庭の虫や雑草対策に!バークチップおすすめ6選|デメリットや敷き方も解説

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バークチップ

黒松や赤松の樹皮を砕いて作った「バークチップ」。花壇やプランターに巻いて土を保温したり、庭に敷いておしゃれな見た目にしたりと、さまざまな用途に役立ちます。植物を育てている人や庭の景観にこだわりたい人におすすめのアイテムです。

しかし、バークチップを使ったことがない人にとっては、「バークチップにはどんな効果があるの?」「バークチップを敷くと虫がわくこともあるの?」といった疑問が浮かびますよね。また、ウッドチップとの違いやバークチップのおしゃれな敷き方を知りたい人も多いはず。

そこで今回は、「バークチップ」について徹底解説。バークチップのメリット・デメリットはもちろん、選ぶときのポイントや人気商品ランキングをまとめました。バークチップの購入を迷っている人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

植物の乾燥対策に◎バークチップのメリット・デメリット

バークチップ

出典:amazon.co.jp

バークチップとは、松の樹皮を砕いたもの。花壇や鉢植えに敷いて植物の根を保護したり、庭に撒いてグランドカバーとして利用したりと、主にガーデニング用途に使われます。まずは、バークチップのメリットとデメリットについて解説します。

バークチップのメリット

バークチップ メリット

出典:amazon.co.jp

バークチップのメリット
  • 土を保温して乾燥を防ぐ
  • 雑草の成長を妨げる
  • 雨が降ったときの泥はねを防ぐ
  • 見た目がおしゃれになる
  • 砂利に比べると怪我しづらい

バークチップの最大のメリットは、観葉植物や花の成長をサポートしてくれること。土の中の水分の蒸発を抑えて、根の乾燥を防ぎます。また、バークチップは雑草の繁殖を抑えてくれるため、土の中の養分を奪われる心配がありません。

さらに、庭や花壇の景観を良くするのもバークチップの魅力の1つ。土の上にバークチップを敷いておくだけで、植物がナチュラルでおしゃれな見た目になります。砂利やコンクリートよりも柔らかいバークチップは、子供やペットの遊び場を作りたいときにもおすすめですよ。

バークチップのデメリット

バークチップ デメリット

バークチップのデメリット
  • 湿気がこもりやすい
  • チップの隙間から虫が入り込む
  • 長く使うと土に還っていく

水分の蒸発を抑えてくれるバークチップは、湿気がこもりやすいというデメリットがあります。特に、あまり日の当たらない場所にバークチップを敷くと、雨や土の中の水分によってカビが生えてしまうことも。カビを防ぐには、日当たりのいい場所に敷くか、濡れたときは一旦取り出して乾燥させるのがおすすめです。

また、バークチップはアリやダンゴムシが裏にくっつくこともあります。小さな虫は風や日差しの当たらない過ごしやすい場所を探す習性があり、バークチップの隙間に入り込みやすいためです。

とはいえ、シロアリは大きな木材の中に巣を作るため、小さなバークチップに住みつく可能性は低いです。バークチップを敷いたことが原因で虫がわくことはほとんどありません。

自然素材でできたバークチップは、年月が経つと徐々に土に還っていきます。ごみが出ないため環境に優しいという利点はあるものの、永久的に使える訳ではないこともデメリットの1つです。

バークチップとウッドチップの違い

バークチップ

バークチップ

バークチップ ウッドチップの違い

ウッドチップ

ウッドチップとバークチップは、似た園芸用品として混合されることが多いアイテム。どちらも庭や鉢植えに敷いて使うものですが、材質や特徴にいくつかの違いがあります。下記にバークチップとウッドチップの違いをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

材質 価格(1Lあたり) 特徴
バークチップ
  • 赤松や黒松の松のみ
  • 樹皮だけを砕いたもの
500円前後
  • 赤っぽい色で土に馴染む
  • 丸みのある形で高級感◎
  • 少量で広い範囲を敷ける
  • 硬くて虫に食われにくい
ウッドチップ
  • 杉・ヒノキなどのさまざまな種類
  • 木材を丸ごと砕いたもの
100~300円前後
  • いろいろな木の香りを楽しめる
  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 種類によっては防虫・防カビ効果あり
  • 柔らかくて劣化しやすい

松の樹皮だけを砕いたバークチップは、硬くて虫に食われにくいのがメリット。丸みのある形と赤みがかった色が特徴で、植物や庭をおしゃれに魅せてくれます。ウッドチップに比べてやや高価ですが、少量で広い範囲をカバーできるためコスパにこだわる人におすすめです。

ウッドチップは、樹皮だけでなく木材を丸ごと砕いたもの。杉・檜・楠などのさまざまな木を使用しており、木材の種類によっては防虫や防カビの効果があります。バークチップに比べて柔らかく、割れて劣化しやすいのが難点です。

こんな人にはバークチップorウッドチップがおすすめ!
  • 高級感重視の人:バークチップ
  • シロアリやコガネムシなどの虫対策がしたい人:バークチップ
  • カビ対策がしたい人:ウッドチップ(ヒノキ)
  • 安さ重視の人:ウッドチップ

バークチップのおすすめの選び方

バークチップ 選び方

ここからは、初心者でも失敗しないバークチップを選び方を紹介。サイズ・色・効果などの重要なポイントについてまとめているので、ぜひ商品を選ぶときの参考にしてください。

使い方に合った「サイズ」を選ぶ

バークチップ サイズ

バークチップには、S・M・Lサイズといったいくつかのサイズがあります。サイズの目安とおすすめの使い方を表でまとめたので、用途に合ったものを選びましょう。

大きさの目安 おすすめの使い方
Sサイズ 1~4cm程度
  • 室内で育てる観葉植物
  • 小ぶりの花鉢
Mサイズ 4~6cm程度
  • 屋外で育てる観葉植物
  • 花壇
  • ドッグラン
Lサイズ 6~10cm程度
  • 庭木
  • 遊歩道

基本的に、バークチップは敷きたい範囲が広いほどサイズも大きいものを選ぶのが理想的。ただし、屋外のプランターや花壇にSサイズのバークチップを敷くと、強風で飛ばされてしまうので注意してください。

また、バークチップを庭や花壇に敷くときは、数種類のサイズを混ぜ合わせると隙間なく敷き詰められます。チップ同士の隙間が狭くなると虫が入り込みづらくなるので、害虫対策としてもおすすめです。

編集部

中には、SS・LLといったより幅広いサイズ展開をしているメーカーも!敷く場所や植物の大きさに合わせて使い分けましょう。

植物や鉢のデザインに映える「色」をチョイス

バークチップ 黒松

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バークチップ 赤松

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バークチップの材質として使われるのは、主に黒松と赤松の2種類。黒松のバークチップは黒っぽい色合い、赤松はレンガ色のような赤みのある色をしているのが特徴です。葉やプランターの色に応じて、見た目がおしゃれになる色のバークチップを選びましょう。

明るい色の植物や高級感を出したい空間には、黒松のバークチップがおすすめです。一方で、深緑の葉をつける観葉植物や温かい雰囲気にしたい空間には、赤松のバークチップがよく合いますよ。

バークチップおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格サイズ容量原産国その他特徴
プロトリーフ バークチップL楽天市場¥1,418 AmazonYahoo!6cm12Lエスパーニャ-
山崎機工 マーブルバーク楽天市場確認中 AmazonYahoo!6~9cm50L--
自然応用科学 バークチップSS楽天市場¥1,210 AmazonYahoo!0.5~1cm2L海外-
東京堂 インテリアバークS楽天市場¥682 AmazonYahoo!Sサイズ6L日本-
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バークチップおすすめ人気ランキング6選

庭や花壇をおしゃれに!バークチップの敷き方

バークチップ 敷き方

ここからが、バークチップをおしゃれに使うためのコツを紹介します。庭の見た目にこだわる人やバークチップを初めて使う初心者の人は、ぜひ事前にチェックしておきましょう。

  • バークチップのおしゃれな敷き方
  • STEP.1
    雑草や小石を取り除く
    庭や花壇にバークチップを敷くときは、まず土だけのきれいな状態にすることから始めます。土に生えている雑草はもちろん、小石などもすべて取り除きます。
  • STEP.2
    地面を整備する
    雑草などのいらないものを取り除いたら、スコップなどで土を平らにならします。スコップがない場合は、足で踏んでもOKです。
  • STEP.3
    バークチップを敷く
    全体的に土が平らになったら、バークチップをまんべんなく敷いていきます。バークチップを敷くときは、8~10cm程度の厚みにするのが理想的。薄すぎると雑草が繁殖しやすく、厚すぎると湿気がこもってカビが生えやすくなるので注意してください。
  • STEP.4
    バークチップを馴染ませる
    バークチップを敷き終わったら、上を歩いてならします。じょうろやホースで水を撒き、バークチップを馴染ませたら完了です。

編集部

 バークチップを撒く前に、土の上に防草シートを敷いておくのもおすすめ!防草シートについては、後ほど詳しく紹介します。

バークチップを敷いたときの水やり方法

バークチップ 水やり

バークチップを敷いた植物や花鉢に水をあげたいときは、まずバークチップを避けて手で土の状態を確認します。土が湿っている場合は、その時点で水やりは不要です。土が乾いている場合は水やりを行いますが、その際はバークチップを避けて土に直接水をあげることで効率よく水分を与えられます

バークチップの関連商品

バークチップ 関連商品

ここからは、バークチップに関連するおすすめアイテムを紹介します。バークチップを敷くときに役立つ園芸用品などを紹介するので、ぜひバークチップと一緒にチェックしてみてくださいね。

バークチップの土台にも◎雑草対策ができる「防草シート」

バークチップ 防草シート

防草シートとは、雑草の繁殖を抑えてくれるアイテムのこと。地面を覆って日差しを遮ることで、雑草の成長や根付きなどを防止できます。バークチップを敷くときの土台に使われることも多く、除草剤を使わずに庭のお手入れがしたいときにおすすめですよ。

植物をおしゃれな見た目にアレンジできる「鉢カバー」

バークチップ 鉢カバー

鉢カバーは、植木鉢を入れるための容器のこと。デザインに凝った商品が多く、手軽に植木鉢の見た目を変えられるのが魅力です。排水用の穴が開いていないため、室内で植物を栽培するときの水受けとしても役立ちます。バークチップと合わせれば、より植物をおしゃれな見た目にできますよ。

関連記事:【おしゃれ度UP】鉢カバーおすすめ18選|北欧風や大型も紹介

バークチップのよくある質問

バークチップ よくある質問

バークチップはどこで買える?

バークチップは、園芸用品店やホームセンターなどで購入できます。また、Amazonや楽天市場などでも、さまざまなメーカーのバークチップが販売されています。

バークチップの寿命は?

バークチップの寿命は、2~3年ほど。バークチップの下に防草シートを敷いた場合は、寿命が4~5年程度まで延びます。また、粒が大きいバークチップの方が分解に時間がかかるため、長持ちするとされています。粒が小さなバークチップは分解が早いだけでなく、強風などで飛ばされやすいので注意しましょう。

防虫加工されたバークチップはある?

防虫加工されているバークチップはほとんどありません。そもそもバークチップを敷いたからといって虫が繁殖する可能性はかなり低いです。

おすすめバークチップまとめ

バークチップ まとめ

  • バークチップは植物の保護や庭のアレンジに役立つアイテム
  • バークチップを敷いても、虫がわく可能性は低い
  • 敷く場所や植物に合ったサイズ・色のバークチップを選ぼう

今回は、「バークチップ」について紹介しました。バークチップは、鉢植えや庭に敷くことで土を保護できるのはもちろん、ナチュラルでおしゃれな見た目にしてくれる便利なアイテムです。ぜひお気に入りのバークチップを見つけて、植物の栽培や庭作りに役立ててくださいね。