webデザインコースは、サイトやLP(ランディングページ)のデザインを学ぶコースです。Webデザイナーへの転職や副業をしたい方におすすめです。
Webデザインコースでは、Figmaという基本無料で使えるツールを使って学習を進めます。有料ツールのPhotoshopやillustratorを契約する必要がないので、追加の料金は発生しません。
Photoshopに関する講義も含まれているので、プロ向けの画像編集やバナーを作成したい人にも向いています。
なお、Web制作コースはHTML・CSSといったコーディングを中心に学びますが、このWebデザインコースはサイト設計やカラーリングといったデザインを学ぶ点に違いがあります。
Webデザインコースの料金・サポート期間は以下の通りです。
コース | 料金 | サポート期間 |
Webデザインコース | 99,800円(税込) | 1年間 |
Pythonコースの料金・内容
Pythonコースでは、人気のプログラミング言語「Python」を学びます。Web上から必要な情報を収集する「スクレイピング」、情報を分析するアプリを制作していきます。
Pythonは近年話題となっているAI(人工知能)に必須な言語なので、自動化やデータ分析に興味がある方におすすめです。
デイトラのPythonコースは、高度なAI開発はカリキュラムに含まれていないため、Pythonを初めて学ぶ方でも学習を進めやすい内容になっています。
Pythonコースの料金・サポート期間は以下の通りです。
コース | 料金 | サポート期間 |
Pythonコース | 89,800円(税込) | 1年間 |
Javaコースの料金・内容
Javaコースは人気ゲーム「マインクラフト」を通して、Javaの基本構文やミニゲームを開発するコースです。自分で書いたコードが実際にゲーム内で動くので、プログラミングの楽しさを感じながら学習できます。
Javaは大企業のシステムにも利用されていることが多く、IT業界への転職に有利なスキルです。Javaコースは転職・就職のためのサポート付きなので、転職を目指してプログラミングを学びたい方にぴったりなコースですね。
Javaコースの料金・サポート期間は以下の通りです。
コース | 料金 | サポート期間 |
Javaコース | 99,800円(税込) | 1年間 |
デイトラのメリット
デイトラは「他のプログラミングスクールと何が違うの?」「デイトラでプログラミングを学ぶメリットを知りたい」という疑問を感じますよね。デイトラのメリットを詳しく解説します。
メリット1:安い料金でプログラミングを学べる
デイトラのメリットは、なんといっても受講料の安さです。人気のWeb制作コースは99,800円(税込)という料金で受講できます。
もちろん、料金が安いからといってサービスの質・内容が悪いわけではありません。
デイトラが受講生へ実施したアンケートでは「満足度96.1%」という高い水準の評価を受けており、カリキュラムの内容や手厚い学習サポートには定評があります。
デイトラを受講した後にWebデザイナーへ転職した人、フリーランスとして独立した人もいるので、安い価格でもスキルを身に付けられますね。
メリット2:即戦力に繋がる実践的なスキルを学べる
デイトラは、即戦力として仕事ができる実践的なスキルを学べます。プログラミングの構文や使い方だけを学ぶのではなく、仕事に繋げるために調べる力・独り立ちできる力を習得できる点が特徴です。
たとえば、Web制作コースなら上級者編でWordPressのオリジナルテーマを制作します。実案件の流れに沿って学習を進めるので、実際に案件を受注した際にクライアントの要望に合った制作ができるようになります。
メリット3:90日間のカリキュラムがわかりやすい
デイトラの学習カリキュラムは、90日間で完了するように組まれています。1日にやるべき学習内容が一目でわかるので、計画的に学習を進められるのが特徴です。
カリキュラムの内容は初級編・中級編・上級編・実務編に分かれており、獲得したスキルに合わせて無理なく学習を進められます。獲得したスキルに応じて「獲得スキル価値」という値段が表示されるので、自分の市場価値を見ながら楽しく学習できますね。
メリット4:動画教材なので好きな時間帯に学習できる
デイトラは動画教材とWebサイトの情報を閲覧して学習を進めます。講義方式ではないので、好きな時間帯に学習できる点が特徴です。早朝や夜間、休日に学習できるので、仕事をしながらでもプログラミングを学べます。
教材はスマホからでも閲覧できるので、空き時間に動画を視聴することも可能です。仕事の通勤時間や昼休憩などのスキマ時間を利用して視聴しておけば、家に帰ってからすぐにコーディングやプログラミング作業ができますね。
メリット5:1年間の学習サポート付き。教材は期間無制限に閲覧できる
デイトラのほとんどのコースは、1年間の学習サポートが付いています。サポート期間中はわからないことをメンターに質問できるので、自分で調べるよりも迅速に問題を解決できます。
プログラミングスクールでメンターに質問できる期間は3~6か月が一般的です。しかし、デイトラは1年間という長期間のサポートが付いているので、働きながらでもゆっくりプログラミングを学べますね。
1年間のサポート期間が過ぎた後は、追加料金(3か月で19,800円程度)を支払うとサポート期間を延長することも可能です。学び直しをしたい方や1年間でカリキュラムを修了できなかった場合でも、再受講するコストを軽減できます。
プログラミングの教材は、1年間を過ぎた後でも無期限に閲覧できます。教材は定期的にアップデートされるので、最新の情報をずっと閲覧できるのは素晴らしいですね。
メリット6:受講生同士でコミュニケーションがとれる
デイトラはDiscord(ディスコード)というコミュニケーションサービスを利用して、メンターや受講生同士でメッセージのやりとりができます。同じ目標をもつ仲間と交流できるので、モチベーションの維持や情報の交換をできる点が特徴です。
一般的なプログラミングスクールはメンターと自分だけの繋がりしかありませんが、デイトラは受講生同士での「横の繋がり」ができます。プログラミングを学んでいくなかでの悩みや疑問点を共有できるので、仲間と共に効率よくステップアップできますね。
メリット7:最新の情報やスキルが学べるウェビナーに無料参加できる
デイトラを受講すると、定期的に開催されるWebセミナー(ウェビナー)に参加できます。Webマーケティングの基礎知識やIT業界への転職事情、ChatGPTの活用方法などの最新情報をキャッチできます。
ウェビナーはサポート期間を過ぎても無料で参加できるので、IT業界で働くならウェビナーに参加するだけでも受講する価値がありますね。
デイトラのデメリット
低価格で実践的なスキルを学べるデイトラですが、プログラミングスクールを利用したいすべての人に合うわけではありません。デイトラのデメリットを詳しく解説します。
デメリット1:自主学習形式が合わないと挫折しやすい
デイトラは動画や専用サイトを視聴して学習を進める「自己学習方式」です。メンターとの面談や講義に参加する必要がないので、自分で計画を立てられない人、学習する動機が曖昧な人は挫折する可能性があります。
学習のモチベーションを保つには「人と環境」が重要です。メンターの顔が見えるオンライン通話、もしくは講義に参加せざるを得ない環境があれば、学習を続けるモチベーションになります。
デイトラはメンターとの面談や講義がないので、人によってはモチベーションが保てない可能性があります。そのため、メンターや受講生と交流できるコミュニティをうまく利用して、モチベーションを維持しながら学習を進めていきましょう。
自己学習に自信のない方は、メンターとのマンツーマンレッスンや通学タイプのスクールがおすすめです。プログラミングスクールの選び方やおすすめスクールは以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【初心者から転職】プログラミングスクールおすすめ16選|目的別の選び方・オンラインの安い人気校も
デメリット2:チャットでしか質問できない
デイトラは、学習のなかで疑問に思ったことをDiscordのチャットで質問できます。しかし、文章を書き慣れていない人、もしくはSNSに投稿したことがない人は「質問をしにくい」と感じるかもしれません。
講義方式のスクールは会話で質問できるので、質問を簡潔に伝えやすいメリットがあります。しかし、チャットは質問を文章化する必要があるため、文章を考えるのに時間が掛かってしまいます。
また、質問した内容は他の受講生も閲覧できるので「こんな初歩的な質問しても大丈夫かな」と思ってしまうかもしれません。
デメリット3:転職支援は別のコースを受講する必要がある
デイトラは一部コースを除き、転職・就職支援に関するサポートが付属していません。卒業後に転職サポートを受けたいなら、49,800円(税込)の転職支援コースを別途受講する必要があります。
他のプログラミングスクールは、就職保証や就職成功時に受講料金が返金されるサービスもあります。デイトラは就職保証等がないので、転職を考える方はあらかじめ就職できそうな企業をリサーチしておきましょう。
デイトラがおすすめな人・おすすめではない人
デイトラのメリットやデメリットを踏まえて、デイトラのプログラミングスクールがおすすめな人・おすすめではない人を詳しく解説します。
デイトラがおすすめなのは副業で収入を得たい人
デイトラはコストを掛けずにスキルを学び、副業をしたいサラリーマンの方におすすめです。一般的なプログラミングスクールは30~40万円以上と高額なので、お小遣いや貯金を使って受講する場合は抵抗がありますよね。
デイトラなら低価格で実践的なスキルを学べるので、副業案件の獲得も夢ではありません。Webサイトのコーディングやデザイン制作はクラウドソーシングでもよく募集されているので、しっかりと学べばIT業界で即戦力として活躍できますね。
- 副業で稼げるスキルを身に付けたい人
- コストを掛けずにプログラミングを学びたい人
- 卒業後は即戦力として活躍したい人
自己学習スタイルが苦手な人にはおすすめしない
デイトラは自分のペースで学習を進める「自己学習方式」なので、学習に対するモチベーションを保てない人にはおすすめできません。勉強の目標や計画を立てるのが苦手な方は、途中で挫折する可能性があります。
しかし、デイトラは1日でやるべき課題やロードマップが明確に設定されているので、カリキュラムに沿って学習を進められるなら挫折せずに完走できます。
また、デイトラは、お試し受講や返金サポートといった無料の受講ができません。各コースを申し込むと返金されないので、本当にプログラミングを学びたい方だけ受講しましょう。
- 自己学習が苦手な人
- プログラミングを学ぶ目標や計画が曖昧な人
- 無料でスクールを体験したい人
デイトラは炎上した?優良なスクール?受講は目的を判断して決めよう
デイトラをネットで検索すると、「炎上」「怪しい」といった評判が見つかりました。過去にデイトラの卒業生が「模写したサイトを自分の制作物として出していい」などの発言でトラブルが起きたことが原因になっているようです。デイトラの運営自体には問題ないので、安心して利用してください。
「値段が安いので怪しい」といった評判もみられますが、デイトラの卒業生は、Web関連の企業に就職した人やフリーランスとして独立した人もいます。評判だけにとらわれるのではなく、スクールで何を学び、どうなりたいのかを考えて受講してくださいね。
デイトラの申込手順
デイトラのアカウント作成方法や各コースの申込手順を解説します
- デイトラの申込手順
- STEP.1アカウントを作成デイトラのホームページにアクセスし、GoogleアカウントもしくはFacebookアカウントで会員登録を行います。会員登録ができるとマイページにログインできます。
- STEP.2受講したいコースを選択マイページから受講したいコースを選択し、「購入する」をクリックします。支払い方法はクレジットカード(分割払い可)・Googleペイ・LINKに対応しています
- STEP.3Discord(ディスコード)の登録申込手続きが完了すると、Discordの招待コードが届くので登録します。
- STEP.4受講開始マイページから受講コースの教材を視聴できます。
デイトラの解約手順
デイトラは買い切り型のサービスなので、受講の解約手続きは必要ありません。学習サポートも期間を過ぎると自動で停止します。なお、コース受講後の返金やキャンセルはできません。解約したい場合でも返金を受け取れないので注意しましょう。
なお、デイトラアカウントの削除・退会はできません。Googleアカウント・Facebookアカウントを削除すると、デイトラへのログインができなくなります。購入したコースの教材を閲覧できなくなるだけなので、アカウントを削除する必要はありません。
デイトラのよくある質問
デイトラは教育訓練給付制度を利用できますか?
デイトラのおすすめコースを教えてください。
デイトラのカリキュラムは難しいですか?
デイトラは1日どれくらいの勉強時間が必要ですか?
デイトラは大学生でも受講できますか?
デイトラはどの会社が運営していますか?
デイトラのまとめ
この記事ではプログラミングスクール「デイトラ」の各コース内容や料金、メリット・デメリットなどを解説しました。
- デイトラは低価格でプログラミングを学べる
- 1年間の長期サポート付きなので自分のペースでゆっくり学習できる
- 動画視聴を中心とした自己学習方式なので、夜や休日でも勉強できる
- 専用コミュニティで受講生同士の交流・仲間づくりができる
デイトラは10万円前後の安い価格で、実践的な知識・スキルを学べるプログラミングスクールです。「SNSから生まれたオンラインスクール」だけに受講生同士の交流も盛んなので、仲間と一緒にプログラミングを学んでみてはいかがでしょうか。
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